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2023年01月04日更新

【マンションのリフォーム相場】見積価格で焦らない値段の心構え

マンションリフォームの見積もりを見て、価格が高いのか安いのか、妥当かどうかを判断するのは難しいものです。この記事ではマンションのリフォーム内容ごとの相場をご紹介します。リフォームの適切な価格相場や業者の探し方を知っておきましょう。

マンションのリフォームで相場を把握するのはなぜ重要なの?

マンションリフォームは内容によっては数百万単位の金額がかかり、工事日数もかかる大掛かりなものになります。

リフォーム業者から出てきた見積書を見て工事の内容や価格の適切さがわからず焦らないためにも、同じような工事の相場を事前に知っておきましょう、また、事前に工事のおおまかな価格を想定しておけば、リフォームの予算を立てやすくなるでしょう。

また、見積もり内容を詳しく理解することで、本当に必要なのかどうかの判断ができ、リフォームをより納得して行うことができるようになるでしょう。

マンションのリフォーム相場を調べる前に知っておきたい知識とは

業者選びやリフォームの検討時期、必要な日数、費用を抑えるコツなど、マンションのリフォーム相場を調べる前に、知っておきたいことを紹介します。

見積もりは複数社に依頼する

見積りは、1社だけでなく複数社に依頼しましょう。

リフォーム工事には、定価や個所ごとの決まった見積もり金額がなく、リフォームの内容やリフォームする住宅の築年数や構造の状態などにより変わります。

また、リフォーム会社により、見積もりの方法や記載の書式も違います。

1社だけの見積書では、適正な価格なのか判断できません。

見積もり金額の検討や価格を交渉するために、3社以上の業者に見積もりを依頼しましょう。

マンションリフォームの検討時期

マンションは、築10年前後から、水回りを中心にリフォームの検討時期が始まります。

設備や機器、部材によって痛みや劣化の程度が異なるため、箇所ごとに検討する時期も違ってきます。

リフォーム箇所別の検討時期の目安

リフォーム箇所検討時期の目安
壁紙の張替5~10年
給湯器交換10~15年
洗面台交換15年
レンジフード交換15~20年
トイレ交換15~20年
キッチン本体交換20~25年
ユニットバス交換20~30年
フローリング20~30年
室内ドア交換25~30年

築5年~10年で壁紙の張替え、築10年~15年で給湯器の交換を検討します。

壁紙は汚れや傷みが目立ち始める時期、給湯器は10年程度の耐用年数が終わりを迎える時期です。

突然の故障などに備え、前もって交換すると安心です。

築15年~20年後には、洗面台やレンジフード、トイレのリフォームを検討します。

トイレの陶器部分などは長持ちしますが、パッキンなどのゴム製品や換気ファン、配管の劣化が始まっている可能性が出てくるころです。

築20年~25年後は、キッチンのリフォームを検討します。

ビルトインの食洗器やガスコンロ、水栓などに故障や不具合が表れ始めます。

同じサイズの機器が製造されていれば、部分的な交換も可能です。

築20年~30年後は、ユニットバスやフローリング、室内ドアの交換を検討します。

ユニットバスは、目地のカビやひび割れ、水漏れが目立ち始める時期です。

フローリングや室内ドアも、傷みや汚れが気になる時期です。

リフォームにかかる日数

リフォームにかかる日数は、リフォーム箇所や内容によって様々です。

壁紙の張り替えなら数日で終わりますが、キッチンやトイレ、ユニットバスなどの場合は1週間以上かかることもあります。

また、リフォームの規模が大きければ日数もかかり、スケルトンリフォームの場合は2~3カ月必要です。

このため、仮住まいや引っ越しなどの費用が発生する場合もあります。

リフォームの資金計画を立てる際は、リフォームの相場に加えてかかる費用を把握することも重要です。

リフォームの費用を抑えるコツ

費用を安く抑えるコツがあります。

まず、導入する設備の価格を抑える方法です。

設備の価格を抑える方法は3種類あります。

1つ目は、メーカーとの取引量が多い業者を選ぶことです。

取引量が多ければ値引率が高くなります。

2つ目は、普及品を選ぶことです。

普及品は製造する数が多いため、値引き率が高まります。この二つを組み合わせると効果的です。

3つ目は、インターネット通販などで購入した設備を、業者に設置してもらう方法です。

ただし、引き受けるかどうかは業者次第であることや、結果的に費用がかさむケースもあることに注意してください。

不具合が怒った時の保証についても聞いておくとよいでしょう。

また、リフォームやリフォームローンの減税制度、国や自治体のリフォーム補助金を利用するという方法もあります。

思い切って一新、マンションのフルリフォーム相場

マンションのフルリフォームには、主に3つのケースがあります。

1つ目は、水回り設備の変更が中心のリフォーム。

2つ目は、水回り設備の変更とLDKを含む各居室の間取り変更や仕様変更を行うリフォーム。

3つ目は、水回りの位置変更を含む全体の間取り変更をするリフォームです。

ケース1:水回り中心のフルリフォーム費用の相場

このケースのフルリフォームは、水回り設備の位置は変更せず、すべての水回り設備を新しくするとともに、マンション全体の室内クロスを貼り替えるフルリフォームです。

費用相場は約200万~500万円程です。

ケース2:水回りと間取りのフルリフォーム費用の相場

このケースのフルリフォームは水回り設備の位置は変更せず、すべての水回り設備を新しくしながら、LDKと和室を一続きにしたり、リビングに新しく和室コーナーをつくるなどのLDK間取り変更を行うリフォームです。

また、全面的なクロスの貼替えやフローリングの張替えをするケースもあります。

費用相場は、約350万~700万円程です。

ケース3:全体の間取りを変えるフルリフォーム費用の相場

水回りの位置変更を含む、マンション全体の間取り変更をするこのリフォームは、「スケルトンリフォーム」とも呼ばれます。

全ての設備や間仕切りを取り払った上で、新たに壁を作り、間取り全体を新たに作り直す方法です。

給排水管や内壁を一から作り直すため、間取りや水回り設備の位置・収納・床や天井の高さなども変更することが可能です。

費用相場は約500万~2,000万円程で、マンション全体をリフォームするため、設備や内装のグレードによって、費用が大きく変わります。

分譲マンションのフルリフォームの注意点

分譲マンションは、いくつかの家族が1つの建物に暮らしている共同住宅です。

そのため、マンション建物の維持や管理・運営を管理規約によって定めています。

分譲マンションには「共用部分」と「専有部分」があり、共用部分はリフォームすることができません。

また、専有部分でも管理規約に定められているマンションの性能を損なうリフォームは行うことができません。

さらにマンション構造に影響が出る壁の撤去やビス・釘打ち、防音性能が低下するような工事などにも注意が必要です。

フルリフォームを行う前に管理規約をよく確認し、希望するリフォームが行えるかどうかを事前に把握しておきましょう。

マンションのスケルトンリフォーム相場

建物の構造骨組みだけを残し、間取りも新たに作り直すリフォームを、スケルトンリフォームと呼びます。

ただし、戸建とは違い、構造に手を加えることが禁止されているため、外壁や壁など共用部分はリフォームの対象外です。

費用は、建物の広さや、使用する部材のグレードなどによって異なります。

マンションの平均的な広さ60平方メートル2LDKの場合、費用は約400万~約1,200万円、坪単価では約20万~約70万円程度が相場です。

費用の内訳は、解体撤去に20万~80万円、新たに床や壁などを作る工事に約50万~約100万円、設備の価格で約230万~約770万円、設備の設置工事に約100万~約200万円、そのほか工事の諸費用として約50万~約130万円程度が相場です。

一方、スケルトンリフォームの相場を主な箇所別に見ると、壁紙などの内装工事で約50万円程度、キッチン本体交換で約80~約150万円、トイレ交換で約15~約40万円、ユニットバス交換で約80~約150万円です。

また、洗面台交換で約20~約40万円、給湯機交換で約20~約30万円、フローリング張りで約100万円程度、室内ドア交換で1枚約3~約6万円などとなっています。

中古マンション購入後のリフォーム費用の相場

中古マンションのリフォームは劣化状況によって費用が大きく異なります。

ここでは築年数別におすすめのリフォーム内容と費用相場を紹介します。

まず、築20年〜築30年になるとクロスの汚れなどが完全に目立つようになり、水回り設備が寿命を迎えます。

そのため、おすすめのリフォーム内容は水回り設備の交換とクロスの張り替えです。

費用相場は約230万円〜約350万円です。

築30年〜築40年の建物となると、間取りがLDKスタイルでないものや床がフローリングではなくカーペットの物件なども存在します。

もちろん水回り設備などの劣化もかなり気になることでしょう。

そのため、おすすめのリフォーム内容は間取り変更を含めた全体的なリフォームです。

間取り変更を伴う場合のリフォーム費用相場は約350万円〜約700万円です。

さらに築40年以上となると内装は全てリニューアルが必要であり、給排水管も寿命を迎えています。

そのため、おすすめのリフォーム内容はスケルトンリフォームです。

スケルトンリフォームの費用相場は約600万円〜約1000万円です。

なお、上記の費用相場は詳細なリフォーム内容や建物の劣化状況などによって金額が大きく変動します。

また適したリフォーム内容も状況によっては異なる場合があります。

マンションリフォームの実例と費用

実際のマンションリフォームの実例と費用について紹介します。

中古マンション購入に伴うスケルトンリフォームの実例

画像出典:バレッグス
リフォーム費用約600万円
リフォーム内容水回り一新、キッチン移設、収納スペース作成

こちらのリフォーム事例では、元々閉鎖的だったキッチンをオープンキッチンにするためにスケルトンリフォームを行いました。

フルスケルトンではなくキッチン部分のみのリフォームを行い、開放的なキッチンになっています。

同時に水回り設備を交換し、収納スペースを作成することで、中古マンションの築年数を感じさせない美しく住みやすい部屋になっています。

リビングを中心にしたマンションリフォームの実例

画像出典:バレッグス
リフォーム費用約270万円
リフォーム内容間取り変更、床張替え

こちらのリフォーム事例では、リビングの間取り変更を中心に行いました。

元々のLDKを隣室と繋げることでさらに広々としたLDKを作っただけでなく、押入れなどをあえて撤去することでより開放的な空間となっています。

フローリングにはナラ無垢材を使用しており、本物の木ならではの色の濃淡や木目によって全体的に温もりを感じることのできる部屋となっています。

くつろぐことが多いスペースには床暖房も導入しているため、素足でいる場合でも温かく、充実した機能のリビングになっています。

老朽化に伴うキッチンリフォームの実例

リフォーム費用約81万円
工期約4日
建物戸建て
メーカー名リクシル
商品名シエラ

こちらのリフォーム事例では、老朽化に伴いキッチンを新しくリクシルのシエラに交換しています。

ガスコンロにはガラストップが採用されたタイプを導入し、拭き掃除などの日々のお手入れが行いやすいキッチンになっています。

またステンレスのワークトップとシンクは耐久性が高く汚れも付きにくいため、こちらもお掃除がしやすいという特徴があります。

収納スペースも多くあり、リフォームを行うことで使い勝手の良いキッチンへと変化しています。

トラブルが起きる前に!マンションの水回りリフォームの相場

マンションで気をつけておきたいのが水回りの設備です。

水漏れなどのトラブルが起こった場合、所有する部屋だけではなく階下や隣接する部屋にも被害を与えてしまう恐れがあるためです。

マンションにおいて特に水回りは、トラブルが起きる前にリフォームしておきたい場所だと言えるでしょう。

また、水回り設備のリフォームは本体価格やオプション設備により、値段が大きく変わります。

ショールームで設備の実物を見ながら、価格や機能を比較して検討するとよいでしょう。

水回りの設備を交換する時期にきているマンションは、給湯器の寿命も近くなっていることが多いため、水回りのリフォームと同時にガス給湯器の交換も検討することをおすすめします。

給湯器交換の費用相場は約15万~約25万円です。

マンションのキッチンリフォームの内容と費用相場

キッチンリフォームでは、換気扇・水栓などを交換するだけのリフォームもあれば、システムキッチンを取り替えるリフォーム、内装のリフォームなど様々な種類の工事内容があります。

キッチンのリフォーム費用の相場

内容費用相場備考
調理機器の交換(ガス)約8万~約20万円設備のグレードによる
調理機器の交換(IH)約15万~約30万円設備のグレードによる
換気扇の交換約15万~約25万円換気扇の種類による
水栓の交換約3万~約7万円選定商品グレードによる
システムキッチンの交換約70万~約200万円設備のグレードによる

マンションの浴室と洗面リフォームの内容と費用相場

マンションの浴室のほとんどはユニットバスのため、リフォームする場合はユニットバス全体を交換することになるでしょう。

また、ユニットバスを取り替える際、ユニットバスの部材を搬入する経路や入口を確保したり作業をしやすくするために、廊下や洗面脱衣室の壁や天井を解体するケースもあります。

現状の規格よりも大きなサイズに変更する際には、より注意が必要です。

一方、洗面所のリフォームでは、洗面化粧台の交換や洗濯機パンの交換、壁紙や床の張替えなどの内装リフォームなどが考えられます。

浴室、洗面リフォームの費用相場

内容費用相場備考
ユニットバスの交換約70万~約200万円1坪タイプ・設備のグレードによる
洗面化粧台の交換約15万~約40万円設備のグレードによる
洗濯機パンの交換約3万~約5万円設備のグレードによる

マンションのトイレリフォーム:内容と費用相場

トイレのリフォームには、便器の交換や手洗器の新設、高齢になった時のためにトイレの床をフラットにしたり手すりの設置を行うバリアフリー工事などがあります。

しかし、床をフラットにする工事は、トイレの排水管の径路により、できない場合もあるので注意が必要です

。事前に専門業者に調査や確認を依頼しましょう。

トイレリフォームの費用相場

内容費用相場備考
便器の交換約10万~約35万円設備のグレードによる
手洗器の新設約10万~約20万円給排水管共・設備グレードによる
手すりの設置約2万~約5万円
床バリファフリー工事約10万~約30万円配管・建具調整含む

マンションの間取り変更リフォームの費用相場

ここでは間取り変更のリフォームの具体例を3つご紹介します。

1つは、部屋数が足りず間取り変更を行うケース。

もう1つは部屋数が多いため一体化させるケース。

もう1つは、生活リズムの変化に伴いLDKの間取り変更を行うケースです。

部屋数を増やす間取り変更リフォームの内容と相場

子供たちが成長してそれぞれに部屋が必要になったり、高齢の親と同居することになり新たに寝室が必要になるなどしたときに、部屋数を増やすリフォームは有効な手段となります。

多くの場合は1つの部屋を2つに分けるリフォームが行われ、間仕切り壁を新たに作り、入口に建具を取付けて照明やスイッチ・コンセントなどの電気工事を行います。

このリフォームにかかる費用の相場は、約10万~30万円です。

部屋数を減らす間取り変更リフォームの内容と相場

子供の成長と共に子供部屋が不要になった、リビングと隣接する和室をつなげて広いリビングにしたいなど、部屋数を減らす時に用いられるのがこのタイプの間取り変更リフォームです。

この場合、間仕切り壁を撤去して隣接する部屋とつなげ、1つの部屋にする方法が主に用いられます。

手順としては間仕切り壁を解体し、撤去部分の床・壁・天井を隣接する部屋となじむように補修します。

また必要な場合は電気系統の補修や撤去、新設なども行います。

壁を撤去する工事自体の費用相場は約10万~20万円ですが、壁を撤去し、1つの部屋として違和感が出ないように全体的な内装工事も行う場合にはさらに費用がかかるでしょう。

LDKの間取り変更リフォームの内容と相場

子供の成長や定年退職などにともない、生活スタイルが変化してLDKの使い方が合わなくなることがあります。

このようなケースで有効なのがLDKの間取り変更リフォームです。

LDKの間取り変更リフォームではキッチンの位置を変更したり、リビング部分を広くしたりするなど、LDK全体のフルリフォームが行われます。

この場合、水回り設備もいっしょに交換するケースがほとんどで、費用相場は約500万〜約1000万円かかるでしょう。

特にデザイン性が高い造作家具などを使う場合は、さらに費用がかかる場合もあります。

しかし、マンションリフォームでは構造上重要な壁や上下階の給排水管がある壁の撤去、換気扇のダクトの位置変更などは行うことができず、間取り変更が難しい場合もあります。

事前に専門家に確認してもらいましょう。

マンションの壁・天井・床のリフォーム費用の相場

長年住み続けると落ちない汚れや簡単に補修できない傷やへこみが出てきます。

このような場合は内装のリフォームを検討すると良いでしょう。

しかし、分譲マンションの場合は管理組合規約などで壁、床、天井のリフォームが禁止されている場合もあるので、必ず規約を確認するようにしてください。

壁のリフォームの内容と費用相場

マンションの壁は、建築基準法で一定以上の防火性能がある素材を使用するように決められていることがほとんどで、多くのマンションではビニールクロスが使われています。

防炎加工が施されていれば木の素材や塗り壁なども使用可能です。

また、デザイン性を重視してタイルやデザインクロスを使用するケースもあります。

壁のリフォームの流れは、まず古いクロスをはがし、壁の下地の大きなへこみや穴を補修します。

凸凹を調整してから、新しいクロスやタイルを貼るなどして完成です。

戸建て住宅ではなくマンションのリフォームの場合、鉄筋コンクリートなどの柱・壁・床等主要躯体を壊すような行為でなければ構造耐力には関わりません。

間仕切りなどの各室を仕切っている壁には、有る程度自由なデザインや加工を求めることができるでしょう。

もちろん、予め規約に違反しないかの確認は怠らないでください。

壁リフォームの費用相場

内容費用相場備考
ビニールクロス貼替え約4万~約8万広さ約6帖
デザインクロス貼替え約2万~約4万円1面のみ
塗り壁の造作約8万~約30万円広さ6帖、塗り壁の種類による
タイル張り加工約15万~約25万円1面のみ、タイルの種類による
木製壁の造作約10万~約20万円1面のみ、下地種類による

床のリフォームの内容と費用相場

マンションの床は、管理規約で定められた一定の防音性能が必要な場合があります。

床をリフォームする場合は、必ず規定を確認しておきましょう。

また、床材の防音は規定がなくても、従来と同等以上の性能を確保する必要があるでしょう。

床をリフォームをしたことにより階下に音が響くようになってしまうとトラブルの原因になる可能性があるためです。

床材は、水回りでは防水加工の施された下地材の上、水に強いクッションフロアやフロアタイルなどが使われます。

また居室の床材として使用されることの多いフローリングには、無垢材のフローリング(単層フローリング)や一般的によく用いられる複層フローリングがあります。

床暖房の新設の場合は、適した床材を用いて下さい。

床材のリフォームをする際、床をフラットにするバリアフリーリフォームを希望するケースがあります。

しかし、マンションでは排水管を通すために高さを設けている場合があり、床を下げたくてもできないケースがあるので注意が必要です。

床リフォームの費用相場

内容費用相場備考
クッションフロア約2万~約4万円広さ1坪の水回りの場合
フロアタイル約4万~約6万円広さ1坪の水回りの場合
フロアタイルの種類による
タイル張り約5万~約15万円広さ1坪の水回りの場合
タイルの種類による
無垢フローリング約15万~約30万円広さ6帖・無垢材の種類による
複層フローリング約8万~約15万円広さ6帖・フローリングの種類による

天井のリフォームの内容と費用相場

マンションの天井は、一定の防火性能が必要なため、ビニールクロスが使われているマンションがほとんどです。

天井の素材には、防炎性能を有したビニールクロスや塗り壁・板張りなどが主に使用されます。

しかし、天井のリフォームをする際には天井の高さに注意が必要です。

マンションには自動火災警報設備やスプリンクラーなどの消防設備の設置義務があります。

部屋の面積や高さなどにより設置台数が変わるので確認しておくようにしましょう。

また、天井のリフォームをすることで天井の高さが変わらないように注意が必要です。

天井リフォームの費用相場

内容費用相場備考
ビニールクロス約3万~約5万円広さ6帖
塗り壁約5万~約7万円広さ6帖・種類による
板張り約12万~約30万円広さ6帖・種類による

内装リフォームの価格は、使用する素材の種類やグレードで変わります。

使う場所に応じて必要な機能や、室内のデザイン性を考えながら素材を選ぶと良いでしょう。

マンションリフォームの見積もりを依頼する業者はどう探せばいい?

リフォーム業者にはそれぞれ得意とするリフォームがあります。給排水管や水回り設備の交換が得意な業者、間取りの設計や大工工事が得意な業者、マンションリフォーム工事経験が豊富な業者など様々です。

マンションリフォームの見積もりを依頼する業者は、新聞広告やチラシ、リフォーム会社のホームページやリフォーム相談イベントなどで探すと良いでしょう。

施工を依頼する際には、まず2~4社に見積もりを依頼して、その時の提案力や値段・対応などを確かめながら決める方法がおすすめです。

また提出された見積もりを確認し、価格が相場とかけ離れていないかどうかも確認しましょう。

インターネット上のリフォーム情報サイトはリフォームに関する情報が多く掲載されているだけでなく、リフォーム業者の評判やクチコミ、最近の工事内容などが確認できるものもあります。

また、一度情報を入力するだけで複数の会社に見積もりを依頼できるサービスもあるのでとても便利です。

こちらから簡単に無料で見積もりが出来ますので、ぜひハピすむのリフォーム費用の無料相見積もりをご利用ください。

優良なリフォーム会社を見つけるには?

ここまで説明してきたリフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】岩納年成

大手ゼネコン会社にて、官公庁工事やスタジアム、免震ビル等の工事管理業務を約4年経験。
その後、大手ハウスメーカーにて注文住宅の商談・プランニング・資金計画などの経験を経て、木造の高級注文住宅を主とするビルダーを設立。
土地の目利きや打ち合わせ、プランニング、資金計画、詳細設計、工事統括監理など完成まで一貫した品質管理を遂行し、多数のオーダー住宅を手掛け、住まいづくりの経験は20年以上。
法人の技術顧問アドバイザーとしても活動しながら、これまでの経験を生かし個人の住まいコンサルテイングサービスも行っている。

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