2025年02月10日更新

監修記事

マンションリフォームの費用相場や補助金制度は?施工事例20選も

中古マンションを購入して暮らし始めたものの、キッチンや浴室に使いにくさを感じ、不満がつのってしまうこともあるでしょう。しかしその一方で「どうリフォームすれば使いやすくなるのかわからない」と悩んでしまうことも。そこでこの記事では、マンションリフォームにかかる費用や施工事例などを解説します。おしゃれなマンションのリフォーム事例をチェックして、使うのがワクワクするような水まわりに変身させましょう。

まずは
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マンションリフォームの費用相場

マンションリフォームにかかる費用は、内装リフォームで6万円〜が目安です。

また、リフォーム範囲が物件全体におよぶフルリフォームの場合は、ワンルームで200万〜450万円が目安となるでしょう。

リフォーム内容費用相場
フルリフォーム
(ワンルーム)
200万〜450万円
水まわりリフォーム
(キッチン・浴室・洗面台・トイレ)
100万〜500万円
内装リフォーム
(壁紙の貼り替え)
6万〜10万円
断熱リフォーム100万〜500万円
防音リフォーム
(遮音フローリングへの張り替え)
20万〜30万円
間取り変更
(間仕切り壁の撤去)
8万〜30万円
設備リフォーム10万~50万円

ただしリフォームの範囲や内装材・設備機器のグレードなどによって、マンションリフォームにかかる費用は大きく変動します。

【1】フルリフォーム

マンションをフルリフォームする場合にかかる費用は、最低でも200万円〜が目安です。

間取り費用相場
ワンルーム200万〜450万円
1LDK300万〜750万円
2LDK500万〜1,050万円
3LDK600万〜1,350万円
4LDK800万〜2,400万円

フルリフォームにかかる費用は、マンションの間取りによって変動するため、部屋数が多いほど費用も高くなる傾向にあります。

ただし間取りが同じであっても、部屋の面積が大きい場合などは、相場よりも費用が高くなる可能性もある点を覚えておきましょう。

【2】水まわりリフォーム

マンションで水まわりをリフォームする場合にかかる費用は、最低でも7万円〜が目安です。

リフォーム内容費用相場
水まわり一式
(キッチン・浴室・洗面台・トイレ)
100万〜500万円
キッチン交換55万〜200万円
ユニットバス交換50万〜200万円
洗面台交換10万〜20万円
トイレ交換7万〜35万円

ただしハイグレードな設備機器を選ぶ場合は、相場よりも費用が高くなる可能性もある点を覚えておきましょう。

配管の移設は別途費用が必要

既存の給排水配管の位置から変更する場合は、10万〜30万円の費用が別途でかかる点に注意しましょう。

また、大幅に配管位置を変更するなら、100万円以上の費用がかかる場合もあります。

【3】内装リフォーム

マンションの内装リフォームにかかる費用は、8畳の場合で6万円〜が目安です。

リフォーム内容費用相場
(8畳の場合)
フローリングの張り替え
(無垢材)
15万〜20万円
クッションフロアの張り替え6万〜10万円
壁紙の貼り替え
(スタンダードクロス)
6万〜10万円
畳の交換
(新調・8枚)
8万〜16万円
床のタイル張り17万〜25万円

ただし部屋の広さや内装材のグレードなどによって、マンションの内装リフォームにかかる費用は大きく変動する点を覚えておきましょう。

【4】断熱リフォーム

マンションの断熱リフォームにかかる費用は、最低でも100万円〜が目安です。

ただし断熱リフォームの費用は、リフォームの範囲や使用する断熱材などによって大きく変動します。

リフォーム内容費用相場
内窓の新設
(小窓)
3万〜6万円
(1箇所あたり)
壁の断熱化0.5万〜3万円
(1平方メートルあたり)
天井の断熱化0.5万〜0.8万円
(1平方メートルあたり)
床下の断熱化0.5万〜0.8万円
(1平方メートルあたり)

どれほど断熱性を上げられるかについても、断熱材の種類などに左右されるため、業者と相談した上で断熱リフォームの内容を検討しましょう。

専有部分でのみ断熱リフォームが可能

マンションの外壁や屋根は共有部分となるため、断熱リフォームができません。

マンションで断熱リフォームが可能なのは、間仕切り壁などの専有部分です。

【5】防音リフォーム

マンションの防音リフォームにかかる費用は、床材を防音フローリングに張り替える場合で20万円〜が目安です。

防音リフォーム箇所費用相場
(8畳の場合)

(内窓の新設)
3万〜6万円
(1箇所あたり)

(遮音フローリングへの張り替え)
20万〜30万円

(遮音材の施工)
20万〜30万円
天井
(遮音材の施工)
30万〜40万円
マンションの構造部分はリフォーム不可

マンションのコンクリートや鉄骨部分など、構造部分における防音リフォームは共有部分となるため工事ができません。

また、壁や天井に遮音材を施工する場合でも、物件によっては防音リフォームができないおそれもある点に注意しましょう。

【6】間取り変更

マンションリフォームで間取りを変更する場合にかかる費用は、間仕切り壁を撤去する場合で8万円〜が目安です。

リフォーム内容費用相場
間仕切り壁の新設
(幅2,700mm×高さ2,400mm)
25万〜40万円
間仕切り壁の撤去
(幅2,700mm×高さ2,400mm)
8万〜30万円
押入れをクローゼットに変更18万〜26万円
和室を洋室に変更
(6畳の場合)
45万〜80万円
ウォークインクローゼットの新設20〜60万円

ただしマンションで間取りを変更する場合は、構造や管理規約における制限に注意しなければいけません。

リフォームを計画する際は、専門業者や管理組合と変更したい間取りについて相談し、実現が可能であるかをあらかじめ確かめておきましょう。

【7】設備リフォーム

マンションの設備リフォームにかかる費用は、最低でも10万円〜が目安です。

リフォーム内容費用相場
(材・工)
ガスコンロからIHに交換15万〜50万円
IHからIHに交換10万〜40万円
給湯器の交換15万~50万円

ガスコンロからIHに交換する場合は、IHを使うための200Vの電源を新設する必要があるため、IHからIHに交換する場合よりも費用が高い傾向にあります。

ただし既存の電気配線や分電盤の種類などによっては、200Vの電源を新設できない場合もある点に注意しましょう。

賃貸マンションの給湯器交換は貸主側の負担

賃貸マンションにお住まいなら、給湯器の故障などで交換が必要になった場合、交換にかかる費用は貸主側(大家)での負担となるのが一般的です。

もし賃貸マンションで給湯器の交換を検討しているなら、貸主(大家)に相談してみましょう。

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【費用別】マンションリフォームの施工事例

マンションリフォームの施工事例を、費用別に紹介します。

どのようにマンションをリフォームしたのかチェックして、計画中のリフォームの参考にしましょう。

【1】300万円未満のマンションリフォームの施工事例

マンションリフォームにかかった費用が300万円未満の施工事例を紹介します。

【事例1】水まわりと和室をリフォーム

水まわりと和室をリフォームする前
before
水まわりと和室をリフォームしたマンション
after

水まわりと和室をリフォーム

リフォーム費用約290万円
工期20日間
建物タイプマンション
施工箇所リビング
ダイニング
和室
キッチン
浴室
洗面所
トイレ

賃貸マンションのオーナーより「水まわり設備機器を新しくするほか、和室をリビングに変えて広いLDKをつくりたい」とご依頼があった、マンションリフォームの施工事例です。

和室は既存のリビングとテイストを統一し、開放感が得られる空間に仕上げました。

一方、キッチンや浴室は既存よりもサイズが大きい商品を採用し、広々と使えるように配慮しています。

【事例2】古くなったユニットバスを交換

古くなったユニットバスを交換する前
before
古くなったユニットバスを交換した浴室
after

古くなったユニットバスを交換

リフォーム費用約120万円
工期2週間
建物タイプマンション
施工箇所浴室
キッチン

「浴室とキッチンが経年劣化で汚れているため、きれいにしたい」とご相談があった、マンションリフォームの施工事例です。

浴室は新しいユニットバスに交換することで、明るくきれいな空間へと生まれ変わりました。

【事例3】キッチン・洗面台・トイレを交換

キッチンを交換する前
before
新しい商品に交換したキッチン
after

キッチン・洗面台・トイレを交換

リフォーム費用約175万円
工期3週間
建物タイプマンション
施工箇所キッチン
浴室
洗面所
トイレ
リビング
ダイニング
洋室
ベランダ

キッチン・洗面台・トイレの交換をおこなった、マンションリフォームの施工事例です。

壁紙や床材も新しいものに交換したことで、空間が明るくなり、清潔感のある空間となりました。

【事例4】築35年のマンションでキッチンリフォーム

築35年のマンションでキッチンリフォームする前
before
キッチンに新しく設置したL型キッチン
after

築35年のマンションでキッチンリフォーム

リフォーム費用約200万円
工期15日間
建物タイプマンション
施工箇所キッチン

「お客さま用のキッチンをつくりたい」とご相談があった、マンションのキッチンリフォームの施工事例です。

友達と楽しく会話ができるように、開放的なL型キッチンを提案。デザイン性の高い照明などのアイテムもコーディネートして、おしゃれなキッチンに仕上げました。

【事例5】間取り変更で広々としたLDKへ

間取り変更で広々としたLDKにリフォームする前
before
和室をLDKの一部にリフォームしたマンション
after

間取り変更で広々としたLDKへ

工期2週間
建物タイプマンション
施工箇所リビング
和室
トイレ

「和室をなくして、広いリビングをつくりたい」とご依頼があった、マンションリフォームの施工事例です。

間取りの変更とあわせて、リビング全体の内装リフォームもおこない、統一感のある空間へと仕上がりました。

【2】300万〜500万円未満のマンションリフォームの施工事例

マンションリフォームにかかった費用が300万〜500万円未満の施工事例を紹介します。

【事例6】築30年の中古マンションでおしゃれリフォーム

リフォームする前の築30年の中古マンション
before
リフォームした築30年の中古マンション
after

築30年の中古マンションでおしゃれリフォーム

リフォーム費用約493万円
工期1.5か月間
建物タイプマンション
施工箇所キッチン
リビング
ダイニング

築30年の中古マンションを購入したお客さまより「間取りの使い勝手のわるさとキッチンの老朽化が気になる」とご相談があった、リフォームの施工事例です。

間取りの変更とあわせて、カフェのような雰囲気の内装材を使って貼り替えなどをおこない、おしゃれで快適に暮らせる住まいに生まれ変わりました。

【事例7】中古マンションをフルリフォーム

フルリフォームする前の中古マンション
before
フルリフォームした中古マンション
after

中古マンションをフルリフォーム

リフォーム費用約477万円
工期2か月
建物タイプマンション
施工箇所リビング
和室
キッチン
洗面所
トイレ

中古マンションを購入するお客さまより「おしゃれにリフォームしたい」とご相談があった、間取り変更と内装のリフォームにおける施工事例です。

既存の間取りは圧迫感があったため、和室をなくし、LDKの空間を広げるように提案しました。

LDKの内装は「北欧風」で統一し、デザイン性の高い家具にあうような仕上がりとなっています。

【事例8】間取り変更で快適なLDKにリフォーム

間取りを変更する前のLDK
before
間取りを変更した後のLDK
after

間取り変更で快適なLDKにリフォーム

リフォーム費用約450万円
工期1か月
建物タイプマンション
施工箇所キッチン
リビング
ダイニング
洋室
商品名
(メーカー名)
【キッチン】シエラS(LIXIL)
【床材】スキスムSダイレクト45(EIDAI )
【室内ドア】ビノイエ(NODA)

子どもの独立をきっかけに、夫婦の定年後の暮らしを見据えたマンションリフォームのご依頼をいただきました。

「大切なペットである猫と暮らしやすい住まいに整え、充実したおうち時間を過ごせるようにしたい」というお客さまの思いに寄り添い、間取りの変更などを提案。キッチンの間仕切り壁を撤去するなどして、コミュニケーションがとりやすい空間へと仕上がりました。

【事例9】3LDKから2LDKに間取り変更

リフォームする前の3LDKのマンション
before
3LDKから2LDKに間取り変更したマンション
after

3LDKから2LDKに間取り変更

リフォーム費用約450万円
工期45日間
建物タイプマンション
施工箇所キッチン
ダイニング
浴室
トイレ

マンションの間取りを、3LDKから2LDKに変更し、空間を広く使えるようにリフォームした施工事例です。

リビングやダイニングの床材や壁紙も新しくしたことで、新築のようにきれいで明るい空間となりました。

【事例10】ナチュラルな雰囲気のオープンキッチンへ

ナチュラルな雰囲気のオープンキッチンにリフォームする前
before
ナチュラルな雰囲気のオープンキッチンにリフォームしたマンション
after

ナチュラルな雰囲気のオープンキッチンへ

リフォーム費用約450万円
工期5〜6週間
建物タイプマンション
施工箇所キッチン
ダイニング
リビング
洗面所
洋室
和室

「LDK・和室・廊下を中心にリフォームしたい」とご依頼があった、マンションリフォームの施工事例です。

経年劣化によって傷んでいたフローリングの張り替えを中心に、きれいな住まいに生まれ変わるようなリフォーム内容を提案。木目調をベースに、落ち着きのある空間へと仕上げました。

【事例11】和室の内装リフォームで居心地のいい空間に

和室の内装リフォーム前
before
和室の内装リフォーム後のマンション
after

和室の内装リフォームで居心地のいい空間に

リフォーム費用約450万円
工期1か月
建物タイプマンション
施工箇所和室
リビング
ダイニング
キッチン
浴室
洗面所
トイレ
洋室
廊下

マンションへの引越しをきっかけに、設備機器や内装材の交換を中心におこなったリフォームの施工事例です。

既存の和室は畳・壁紙・天井が傷んでいたため、それらを新しいものに交換。明るく居心地のいい和室に生まれ変わり、リビングやダイニングとの統一感も演出できました。

【事例12】内装リフォームで高級感があるLDKへ

高級感があるLDKにリフォームする前
before
高級感あるLDKに内装リフォームしたマンション
after

内装リフォームで高級感があるLDKへ

リフォーム費用約420万円
工期2か月間
建物タイプマンション
施工箇所リビング
ダイニング
キッチン
浴室
洗面所
トイレ
洋室
廊下
玄関

「設備機器や床・壁が古くなったため、新しいものに交換したい」とご依頼があった、マンションリフォームの施工事例です。

内装材をグレー系の落ち着いた雰囲気に統一することで、高級感を演出。デザイン性の高い家具とあわせて、おしゃれな空間に仕上がりました。

【3】500万円以上のマンションリフォームの施工事例

マンションリフォームにかかった費用が500万円以上の施工事例を紹介します。

【事例13】住み心地を重視したマンションのフルリフォーム

フルリフォームする前のマンション
before
フルリフォームしたマンションのLDK
after

住み心地を重視したマンションのフルリフォーム

リフォーム費用約1,820万円
工期3か月以上
建物タイプマンション
施工箇所キッチン
浴室
洗面所
トイレ
リビング
ダイニング
洋室
廊下
玄関
商品名
(メーカー名)
【キッチン】ステディア(クリナップ)
【浴室】サザナ(TOTO)
【トイレ】GG3(TOTO)

「マンションのワンフロアを大規模にリフォームしたい」とご相談があった、マンションリフォームの施工事例です。

キッチンは壁付けから対面に変更したことで、キッチンに開放感がうまれ、明るい印象の空間に。間取り変更で広くなったリビング・ダイニングと空間がつながり、広々と使えるLDKとなっています。

【事例14】間取りや雰囲気を一新したフルリフォーム

フルリフォームする前のLDK
before
フルリフォーム後のLDK
after

間取りや雰囲気を一新したフルリフォーム

リフォーム費用約1,600万円
工期3か月間
建物タイプマンション
施工箇所リビング
ダイニング
キッチン
浴室
洗面所
トイレ
洋室
和室
商品名
(メーカー名)
【キッチン】ステディア(クリナップ)

引越しのタイミングで「間取りや雰囲気をガラッと変えたい」とご相談があり、フルリフォームをおこなった施工事例です。

LDKを中心に仕切り壁や扉を解体して、開放的な空間に仕上げ、既存よりも広々と使えるようにリフォームしました。

【事例15】モデル住宅のようにおしゃれな住まいへ

モデル住宅のようにおしゃれな住まいにリフォームする前
before
モデル住宅のようにおしゃれな住まいにリフォームした後のLDK
after

モデル住宅のようにおしゃれな住まいへ

リフォーム費用約1,489万円
工期100日間
建物タイプマンション
施工箇所リビング
ダイニング
キッチン
浴室
洗面所
トイレ
洋室
和室
玄関

中古の分譲マンションを購入するお客さまより「築年数が経っているため、間取りを変えたい」とご相談があった、リフォームの施工事例です。

キッチンと洗面所の間仕切り壁を撤去して、効率のよい家事動線を確保し、水まわりの機能性を向上させました。

また、お客さまがリビングの窓からみえる景色を気に入っていたため、その景色を楽しめるように、開放感を重視してLDKを仕上げています。

【事例16】自宅兼事務所の築31年のマンションをリフォーム

自宅兼事務所の築31年のマンションでリフォームした後のLDK
after

自宅兼事務所の築31年のマンションをリフォーム

リフォーム費用約1,400万円
工期2か月
建物タイプマンション
施工箇所リビング
ダイニング
キッチン
浴室
洗面所
トイレ
洋室
廊下
商品名
(メーカー名)
【キッチン】ステディア(クリナップ)
【洗面化粧台】エスクア(TOTO)
【トイレ】ネオレスト(TOTO)
【床材】ライブナチュラルMSX(朝日ウッドテック)

中古マンションの購入にあたって「自宅兼事務所として使えるようにしたい」とご相談があった、リフォームの施工事例です。

意匠性やデザイン性にこだわって内装プランを決め、ルームスタイリストとおしゃれな空間に仕上げました。

【事例17】犬と楽しく暮らすためのマンションリフォーム

犬と楽しく暮らすためにリフォームしたマンションのLDK
after

犬と楽しく暮らすためのマンションリフォーム

リフォーム費用約1,380万円
工期3か月
建物タイプマンション
商品名
(メーカー名)
【キッチン】Lクラス(Panasonic)
【浴室】Lクラス(Panasonic)
【洗面化粧台】エスクア(TOTO)
【トイレ】レストパル(TOTO)
【床材】ラシッサS(LIXIL)

子どもの独立をきっかけに「夫婦2人と犬2匹の暮らしを快適に過ごせるようにしたい」とご相談があった、マンションリフォームの施工事例です。

夫婦それぞれが自分の時間も楽しめるように、個室を新設し、お気に入りの空間をつくれるように配慮しました。

また、犬が元気に走り回れるように、床材はすべりにくい素材を採用。家の端から端まで犬が走れるような抜け道もつくったため、犬も新しい住まいを楽しんでくれているようです。

【事例18】中古マンションの購入と同時にリフォーム

リフォームする前の中古マンションのLDK
before
リフォームした後の中古マンションにおけるLDK
after

中古マンションの購入と同時にリフォーム

リフォーム費用約1,350万円
工期60日間
建物タイプマンション
施工箇所リビング
ダイニング
キッチン
トイレ
洋室

マンションの購入をきっかけにリフォームのご相談をいただき、LDKを中心にリフォームした施工事例です。

既存のLDKは暗い印象であったものの、キッチンや内装材の交換で、明るく開放的な空間に仕上がりました。

また、玄関ホールとLDKの間仕切りをガラス戸に変えたことで、玄関ホールも視線が抜ける空間となっています。

【事例19】中古マンションを落ち着いた雰囲気にリフォーム

落ち着いた雰囲気にリフォームする前のLDK
before
落ち着いた雰囲気にリフォームした後のLDK
after

中古マンションを落ち着いた雰囲気にリフォーム

リフォーム費用約1,300万円
工期2か月
建物タイプマンション
施工箇所リビング
ダイニング
キッチン
浴室
洗面所
トイレ
洋室
和室
廊下

中古マンションを購入したお客さまから「入居前に自分たちの理想の住まいにリフォームしたい」とご依頼があった、リフォームの施工事例です。

床材には落ち着いた木目調を採用し、壁紙はグレーをベースにして落ち着いた雰囲気を演出。カットサンプルなどを活用して、居心地のよい空間となるようにプランを提案しました。

【事例20】猫と快適に暮らせる住まいにリフォーム

猫と快適に暮らせる住まいにリフォームする前の和室
before
猫と快適に暮らせる住まいにリフォームした後のLDK
after

猫と快適に暮らせる住まいにリフォーム

リフォーム費用約1,250万円
工期3か月
建物タイプマンション
施工箇所リビング
ダイニング
キッチン
浴室
洗面所
トイレ
洋室
和室
廊下
玄関

「猫と快適に暮らせるようにリフォームをしたい」とご相談があった、マンションリフォームの施工事例です。

猫用の設備として、3階建の猫トイレやキャットウォークの設置を提案。猫も快適に過ごせるような空間に仕上げました。

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【2024年最新】マンションリフォームで活用できる補助金制度

国や地方自治体などが実施する補助金制度には、マンションリフォームで活用できる制度もあります。

ただし補助金制度によって、補助金の交付条件が異なる点に注意しなければいけません。

もしマンションリフォームで補助金を活用したい場合は、リフォームの前に補助金制度の最新の情報を確かめておきましょう。

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マンションリフォームの費用を安くするコツ

マンションリフォームの費用を安くするには、複数の業者で相見積もりをとるなどの方法が有効です。

ここではマンションリフォームの費用を安くするコツについて学び、設備機器などのメンテナンスにかかる資金を確保しておきましょう。

【コツ1】リフォーム内容に優先順位を決める

希望するマンションリフォームの内容に、優先順位を決めておくと、設備機器のオプションをカットすることによって費用が抑えられるかもしれません。

たとえば、リビングのデザイン性の向上を最優先にリフォームしたいものの、予算をオーバーしている場合。キッチンのオプションとして追加していた食洗機をカットすることで、リビングにデザイン性の高い内装材を採用できるケースもあります。

マンションリフォームの見積もりをする際には、あらかじめ優先順位を決めておき、カットできるオプションなどがないかチェックしてみましょう。

【コツ2】設備機器や内装材のグレードを下げる

マンションリフォームで採用する設備機器や内装材のグレードを下げれば、10万〜50万円の費用を安くできるかもしれません。

たとえば、キッチンのグレードをハイからスタンダードに下げるだけで、50万円ほど節約できるケースもあります。

キッチンのグレード費用相場
(本体価格)
スタンダード50万〜90万円
ミドルグレード70万〜100万円
ハイグレード100万〜150万円

もしマンションリフォームにかかる費用を安く抑えたいなら、見積もりに含まれている設備機器や内装材のグレードを見直してみましょう。

【コツ3】複数の工事をまとめて依頼する

複数のリフォーム計画を立てている場合は、複数の工事をまとめて依頼することで、人件費や材料の処分費などを抑えられるでしょう。

たとえば、洗面台とトイレの交換を別々に依頼した場合、職人の人件費が2回分かかってしまいます。

一方、洗面台とトイレの交換をまとめて依頼した場合、職人を手配する回数が1回で済むため、人件費を安く抑えられるかもしれません。

もし複数のマンションリフォームの計画があるなら、まとめて工事を依頼し、工事のたびに必要となる人件費などを節約しましょう。

【コツ4】複数の業者で相見積もりをとる

複数の業者の見積金額を比較することで、より安くマンションリフォームができる業者に依頼できるでしょう。

同じリフォーム内容であっても、業者ごとに設備機器の販売価格などが異なるため、見積金額に差がうまれます。

そのため、より安くマンションをリフォームするには、複数の業者で相見積もりをとることが大切です。

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マンションをリフォームする際の注意点

マンションのリフォームでは、構造によって間取り変更ができない場合も多々あります。

ここではマンションリフォームの注意点を学び「契約したリフォーム工事ができない」などのトラブルを回避しましょう。

【注意点1】リフォーム前に管理組合に申請する必要がある

マンションをリフォームするなら、あらかじめ管理組合に工事の内容や範囲などを申請する必要があります。

物件を管理している管理組合からの許可がおりない場合は、マンションをリフォームできません。

そのため、マンションのリフォームを計画する際には、管理組合からの許可がおりるような内容でプランをつくることも大切です。

マンションの管理組合は、物件ごとに決められている管理規約にそって申請内容をチェックします。

マンションの管理規約の内容もあらかじめ確かめ、スムーズに工事を進められるように準備しましょう。

【注意点2】窓や玄関ドアはリフォームできない

マンションの窓や玄関ドアは、共有部分に分類されるため、居住者が自由にリフォームできません。

もしマンションの窓や玄関ドアにおいて「新しいものに交換したい」などの希望がある場合は、管理組合などに相談してみましょう。

物件によっては「窓ガラスの交換のみ可能である」など、一部のリフォームを認めている場合もあります。

ただし管理規約で認められている窓・玄関リフォームであっても、管理組合への申請は必要であるのが一般的です。

【注意点3】規約で使用可能な内装材が決められている場合もある

マンションの管理規約で、リフォームで使用可能な内装材が決められている場合もあるため、見積もりをする前に確かめておかなければいけません。

たとえば、フローリングの遮音等級については「LL45以上」と規定されているケースが多い傾向にあります。

フローリングの遮音等級とは、上階で発生した床の衝撃音が、下階でどれほどの音になって聞こえるかをあらわした値のことをいいます。

フローリングの遮音等級で基準とする音の分類
  • 軽量衝撃音:軽くてかたいものを落とした時の音
  • 重量衝撃音:重くてやわらかいものを落とした時の音
遮音等級軽量衝撃音(LL)重量衝撃音(LH)
L-35通常では聞こえないほとんど聞こえない
L-40ほとんど聞こえないかすかに聞こえる
L-45小さく聞こえる聞こえるが、意識することはあまりない
L-50聞こえる小さく聞こえる

フローリングの遮音等級のように、マンションの管理規約で使用可能な内装材が決められていないか、あらかじめチェックしておきましょう。

【注意点4】工事を住みながら進められるか確かめる

マンションリフォームの工期や内容によっては、工事を住みながら進められず、仮住まいを手配しなければならない場合もあります。

とくにマンションをフルリフォームする場合は、キッチンや浴室などを使えない期間が長い傾向にあります。

あらかじめ業者にマンションリフォームの工期を確かめ、必要な場合は仮住まいを手配しておきましょう。

リフォーム期間中の仮住まいの候補
  • 賃貸アパート・賃貸戸建て
  • ウィークリー・マンスリーマンション
  • ホテル・ビジネスホテル
  • 実家・知人宅

【注意点5】騒音が発生するタイミングはあるか確認する

マンションリフォームで騒音が発生する場合、あらかじめ近隣にあいさつを済ませておくと、騒音に関するトラブルを回避できるでしょう。

リフォーム工事で騒音が発生することを近隣に伝えていないと「何も知らされていなかった」とクレームを受け、関係性に影響がでてしまうかもしれません。

そのような騒音に関するトラブルを避けるためには、業者に工事のスケジュールを確かめ、あらかじめ近隣へのあいさつは済ませておくことが大切です。

【注意点6】構造によっては間取り変更ができない場合もある

マンションの構造によっては「間仕切り壁を撤去する」などの間取り変更ができない場合もあります。

とくに、鉄筋コンクリート造(RC造)の壁式構造は、壁と床で建物を支えるのが特徴であるため、構造壁を撤去できないケースが多い傾向にあります。

マンションの構造に使われている材料による分類
  • 鉄筋コンクリート造(RC造)
  • 鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)
  • 鉄骨造(S造)
マンションの構造のつくりかたによる分類
  • 壁式構造
  • ラーメン構造

お住まいのマンションの構造や間取り変更が可能であるかは、構造などを深く理解している業者に判断してもらわなければいけません。

専門資格をもつ業者にリフォーム内容について相談し、間取り変更が可能であるかを確かめましょう。

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マンションリフォームを検討すべきタイミング

マンションリフォームを検討すべきなのは、設備機器や内装材の経年劣化が目立つタイミングなどです。

ここではマンションリフォームを検討すべきタイミングについて学び、経年劣化による水漏れなどのトラブルを回避しましょう。

【タイミング1】設備機器や内装材の経年劣化が目立つ

設備機器や内装材の経年劣化が目立つ場合、水漏れなどのトラブルが起きやすくなるため、マンションリフォームを検討すべきタイミングです。

設備機器や内装材の種類によって耐用年数は異なるものの、10〜15年で経年劣化が目立つようになる傾向もあります。

リフォームが必要な劣化症状
  • 配管からの水漏れ
  • 経年劣化によるひび割れやはがれ
  • 紫外線による変色やシミ

配管からの水漏れで床が水びたしになってしまうなど、急いで対応しなければならないトラブルが起きてしまう前に、リフォームを検討しましょう。

【タイミング2】住まいをライフスタイルの変化にあわせたい

ライフスタイルが変化した際に、空き部屋ができてしまうなどして、マンションリフォームを検討するケースもあります。

たとえば、子どもの自立で夫婦のみの世帯となった場合。子ども部屋として使っていた洋室が空いたことで「趣味部屋として活用したい」と考えることもあるでしょう。

ライフスタイルにあった住まいに整えることで、住まいや生活に対する不満をとりのぞけるかもしれません。

もし既存の住まいがライフスタイルにあっていないと感じた際は、マンションリフォームで改善できないか検討してみましょう。

【タイミング3】デザイン性や機能性の向上を望む

内装や設備機器のデザイン性や機能性に不満があるなら、マンションをリフォームすることで、そのような状況を改善できるかもしれません。

たとえば、既存の洗面台に収納量が少なく、洗面所に物があふれてしまっている場合。収納量が多い洗面台に交換することで、洗面所にあふれたものをスッキリさせられます。

また、収納が豊富な洗面台であれば、洗面台で必要なものを近くに置けるため、身だしなみを整える際の作業効率の向上も期待できます。

リフォームを依頼する業者に、既存の住まいに感じているストレスなどを伝え、それらが改善できるプランを提案してもらいましょう。

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マンションリフォームの流れ

マンションリフォームにかかる工期の目安は、キッチンの交換と内装リフォームをおこなう場合で4〜7日です。

キッチンの交換と内装リフォームをおこなう場合の、具体的な流れは以下のとおりです。

STEP
養生の作業

床や壁が汚れないように、シートなどでカバーします。

STEP
既存のキッチンや内装材を撤去

STEP
給排水配管・電気配線の位置替え

キッチンの位置を変える場合は、給排水配管や電気配線を移設する工事がおこなわれます。

STEP
新しいキッチンの搬入・組み立て

新しいキッチンを搬入して、レンジフードや設備機器などを設置します。

STEP
給排水配管・電気配線を接続

新しいキッチンに給排水配管や電気配線を接続します。

STEP
内装工事

壁紙の貼りつけなどの内装工事をおこないます。

STEP
仕上げ・掃除

養生のために貼っていたシートなどを撤去します。

STEP
引き渡し

希望どおりのリフォーム内容になっているか確かめ、不具合がある場合は業者に伝えましょう。

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マンションリフォームを依頼する業者選びのポイント

マンションリフォームを依頼する業者は、専門資格の有無などのポイントをチェックした上で選ぶのがおすすめです。

ここではマンションリフォーム依頼する業者選びのポイントを学び、依頼した業者とのリフォームにおけるトラブルを回避しましょう。

【ポイント1】施工実績が豊富である

マンションリフォームの施工実績が豊富な業者であれば、豊富な経験や知識をもとに、最適なプランを提案してくれるでしょう。

マンションは物件ごとに間取りや構造が異なるため、それらにあわせた最適なプランを考えるには、豊富な経験・知識が必要です。

もしマンションリフォームの実績が少ない業者に依頼した場合、マンションの構造などに対する理解が足りないことで「リフォーム後に不具合が見つかった」などのトラブルを起こしてしまうかもしれません。

そのようなマンションリフォームのトラブルを回避するために、施工実績が豊富な業者に工事を依頼しましょう。

【ポイント2】アフターサービスが充実している

マンションリフォームの後に無料点検をおこなうなど、アフターサービスが充実している業者に依頼すると、トラブルが起きた際にも安心できます。

リフォームにおけるアフターサービスの内容は、業者や依頼するリフォーム内容などによっても異なるため、契約前に確かめておくことが大切です。

たとえば、A社でリフォーム後の点検を無料で実施している場合でも、B社では同様の点検が有料になるケースもあります。

リフォームの後には「変な音が鳴る」などのトラブルが起きる場合もあるため、そのようなトラブルに対応してもらいやすい、アフターサービスが充実している業者への依頼を検討しましょう。

【ポイント3】リフォームに関する専門資格をもっている

建築士などのリフォームに関する専門資格をもっている業者であれば、専門的な知識をもとに、最適なリフォームプランを提案してもらえるでしょう。

リフォームに関する専門資格
  • 建築士
  • 建築施工管理技士
  • インテリアコーディネーター

とくに「建築士」は、建築物の設計などに関する知識を認められた国家資格であるため、マンションリフォームの知識も豊富であることが期待できます。

マンションリフォームの際に「配管から水漏れが発生した」などのトラブルを起こさないように、リフォームに関する専門資格をもっている業者に依頼しましょう。

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【Q&A】マンションリフォームに関するよくある質問

マンションのリノベーションとリフォームはどちらが安い?

マンションのリノベーションとリフォームでは、リフォームのほうが工事にかかる費用を安く抑えられる傾向にあります。

マンションのリフォームの費用が安くなりやすいのは、リノベーションと比べて、工事範囲が狭い傾向にあることも理由として挙げられます。

  • リノベーション:住まいの性能を向上させること
  • リフォーム:老朽化した箇所をきれいな状態に直すこと

ただしマンションのリフォームであっても、工事が広範囲におよぶ場合などは、リノベーションよりも費用がかかる点に注意しましょう。

マンションリフォームは築何年を目安におこなうべき?

マンションをリフォームすべき築年数の目安は、10〜15年です。

設備機器や内装材の耐用年数の目安が10〜15年であるため、築10年以上である場合は、水漏れなどのトラブルが起きていないか点検してみましょう。

マンションリフォームで利用できるローンはある?

マンションリフォームでは、リフォームローンなどのローンが利用できる場合もあります。

マンションリフォームで利用できるローン
  • リフォームローン
  • リフォーム(リノベーション)一体型ローン

ただしローンごとに利用条件などが決められているため、マンションリフォームでローンの利用を希望する場合は、あらかじめ金融機関やリフォーム業者に相談しましょう。

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マンションのリフォームで、優良な会社を見つけるには?

本記事のマンションリフォームは一例で、「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって大きく異なります。複数社の見積もりを「比較」することが重要です!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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