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2019年05月30日更新

外構工事とは?工事の種類から心得まで解説します

外構工事とは、自分の敷地内にあり、かつ住宅の外部にあるもの全般の工事です。この外構工事には、実に様々な工種があります。それだけに工事をどこにお願いすればいいのか、よく分からないという方もいます。外構工事を依頼する際の心得についてみていきましょう。

  • 【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫
  • この記事の監修者
    株式会社フレッシュハウス
    樋田明夫
    営業戦略室 室長

外構工事といわれる工事は何をする工事なのか?

外 構 工事

外構工事とは、家(建物)の外で行われる敷地内の工事のことです。最近では「エクステリア工事」と呼ばれることもあります。

土地の形状や家の形状などによって、工事内容が異なってくるため、工事はそれぞれの家に合わせたオーダーメイドで行われます。

少し庭の様子を思い浮かべてみても分かるように、外構工事には、門塀、植栽、カーポートなど、数多くの種類があります。

どのような工事があるのか、具体的に紹介していきましょう。

玄関と門塀の外構工事

外構工事は、敷地を囲う塀やフェンスの設置が基本になりますが、近年ではあえて塀を設置しないオープン外構を選択する人も増えてきました。

出入口となる門には、門柱、門扉、表札、ポストを設置するのが一般的です。玄関までに至るアプローチは、泥汚れを防ぐために、タイルや踏石を設置します。

敷地の高さは、水が入り込まないように道路より高く設定していることが多いため、アプローチの途上は階段を設けることもあります。

これらの工事を行った場合、工期は約1~2週間になります。

それでは、工事費用はどのくらいになるのでしょうか。

空洞ブロック3段積に高さ1.0mのメッシュフェンスを10m設置した場合、費用相場は約30万~35万円です。

門は空洞ブロック7段積み幅4mの袖門とし、門扉、門前照明、表札、ポストを取り付けた場合、費用相場は約50万~70万円となります。

玄関アプローチは、300角タイル仕上げとし、10平方メートル施工した場合、費用相場は約40万~50万円です。

テラスやガーデンルームを含む庭の外構工事

住宅の憩いの場として、リビングの掃き出し窓の外部に、テラスやガーデンルーム、ウッドデッキなどを設けることがあります。

また庭のスペースを癒しの空間とするために、低木や高木などの植栽をしていくことがありますが、こうした造園工事も外構工事に含まれます。

これらの工事の工期は、それぞれ約1日~3日です。テラスの費用相場は、間口3.6m×奥行1.8mの取付工事で約60万~75万円となります。

ガーデンルームを設置した場合の費用相場は、間口3.6m×奥行1.8mで約70万~85万円です。

樹脂製ウッドデッキを6平方メートル設置した場合の費用相場は、約30万~40万円かかります。

植栽は成長した高木を植えてもらうと高価になりますが、高さ1.0m~1.5mの苗木を植えてもらうと比較的安価に施工できます。

高木の苗木を5本植えた場合の費用相場は、約3万円~4万円です。

駐車スペースの外構工事

車を所有する家では、駐車場となるスペースにカーポートを設置したり舗装をしたりする外構工事を行います。

カーポートの設置と舗装を行い、伸縮門扉を取り付けた場合の工期は約1週間です。

これは、カーポートの基礎が硬化するまでの養生期間を取るためで、実際に作業する期間は2日程度です。

これらの工事の費用相場は約50万~60万円です。

カーポートの代わりに箱形のシャッター付ガレージを設置する場合がありますが、この場合の費用相場は約45万~55万円となります。

ベランダやバルコニーなど2階のエクステリア工事

住宅の本体工事が完了後、2階床部分に張り出してデッキを取り付けることがあります。

一般的に、屋根のあるものをベランダ、屋根のないものはバルコニーと呼んでいます。

幅3.6m×奥行1.2mのベランダを設置した場合、工期は1~2日、費用相場は約65万~80万円です。

外構工事を請け負っている会社に種類はあるのか?

外構工事を専門とする施工会社が、建設業の登録を行う場合、建築工事業、土木工事業、造園工事業のいずれか、もしくはすべてを取得します。

建築工事業では、カーポート、門、塀などの工事を、土木工事業では、宅地造成や擁壁の設置工事を行います。

また造園業では、植栽や庭石を取り扱います。

それぞれ専門性が異なるため、実際に工事を手掛けるのは、それぞれ別の施工会社になることもあります。

ハウスメーカー系外構工事施工会社

ハウスメーカーで住宅を新築した際に合わせて外構工事を依頼した場合、請求はハウスメーカー名義で行いますが、実際に工事をするのは、下請けの外構工事施工会社です。

この場合、ハウスメーカーの経費が加算されるため、直接外構工事施工会社に依頼するよりも割高になります。

外構工事専門施工会社

外構工事専門施工会社に依頼すると、外構に関する工事はひととおり自社で施工することになります。

設計から施工まで一貫して行うので、全体的にバランスのとれた外構になり、費用的に最も安く収まる方法です。

ただし造園に関してこだわりのある人であれば、植栽やガーデニングに関して、専門の造園会社に依頼した方が、よりグレードの高い仕上がりになります。

リフォーム専門会社

リフォーム専門会社に依頼した場合、外構に関して自社で行うものは、バルコニーやカーポートの組み立てといった構造物関係です。

このため本格的に外構工事を行いたいのであれば、リフォームとは別に外構工事専門施工会社に依頼した方が工事費が安く収まります。

バルコニーの設置をリフォームで行う場合、腰付きの窓を掃き出し窓に変えることも多く、内装の補修も伴うことから、こうした外構工事を依頼するのであれば、最適の選択といえます。

他業種のリフォーム部門

カーポートの設置を依頼した会社に外構工事も合わせて依頼することは、なるべく避けた方がいいでしょう。

アルミの部材を組み立てることを専門にしていることが多く、どこまで自社で施工するのか判断がつかないからです。

同様のことは、外構工事専門の会社に依頼する場合にもいえます。

会社によっては、カーポートの設置を下請けに依頼していることがあるからです。

外構工事に関しては、それぞれ専門分野に分業していることが多く、どこまでが自社で行えるのかを見極めることが重要です。

エクステリア工事は車庫や門扉、造園といったそれぞれの機能や項目を個別に考えるだけでなくそれぞれの繋がりや建物やとの調和が全体の印象に大きく関わってきますので、トータルで計画を立てることが施工後の満足感をあげる重要なポイントとなるでしょう。



外構工事を施工会社に依頼する際の心得とは

外構工事を施工会社に依頼する際に、どのような点に注意をすればいいのかみていきましょう。

工事会社共通の心得

まず依頼する工事会社の業態にかかわらず共通する注意点からみていきましょう。

イメージを固めておく

外構工事は、設計から始まります。

この時に依頼者自身がしっかりとイメージを固めておかないと、打ち合わせに無駄な時間を要するばかりか、結局自分の好みでない仕上がりになりかねません。

オープン外構、クローズ外構、セミクローズ外構など基本的な方針はしっかりと固めて、施工会社に希望を具体的に伝えることが重要です。

優先順位をつけておく

外構工事は、想定以上に工事費用が高くつくことがあります。

見積りを依頼して、予算オーバーとなった場合、どれを断念するか、予め優先順位をつけておいた方がいいでしょう。

見積りを見た瞬間に思い付きで断念するような工事を決定することは絶対に避けましょう。

工事の項目や名前だけでは出来上がりの形や色はわかりにくいので、可能であれば建物を含めたパースや、使用する品物の写真を見せてもらい、出来上がりのイメージを施工会社と共有できるような提案をしてもらいましょう。

その上でやりたい工事や仕様を決めていくと良いでしょう。

分からないことは遠慮なく質問する

外構工事の見積りはできるだけ複数の会社からとった方が適正な価格で発注できます。

その際に、分からないことはどんどんと質問をぶつけることが重要です。

金額だけでなく、会社の対応を見極めることで、良質の会社を選択することに繋がります。

取り決めはすべて契約書に記載する

外構工事会社の中には、設計図も作成しないまま、工事を施工するところもあります。

こうした会社に工事を依頼するとトラブルになるのは明白です。

工事を依頼する際は、何をどれだけの量で工事するのか記載した図面と使用する材料の品質を明記した仕様書に見積書を添えたものをセットにして契約をしましょう。

口頭のみの約束は、トラブルの原因になりますから、必ず文書化することが重要です。

価格より内容が重要

外構の設計にも会社によってセンスの差が現れます。

価格だけで施工会社を選択すると、後々後悔することになりかねません。

まずは自分のセンスに合ったデザインをしてくれた外構工事会社を第一候補として検討をしましょう。

ハウスメーカーに外構工事を依頼する際の心得

ハウスメーカーに新築を依頼した場合、外構工事も合わせて依頼するのが一般的です。

ハウスメーカーに外構工事を依頼する場合、どのような点に注意をすればいいのでしょうか。

外構工事無料サービスより住宅建築と一貫した値下げ交渉をする

ハウスメーカーに新築を依頼した場合、「外構工事は無料サービスします」と提案されることがあります。

外構工事は住宅価格の10%が相場とされていますから、かなりの割引です。

しかし「無料工事」であるが故に、詳細な図面や見積書が提出されることもありません。

実際に割引額に見合うだけの工事がなされたのかは、実のところ不明なのです。

このようなブラックボックスがあるサービスを受けるのであれば、住宅と外構を合わせた金額から、いくら割引をしてくれるのかという交渉をしましょう。

そうすることで外構工事の詳細も把握できるうえに、外構工事設計についても、自分の希望を堂々と述べることができます。

パッケージとしての外構工事であることも理解する

ハウスメーカーが外構工事を提案する場合、住宅とパッケージされた外構工事というのもあります。

価格は比較的低く抑えられますが、色や使用する機種の選択肢が限定されます。

外構工事専門施工会社に依頼する際の心得

それでは外構工事専門施工会社に依頼する際には、どのような点に注意をすればいいのでしょうか。

得意分野を確認する

外構工事は、工事の種類が多彩であるため、オールマイティにこなす外構工事専門施工会社は少ないのが現状です。

本来の得意分野があって、外構工事という枠の中で、それ以外の業務を必要に応じて追加してこなしています。

場合によっては、不得手とする分野を下請けに出していることもあります。

このため依頼者自身が外構のどの分野にこだわりがあるのかを見極めて、その分野を得意とする会社を選択することで、希望の外構工事が可能となります。

過去の工事例を参考にする

外構工事は外部から見ることが可能なため、依頼しようとする外構工事専門施工会社の実例を見るという方法があります。

また、ホームページなどで自社の施工事例を紹介していることも多いので、これにより、自分のセンスとマッチするかを確認することができます。

有資格者がいるか確認する

有資格者がいる会社であることを確認することが重要です。

特に建築士、造園技能士、土木施工管理技士などの国家資格を有している技術者がいるかを確認しておきましょう。

また建設業登録をしている方が望ましいといえます。

工事の規模から、必ずしも建設業の登録が必要ではありませんが、都道府県の管理下にある登録業者であれば、不誠実な対応があった際に、苦情を言える先があるのは心強いものです。

外構工事にローンや控除が適用されるのか?

外 構 工事

外構工事にローンやローン控除が使えるのかについてみていきましょう。

外構工事に使えるローンは、リフォームローンと住宅ローンです。

リフォームローンは一般的にリフォームに使えるローンですが、金融機関によっては、外構工事でも融資してもらうことができます。

住宅ローンは、外構工事は原則対象外とされています。

ただし住宅の請負契約書の中に外構工事が含まれていれば融資の対象になります。

言い換えれば、住宅の施工をした会社とは別の会社に外構工事を発注した場合は、住宅ローンの対象にはならないということです。

しかし金融機関によっては、外構工事が別途発注であっても住宅ローンに組み込んでくれることもありますから、最初から諦めずに一度は相談をしてみた方がいいでしょう。

住宅ローン控除については、外構工事は対象外とされています。

ただし国税庁の見解では、住宅と同じ施工会社が、住宅と外構工事の合計額の1割未満で外構工事を施工した場合であれば、住宅ローン控除の対象になるとしています。

一般的な考えでは、外構工事は住宅を施工した会社とは別に発注をした方が安くなります。

しかし、一括で依頼した場合の住宅ローンの融資額やローン控除を適用されるメリットを抜きにして、この問題は考えられません。

外構工事を誰に頼めば得なのかということは、プラスとマイナスを勘案してケースバイケースで判断した方がいいのです。

外構・エクステリアリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた外構・エクステリアリフォームは、あくまで一例となっています。

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