2024年01月24日更新

監修記事

浴室の増築にかかる費用はどれくらい?工期や注意点なども解説

浴室を増築して広くする場合、費用や施工期間はどのぐらいかかるのでしょうか?浴室の増築工事の流れと施工の際にかかる費用、工事期間の目安、増築に関する注意点、工事費用をできるだけ抑えたい場合のコツなどについてご紹介していきます。

浴室の増築や改装でまず知っておくべきことは?

浴室を増築や改装する場合には、まず工事の流れと工期、施工にかかる費用の相場を知っておきましょう。

浴室の増築にかかる費用はどれくらい?工期や注意点なども解説

浴室の増築工事の流れと工事期間の目安

既存の浴室を増築および改装して広々とした浴室に作り替える場合、まず行うのは浴槽および壁、床、配管等の撤去作業です。

この作業では既存の浴室設備を撤去するだけでなく、基礎部分の解体や配管の撤去、増築の際には壁や天井についても解体する場合もあるため、建物の構造によって施工期間が変わります。

設備等の解体撤去が完了したら、次は床面の基礎工事です。

ユニットバスの入れ替えのみを行う場合には基礎をそのまま利用する場合もありますが、増築の場合には基礎が無い部分もあるため、全面的に作り直さなければなりません。

この時、排水がきちんと排水口に流れるよう基礎のバランス調整も施し、配管についても新しいものに交換していきます。

施工期間については、解体および基礎工事を合わせて約4日、配管工事については約2日が目安です。

基礎工事が完了したらユニットバスを設置していきますが、ユニットバスは工場で製造されている規格品のため、施工の際には現地でパーツを組み立てるだけで設置できます。

そのため、タイル貼りなどの内装工事の手間がかからず、設置だけなら約1日が工期の目安です。

実際の工事では、基礎工事後に配管工事とドアを設ける洗面室などの内装工事、ユニットバスの組み立てを並行して行いますので、単純に基礎工事後約3日で全ての作業が完了するというわけではありません。

目安としての全体の工期は約1週間ですが、建物の状態や工事の内容、使用する設備によって工期は大きく変化しますので、できるだけ詳しい工期について知っておきたい場合には、リフォーム会社に見積りを依頼すると良いでしょう。

浴室の増築費用はどれくらいかかる?

浴室を増築して拡張し、新しいユニットバスを設置する場合、費用の相場はどれくらいなのでしょうか?

浴室の増築費用は、拡張面積1坪あたり約50万円が相場です。

合計の施工費用はこれに既存浴室の解体費用と、使用するユニットバス等の設備価格を追加したものとなります。

解体費用については既存浴室がユニットバスか在来工法かによって変わり、ユニットバスの場合は処分費用込みで約15万円、在来工法の場合はタイルを剥がす「はつり」という作業が必要となるため、約20万円が相場です。

ユニットバスの価格については、スタンダードなものなら約70万円、高品質高機能な製品なら約130万円が相場となります。

また、浴室乾燥機を設置する場合については、製品にもよりますが約15万円が相場です。

合計の施工費用については、使用する設備の価格や工事の内容によって変わりますので、リフォーム会社に予算や欲しい機能を伝えて相談すると良いでしょう。

浴室を増築する際に注意することは?

浴室の増築にかかる費用はどれくらい?工期や注意点なども解説

リノベーションやリフォームで浴室を増築する場合、どのような点に注意が必要なのでしょうか?

浴室に限らず、建物の増築を行う際には、増築面積によって建築確認申請という手続きが必要となります。

この申請は、増築した建物が建築基準法などの法律に抵触していないかを役所が確認する手続きで、許可が得られなければ増築工事を行うことができません。

申請については強度計算の資料や図面等が必要となり、申請費用は30平方メートル以下なら自治体にもよりますが約3万円が相場です。

また、申請書に必要な図面や資料を建築士やリフォーム会社に依頼する場合については、増築面積にもよりますが約5万円が相場と言われています。

建築確認申請については防火・準防火地区以外にある場合、増築面積が10平方メートル以下なら必要ありませんので、浴室をリフォームしたりリノベーションしたりする場合には不要となることが多いようです。住宅地は延焼を防ぐために準防火地区になっている事も多いので役所やリフォーム会社に問い合わせてみるとよいでしょう。

しかし、新しく浴室を増築して追加する場合については申請が必要となる場合もありますので、このような場合にはリフォーム会社に申請が必要かどうか確認しておくと良いでしょう。

お風呂の増築にかかる費用を抑える方法とリフォーム会社選びで注意するポイント

お風呂のリフォームやリノベーションで重要なのは費用を抑えられるからといって、安易に施工費用だけを見てリフォーム会社を選ばないことです。

安価な費用でも十分な施工を行っている場合もありますが、お風呂は日常的に大量の水を扱う場所ですので、防水や配管等の工事に手抜かりがあると建物そのものを大きく傷めてしまいます。

特に基礎工事については排水のスムーズさや浴槽の重量を支える重要なポイントですので、リフォームやリノベーションの際には多少費用が高くとも、信頼のおける施工業者に依頼することが大切です。

そのため、できるだけコストを抑えたい場合には、工事費用ではなくユニットバスそのものを安価なものにする方が良いでしょう。

ユニットバスはスタンダードなものでも約70万円が相場ですが、浴槽とシャワーのみのシンプルなものなら約50万円から購入できるものもあります。

タイミング次第では型落ちなどの理由で、通常の販売価格よりさらに安価に販売されている場合もありますので、見積りの際にそのような製品がないか聞いてみるのも良いでしょう。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫

株式会社フレッシュハウス

樋田明夫

フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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