2024年11月21日更新

監修記事

人気の浴室の壁色とは?~人気色を選ぶポイントを解説~

浴室の人気の壁色やリフォームの費用相場はご存じでしょうか。本記事では、浴室の壁色選びのポイントから、実際の施工例まで幅広く紹介します。
浴室の壁色のポイントや浴室のリフォーム費用相場はご存じでしょうか。浴室のリフォームを検討している方の中には様々な疑問や不安がある方もいらっしゃると思います。
本記事では、浴室の人気の壁色から浴室リフォームの費用相場などを実際の施工例を踏まえて紹介しています。
この記事を読むことで、浴室の壁色選びのポイントなどを把握することができます。
その知識をもとに自分の希望に近い浴室を選択すれば、リフォームを失敗なく進めることができるでしょう。
浴室のリフォームを検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

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浴室の壁塗り替え相場

浴室を塗装する場合の費用相場は10万〜25万円です。

浴室の壁の色を変更するには主に2つの工事方法があります。
1つは既存の浴室の壁に塗装を行う方法、もうひとつは浴室ごと交換を行う方法です。

在来工法の浴室を塗装する場合

在来工法の浴室を塗装する場合の費用相場は10万〜20万円です。

この金額は既存の壁の劣化状況や塗装の面積、浴室の大きさなどによって変動します。

工期は約2日〜約4日が一般的となります。

在来工法の浴室をユニットバスに交換する場合の費用相場は約80万円〜約150万円です。

この金額は配管工事や浴室の大きさ、導入するユニットバスのグレードなどによって変動します。

在来工法の浴室をユニットバスに交換する場合の工期は約4日〜約10日です。

こちらの工期は床下や柱の劣化状況によっても金額が変動します。

ユニットバスを塗装する場合

ユニットバスを塗装する場合の費用相場は約10万円〜約25万円です。

この金額は塗装する面積と塗装のしやすさなどによって変動します。

工期は約2日〜約4日が一般的となります。

ユニットバスを新たなユニットバスに交換する場合の費用相場は約60万円〜約150万円です。

この金額は配管の劣化状況や浴室の大きさによって変動します。

工期は約4日〜約10日です。

工期は床下の劣化状況などによって変動します。

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浴室の壁色選びのポイント

浴室の壁色は自分の希望通りの浴室にするためにも重要です。

浴室は毎日使用するため、壁の色によっては汚れが目立つなどのリスクがあります。

ここでは浴室の壁色選びのポイントを紹介します。

汚れが目立たない色にしたい

浴室の壁色には汚れが目立ちやすい色があります。

浴室の汚れが目立ちやすい色は赤色や黒色です。

一方、白色の浴室は水垢が目立ちにくいですが、髪の毛やカビが目立ちます。

汚れが目立たない色は、青色や灰色です。

青色や灰色は汚れの色と近いため、汚れが目立ちにくくなるのです。

お風呂は毎日使用するため、どうしても汚れが発生してしまいます。

汚れが目立ちにくい色にすることで、掃除をしてもすぐに汚れが目に付くというようなストレスを感じることが減るでしょう。

ただし、汚れの目立たない壁色にすればもちろん汚れは見えにくくなりますが、掃除の必要性がなくなるわけではないという点には注意が必要です。

癒される雰囲気にしたい

1日の疲れを少しでも改善するために、浴室の壁色を癒される雰囲気にしたいと考えている方もいるでしょう。

浴室を癒される空間として演出してくれるのはパステルカラー系の色です。

特に淡いグリーンやクリーム色が適しています。

グリーン系は自然を連想させ、安らぎや穏やかさを演出してくれます。

目にも優しい色と言われており、癒される雰囲気にしたいと考えている方にはおすすめです。

クリーム色には温かみがあり気持ちを落ち着ける効果があります。

病院のカーテンの色にもよく使用されています。

リッチな雰囲気を出したい

浴室にリッチな雰囲気を出したいと考えている方もいるでしょう。

高級感を演出してくれるのは黒色と赤色です。

これらの色は、色の明度が低く重厚感のある印象であるため、リッチな雰囲気を演出してくれます。

ワインレッドなどの赤色は豪華な雰囲気を演出してくれる良い色ですが、色あせが早いというデメリットがあるため注意が必要です。

また、光沢を出すことによって高級感をより強く演出することができます。

ほかにも、壁色だけでなくお風呂内の入浴グッズの色を明度の低い色の物で統一することでさらに高級感を演出することもできます。

逆に高級感を与えずに素朴な印象となる色は、青色や緑色、茶色などの色です。

こちらの色は人の気持ちを静める色ですが、高級感を演出したいという際には避けましょう。

浴室内の壁の色のみならず、照明によってもリッチな雰囲気を演出することができます。

寒色系の色ではなく暖色系の照明を使用すると良いでしょう。

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浴室の壁人気色3選

浴室の壁色は複数あるため、壁色選びに悩んでいる方もいるでしょう。

ここでは人気の壁色を紹介します。

パステルカラー系

パステルカラーの外壁のイメージ画像

パステルカラー系は人気の壁色の一つです。

明るいトーンであるため、水垢などの汚れが目立ちにくく、明るく柔らかい雰囲気の浴室にすることができます。

シンプルなホワイトよりもおしゃれな雰囲気を演出します。

また選択する色によって雰囲気が変わります。

ピンクやイエローのパステルカラーは明るく柔らかい雰囲気の浴室にすることができ、ブルーやグリーンなどは安心感を与えリラックスしやすい雰囲気にすることができます。

浴室で個性的な空間にしたいと考えている場合は、パステルカラーを壁だけでなく、浴槽などに部分的に取り入れるという方法もあります。

しかしデメリットとして、白色やブラウンなどと比較して飽きやすいという点と年齢と共に色の好みが変わってくるという点があります。

浴室は長年使用するため、年齢を重ねても飽きないかという点は非常に重要です。

ホワイトカラー系

ホワイトを基調としたユニットバスのイメージ画像

ホワイトカラー系も人気の壁色の一つです。

パステルカラーよりも明るい色で、膨張色であるため、浴室に広々とした開放感のある印象を与えてくれます。

ホワイトカラー系は清潔感を演出する色でもあるため、浴室をシンプルで清潔感のある空間にしたいと考えている方におすすめの色です。

水垢などの汚れが目立ちにくいという特徴もありますが、髪の毛やピンク汚れ、黒カビなどの汚れが目に付きやすいため掃除などのメンテナンスを頻繁に行う必要があります。

また浴室全体をホワイトカラーで統一すると少し物足りなさを感じる可能性があります。

壁の一面のみ違う色を使用するなどしてアクセントを加えることで、物足りなさを軽減することができるでしょう。

ダークカラー系

ダークカラーを基調としたユニットバスのイメージ画像

ダークカラー系は人気の壁色の一つです。

黒色や紺色などの色を浴室の壁に使用することで、高級感のある落ち着いた雰囲気の浴室にすることができます。

重厚感がある色であるため、光沢を加えることでさらに高級感のある浴室になります。

高級感のある浴室にしたいと考えている方は、ダークカラー系に光沢を追加することをおすすめします。

しかし水垢が目立ちやすいという欠点があります。

水垢の色が白であるため、ダークカラー系の壁に付着するとどうしても目立ってしまうのです。

綺麗な状態を維持するためにはメンテナンスの頻度を増やさなければなりません。

浴室の清掃に時間が取れる場合はおすすめですが、こまめに掃除をする時間が取れない場合はデメリットとなってしまう可能性が高いです。

浴室の壁のみならず、浴槽にもダークカラーを使用した場合、浴槽内が綺麗に見えないというデメリットもあり、人によっては落ち着いて入浴できないと感じるケースもあります。

対策として、浴槽にはホワイトカラー系を使用し、壁にはダークカラー系を使用することで落ち着いて入浴することができる浴槽になります。

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壁色選び失敗例

壁色選びには注意点があり、失敗するとすぐに色に飽きてしまったり、マイナスな印象になってしまったりすることもあります。

ここでは壁色選びの失敗例について紹介します。

ホワイト系に塗装したら髪の毛が目立つ

浴室の壁色をホワイト系の色にすると、髪の毛などの汚れが目立ってしまうという特徴があります。

浴室では髪を洗浄するため、髪の毛が抜け落ちて壁や床などに付着することがあります。

家のフローリングがホワイト系の色の方は床に落ちている髪の毛が目に付くという経験をしたことがあるのではないでしょうか。

また髪の毛の色は人によって異なりますが、一般的に多いとされる黒色はホワイト系の色と反対色で、目立ちやすいです。

そのため誰かの後にお風呂に入る際には床や壁に付着した髪の毛が目に付くことが多いかもしれません。

パステル系に塗装したら、年齢を重ねると合わなくなる

パステル系の色は年齢を重ねることで好みと合わなくなってしまう可能性があります。

パステルカラーの特徴としてトーンが明るめであり、比較的柔らかい印象が強い色です。

年齢を重ねて好みの色が変化することでパステルカラーのトーンが明るすぎると感じることもあるでしょう。

お風呂は長年使用するものですので、特別に気に入っている色がない限り、長期的に考えた色選びを行うことで失敗をしにくくなるでしょう。

また壁の全面をパステルカラーにするのではなく、一部分にパステルカラーを採用することでトーンが明るすぎる印象を緩和することもできます。

ダークカラーに統一したら気分が暗くなる

ダークカラーに統一することで気分が落ちてしまうという可能性があります。

黒色や紺色は無彩の色であり、周囲を引き締める効果が強い色です。

高級感のある印象を与えますが、負のイメージを与えるリスクもあります。

また黒色は光を遮断するため、エネルギーが感じられない色です。

ダークカラーは比較的男性に人気の色ですが、家族など他の人が浴室を使用する場合は事前に確認をしておきましょう。

浴室にダークカラーを採用する場合は壁全面にするのではなく、壁の一面のみをダークカラーにする、浴槽はホワイトカラーにするなどの工夫をすることで負のイメージを軽減することができます。

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浴室リフォームの施工例のご紹介

浴室の壁色について把握したもののイメージが掴めないという方もいるでしょう。

ここではよりイメージを深めるために浴室リフォームの施工例を紹介します。

リクシル「アライズ」リフォーム事例(パステルカラー系)

リフォーム費用 87.7万円(税込)
工期 6日
建物 戸建て
メーカー名 リクシル
商品名 アライズZタイプ S1216サイズ

こちらの事例は、リクシルのアライズを使用したリフォーム事例です。

ピンクのパステルカラーを使用することで明るい印象の浴室に仕上がっています。

パステルカラーは明度が高いため開放感を演出します。

また浴槽の色とは異なり、浴室の壁にアクセントを加えることで個性的な印象を与えることが可能です。

浴室のリフォームと同時に窓を二重サッシにすることで断熱性能を高めており、デザイン性と機能性共に高い浴室へと変化しました。

リクシル「BW」を使った3点ユニットバス交換事例

リフォーム費用 77万円(税込)
工期 7日
建物 マンション
メーカー名 リクシル
商品名 BW

こちらの事例は、リクシルBWを使用した3点ユニットバスの交換事例です。

ホワイト系の色を使用することで、汚れや劣化が蓄積しやすい3点ユニットバスが清潔感と明るい印象の浴室に仕上がっています。

また3点ユニットバスは部材が多く閉鎖的な印象を受けますが、ホワイト系の色で統一することで、狭さを感じさせないスペースとなっています。

3点ユニットバスの交換と同時に脱衣所のクロス張り替えも行っており、浴室と脱衣所の印象を一新した事例となります。

タイルのお風呂からユニットバスへのリフォーム事例

リフォーム費用 89.3万円(税込)
工期 7日
建物 戸建て
メーカー名 リクシル
商品名 BW

こちらの事例は、リクシルBWを使用し在来工法からユニットバスへ交換した事例です。

ホワイト系の色とダークカラーを使用することで、開放感を感じつつ重厚感も感じることのできる浴室になっています。

壁の色のみでなくシャワーヘッドや水栓もメタル調にすることで、高級感も感じることのできるデザインに仕上がっています。

在来工法の浴室をユニットバスにすることで、断熱性などの機能性と共にデザイン性が向上しています。

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壁色選び失敗例

壁色選びには注意点があり、失敗するとすぐに色に飽きてしまったり、マイナスな印象になってしまったりすることもあります。

ここでは壁色選びの失敗例について紹介します。

ホワイト系に塗装したら髪の毛が目立つ

浴室の壁色をホワイト系の色にすると、髪の毛などの汚れが目立ってしまうという特徴があります。

浴室では髪を洗浄するため、髪の毛が抜け落ちて壁や床などに付着することがあります。

家のフローリングがホワイト系の色の方は床に落ちている髪の毛が目に付くという経験をしたことがあるのではないでしょうか。

また髪の毛の色は人によって異なりますが、一般的に多いとされる黒色はホワイト系の色と反対色で、目立ちやすいです。

そのため誰かの後にお風呂に入る際には床や壁に付着した髪の毛が目に付くことが多いかもしれません。

パステル系に塗装したら、年齢を重ねると合わなくなる

パステル系の色は年齢を重ねることで好みと合わなくなってしまう可能性があります。

パステルカラーの特徴としてトーンが明るめであり、比較的柔らかい印象が強い色です。

年齢を重ねて好みの色が変化することでパステルカラーのトーンが明るすぎると感じることもあるでしょう。

お風呂は長年使用するものですので、特別に気に入っている色がない限り、長期的に考えた色選びを行うことで失敗をしにくくなるでしょう。

また壁の全面をパステルカラーにするのではなく、一部分にパステルカラーを採用することでトーンが明るすぎる印象を緩和することもできます。

ダークカラーに統一したら気分が暗くなる

ダークカラーに統一することで気分が落ちてしまうという可能性があります。

黒色や紺色は無彩の色であり、周囲を引き締める効果が強い色です。

高級感のある印象を与えますが、負のイメージを与えるリスクもあります。

また黒色は光を遮断するため、エネルギーが感じられない色です。

ダークカラーは比較的男性に人気の色ですが、家族など他の人が浴室を使用する場合は事前に確認をしておきましょう。

浴室にダークカラーを採用する場合は壁全面にするのではなく、壁の一面のみをダークカラーにする、浴槽はホワイトカラーにするなどの工夫をすることで負のイメージを軽減することができます。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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