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目次
【2025年最新】玄関ドアリフォームは補助金活用が常識!今が絶好のチャンスな理由
2025年が玄関ドアをリフォームする絶好のチャンスなのは「お得な補助金制度」が、いくつか用意されていることが理由です。
玄関ドアのリフォームは、断熱性能の向上による省エネ効果や室内の快適性アップ、そして家のセキュリティ強化など、さまざまなメリットが得られます。
しかし、断熱性や防犯性が高い玄関ドアを選ぶと、リフォームにかかる費用も高くなりがちです。そのため「リフォームは来年にしようか」と先延ばしにしている人も少なくないでしょう。
そんな人におすすめしたいのが「補助金制度の活用」です。2025年は、玄関ドアで活用できる補助金制度がいくつもあります。この絶好のチャンスを逃さず、お得に理想の玄関ドアのリフォームを実現させましょう。
【目的別】玄関ドアリフォームで使える主要補助金制度
補助金制度ごとに補助対象となるリフォーム工事などが異なるため、リフォームや補助金を活用する目的にそった制度選びが重要です。
ここでは、あなたが最も重視するポイントに合わせた補助金制度を見つけるためのポイントを徹底解説します。あなたのニーズに合った補助金を見つけて、お得に理想の玄関ドアを実現しましょう。
- 金額重視なら
→「先進的窓リノベ2025事業」の解説へ
- 断熱性や省エネ性の高さで選ぶなら
→「子育てグリーン住宅支援事業」の解説へ
- 建物の長寿命化や介護リフォームが目的なら
→「長期優良住宅化リフォーム・介護保険」の解説へ
【金額重視なら】先進的窓リノベ2025事業
先進的窓リノベ2025事業は、高い断熱性能を持つ窓やドアの改修に特化した、非常に補助額の大きい制度です。補助の上限は1戸あたり200万円で、補助対象となる開口部ごとの補助額の合計が申請できる補助金額です。
ドアの交換の補助額は、サイズや性能などによって異なります。もっとも補助額が高いのは、サイズ区分が「大」でドアの性能区分が「P」に分類される場合で、1箇所あたり22万円です。(戸建住宅・低層集合住宅の場合)

補助対象者 | 窓のリフォーム工事をする住宅の所有者など 【「所有者など」に該当する方】 ・住宅を所有する個人またはその家族 ・住宅を所有し、賃貸に供する個人または法人 ・賃借人 ・集合住宅の管理組合や管理組合法人 |
補助対象の建物 | 既存住宅 (戸建住宅・集合住宅) |
補助対象のリフォーム工事 | ・ドアの交換 ・窓ガラスの交換 ・内窓の設置 ・外窓の交換 |
補助金額 | 開口部ごとの補助額の合計 |
補助上限 (戸あたり) | 200万円 |
申請期間 | 2024年11月22日〜予算上限に達し次第終了(遅くとも2025年12月31日まで) ※交付申請の予約は2024年11月22日〜予算上限に達し次第終了(遅くとも2025年11月14日まで) |
補助額が5万円未満である場合は「補助対象外」となってしまうため、玄関ドア以外にも窓の交換などを検討する必要があります。
玄関ドアと同時に窓の断熱性も向上させれば、室温を一定の温度に維持しやすいなど、快適性の向上が期待できます。業者と相談して、本事業を最大限に活用したリフォームの計画を立ててみましょう。
【断熱性能で選ぶなら】子育てグリーン住宅支援事業
子育てグリーン住宅支援事業は「建物の断熱性や省エネ性の向上」に重点が置かれている補助金制度です。
玄関ドアの交換も補助の対象となっているものの、建物の断熱リフォームや省エネ性の高い設備の設置など、ほかのリフォームも同時に実施することが補助の条件として定められています。
そのため、玄関ドアをリフォームする目的が「断熱性の向上」である場合は、建物の断熱リフォームもあわせて実施するのがおすすめです。
補助対象者 | 窓のリフォーム工事をする住宅の所有者など 【「所有者など」に該当する方】 ・住宅を所有する個人またはその家族 ・住宅を所有し、賃貸に供する個人または法人 ・賃借人 ・集合住宅の管理組合や管理組合法人 |
補助対象の建物 | 既存住宅 (戸建住宅・集合住宅) |
補助対象のリフォーム工事 | 【必須工事】 ※必須工事のうち2つ以上の工事を実施することが補助の条件 ・開口部の断熱改修(玄関ドアや窓) ・建物の断熱改修 ・エコ住宅設備の設置 【任意工事】 ・子育て対応改修 ・防災性向上改修 ・バリアフリー改修 ・空気清浄機能や換気機能付きエアコンの設置 ・リフォーム瑕疵保険などへの加入 |
補助金額 | 補助対象となる工事の補助額の合計 【玄関ドアの補助額(1箇所あたり)】 ・大きさの区分「小」:4.3万円 ・大きさの区分「大」:4.9万円 |
補助上限 (戸あたり) | ・必須工事をすべて実施する場合:60万円 ・必須工事のうち2つを実施する場合:40万円 |
申請期間 | 2024年11月22日〜予算上限に達し次第終了(遅くとも2025年12月31日まで) ※交付申請の予約は2024年11月22日〜予算上限に達し次第終了(遅くとも2025年11月14日まで) |
【その他のニーズ】長期優良住宅化リフォーム・介護保険
国の主要な補助金以外にも、建物の状況やリフォームの目的に応じて活用できる制度があります。玄関ドアの改修が直接的な対象でなくても、家全体の改修の一部としてなど、補助の条件を満たしていれば、補助の対象となる可能性があります。
長期優良住宅化リフォーム推進事業
長期優良住宅化リフォーム推進事業は、既存住宅を長く快適に住み続けられるよう、その長寿命化や質の向上を支援する制度です。
この制度では、玄関ドアを単独でリフォームするのではなく、建物の耐震性や断熱性の向上など、他の項目とあわせて工事する場合に、玄関ドアの交換も補助の対象に含まれます。
そのため「快適な建物で長く暮らしたい」という目的で玄関ドアのリフォームを考えている場合に、とくにおすすめの制度です。
補助対象者 | リフォームする住宅の所有者 |
補助対象の建物 | 既存住宅 (戸建住宅・集合住宅) |
補助対象のリフォーム工事 | ・住宅の性能向上工事(断熱リフォームなど) ・三世代同居対応改修工事 ・子育て世帯向け改修工事 ・防災性、レジリエンス性の向上改修工事 |
補助金額 | 「リフォーム工事に対する補助額」と「インスペクションなどに対する補助額」の合計 ※補助率は補助対象費用の3分の1 |
補助上限 (戸あたり) | 【評価基準型】 80万円 【認定長期優良住宅型】 160万円 ※特定の条件を満たした場合は補助額が引き上げられるケースもあります |
申請期間 | <通年申請タイプ> 【Ⅰ期】 認定長期優良住宅型 <戸建住宅> 2025年5月30日(金)~2025年9月30日 <共同住宅> 2025年6月13日(金)~2025年9月30日 評価基準型 <戸建住宅> 2025年6月13日(金)~2025年9月30日 <共同住宅> 2025年6月27日(金)~2025年9月30日 【Ⅱ期】 Ⅰ期終了後~2025年12月22日 <事前採択タイプ> 公募期間 2025年5月20日~2025年6月30日 交付申請期間 採択通知日~2025年12月22日 |
介護保険の住宅改修
介護保険の住宅改修は、要支援・要介護認定を受けた方が、自宅で安全かつ快適に生活を続けるためのリフォーム費用を補助する制度です。
この制度では、玄関ドアを開き戸から引き戸に交換するなど、玄関ドアのリフォームも補助の対象に含まれる場合もあります。補助の対象となるかは、リフォームのプランなどによっても異なります。
補助対象者 | 要支援・要介護認定を受けた方 |
補助対象の建物 | 要支援・要介護認定を受けた方が暮らす住宅 |
補助対象のリフォーム工事 | ・引き戸などへの扉の交換 ・手すりの取り付け ・段差の解消 ・床材の交換 ・洋式便器などへの便器の交換 ・住宅改修とセットで必要になる改修 |
補助金額 | 住宅の改修費の9割相当額 |
補助上限 | 20万円 |
申請期間 | 随時 ※原則として工事着工前の事前申請が必要 |
介護保険の住宅改修の申請に必要な書類のなかには、ケアマネージャーが作成する「住宅改修の必要な理由書」が含まれています。そのため、ケアマネマネージャーへの事前の相談が必要です。
また、自治体への事前申請手続きも、ケアマネージャーと連携して進めることが一般的です。
※「ケアマネージャー」とは:要介護者・要支援者の心身の状態や生活環境を把握し、必要なサービスを計画する専門家
【申請・手続き編】補助金をもらい損ねないための完全ガイド
玄関ドアのリフォームなどで活用できる補助金制度は、リフォーム費用を大きく抑えられるお得な制度であるものの、申請の前に知っておきたい「重要なポイント」がいくつかあります。
これらを補助金の申請の前に学び、スムーズに補助金の受け取りまで手続きを進め、理想のリフォームを実現しましょう。
補助金を受け取るための必須条件
玄関ドアなどのリフォームで補助金を受け取るには、補助金制度ごとに定められている「必須条件」を満たさなければいけません。必須条件の内容は制度ごとに異なるため、活用したい制度の公式サイトなどを事前に確認しておきましょう。
【条件1】対象となる製品・工事を選ぶ
補助金制度ごとに補助対象となる製品・工事がこまかく定められているため、それらを満たすようにリフォームの計画を立てる必要があります。
たとえば、玄関ドアであれば「熱貫流率が○○W/(㎡・K)以下のもの」といった具体的な数値の基準があります。
玄関ドアなどの建材で、熱の伝わりやすさを示す数値です。数値が小さいほど熱も伝わりにくく、その建材の断熱性能が高いことを意味します。
このような補助対象となる製品・工事の規定を深く理解するには、専門的な知識が必要です。リフォームを依頼する業者に「補助金を活用したい」という旨を伝え、補助の対象となる製品・工事の内容を採用してもらいましょう。
【条件2】登録事業者に工事を依頼する
補助金制度の多くは、リフォームを請け負う業者が、補助金制度の「登録事業者」として認定されていることを補助の条件としています。そのため、活用したい補助金制度に登録されていない業者へ依頼した場合、リフォーム工事の内容が補助対象であっても、申請自体ができない事態になることもあります。
補助金制度の登録事業者であるかは、制度の公式サイトで確認する方法が有効です。直接業者に尋ねて確認した場合でも、不安があれば、必ず登録事業者リストと照合して最終確認を行いましょう。
【条件3】適切な手順とタイミングで申請する
玄関ドアのリフォームなどで補助金制度を活用するには、制度ごとに定められた「手順」を理解して「適切なタイミング」で申請することが重要です。
たとえば、先進的窓リノベ2025事業の交付申請は工事が完了したタイミングであるものの、交付申請の予約はリフォームを始めたタイミングで可能です。このようなタイミングを逃すと、補助金の交付を受けられない事態にもなりかねません。
補助金制度への申請の手続きは、業者が代行する場合も多いため、業者と密に連携して、手続きの手順や申請のタイミングを共有しておきましょう。
申請方法と全体の流れ【4ステップで解説】
補助金への具体的な申請方法と全体の流れは、以下のとおりです。
※「先進的窓リノベ2025事業」と「子育てグリーン住宅支援事業」の場合
先進的窓リノベ2025事業などに登録された「登録事業者」に見積もりを依頼して、リフォーム工事の契約を結びましょう。
リフォーム工事が始まったら、先進的窓リノベ2025事業や子育てグリーン住宅支援事業では、交付申請の予約が可能です。
交付申請の予約などの手続きは、登録事業者が代行します。リフォームの発注者は、必要書類の準備や作成などで業者に協力しましょう。
リフォーム工事が終わり次第、補助金の交付を申請します。
※補助金制度によって「交付申請のタイミング」は異なります。活用したい補助金制度の交付申請のタイミングを確かめて、補助金を受け取れるチャンスは逃さないように注意しましょう。
先進的窓リノベ2025事業や子育てグリーン住宅支援事業の補助金は、事務局から登録事業者に支払われます。リフォームの発注者は登録事業者から、以下のいずれかの方法で補助金を受け取ります。
- 補助事業にかかわる契約代金に充当する
- 現金で受け取る
補助金の申請期限と予算の重要ポイント
補助金を確実に受け取るためには、申請の「期限」と「予算」などの重要ポイントを理解しておく必要があります。余裕をもったスケジュールで、申請や工事を進めていきましょう。
【ポイント1】各制度の申請期間を把握する
補助金の申請期間は、制度の種類や年度によって大きく異なります。それぞれの申請期間を把握しておかないと、申請期間内に必要書類の準備などが終わらず、補助金の申請を受けられない事態になるケースもあります。
補助金への申請は、業者が代行する場合も多いため、業者と密に連携して「いつまでに何をすべきか」というスケジュールも共有しておくことが重要です。期限を意識した計画的な準備で、補助金の受け取れるチャンスを確実につかみましょう。
【ポイント2】予算上限による早期終了に注意する
多くの補助金制度は、あらかじめ決められた予算に達し次第、申請期間内であっても受付を締め切ります。とくに人気の制度であるほど予算に達するスピードも早いため、補助金の交付を受けるには、早めにリフォームや手続きの準備をしておく必要があります。
たとえば、申請に必要な書類が不足していた場合、書類の準備などで時間がかかり、そのあいだに予算が尽きてしまうことも。こうした事態を避けるためにも、最新の予算状況を業者と連携して確認し、できるだけ早く申請手続きを進めることが重要です。
先進的窓リノベ2025事業などでは、公式サイトで予算に対する補助金申請額の割合を毎日更新しているため、このような情報もチェックしておくことをおすすめします。
【ポイント3】交付申請の「予約」を活用する
補助金制度のなかには、工事の着工や契約後に、補助金の予算枠を事前に「予約」できる親切な仕組みをもつ制度もあります。これは、予算が限られている補助金において「予算に達したことによる早期終了」を回避するための有効な手段です。
このような補助金の予約制度を活用することで、補助金がもらえるかどうかの不安から解放され、より計画的にリフォームを進められるでしょう。ただし予約には期限や条件があるため、実施するリフォーム工事のスケジュールや内容などによっては、申請の予約が取り消されてしまうこともあります。
便利な補助金の申請予約を最大限に活用するために、予約の期限などについても理解し、補助金の規定にそってリフォームや手続きを進めましょう。
【失敗談から学ぶ】補助金申請の5つの注意点
補助金の一連の流れには、補助金を受け取れない事態になってしまうような、多くの「落とし穴」があります。
そんな落とし穴にはまってしまわないように、ここでは「よくある失敗談」をもとに、とくに注意すべき5つのポイントを解説します。ぜひ最後までチェックして、失敗のない補助金申請を目指しましょう。
【注意点1】登録事業者以外に依頼してしまった
「リフォームを依頼した業者が補助金制度の登録事業者でなかった」という理由で、補助金の申請ができず、リフォームの費用が全額自己負担になってしまうという失敗談は少なくありません。これは「先進的窓リノベ2025事業」などの国の主要な補助金制度で、登録事業者とリフォームの契約を結ぶことが補助の条件となっていることが理由として挙げられます。
登録事業者とは、補助金制度の規定にそって、適切に工事できることを事務局に認められた業者のことをいいます。国の主要な補助金制度では「登録事業者となるための手続き」が事前に必要です。
もしリフォームを依頼した業者が補助金制度に登録していないと、申請期間内に手続きできないなどのトラブルが起きてしまうことも。そのため、玄関ドアのリフォームなどで補助金を活用したい場合は「登録事業者であるか」についても、事前に確かめておくことが重要です。
【注意点2】対象外の製品・工事内容だった
補助金制度には、採用する製品やリフォーム内容について、こまかなルールが定められています。
たとえば、「高断熱ドア」として販売されている玄関ドアでも、補助金制度で定められている断熱性能の基準を満たしていない場合は、補助の対象外となってしまいます。また、リフォームの工法についてもルールがあるため「採用したカバー工法が、実は補助の対象外だった」という失敗が起こることもあります。
このような事態を避けるためには、補助金制度ごとのルールや、製品の具体的な仕様、工事の方法にくわしい業者を選ぶことが必須です。のちほど解説する「業者選びの3つのポイント」も参考に、補助金やリフォームでのトラブルを回避しましょう。
【注意点3】申請期間を過ぎてしまった
補助金制度の申請期間を1日でも過ぎてしまうと、補助金の対象となるリフォーム工事を実施したとしても、補助金を受け取る権利が失われてしまいます。
補助金の申請期間は制度によって異なり、数週間から数か月とさまざまです。しかし、国の補助金制度は申請者が多いため、予算に達するスピードも早く、申請期間よりも早く受付が締め切られる傾向にあります。
そのため、リフォームの計画が具体化したら、まずは活用したい補助金制度の申請期間をチェックしておくことが大切です。
また、補助金制度によっては、公式サイトで予算の達成率を公表している場合もあります。もし達成率が高くなっているなら、受付が締め切られてしまう前に、早めに手続きを進めましょう。
【注意点4】玄関ドア単体工事で申請しようとした
補助金の申請では「玄関ドア単体での工事では補助金が使えない」というケースがあるため、玄関ドアと組み合わせて申請すべき工事を確かめておかなければいけません。これは、補助金制度の目的が「家全体の省エネ性能の向上」であることから、玄関ドアの交換だけでは省エネ性能の改善の効果が薄いと判断される場合もあることが理由として挙げられます。
したがって、玄関ドアのリフォームで補助金を活用するなら、窓や壁・天井の断熱リフォームなどと組み合わせて申請する必要があるでしょう。そのため、リフォームの見積もりの段階から、補助金制度の対象となるリフォーム工事などを確かめて、業者に最適なプランを立ててもらうのがおすすめです。
【注意点5】ほかの補助金との併用ルールを知らなかった
補助金制度によっては、ほかの補助金と併用できない制度もあるため、無計画に申請すると、片方または両方の補助金が無効になってしまうリスクがあります。
そのため、玄関ドアのリフォームなどで補助金に申請する場合は、ほかの補助金との併用できるかを確かめておくことが重要です。
補助金制度の公式サイトや資料で「併用の可否」が確かめられない場合は、補助金制度の担当窓口に直接問い合わせてみましょう。
業者選びの3つのポイント
補助金をもらい損ねないためには、補助金の申請実績が豊富である業者を選ぶことなども重要です。
業者を選ぶ際は、これらのポイントをチェックして、最適なリフォーム業者を見つけましょう。
【ポイント1】補助金の申請実績が豊富か
玄関ドアなどのリフォームで補助金を活用する場合「業者の補助金の申請実績」が、補助金を受け取れるかの結果を大きく左右します。
補助金の申請から受け取りには、事業への登録や必要書類の作成・提出など、さまざまな手続きや作業が必要です。また、それらの作業には専門知識や経験が求められます。
補助金の申請実績が少ない業者は、手続きに時間がかかったり、提出書類の不備で再提出を求められたりと、スムーズに作業や対応ができない場合もあるでしょう。なかには補助の対象外となり、補助金が受け取れない場合もあります。
一方、豊富な申請実績をもつ業者は、過去の経験をいかして、スムーズに手続きを進めてくれます。これにより、リフォームの依頼者は安心してリフォームを進められ、予算内で計画通りのリフォームを実現できる可能性が高まるでしょう。
【ポイント2】対象製品や制度への知識が深いか
多くの補助金制度は、補助の対象となる製品の性能基準や、工事内容に関するこまかい規定を定めています。これらに関する知識が浅いと、基準の満たさない製品を選び、補助の対象外となってしまう事態にもなりかねません。
一方、知識の深い業者は補助金制度の規定などについてもくわしいため、お客さまの要望と補助金制度の条件をすりあわせて、最適な製品や工法を提案してくれるでしょう。また、申請に必要な書類も把握しているため、性能証明書などの書類の準備もスムーズに進められることが期待できます。
【ポイント3】見積もりや説明が丁寧でわかりやすいか
補助金を活用したリフォームや工事に関するトラブルの多くは、見積もりの不明瞭さや業者からの説明不足が原因でトラブルに発展するケースが少なくありません。
たとえば「断熱リフォーム一式50万円」など、施工箇所や面積などがわからない見積もりで契約した場合。リフォーム後に「床の断熱も含まれていると思っていた」というような、業者とのトラブルが起きやすい傾向にあります。
このようなトラブルが起きると、補助金の補助対象外となってしまうなど、補助金にも影響するかもしれません。そのため、リフォームの見積もりや説明が丁寧でわかりやすく、安心して補助金の申請や工事を任せられる業者に依頼することが重要です。
「一式」でまとめられている項目が少なく、以下の「10坪」のように具体的な部屋の面積などが反映されているかをチェックしましょう。

【応用・地域編】補助金を最大限に活用する裏ワザ
玄関ドアのリフォームで活用できる主要な補助金制度の基本を理解したら、次に「補助金を最大限に活用する裏ワザ」について学びましょう。これらのワザは、リフォーム費用をさらに抑えることにつながり、理想のリフォームを実現する大きな後押しとなるはずです。
【応用ワザ】複数制度の併用ルールを理解する
リフォーム費用を大きく削減するには、複数の補助金制度の併用が有効です。玄関ドアだけでなく、窓交換や断熱リフォームでも補助金を受けられる可能性があります。
ただし、全ての制度が自由に併用できるわけではありません。「併用できるもの」と「できないもの」があり、理解せずに申請すると機会を逃すこともあります。重要なのは「同一の工事箇所で複数の補助金制度は申請できない」という原則です。
たとえば、玄関ドアの交換で「先進的窓リノベ2025事業」に申請したら、同じドアで他の制度は使えません。しかし、集合住宅で複数ドアがある場合など、異なる箇所であれば併用も可能です。
この「複数制度の併用ルール」を理解し、公式サイトや補助金にくわしい業者に相談し、もっともお得なリフォームを実現しましょう。
【地域ワザ】お住まいの市区町村の補助金を探す
国の補助金制度の概要を把握したら、次は「お住まいの市区町村の補助金」を調べてみましょう。市区町村の補助金も、補助対象となるリフォーム工事が重複していなければ、国の補助金と併用できる場合があります。
市区町村の補助金も活用できれば、リフォームの費用の負担もさらに軽減できるでしょう。
市区町村の補助金の有無を調べるために「(お住まいの地域) リフォーム補助金」「(お住まいの地域)省エネ改修助成」などで検索してみてください。検索結果で補助金の有無を確かめられない場合は、自治体のホームページや窓口で確かめてみましょう。
市区町村の補助金は、国の補助金と比べて、申請期間が短い傾向にあります。予算に達した場合は受付が締め切りとなる場合もあるため、早めに準備を進めておく必要があるでしょう。
【Q&A】玄関ドアリフォームの補助金に関するよくある質問
- マンションの玄関ドア交換でも補助金は使えますか?
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マンションで玄関ドアを交換する場合でも、補助金は使える場合もあります。ただしマンションの玄関ドアで補助金を活用できるのは、一般的にマンションの所有者や管理組合などです。
これは、マンションの玄関ドアが「専有部分」と「共用部分」のどちらにも面していることがおもな理由です。
マンションの玄関ドアの分類とルールについてドアの内側や鍵の部分は「専有部分」、ドアの外側は「共用部分」に分類されます。
マンションの入居者がリフォームできるのは、一般的に「専有部分のみ」であるため、共用部分にも面している玄関ドアのリフォームでは補助金に申請できない傾向にあります。
ただし マンションの所有者や管理組合であれば、共用部分でもリフォームできるため、玄関ドアのリフォームでも補助金の活用が可能です。本記事で紹介した「先進的窓リノベ2025事業」などでも、マンションも補助対象となっています。
それぞれの補助金制度の申請方法などを把握して、マンションの玄関ドアの交換でも補助金を活用しましょう。
マンションリフォームの費用相場や補助金制度は?施工事例20選も – マンションリフォーム – ハピすむ中古マンションを購入して暮らし始めたものの、キッチンや浴室に使いにくさを感じ、不満がつのってしまうこともあるでしょう。しかしその一方で「どう… - リフォーム費用は、補助金を差し引いた額で契約できますか?
-
リフォーム工事で、補助金額を差し引いた額で契約するのは難しい傾向にあります。
補助金制度に申請しても、予算の上限に達して受付を締め切られてしまうなどの理由で、補助金の交付を受けられない場合もあります。また、補助金の交付申請は「工事の後」であることが多く、契約時点で補助金の交付は確実なものではありません。
このような理由から、補助金額を差し引いた金額で契約するのは難しいでしょう。
契約代金に補助金を充当する方法であれば可能な場合も補助金額を差し引いた金額で契約するのではなく「契約代金に補助金を充当する」という方法であれば可能な場合もあります。
たとえば「先進的窓リノベ2025事業」や「子育てグリーン住宅支援事業」なら、そのような方法による補助金の受け取りも可能です。
- 古い年度の補助金情報は参考になりますか?
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古い年度の補助金情報は、申請の流れなどについては参考になるものの、あくまで参考程度にとどめておくのがおすすめです。
補助金制度の申請期間や必要書類などは、年度によって異なるため、過去の情報が現在も有効とは限りません。
補助金制度への申請をスムーズに進めたい場合は、最新の情報を各補助金制度の公式サイトでチェックして、手続きの準備を進めましょう。
【まとめ】2025年の補助金を最大限活用して賢く玄関ドアをリフォームしよう
2025年の補助金制度を玄関ドアのリフォームで賢く活用すれば「冬の玄関が寒い」「防犯が不安」といった長年の悩みを解消して、快適で安心できる住まいへと生まれ変わらせることが可能です。
また、ご自身が計画しているリフォームの内容に合った補助金制度を選べば、費用の負担を大幅に軽減できます。「玄関ドアをリフォームしたいけど、費用の負担が大きい…」と悩んでいる方は、このチャンスを活かして、お得にリフォームしましょう。
どの補助金制度を活用すべきか迷ったら、ぜひ「ハピすむ」にご相談ください。ハピすむには、補助金の活用やリフォームにくわしいコンシェルジュが在籍しています。中立的な立場でそれらについてアドバイスしてくれるため、不安なことも解消できるでしょう。
補助金・税金を用いたリフォームの業者選びで後悔しないために
必ず相見積もりを複数取って比較しましょう!
リフォームの費用・工事方法は、業者によって大きく異なるからです。
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