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2023年01月04日更新

キッチンの壁紙・クロスの選び方のポイント・張り替える時の費用の相場は?

キッチンをリフォームするときに、どのような壁紙やクロスを選んだらいいのか迷っている人はいませんか?汚れやすいキッチンの壁紙は機能性で選ぶとその後のお手入れが楽になります。今回はキッチンの壁紙・クロスの選び方や費用の相場などをご紹介します。

キッチンの壁紙を張り替えると、キッチンの雰囲気が変わり良い気持ちで料理ができ、料理時間が楽しくなります。

また機能性が高い壁紙だと料理中も安心できます。

そこで今回はキッチンの壁紙の張り替えを考えている方、キッチンの壁紙の種類を知りたい方向けに、キッチンの壁紙の種類や選び方などをご紹介します。

キッチンの壁紙の張り替え相場についても解説しているため、ぜひ参考にして張り替えを検討してみて下さい。

キッチンの壁紙を張り替えるメリット

キッチンを張り替えるメリットについてご紹介します。

衛生的になる

キッチンの壁紙は、料理中に飛んだ油などによって非常に汚れています。

目に見えない汚れがたまっているだけでなく、臭いが染み付いてしまっている場合が多く、衛生的に良くありません。

そのため、キッチンの壁紙を張り替えることで清潔で衛生的になります。

キッチンを清潔に保っておくためにも壁紙を張り替えて、清潔な空間にしましょう。

狭い面積で雰囲気が変わる

壁紙を変えると狭い面積でも雰囲気が変わります。

柄がついたものや無地のものなど、壁紙には色々な種類があり、選ぶのも楽しいです。

お部屋に合うように選んだり、機能性を重視して選んだりと様々な選び方があります。

壁紙を変えるとキッチンの雰囲気も変わり、気分も変わるため、新たな気持ちで料理ができます。

比較的安価な費用でリフォームできる

キッチンの壁紙の張り替えは、他のリフォームに比べて比較的安価にリフォームできます。

費用相場は、6畳の場合約37000円、8畳の場合約45000円、12畳の場合約61000円です。

他のリフォームでは10万円以上かかることが多いため、比較的安価にリフォームできます。

比較的安価でキッチンの雰囲気を変えたい場合におすすめです。

キッチンの壁紙を張り替える時期

キッチンの壁紙を張り替える時期についてご紹介します。

キッチンの壁紙が劣化する原因

キッチンの壁紙が劣化する原因は、汚れや日焼け、収縮です。

キッチンの壁紙は、料理中に油など様々なものが飛んでついてしまいます。

また日が当たっていると日焼けも起こり、色あせてきてしまいます。

さらに壁紙に含まれる素材には時間とともに収縮してしまう素材が入っているため、収縮によって壁紙の継ぎ目に隙間ができ、劣化が起こってしまいます。

壁紙の劣化はその他にも、強い衝撃や気温の変化によっても発生します。

キッチンの壁紙の耐用年数

キッチンの壁紙の耐用年数は、約5年~約10年です。

壁紙はいつまでも綺麗に保てる訳ではなく、寿命があるものです。

そのため、定期的に張り替える必要があります。

キッチンの壁紙の張替え時期の目安

キッチンの壁紙の張り替え時期の目安は、①汚れや傷が目立つ、②臭いが気になる、③カビが発生している時です。

①は、油汚れなど汚れが目立ってきたら張り替えの目安です。

汚れたままの壁紙では見た目に良くない他、衛生的にも良くありません。

②は、壁紙には臭いが染み付いてしまいます。

臭いが気になる時も張り替え時期の目安です。

③は、湿度が高いと壁紙の表面にカビが浮いてくる場合があります。

カビは放っておくと、繁殖してしまいます。

すぐに壁紙を張り替えましょう。

キッチンの壁紙の素材

キッチンの壁紙の素材についてご紹介します。

ビニールクロス

ビニールクロスとは、ポリ塩化ビニルを主原料とする壁紙のことです。

特徴は様々な加工に対応していることです。

メリットは塗装に比べて価格が安いことと、手入れが楽なこと、デザインやカラーが豊富なことなどが挙げられます。

しかし、材料に含まれる化学物質(ホルムアルデヒド)によってシックハウス症候群を引き起こしてしまう可能性があります。

布クロス

布クロスとは、ポリエステルなどの合成繊維、絹や麻などの自然繊維を原料とした壁紙のことです。

特徴は、丈夫で耐久性が高いことです。

メリットは、シンプルで高級感があることと、調湿性があること、シックハウス症候群などの危険性がないことです。

デメリットは、ビニールクロスよりも価格が高いことと、汚れがつきやすく落としにくいことです。

紙クロス

紙クロスには、洋風の紙クロスと和風の紙クロスがあります。

洋風の紙クロスは、木材などから抽出したパルプを原料にして作った洋紙を使用しています。

和風の紙クロスは、楮(こうぞ)などを主原料として作った和紙を使用しています。

特徴はビニールクロスにはない風合いや柔らかで華やかな印象をもたらしてくれることです。

メリットは、色柄の種類が豊富に選べることです。

デメリットは、汚れが落ちにくいこと、価格が高いことです。

その他

その他には、天然の木やコルクを薄くスライスして紙と貼り合わせた木質系の壁紙や、珪藻土や漆喰といった自然素材の土やガラス繊維を基に作った無機質壁紙、ポリエチレン・ポリプロピレンなどの合成樹脂を主原料としたオレフィン壁紙などがあります。

木質系壁紙は温もりのある雰囲気に仕上がります。

無機質壁紙は、塗装した壁のような独特のザラザラとした質感が特徴的です。

オレフィン壁紙は、ビニールクロスとは違い燃やした時に有毒なガスが出ないため、環境に優しくなっています。

キッチンの壁紙を選ぶときのポイントとは?

キッチンをリフォームするときに、壁紙やクロスも貼り替えることもあるかと思います。

数ある壁紙やクロスの中で、何を基準にして選んでいけば良いのでしょうか。

キッチンの壁紙やクロスの選び方を、いくつかのポイントに分けてご紹介します。

ポイント1 キッチンの壁紙に必要な機能

壁紙には機能性に優れたものがあり、耐熱や耐火性、汚れにくいものなどの機能性を持った壁紙を選ぶことがポイントになります。

では、どのような種類の機能性壁紙があるのか見ていきましょう。

耐熱・耐火機能

耐熱・耐火素材の壁紙やクロスは、燃えにくい素材でできており、万が一火が壁紙やクロスまで及んだとしても、燃え広がりにくい仕様になっています。

また、通常の壁紙は熱の影響で変色しやすいので、コンロ周りには熱の影響を受けないような耐熱・耐火素材の壁紙やクロスを選ぶようにしましょう。

ただし2009年より戸建て住宅の場合のみ、火気使用室の内装制限がコンロ回りだけになっていますので、その部分は特定不燃材となるような下地、クロスを選ばなければなりません。

※IHは火気使用にあたりません。

水はね・汚れに強く掃除がしやすい機能

キッチンの壁紙は、意外と汚れやすいもので特に水アカや油汚れなどは落ちにくく、放置すると頑固な汚れとなって落ちなくなってしまいます。

そんなキッチンの壁紙やクロスとしておすすめなのが、水はねや汚れに強い機能を持った壁紙です。

例え、水アカや油汚れが付着しても、サッと拭けば汚れが落ちるので日々のお掃除も快適に行うことができます。

防カビ機能

防カビ機能がある壁紙は、シンク周りなど水回りのカビが生えやすい場所でも、カビの発生や増殖を抑える機能あります。

防臭機能

調理中の煙などのにおいがつきやすいキッチンには、防臭機能を持った壁紙もおすすめです。

壁紙やクロス自体が消臭してくれるので、においが強いものを調理してもキッチンににおいが付きにくくなります。

ポイント2 キッチンの壁紙・クロスの色や柄の選び方

次のポイントは、キッチンの壁紙・クロスの色や柄の選び方です。

何千通りとある壁紙やクロスの中から、どのような壁紙やクロスを選んでいけばいいのでしょうか。

ダイニングとのつながりを考える

キッチンのリフォームだからといって、ダイニングのつながりや、空間が一体化しているLDKなどの場合、部屋全体考えずにキッチンの壁紙やクロスを決めてしまうと、キッチン部分だけが目立ってしまい違和感を覚えるようになってしまいます。

キッチンとダイニングのつながりを自然な感じにするためには、ダイニングと同系色の壁紙やクロスを選ぶといいでしょう。

システムキッチンの色と合わせる

リフォーム時に新しいシステムキッチンに変える人も多いのではないでしょうか。

キッチンの壁紙やクロスを選ぶとき、システムキッチン本体の色に合わせるのも有効です。

システムキッチンの色に合わせた壁紙やクロスを選ぶことによって、キッチン全体に統一感がある印象を与えることができます。

そして、ダイニングとシステムキッチン、壁紙を同系色にまとめることで、つながりも自然になるでしょう。

無地を多くし柄物はアクセントクロスとして取り入れる

壁紙やクロスの中に気に入った柄物があった場合、それをキッチン全体に取り入れてしまうと柄が前に出てくるような感じを与え、目立ちすぎてしまい、部屋が狭い印象を与えてしまいます。

また、居住スペースから見てキッチンにある食器や道具などが柄物の壁紙と重なり、ごちゃごちゃしたイメージになることもあります。

そのようなことを避けるために、メインカラーは無地を選ぶようにしましょう。

無地を選ぶことによって、キッチンがすっきりした印象になります。

そして、柄物の壁紙はアクセントカラーとして、メインカラーより狭い範囲で取り入れればバランスの良いキッチンにすることができるでしょう。

キッチンの壁紙リフォームの費用の相場

キッチンの壁紙をリフォームするときの費用の相場は下記の通りです。

【壁紙張替え費用の目安】

  • 6帖の場合 価格:約37,000円~
  • 8帖の場合 価格:約45,000円~
  • 12帖の場合 価格:約61,000円~

※商品代金、工事費込み(既存壁紙(クロス)剥がし、下地処理、既存壁紙(クロス)処分、壁紙(クロス)張り)

壁紙やクロスのグレードによっては商品代金が上がってしまう可能性があります。

正確な費用を知るために、施工業者に見積もりを依頼しましょう。

キッチン壁紙のリフォームの事例

キッチン壁紙のリフォームの事例をご紹介します。

白い壁紙に張り替えた事例

白い壁紙に張り替えた事例です。

白を基調としたクロスに張り替え、明るく清潔感のあるキッチンに仕上がっています。

白色の壁紙は、どのようなお部屋にも合います。

システムキッチンの色合いとも合っており、料理がしたくなるような清潔感のあるキッチンになっています。

一部にアクセントクロスを使用した事例

一部にアクセントクロスを使用した事例です。

白を基調として、一部に水色のアクセントクロスを使用しています。

明るく清潔感のある空間に仕上がっており、一部をアクセントクロスにすることでメリハリが生まれ、さらにおしゃれな雰囲気になっています。

グレーの壁紙に張り替えた事例

グレーの壁紙に張り替えた事例です。

グレーの壁紙にすることで、キッチンの色合いとも合っています。

敢えて白色にするのではなくグレーにすることで、スタイリッシュなおしゃれな空間に仕上がっています。

皆とは違うお部屋にしたい方におすすめのカラーです。

キッチンの壁紙をDIYで張り替えることは可能?

近年、DIYで張ることができる壁紙がホームセンターなどでよく販売されています。

市販されている壁紙には、簡単に貼ることができる「のり付き」と自分で接着剤をつけて貼る「のりなし」があり、壁紙の種類によって選択できるようです。

しかし、DIYでキッチンの壁紙を貼り替えることは可能ですが、仕上がりがきれいにならない可能性があります。

人目につくことが多いキッチンなのでDIYで見た目を損なわないためにも、業者に依頼することをおすすめします。

キッチンの壁紙のお手入れ方法

キッチンの壁紙のお手入れ方法についてご紹介します。

汚れの原因

キッチンの壁紙が汚れる原因は、主に油です。

油が壁紙につくと、ベタベタしたり黄ばんだりします。

そこまで油を飛ばしているつもりはなくても、意外に油は飛んでいます。

また飛び散った油の粒子が空気中のほこりとくっつくとさらにがんこな汚れになってしまうため、要注意です。

さらに、油汚れは長時間放置すればするほど汚れが落ちにくくなります。

汚れを取る方法

汚れを取る方法は、主に3つあります。

一つ目は、セスキ炭酸ソーダを使用することです。

水に混ぜて使います。

二つ目は、アルカリ電解水を使用することです。

アルカリ電解水をかけて布などで拭き取ります。

三つ目は、重曹ペーストを使用することです。

水に混ぜて重曹ペーストを作り、汚れている箇所に塗り、こすり洗いをします。

汚れにくい壁紙を選ぶ

汚れにくい壁紙を選ぶとお手入れの手間が減ります。

キッチンは油や水撥ね、調味料などで汚れがちで、調理中の臭いがついてしまう場合もあります。

汚れにくい壁紙や、防臭機能がついた壁紙だとお手入れ時間を短縮できるので、お手入れが面倒な方におすすめです。

キッチンの壁紙を張り替える際の注意点

キッチンの壁紙を張り替える際の注意点についてご紹介します。

素材、デザインや機能性、インテリアのバランスに注意する

素材、デザインや機能性、インテリアのどれかに偏りすぎても、使い勝手が悪い壁紙になってしまいます。

例えば、素材やデザインなどを重視しすぎると機能性が悪くなり、お手入れが頻繁に必要になってしまったり、張り替えの頻度が高くなってしまったりしてしまいます。

また機能性ばかり重視していると、お部屋全体の雰囲気と合わずちぐはぐなキッチンになってしまいます。

そうならないように、バランスに注意しながら壁紙を選ぶ必要があります。

床も一緒に取り換えた方がよい場合もある

基本的には、キッチンの壁紙は単独で張り替えは可能です。

しかし床も一緒に張り替えた方がデザインの統一ができるため、よい場合もあります。

例えば壁だけ張り替えると、床の古さが目立ってしまいます。

このような場合は、壁紙と一緒に床も張り替えるとちぐはぐな印象を与えずにすみます。

またデザインの統一もできるため、よりお部屋の雰囲気にあったデザインにできます。

壁紙のサンプルを取りよせる

ショールームで見た壁紙やホームページなどで見た壁紙は、思っていた色と違う場合があります。

ショールームやホームページなどでは、光の当たり具合によって色が異なって見えるからです。

そのため、必ず壁紙のサンプルを取り寄せて実際の部屋で見てみましょう。

その際はできる限り大きいサンプルを取り寄せることをおすすめします。

大きなサンプルのほうがイメージしやすく、実際の雰囲気も分かるため、失敗も少なくなります。

キッチン・台所リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきたキッチン・台所リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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