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2019年04月16日更新
100万円のリフォームローンでなにができる?住宅ローン+リフォームローンもOK
100万円のリフォームローンを組んだ場合、どのようなリフォームを行うことができるのでしょうか?リフォームローンを組む際に注意するポイントと、住宅ローンが残った状態でのリフォームローンの組み方、100万円で可能なリフォームをご紹介します。
目次
住宅ローンが残っている状態でリフォームローンが組めるのかについて
住宅ローンが残っていてもリフォームローンは組める
住宅ローンの残債がある状態でリフォームローン契約を結ぶことはできるのでしょうか?
このような場合、住宅ローンの返済が年収の何割を占めているかによってリフォームローンを組めるかどうかが変わってきます。
この割合を「返済負担率」と言い、例えば、年収600万円の方が年間で合計200万円の返済を行っている場合、返済負担割合は33%、250万円なら41%です。
一般的に、金融機関のローンや融資では、この返済負担割合が35%を超えていると新規融資が受けられないことが多いため、住宅ローンの返済負担割合がこれ以下ならリフォームローンを新規に組むことができるでしょう。
リフォームローンの種類について
住宅のリフォームを行うために用いられるリフォームローンですが、目的や借入れ方法によっていくつかの種類があります。
ひとつめは一般的な金融機関と契約して融資を受けるリフォームローン、ふたつめは財形貯蓄を元に融資を受ける財形住宅融資、3つめは住宅支援機構のバリアフリーリフォーム向け融資です。
それぞれのリフォームローンによって金利や借りやすさ、融資を受けることができる金額などに違いがあるため、リフォームローンを選ぶ際には各融資元の資料を入手し、条件等を比較すると良いでしょう。
借入中の住宅ローンに組み込む方法もある
リフォームローンは金融機関などと新規に契約して融資を受けるものですが、住宅ローンが残っている状態ならば住宅ローンの追加融資という形を用いることもできます。
これは、現在借り入れている住宅ローンにリフォーム費用を追加し、住宅ローンの返済と同時に返済を行っていく方式です。
住宅ローン残債が増えてしまいますが、月額の返済額をそのまま継続することができるため、月々の家計負担を増やさずにリフォームを行うことができるでしょう。
しかし、住宅ローンの追加融資は既に自宅等が担保として用いられていることなどが理由で、審査に通る可能性は低い傾向があるようです。
もちろん、住宅ローン残債が殆ど残っていない場合や、返済負担割合に余裕があり、月々の返済額を増やせる場合等は審査に通りやすくなるとされていますので、まずは金融機関に相談してみると良いでしょう。
リフォームローンの年齢制限について
リフォームローンに限らず、融資額が大きく返済に時間がかかる金融商品では、規約に年齢制限が組み込まれています。
この年齢制限は、70歳が完済年齢、契約については60歳とされている場合が多いため、もしリフォームローンを組みたいという方がこの年齢に近い場合は、ローン契約が難しくなると考えておく必要があります。
ただし、住宅支援機構のリフォームローンの場合は高齢者向けの特例が用意されており、60歳以上の場合も融資を受けることができるため、年齢的な制限が不安な方はこちらに相談してみると良いでしょう。
100万円でどんなリフォームができるのかについて
100万円を予算としてリフォームを行う場合、どのようなリフォームを行うことができるのでしょうか?
トイレや浴室の場合
予算100万円でトイレや浴室などのリフォームを行う場合、可能な工事はトイレなら和式から洋式への変更、間取りの大幅な変更、便器の交換、内装のリフォーム、新しいトイレの増設などです。
トイレのリフォームは比較的安価に工事が行える傾向があるため、100万円の予算があるなら殆どの工事を選ぶことができるでしょう。
浴室の場合は、トイレに比べて設備の購入価格が高いため、100万円の予算ではやや制限がかかります。
ユニットバスの交換なら、工事費用を含めるとハイグレードの設備を導入することはできませんが、ミドルクラスのものなら導入可能です。
また、在来工法の浴室の場合なら、浴槽の入れ替えや内装のリフォームを行うことができるでしょう。
浴室と同時に脱衣所のリフォームを行う場合については、約10万円からが脱衣所の内装リフォーム費用の相場ですので、浴室は残りの約90万円を予算としてユニットバスなどの設備を選ぶ必要があります。
キッチンの場合
キッチンリフォームの費用は、使用するシステムキッチンの価格で大きく変わるため、予算100万円の場合は、工事の内容にもよりますが、スタンダードなキッチンを採用すれば十分に可能です。
この場合、設備の購入価格は約70万円を目安とすると良いでしょう。
ただ、配管工事や上下水道配管、ガス配管等の大がかりな移設、交換を行う場合は通常の入れ替え工事に比べて工事費用が割高となるため、設備購入費用を減らして対応しなければなりません。
キッチンのリフォームでは、床面のリフォームや配管のリフォームなど、外からは見えない部分の工事が必要となる場合もあるので注意が必要です。
予算が100万円の場合、ある程度追加工事に対応できるよう、基本的な工事については約90万円で計算しておけば、追加工事が発生しても対応しやすくなるでしょう。
その他のリフォーム
予算が100万円の場合、他にどのようなリフォームを行うことができるのでしょうか?
100万円以下で可能なリフォームとしては、住宅の内装リフォーム、市販の設備を用いたカーポートや駐車場の増設、門扉や外壁塗装などを行うことができます。
また、工事方法や面積にもよりますが、屋根のリフォームを行うことも可能です。
その他には、窓を二重窓に変更したり、床暖房を導入したりすることもできるでしょう。
大がかりな工事を行うとなると約100万円の予算では賄いきるのは難しいのですが、内装リフォームなどの比較的安価な工事なら複数の工事をまとめて行うこともできます。
リフォームローンを組む前の注意点について
リフォームローンを実際に契約する際には、どのようなことに注意しておく必要があるのでしょうか?
できるだけ現金を用意したほうがいい
リフォームローンは住宅ローンと違い、担保を用意する必要がない無担保ローンです。
そのため、金利も住宅ローンに比べると割高で、高額の融資を受けた場合、利息が大きく膨らんでしまいます。
リフォームローンを利用すれば、まとまった金額を用意することができますが、利息により将来的な負担は大きくなるため、可能ならあらかじめリフォーム費用を積み立てしておき、借入額を抑えた方が良いでしょう。
無理なく返済できるプランを立てる
リフォームローンを組むのは住宅設備などが老朽化して修繕や交換が必要となった場合がほとんどのため、どうしても契約時の年齢が住宅ローンに比べて高い傾向があります。
そのため、リフォームローンの返済が定年後まで続き、家計に大きな負担となる場合や、病気等で収入が減り、返済が難しくなってしまう場合もあるかもしれません。
リフォームローンを組む際には、年齢の変化にともなう収入の変動なども考慮し、何らかの問題が起きても無理なく返済できることを念頭においてプランを組むようにしましょう。
上の項目でもご紹介しているように、積み立て等でリフォーム費用をある程度用意しておけば借入額を減らすことができるため、返済による家計への負担を減らすことができ、急なトラブルにも対応することができます。
リフォーム業者に依頼する際の最適な選び方を知りたい
実際にリフォームを行う際には、依頼する業者をどうやって選べば良いのでしょうか?
リフォーム業者は会社によって得意としているリフォーム分野が異なりますし、同じ部位の工事でも費用やアフターケア、補償体制なども違います。
そのため、業者選びの際には、広告やインターネット上のリフォーム情報サイトなどを利用して目的としているリフォームに強い会社を探し、見積もりを依頼して費用や対応などを比較すると良いでしょう。
また、見積もりを依頼する際には、予算やリフォーム内容を明確にしておけば、より正確なプランを立てて貰うことができます。
特にリフォーム内容については、明確にしておけば明確にしておくほど業者がプランを立てやすくなるため、実際の施工時にトラブルとなる可能性を減らすことができるでしょう。
相見積もりについては、インターネット上の無料見積もりサイトを利用すれば、手軽に複数の業者へ見積もりを依頼することができ、簡単に見積もり内容を比較することができます。
業者選びはリフォームの満足度を左右する重要なポイントですので、さまざまな方法で比較し、より希望に添った業者を探し出しましょう。
住宅ローン・リフォームローンに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた住宅ローン・リフォームローンは、あくまで一例となっています。
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール

タクトホームコンサルティングサービス
亀田融一級建築施工管理技士、宅地建物取引士。東証1部上場企業グループの住宅部門に33年間勤務。13年間の現場監督経験を経て、住宅リフォーム部門の責任者として部分リフォームから大規模リノベーションまで2,000件以上のリフォームに関わる。2015年に退職して現在は、タクトホームコンサルティングサービス代表として、住宅診断を行う傍ら、住宅・リフォーム会社へのコンサルティング活動を行っている。

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