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2018年12月18日更新

耐震補強工事の工法にはどんな種類がある?それぞれの特徴を解説

一般住宅の耐震補強工事にはどのような工法が用いられているのでしょうか?木造住宅用耐震補強工事の種類と、鉄筋コンクリート向け耐震補強工事の種類と、工法別の基本的な工事の内容についてご紹介していきます。

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

木造住宅の耐震補強工事の工法

耐震補強工事 工法

筋交いや構造用合板を使った耐震補強工法

木造住宅向けの耐震補強工事で比較的多く用いられているのが、筋交いや構造用合板を用いた耐震補強工事です。

建物の内壁または外壁を解体して柱を露出し、柱と柱の間に筋交いやダンパー、耐力壁等の構造用合板を配置して建物の横揺れ耐性を高めます。

工事は部屋ごとに施工することが可能なため、引っ越し等の手間がかからず、住民の負担が少ない耐震補強工事と言えます。

例えば、寝室等の安全性を高めたい部屋だけの施工も可能ですので、対処の難しい深夜帯に発生した地震から身を守る方法としてもおすすめの工法です。

外付け鉄骨フレームを用いた耐震補強工法

この工法は、建物の外側に鉄骨製のフレームを取り付け、外側から建物の強度を補強することによって耐震性を高める耐震補強工事です。

家を外側から補強する形となるため、屋内での工事の必要がなく、居住したまま施工を行うことができますが、フレームの分だけ建物が大きくなるため、ある程度敷地面積に余裕が必要とされています。

また、建物の構造によっては追加したフレームと躯体の接合が難しいとされることもあり、このような場合には施工そのものが不可能となる点には注意が必要です。

耐震壁を用いた耐震補強工法

窓などの開口部が多い建物では、建物の重量を支える壁の面積が少なくなるため、窓の少ない建物に比べて耐震性が低いとされています。このような不安から耐震壁を使った耐震補強工法が用いられることがあります。

耐震壁を用いた耐震補強工事とは、室内に壁を追加したり、既存壁を補強したりして耐震壁とすることによって耐震性を高める工法です。

特に建物の隅、柱と梁の接合部などは耐震性に大きく影響する部位ですので、これらの建物隅部を中心として施工を行います。

鉄筋コンクリート造住宅の耐震補強工事の工法

耐震補強工事 工法

強度向上型・靭性向上型の耐震補強工法

強度向上型の耐震補強工法とは、鉄骨で作られたブレースという補強部材や、耐震壁を新設、増設することによって地震耐力を向上させる工法で、建物の揺れを抑えることで耐震性を高めています。

靭性向上型の耐震補強工事の場合は、柱にモルタルを充填したり、炭素繊維シートを巻き付けたりすることで揺れた際に柱が破損するのを防ぐ工法です。

強度向上型と違い、揺れても破損しにくくなることが目的の施工方法とされています。

免震層を取り入れた免震補強工法

免震層とは、建物と基礎の間に揺れをいなす「免震層」を追加する工法です。

基礎から伝わる地震の揺れが建物に伝わりにくくすることができるため、耐震性に優れていますが、建物を油圧ジャッキ等で持ち上げて施工するので、費用も期間もかかるうえに居住しながらの施工はできません。

また、建物の構造や強度によっては建物を持ち上げることができないなど、施工が難しい点にも注意が必要です。

制震部材を取り入れた制震補強工法

制震補強構造とは、建物内に揺れを吸収するダンパーを設置して建物の揺れを抑える耐震補強工事です。

施工の際には建物の外壁または内壁を撤去し、柱と梁または柱同士を接続する形でダンパー等の制震部材を設置します。

筋交い等の設置と同じ手順で施工を行うことができるため、居住しながら一部屋ずつ施工を進めたり、強度に問題のある部分にのみ施工したりすることができ、比較的住人への負担が少ない耐震補強工事とされています。

昨今の地震災害から多くの自治体で耐震診断、耐震補強を促進する動きが高まり各種の補助金制度が施行されています。住宅を守り安心生活のために早めの相談をお勧めします。

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