2024年06月17日更新

監修記事

【2024年】我孫子市のリフォーム補助金・助成金一覧と貰う方法!

我孫子市では2024年、木造戸建住宅の耐震改修や自宅の小規模なバリアフリー改修を行う場合、補助金制度を利用することが可能です。最大で50万円の補助金を受け取ることができ、リフォームの負担が大幅に軽減されます。
各補助金の詳細はもちろん、申請から受け取るまでの流れ、申請に必要な書類についても詳しく説明します。

リフォーム補助金・助成金の一覧(我孫子市 2024 最新)

以下では、我孫子市で利用可能な、リフォームに関連する主な助成や補助金などの制度の概要について紹介します。

補助金の制度名対象となる工事補助金の上限額申請期限
我孫子市木造住宅耐震改修工事助成制度自己居住用木造戸建住宅の耐震改修50万円2024/11/29
我孫子市住宅リフォーム補助金制度市内の登録業者に依頼しての改修20万円2025/2/10
浸水防止工事の助成制度浸水防止30万円定めなし
介護保険以外の高齢者向けサービス(住宅改造費助成)自宅の小規模なバリアフリー改修50万円定めなし
日常生活用具の給付(住宅改修費)小規模な住宅改修20万円定めなし

※2024年6月14日現在。詳細はご利用前に我孫子までお問い合わせください。

我孫子のリフォーム部位別 補助金早見表

リフォーム部位と、本記事で紹介する補助金制度の対応早見表です。トイレ等、気になる箇所が補助金の対象になっているか分かります。簡易的なものですので、必ず個別に確認してください。

リフォーム部位
【水回り】トイレ・風呂・キッチン・洗面
【外回り】外壁・外構・屋根・庭
【内回り】玄関・階段・壁紙・床・窓
【バリアフリー】手すり等
【耐震化】診断・耐震改修等
【エコ・断熱】二重窓・太陽光等
○:補助金の対象となる可能性あり、-:対象か未確認

補助金①我孫子市木造住宅耐震改修工事助成制度

市内にある、1981年5月31日以前に建築または着工された自己居住用の木造戸建住宅について、一定要件を満たす耐震改修を行う場合、引き続き居住する所有者なら、改修費用の一部について補助が利用できます。

住宅は、在来軸組構法や伝統的構法、枠組壁工法によって建築された、2階建て以下の木造住宅のうち、耐震診断の結果「倒壊する可能性がある」ないしは「倒壊する可能性が高い」とされた建築物が補助の対象です。

耐震改修は、改修工事後の耐震性が「倒壊しない」または「一応倒壊しない」と評価される工事が対象です。

ただし、耐震改修工事の設計や工事監理については、市に登録されている木造住宅耐震診断士が行い、耐震改修工事については、市に登録している業者が施工する必要があります。

補助は、50万円を限度に、耐震改修工事に要した費用の2分の1以内の額が支給されます。

また、耐震改修工事の結果、現行の耐震基準に適合する場合は、固定資産税の減免措置や所得税の特別控除の措置を受けることもできます。 着手前の申請が必要です。

詳細については、市のホームページならびに建築住宅課でご確認ください。

詳しくはこちら:我孫子市木造住宅耐震改修工事助成制度(我孫子)

補助金②我孫子市住宅リフォーム補助金制度

市内にある住宅や中古住宅において、市内の登録業者に依頼して20万円以上の改修工事を行う場合、所有者である市民や工事完了後に市内に転入する所有者なら、改修工事費の一部について補助が利用できます。

リフォーム後も、10年を超えて定住する意思があるなどの要件があります。

なお、介護保険の住宅改修費助成や市の高齢者住宅改造費助成、障害者住宅改造費助成、住宅用省エネルギー設備等設置費補助金とは併用できません。

補助は、市内の持ち家に居住する方なら、居住中の個人住宅や、市内で転居するために所有する中古住宅のリフォームを行う場合、10万円を上限として、費用の5%が支給されます。

新たに多世帯住宅となる場合なら、上限額が20万円、補助率が10%に増額されます。

なお、子育て世帯や単身者世帯に該当する場合については、それぞれ上限額が10万円ずつ加算されます。

また、転入者や市内で借家住まいの方などが、市内に所有する中古住宅を居住用にリフォームする場合も、10万円を上限として、リフォーム工事費用の5%が支給されます。

新たに多世帯住宅となる場合なら、上限額が40万円、補助率が20%に増額されるほか、地区による加算もあります。

さらに、子育て世帯や単身者世帯に該当する場合は、それぞれの上限額が10万円ずつ加算されます。

子育て世帯は、義務教育終了前の子がいる世帯や、夫婦の年齢がともに49歳以下の世帯、親の年齢が49歳以下で20歳未満の子がいるひとり親家庭の世帯で、単身者世帯は、申請時に49歳以下の単身者の世帯です。

リフォームは、修繕や機能向上・安全対策、増改築を含む間取り変更、器具・設備の設置や交換などの工事が対象で、それぞれの要件が定められています。

リフォーム工事の契約や工事着手前に、市への事前申請が必要です。

申請前の契約や施工は、補助対象にならないためご注意ください。 窓口は市の建築住宅課で、事前の相談が安心です。

詳しくはこちら:我孫子市住宅リフォーム補助金制度(我孫子)

補助金③浸水防止工事の助成制度

過去に浸水被害に遭われた方や、今後被害が発生する恐れがある地域に住む方なら、浸水被害の軽減を図るために浸水防止工事を行う場合、費用の2分の1について、30万円を限度とする助成が利用可能です。

対象となる費用は、建物基礎部のかさ上げ工事や敷地の盛土工事、室内外の床面かさ上げ工事、駐車場や設備機器のかさ上げ工事、出入口や敷地内への浸水防止設備の設置工事などが対象です。

自分で浸水防止工事をした場合も、使用した物品や資器材の購入に要した費用は補助の対象となります。

施工前に申請手続きが必要です。 詳細や手続きについては、市の市民安全課でご確認ください。

詳しくはこちら:浸水防止工事の助成制度(我孫子)

補助金④介護保険以外の高齢者向けサービス(住宅改造費助成)

市内の自宅に住む65歳以上の方なら、日常生活を安全に営むことができるよう、自宅の小規模なバリアフリー改修を行う場合、改修費用の一部について助成を利用できます。

対象者には所得要件があり、生計中心者の市民税が非課税または均等割のみ課税、もしくは合計所得金額が125万円以下の方が対象となります。

改修は、要介護3から5の方の場合、本人の自立支援と介護者の介護負担軽減のために行う、居室や浴室、便所、台所、廊下、階段などの改造工事を対象に、50万円を上限として市が定める基準額の2分の1が支給されます。

要支援1と2、要介護1と2の方の場合、本人の自立を支援するために行う、居室や浴室、便所、台所、廊下、階段などの改造工事を対象に、20万円を上限として市が定める基準額の2分の1が支給されます。

要介護や要支援の認定を受けていない方の場合でも、転倒予防のために行う手すりや段差スロープなどの改造工事を対象に、2万5千円を上限として市が定める基準額の2分の1が支給されます。

基準額は、市が定める部屋別単価、部材単価を基準に計算されます。市への事前申請が必要です。

また、要介護や要支援の認定を受けている方の場合、介護保険の住宅改修が優先適用となります。

詳細については、市の高齢者支援課にご相談ください。

詳しくはこちら:介護保険以外の高齢者向けサービス(住宅改造費助成)(我孫子)

補助金⑤日常生活用具の給付(住宅改修費)

市内に住む、下肢や体幹に3級以上の障害のある方などなら、日常生活を便利にするために小規模な住宅改修を行う場合、20万円を基準額として、住宅改修費用の一部について給付を利用できます。

利用者は、世帯の市町村民税の課税状況に応じ、自己負担なし、または見積額と基準額を比較して少ない方の額の5%から10%を負担します。

対象者は、下肢や体幹、移動機能に3級以上の障害がある方や、精神障害1級の方、下肢または体幹機能に障害のある難病の方となっています。

改修は、手すりの設置や段差解消、滑り防止、引き戸などへの扉の取替えなどが対象です。

詳細については、事前に市の障害福祉支援課にご相談ください。

詳しくはこちら:日常生活用具の給付(住宅改修費)(我孫子)

「我孫子市」の補助金申請の流れと必要書類

リフォーム工事への補助金の申請方法とその流れは、補助金制度を実施する地方自治体や公共団体、または特定の制度によって異なりますが、一般的な申請手続きは以下の通りです。

補助金の申請方法とその手順

最初に補助金制度の詳細を確認する

まず、補助金制度の詳細を確認し、どの工事内容のリフォームが補助の対象になるのか、補助金の上限額や申請期限などを確認します。

補助金制度は、国や地方公共団体、団体などが提供しているため、詳細はそれぞれの公式HPや資料で確認しておきましょう。

見積もりを作成してもらう

次に、リフォームを行う業者に見積もりを作成してもらい、リフォーム計画を作成します。この段階で、補助金の要件に適合するリフォームの工事内容になっていることを確認します。

補助金申請書の提出を行う

リフォーム業者から見積もりとプランを受け取ったら、補助金申請書を提出します。業者が申請する場合や、申請を代行する場合もあります。

申請書にはリフォームの工事内容の詳細と日程、見積もり、および必要に応じて関係書類を添付します。補助金の申請書は、補助金を提供する団体の公式HPや窓口で入手できる場合もあります。

審査・承認を経てリフォーム工事に着手

申請書を提出した後は、審査が行われます。審査に通った場合、補助金の受け取りが承認され、リフォーム工事へと着手できます。

補助金の受け取り

リフォームが完了したら、最終的なリフォーム費用の明細書とともに、補助金の受け取りを申請します。一部の補助金制度では、リフォーム工事完了後に工事費用の領収書や写真などの証拠を提出する必要があります。

なお、ここで説明した手続きは一般的なもので、補助金制度によっては、それぞれの手続きの詳細や順序が異なる場合があります。

そのため、補助金を申請する前に、該当の補助金制度の具体的な要件と手続きを確認しておくことが大切です。

リフォーム補助金の申請時の必要書類

リフォームの補助金を受ける際に必要な書類は、具体的な補助金制度によって異なります。ここでは、一般的な必要書類を解説していきます。

補助金申請書

これは補助金を提供している団体や公的機関から提供され、一般的にはHPや窓口で入手できます。

見積書

リフォーム業者から提供されるもので、リフォームの工事内容と費用が記載された見積書が必要になることがあります。

リフォーム計画書

「リフォーム計画書」とは、リフォームの詳細な計画を示した書類のことです。リフォーム箇所、工事内容、期間等が記載されている書類が必要になる場合があります。

建築図面

補助金の申請時には、既存の建物の図面やリフォーム後の図面などが必要となる場合があります。

所有者の同意書

建物の所有者が申請者でない場合、リフォームを行うことに同意していることを示す書類が必要となることがあります。該当する場合は、所有者の同意書を用意しておきましょう。

証明書類

補助金申請では、申請者が補助金制度の対象要件を満たしていることを証明するための書類が必要となることもあります。例えば、収入証明書や年金受給証明書などがこれに該当します。

リフォーム後の報告書

報告書はリフォーム完了後に提出するもので、工事が計画通りに行われたことを示すための書類です。完成したリフォームの写真や、業者からの最終的な請求書などが添付されることがあります。

なお、ここで紹介した書類は一般的なもので補助金制度によっては必要な書類や詳細が異なります。補助金を申請する前に、リフォーム業者に問い合わせるか、補助金制度を取り扱う市町村などの窓口で、詳細をしっかり確認しましょう。

我孫子市のリフォーム会社の選び方

我孫子市では、木造住宅の耐震化や市内の業者に依頼して行うリフォーム、浸水防止工事、バリアフリー改修などについて、助成や補助などの制度を利用することが可能です。

このような補助・助成金などの制度を利用したいときは、制度と対象となるリフォームに長けた業者を選ぶことがおすすめです。

また、リフォームの箇所別に得意や不得意もあるため、口コミも確認して、依頼するリフォーム業者・会社が何を得意としているか、事前に把握することが大切です。

我孫子市近郊の柏市や印西市、取手市なども含め、リフォームの業者・会社を選ぶと選択肢が増えます。

また、自宅近くのリフォーム業者・会社なら、出張などの費用や時間を省くことにつながるメリットがあります。

下記の「我孫子市で評判のリフォーム会社一覧」では、リフォーム会社選びの参考となるよう、我孫子市にあるリフォーム会社を紹介しています。

会社選びでは、必ず複数の相見積もりを比較しましょう。一方、会社が多すぎても迷ってしまいます。「3社」が比較検討もしやすくオススメです。

ハピすむでは、我孫子市対応のリフォーム会社を最大「3社」ご紹介します。全て厳正な審査を通過した会社です。安心してお任せください。

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ここまで「自治体」からの補助金について説明してきました。

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リフォームする際のポイント

もしリフォームを実際に行うとなった際には、ぜひお近くのリフォーム会社に一度ご相談することをおすすめします。

リフォーム会社に相談する時に一番気になるのは「いくらかかるのか」という金額の部分かと思います。

正確なリフォーム金額を知るためには、リフォーム前に「現地調査」を受ける必要があります。

その際に、損をしないリフォームを実現するために重要なことが一点あります。

それは、リフォーム会社1社のみに現地調査と見積もりをお願いするのではなく、複数社に依頼して、必ず「比較検討」をする!ということです。

複数の会社に依頼する時のポイントは「同じ条件」で依頼することです。バラバラの条件で依頼をすると、正しい比較ができません。

このポイントをきちんと押さえ、複数の会社の提案を受けることでご希望のリフォームの適正価格が見えてきます。

「色んな会社に何度も同じことを伝えるのがめんどくさい…。」という方はカンタンに複数社を比較検討できるサービスもございますので、ぜひご利用ください。

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】國場絵梨子

りこ行政書士事務所

國場絵梨子

行政書士、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP、測量士補。行政書士試験合格後「りこ行政書士事務所」を開業し、補助金申請や融資、遺言、相続といった相談とサポートを行っている。

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