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2018年10月21日更新
対面キッチンのメリットとデメリットは?
システムキッチンには、I型、対面型、アイランド型、ペニンシュラ型と呼ばれるものがありますが、近年人気の高い対面キッチンにはどのようなメリットやデメリットがあるでしょうか。その使い勝手も気になるところです。リフォームをお考えなら必読です。
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- 監修者明堂浩治
対面キッチンとは
対面キッチンは、近年の新築物件でも多く採用されています。壁付きキッチンに対して、対面という意味ではアイランド型やペニンシュラン型も「対面キッチン」と言えます。

キッチンを壁から離して設置する対面キッチンの使い勝手や、メリット・デメリットを検証しました。
対面キッチンにリフォームするメリット
まずは対面キッチンのメリットを見ていきましょう。
スペースの確保
壁付きのI型キッチンは、限られたスペースを有効に使えるという利点があります。それに対し、対面キッチンはある程度の広さを必要とするので、LDK(リビングダイニングキッチン)に設置する例がほとんどではないでしょうか。
反対に言えば、LDKでないと対面キッチンを設置するスペース確保が難しいと言えます。
充分なスペースを考慮せずに設置して「せっかくのリフォームが使いにくいキッチンになってしまった」などということがないように、お部屋の広さを確認することが必要です。
キッチンの移り変わり
昔の台所は土間でした。台所は女性しか入れない場所とされていた時代から、1955年にブームとなった公営団地の間取りにDK(ダイニングキッチン)が誕生し、キッチンと食事室が一緒になりました。
使いにくい土間の台所から食事室とひとつの部屋にしたことで、使い勝手がよくなっただけでなく、家族とのコミュニケーションも取れる空間となりました。
その後キッチンは、食事室だけでなく、居間までひとつながりになっているLDKが住宅の間取りとして多くみられるようになります。
日本の住宅は、料理をするためだけの独立キッチンから、DK、LDKと家族とのコミュニケーションが取れる間取りに変化してきたと言えます。
対面キッチンには家族をつなぐ利点がある
I型キッチンを使用する場合はリビングに背を向けますが、対面キッチンはリビングに向きながら使用するので、コミュニケーション性の高いキッチンスタイルであり、その点が最大のメリットと言えるでしょう。

炊事をしている時も、リビングにいるお子さまに目が行き届くことが利点です。
「台所仕事は女性の仕事」という昔ながらの概念もなくなり、家族と会話を楽しみながらお料理ができる理想のキッチンスタイルです。
使い勝手の良い動線
また、動線的に考えた場合、I型キッチンは直線であるのに対し、対面キッチンは横移動が少ない点で使い勝手が良いと言えます。
しかし、通路の幅が狭いと、かえって使いにくい場合もあるので注意が必要です。
対面キッチンのデメリット
次に、対面キッチンのデメリットを見ていきましょう。
水回り移動を伴う場合
壁付きキッチンから対面キッチンへリフォームする場合、給排水管やガス管、換気ダクト、電気配線に至るまで移動しなければなりません。
また、内装工事も必要となるケースがほとんどです。システムキッチンを入れ替えるだけのリフォームに比べ、工事費用がかさむことがデメリットと言えます。
水回り移動にかかる工事費用
I型キッチンから対面キッチンにリフォームする場合の工事費用は、キッチン本体価格プラス約50万円前後の工事費を見越しておくと良いでしょう。
水回りの移動に伴い、キッチン内装を全面的にリフォームということになれば、さらに工事費がかかります。
リビングと隣接する場合は欠点も
また、対面キッチンは、壁付きキッチンに比べ、換気扇がお部屋の中程に配置されるため、匂いが広がりやすいという欠点が挙げられます。

リビングとの距離が近いので、油はねや水はねなども気をつけたいところです。
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ここまで説明してきたキッチン・台所リフォームは、あくまで一例となっています。
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