2025年03月24日更新

トイレリフォームの費用相場は?おしゃれな施工事例もチェック!

どれほど掃除しても消えないトイレの黄ばみに、イライラしていませんか?「CMで見るトイレは、あんなにきれいなのに」と、他のトイレと比べて不満を感じる人も多いはず。この記事ではトイレのリフォームにかかる費用を解説します。トイレのリフォーム費用をチェックして、掃除の手間がかからない真っ白なトイレにリフォームしましょう。

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【方法別】トイレリフォームの費用相場

トイレのリフォームにかかる費用は、リフォームの方法によって異なり、トイレ本体・便座のみ交換する場合で3万〜35万円が目安です。

リフォームの方法費用相場
(トイレの広さ:1畳の場合)
トイレ本体・便座のみの交換3万〜35万円
トイレの交換+内装リフォーム12万〜43万円
トイレの移設・増設40万〜150万円
和式から洋式トイレに交換
(和式から簡易水洗トイレ)
25万〜60万円
コンセントや照明の交換・増設0.8万〜5万円
手洗い器の設置・交換2万〜50万円
バリアフリーリフォーム1万〜50万円

ただし上記の費用には、トイレの天井や壁の下地の補修にかかる費用は含まれていません。

そのため、もしトイレの天井や壁の下地の補修が必要な場合は、補修にも費用がかかる点に注意しましょう。

【方法1】トイレ本体・便座のみの交換

トイレのリフォームで、トイレ本体・便座のみを交換する場合にかかる費用は3万円〜が目安です。

リフォームの内容費用相場
トイレ本体の交換8万〜35万円
便座のみの交換
(温水洗浄便座)
3万〜10万円

ただし採用する商品によっては、トイレの本体価格が70万円以上となるなど、相場よりも費用が高くなる場合もあります。

とくにトイレのデザイン性を重視する場合は、トイレの本体価格が高くなりやすい点に注意しましょう。

【方法2】トイレの交換+内装リフォーム

トイレの交換と内装リフォームにかかる費用は、12万〜43万円が目安です。

リフォームの内容費用相場
トイレ本体の交換8万〜35万円
壁紙の貼り替え
(天井・壁)
2万〜4万円
床材の貼り替え
(クッションフロア)
2万〜4万円
合計12万〜43万円

ただしトイレの壁をタイルで仕上げる場合などは、相場よりも費用が高くなりやすい点に注意しましょう。

トイレの交換+内装リフォームで費用が高くなりやすいケース
  • トイレの壁をタイルで仕上げる
  • 床材にフローリングを採用する
  • 壁のアクセントに無垢材を使う

【方法3】トイレの移設・増設

トイレのリフォームで、トイレを移設・増設する場合にかかる費用は、移設する場合で40万〜70万円が目安です。

リフォームの内容費用相場
トイレの移設40万〜70万円
トイレの増設40万〜150万円

ただし、既存の配管からの距離やトイレを設置する階数などによって、トイレの移設・増設にかかる費用は大きく変動する点に注意しましょう。

トイレの移設・増設にかかる費用が高くなりやすいケース
  • 既存の配管からトイレを移設する場所が遠い
  • 戸建て住宅の2階以上にトイレを増設する

【方法4】和式から洋式トイレに交換

トイレを和式から洋式に交換する場合にかかる費用は、汲み取り式の和式トイレから洋式の簡易水洗トイレに交換した場合で、25万〜60万円が目安です。

リフォームの内容
(汲み取り式の和式トイレの場合)
費用相場
和式→簡易水洗トイレ25万〜60万円
和式→水洗トイレ
(下水道に接続する)
50万〜100万円
和式→水洗トイレ
(浄化槽に接続する)
90万〜180万円

ただしトイレから下水道や浄化槽までの距離が長い場合などは、リフォームにかかる費用も相場より高くなる傾向にある点に注意しましょう。

和式から洋式トイレに交換する際に費用が高くなりやすいケース
  • トイレから下水道や浄化槽までの距離が長い
  • 既存のトイレにおけるタイルの解体が必要

【方法5】コンセントや照明の交換・増設

トイレのリフォームでコンセントを増設する場合にかかる費用は、2万〜5万円が目安です。

リフォームの内容費用相場
コンセント増設
(暖房・温水洗浄便座を新設する場合)
2万〜5万円
照明の交換0.8万〜3万円
照明の増設1.5万〜3万円

ただしコンセントや照明を増設する際に、新たに電気配線を増やす必要がある場合は、既存の電気配線から分岐する工事で1.2万円〜の費用がかかります。

また、既存の電気配線から分岐する際に、壁などを一部解体する場合もあるため、そのような場合は解体や内装工事でも費用が発生する点に注意しましょう。

【方法6】手洗い器の設置・交換

トイレのリフォームで、手洗い器を設置する際にかかる費用は、5万〜50万円が目安です。

リフォームの内容費用相場
手洗い器の設置5万〜50万円
手洗い器の交換2万〜40万円

トイレの手洗い器の設置や交換にかかる費用は、手洗い器の仕様によっても変動します。

トイレの手洗い器の種類
  • 一体型:トイレ本体と手洗い器が一体となっている
  • 独立型:トイレ本体と手洗い器が別々になっている

トイレの本体価格は一体型のほうが高い傾向にあるものの、配管の分岐などが必要な場合は、独立型のほうが費用も高くなることもあります。

【方法7】バリアフリーリフォーム

トイレのバリアフリーリフォームにかかる費用は、リフォームの内容によって異なり、手すりを設置する場合で1万〜6万円が目安です。

リフォームの内容費用相場
手すりの設置1万〜6万円
ドアを引き戸に変更4万〜15万円
トイレスペースを拡張20万〜50万円

トイレのバリアフリーリフォームとあわせて、廊下に手すりを設置するなどすれば、寝室からトイレまでの安全な動線を確保できます。

もし介護の必要な家族がいる場合は、トイレだけでなく、建物全体のバリアフリーリフォームも検討してみましょう。

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トイレのリフォームにかかる費用を安くするコツ

トイレのリフォームにかかる費用を安くするには、複数の業者で相見積もりをとるなどの方法が有効です。

ここではトイレのリフォームにかかる費用を安くするコツについて理解し、トイレ以外の水まわりのリフォームに必要な資金を確保しておきましょう。

【コツ1】トイレのグレードを見直す

トイレの本体は、グレードごとに価格が異なるため、グレードを下げるとリフォームにかかる費用も安く抑えられるかもしれません。

たとえば、LIXILのサティスXは、グレードの違いで商品価格に5万円の差があります。

サティスXのグレード商品価格
X649.7万円〜
G844.7万円〜

トイレのグレードの違いは、洗浄方法やオプションの有無などです。

もし「ノズルの自動洗浄は不要」など、トイレのグレードを下げられる場合は、グレードを見直して費用も節約できないか検討してみましょう。

【コツ2】床材にクッションフロアを採用する

トイレの床をリフォームする場合、床材に商品価格が安い傾向にあるクッションフロアを採用すると、リフォームにかかる費用を安く抑えられるでしょう。

1畳のトイレの床材をクッションフロアにリフォームする場合、貼り替えにかかる費用は2万〜4万円が目安です。

床材の種類費用相場
(1畳のトイレの場合)
クッションフロア2万〜4万円
フロアタイル3万〜5万円
フローリング3万〜7万円

クッションフロアは、フロアタイルやフローリングよりも費用が1万〜5万円安い傾向にあります。

もし「安さ重視でトイレの床材を選びたい」という希望がある場合は、クッションフロアの採用を検討してみましょう。

【コツ3】既存の配管・配線を利用する

トイレのリフォームで、給排水管や電気の配線を移動する工事が必要な場合、相場よりも費用が高くなりやすいため、既存の配管・配線を利用できないか検討しましょう。

なかには、配管や配線の工事で床や壁の解体が必要な場合もあるため、解体にも費用がかかってしまう場合もあります。

トイレの床と壁の解体にかかる費用は、15万〜20万円が目安です。

もしトイレのリフォームにかかる費用を安く抑えたい場合は、そのような解体の費用などがかからないように、既存の配管・配線を利用したリフォーム内容も検討してみましょう。

【コツ4】複数の工事をまとめて依頼する

トイレの本体の交換や内装リフォームなど、複数の工事をまとめて依頼すると、リフォームにかかる費用も安く抑えられる傾向にあります。

複数箇所をまとめて工事することで、職人の作業の効率を向上させ、作業にかかる時間や手間をカットできます。

そのため、トイレの本体の交換や内装リフォームを別々に依頼するよりも、リフォームにかかる費用も安く抑えられるでしょう。

【コツ5】複数の業者で相見積もりをとる

トイレのリフォームにかかる費用は、業者によって異なるため、複数の業者で相見積もりをとることで、より安くリフォームできる業者に依頼できます。

リフォームにかかる費用が業者ごとに異なるのは、業者によって商品の仕入れ・販売価格が異なるなども理由として挙げられます。

そのため、トイレのリフォームにかかる費用を安く抑えたい場合は、相見積もりで業者ごとの見積金額を比較してみるのがおすすめです。

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トイレのリフォームで活用できる補助金・助成金制度

国や自治体の補助金・助成金制度には、トイレのリフォームで活用できる制度もあります。

トイレのリフォームで活用できる補助金・助成金制度
  • 子育てエコホーム支援事業
  • 長期優良住宅化リフォーム推進事業
  • 高齢者住宅改修費用助成制度

ただし補助金・助成金制度ごとに、交付条件などが決められている点に注意しなければいけません。

そのため、トイレのリフォームで補助金・助成金制度を活用したい場合は、あらかじめ制度ごとの概要を確かめておくことが大切です。

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トイレリフォームの施工事例

トイレをリフォームした施工事例について紹介します。

トイレリフォームの施工事例をチェックして、検討中のリフォームの内容を決める際の参考にしてみましょう。

【事例1】キャビネットタイプのトイレをリフォーム

キャビネットタイプのトイレをリフォームする前
before
キャビネットタイプのトイレ
after

キャビネットタイプのトイレをリフォーム

リフォーム費用約49万円
工期2日間
建物タイプマンション・アパート
施工箇所トイレ
商品名
(メーカー名)
レストパル
(TOTO)

TOTOのレストパルという商品を採用した、トイレのリフォームの施工事例です。

レストパルは、キャビネット内にタンクがあるため、配管や配線を隠せるだけでなく見た目もスッキリします。

【事例2】ナチュラルテイストのおしゃれなトイレへ

ナチュラルテイストのおしゃれなトイレにリフォームする前
before
ナチュラルテイストのおしゃれなトイレ
after

ナチュラルテイストのおしゃれなトイレへ

リフォーム費用約12万円
工期1日間
建物タイプ一戸建て
施工箇所トイレ
商品名
(メーカー名)
ZR2
(TOTO)

お客さまより「経年劣化が気になるため、トイレの交換と内装をリフォームしたい」とご依頼があった、一戸建てにおける施工事例です。

既存のトイレには独立型の手洗い器が設置されていたものの「使用頻度が少ない」という状態であったため、リフォームではトイレと一体型の手洗い器を採用しました。

【事例3】水漏れをきっかけにトイレのリフォーム

水漏れでトイレをリフォームする前
before
水漏れをきっかけにトイレのリフォームした後
after

水漏れをきっかけにトイレのリフォーム

リフォーム費用約35万円
工期1日間
建物タイプ一戸建て
施工箇所トイレ
商品名
(メーカー名)
ネオレストRS1
(TOTO)

お客さまより「トイレの経年劣化で、給水ホースから水漏れが起きている」とご相談があり、トイレの交換や内装をリフォームした施工事例です。

新しいトイレとして採用したのは、TOTOのネオレストRS1という商品。ネオレストRS1は、見た目がスッキリしているタンクレストイレです。

【事例4】内装にこだわってトイレをリフォーム

内装にこだわってトイレをリフォームする前
before
内装にこだわってトイレをリフォームした後
after

内装にこだわってトイレをリフォーム

リフォーム費用約24万円
工期1日間
建物タイプマンション・アパート
施工箇所トイレ
商品名
(メーカー名)
GG1-800
(TOTO)

「温水洗浄便座に不具合が発生している」とお客さまからご相談があり、トイレの交換と内装をリフォームした施工事例です。

「内装にもこだわりたい」というご要望があったため、おしゃれなアクセントクロスを採用しました。

【事例5】北欧風の壁紙で雰囲気を一新

北欧風の壁紙で雰囲気を一新する前
before
北欧風の壁紙で雰囲気を一新した後
after

北欧風の壁紙で雰囲気を一新

リフォーム費用約28万円
工期1日間
建物タイプマンション・アパート
施工箇所トイレ
商品名
(メーカー名)
アラウーノS160タイプ2
(パナソニック)

建物が築20年以上経過したことをきっかけに「トイレをリフォームしたい」とご依頼があった、トイレのリフォームの施工事例です。

壁には北欧風のデザインのクロスを採用し、華やかな印象のあるトイレに仕上がりました。

【事例6】スッキリしたタンクレストイレに交換

スッキリしたタンクレストイレに交換する前
before
スッキリしたタンクレストイレに交換した後
after

スッキリしたタンクレストイレに交換

リフォーム費用約50万円
工期1日間
建物タイプ一戸建て
施工箇所トイレ
商品名
(メーカー名)
ネオレストLS
(TOTO)

「トイレが老朽化してきたため、トイレを交換したい」とご相談があった、一戸建てにおけるリフォームの施工事例です。

トイレの交換とあわせて内装もリフォームし、壁紙を貼り替えました。

トイレの壁紙として採用したのは、抗ウイルス加工で臭いや汚れを取り除く機能のある商品です。

【事例7】生活感のないおしゃれなトイレに

生活感のないおしゃれなトイレにリフォームする前
before
生活感のないおしゃれなトイレにリフォームした後
after

生活感のないおしゃれなトイレに

リフォーム費用約70万円
工期2日間
建物タイプ一戸建て
施工箇所トイレ
商品名
(メーカー名)
サティスS
(LIXIL)

「トイレと内装を変えて、居心地の良い空間にしたい」とご依頼があった、一戸建てにおけるトイレのリフォームの施工事例です。

「生活感が出ないように、コンセントや配管は見えないようにしたい」というご要望もあったため、目隠し用のキャビネットをトイレに設置しました。

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トイレをおしゃれにリフォームするポイント

トイレをおしゃれにリフォームするには、間接照明を設置するなどの方法が有効です。

ここではトイレをおしゃれにリフォームするポイントについて学び、友達に自慢したくなるようなトイレを目指しましょう。

【ポイント1】間接照明を設置する

トイレの天井・壁や収納に間接照明を設置し、やわらかい光で空間を照らすことで、おしゃれなトイレを演出できます。

間接照明の光によって、天井や壁の陰影も感じられるため、直接空間を照らす照明よりも広がりが感じられるでしょう。

また、間接的にトイレを照らすことで、やわらかい光でリラックス効果も期待できます。

【ポイント2】内装のテイストを統一する

トイレの内装をリフォームする場合、天井・壁・床に使う内装材のテイストを統一することで、おしゃれな空間を演出できるでしょう。

たとえば、トイレをかっこいい雰囲気にしたいなら、モノトーンで内装のデザインを統一するのがおすすめです。

トイレの内装をモノトーンで統一し、さらにタイルなどの光沢がある素材を採用すれば、デザイン性の高い空間に仕上げられます。

このように、理想のトイレの空間をイメージして、壁紙や床材などの内装のテイストが統一されたおしゃれな空間を目指しましょう。

【ポイント3】アクセントクロスを採用する

トイレの壁に壁紙を貼る場合、空間のテイストにあったアクセントクロスを採用することで、デザイン性の向上が期待できます。

たとえば、明るい雰囲気にしたいなら、ブルー系のアクセントクロスを採用すると、華やかな印象を与えられるでしょう。

採用するアクセントクロスによって、トイレの印象は大きく変わるため、理想のイメージにあわせたクロスを選ぶことが大切です。

【ポイント4】収納部分が見えにくいデザインにする

トイレにトイレットペーパーや掃除用具を置く場合、リフォームで収納部分が見えにくいデザインにすると、生活感を抑えられます。

たとえば、LIXILのキャパシアは、手洗い器と収納付きのカウンターがセットになった商品。キャパシアを採用すれば、ストックしておきたいトイレットペーパーなども扉の中に収納できるため、機能性とデザイン性を両立できます。

このように収納部分を隠せるようなデザインも採用し、トイレをおしゃれにリフォームしましょう。

【ポイント5】デザイン性の高いアクセサリーを設置する

トイレの紙巻器やタオル掛けなどのアクセサリーも、デザイン性の高い商品を採用すると、トイレをおしゃれにリフォームできるでしょう。

たとえば、木製の紙巻器を設置すると、ナチュラルな雰囲気を演出できます。

トイレをナチュラルな雰囲気にしたいなら、紙巻器のデザインとあわせて、タオル掛けも木製を選ぶと、統一感のあるおしゃれな空間に仕上げられます。

このように、トイレの壁紙や床材だけでなく、紙巻器などのアクセサリーも、トイレの雰囲気にあわせた商品を選んでみましょう。

【ポイント6】配管・配線の露出を最小限にする

トイレの給排水管や配線の露出を、配置を変えるなどして最小限にすると、空間がスッキリしておしゃれに仕上げられます。

たとえば、LIXILのJフィットは、トイレまわりの給水管や配線をキャビネット内に収納できるデザインです。

トイレの給排水管やコンセントの位置などによっては、配管や配線が多く露出してしまい、トイレの美観を損ねてしまう場合もあります。

もしトイレのリフォームで、トイレの本体や配管の位置を変更するなら、配管や配線の露出を抑え、おしゃれに仕上げられないか検討してみましょう。

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トイレリフォームを検討する際の注意点

トイレのリフォームを検討する際には、安定して座れるトイレを選ぶなどの点に注意しなければいけません。

ここではトイレリフォームを検討する際の注意点について理解して「トイレが使いにくい」などのトラブルを回避しましょう。

【注意点1】安定して座れるトイレを選ぶ

トイレのリフォームで、トイレ本体を交換する場合は、安定して座れるトイレを選びましょう。

たとえば、トイレのサイズには「普通サイズ(レギュラー)」と「大形サイズ(エロンゲート)」の2種類があります。

トイレの普通サイズと大形サイズでは、約30mmも差があるため、トイレに座った時の安定感も異なります。

そのため、入居者が安心してトイレを使えるように、ショールームなどで実際にトイレのサイズを確かめた上で、リフォームで採用する商品を決めるのがおすすめです。

【注意点2】十分な水圧が確保できるか確かめる

トイレのリフォームでタンクレストイレを採用する場合、水圧がたりずに、排水管が詰まるなどのトラブルを起こさないように、十分な水圧が確保できるか確かめておきましょう。

タンクレストイレは、水道管から直接水を供給するため、水道管の水圧がたりないと、水の流れが悪くなってしまいます。

とくに、戸建て住宅の2階以上やマンションの高層階などは、水道管の水圧が弱くなる傾向にあります。

そのため、トイレのリフォーム後に排水管が詰まるなどのトラブルを起こさないよう、あらかじめトイレの水圧を確かめておくことが大切です。

【注意点3】トイレの移設が難しい場合もある

トイレの排水に必要な勾配が確保できないなどの理由で、トイレの移設が難しい場合もあります。

トイレの移設が難しい場合
  • トイレの排水に必要な勾配が確保できない
  • マンションの管理規約でトイレの移設が禁止されている

トイレの排水がスムーズに流れる勾配を確保できない場合、排水管のつまりが発生する原因になってしまうかもしれません。

そのため、トイレを移設した場合でも排水管のつまりなどのトラブルが起きないか、あらかじめ確かめておきましょう。

また、マンションにお住まいの場合は、管理規約でトイレの移設が禁止されていることもあるため、管理規約をチェックしておくことも大切です。

【注意点4】内装材は汚れに強い商品を選ぶ

トイレの内装をリフォームする場合、汚れやすい内装材を選ぶと、掃除に手間がかかってしまうため、汚れに強い内装材を選びましょう。

たとえば、水やアンモニアが染み込みにくい床材を選べば、拭き掃除で汚れを除去でき、不快な臭いも発生しにくい傾向にあります。

そのような特徴をもつ床材は、クッションフロアやフロアタイルなどです。

もしトイレに採用する内装材を選ぶなら、クッションフロアなどの汚れに強い商品を選び、清潔なトイレの空間を保てるようにしましょう。

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 トイレのリフォームを検討すべきタイミング

トイレのリフォームを検討すべきなのは、トイレの設置から10年以上経っているタイミングなどです。

ここではトイレのリフォームを検討すべきタイミングについて学び、水漏れなどのトラブルを回避しましょう。

【タイミング1】トイレの設置から10年以上経っている

トイレの設置から10年以上経っていると「洗浄ボタンで反応しない」などの不具合が起きやすい傾向にあるため、トイレのリフォームを検討すべきタイミングです。

トイレの不具合が続いていると、突然「洗浄ができない」という状態になるなどして、トイレが使えなくなってしまうかもしれません。

そのため、トイレが使えない不便な状況になってしまわないように、トイレの設置から10年を目安にリフォームも検討してみましょう。

【タイミング2】水漏れや配管の腐食が発生している

トイレからの水漏れや配管の腐食が発生していると、高額な水道料金の請求などのトラブルが起きるリスクもあるため、リフォームを検討すべきタイミングです。

トイレの水漏れや配管の腐食が起きるのは、トイレの部品や配管の劣化などが原因として挙げられます。

そのため、リフォームでトイレの部品や配管を新しいものに交換する必要があるでしょう。

【タイミング3】高齢者を自宅で介護することになった

高齢者を自宅で介護することになった場合、間取りの変更や手すりの設置などが必要になるため、リフォームを検討すべきタイミングです。

たとえば、国土交通省の「高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準」では、トイレの大きさは配管の収納スペースをのぞいて、2メートル×2メートル以上の空間を確保することが推奨されています。

このようなトイレの設計の基準は、介護を受ける人や介護する人が安全に動くために考えられています。

トイレで介護する際に転倒してしまうなど、危険な事故が起きないように、自宅で介護の必要な入居者がいる場合は、トイレのリフォームを検討してみましょう。

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リフォームで採用したいおすすめのトイレ

リフォームで採用したいおすすめのトイレは、TOTOのネオレストNXなどです。

ここではリフォームで採用したいおすすめのトイレをチェックして、トイレのリフォームで採用する商品を検討してみましょう。

【おすすめ1】ネオレストNX(TOTO)

TOTOのネオレストNXは、上質な陶器素材でできたデザイン性の高いトイレです。

丸みをおびた特徴的なデザインが目をひくため、トイレをおしゃれな空間に仕上がるでしょう。

また、水からつくる「きれい除菌水」を便器内に噴射することで、清潔な状態を維持できるのも魅力です。

【おすすめ2】レストパルF/レストパル(TOTO)

TOTOのレストパルF・レストパルは、トイレの背面にキャビネットをつけることで、配線や配管を隠せるデザインが魅力の商品です。

レストパルFやレストパルのキャビネット内には掃除用具なども収納できるため、トイレの空間もスッキリします。

ただし既存トイレの広さや形状によっては、キャビネットを設置できず、レストパルF・レストパルを採用できない場合もある点に注意しましょう。

【おすすめ3】アラウーノ(パナソニック)

パナソニックのアラウーノは、洗浄するたびにトイレがきれいになるのも魅力の商品です。

トイレのタンク内に、市販の食器用合成洗剤を入れておくだけで、その洗剤を使って自動で洗浄してくれます。

そのため、日々のお手入れの手間が減り、きれいなトイレを維持しやすくなるでしょう。

【おすすめ4】サティスX(LIXIL)

LIXILのサティスXは、便器内を3方向からの水流で、隅々までしっかり洗い流してくれるのが特徴の商品です。

また、トイレの使用後にノズルやノズルシャッターを水道水で洗い流してくれるため、ノズル本体やノズルまわりも清潔にたもちやすいのも魅力です。

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トイレリフォームの流れ

トイレのリフォームの工期は、トイレの交換と内装リフォームで2〜4日が目安です。

リフォームを始める前の現地調査や見積もりから、リフォームが終わるまでの具体的な流れは、以下のとおりです。

トイレリフォームの流れ
STEP
業者による現地調査

リフォームするトイレの広さや仕様を、業者が確かめます。

STEP
見積もり

現地調査した結果をもとに、トイレのリフォームにかかる費用を見積もります。

STEP
契約・リフォームの日程の決定

トイレのリフォームを依頼する業者と契約し、リフォームの日程を決めます。

STEP
リフォーム開始

既存のトイレや内装を撤去し、新しいトイレや内装材に交換します。

STEP
リフォーム完了・点検

リフォームが終わったら、リフォームの仕上がりに問題がないか点検しましょう。

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【Q&A】トイレのリフォームに関するよくある質問

リフォーム工事中はトイレが使えない期間もある?

トイレのリフォーム内容によっては、工事中にトイレが使えない期間もあります。トイレが使えない期間はリフォーム内容によって異なり、トイレ本体の交換のみであれば数時間が目安です。ただし、トイレを移設するなどの大規模なリフォームでは、数日〜1週間トイレが使えない場合もあります。工事期間中トイレの使用に困らないためにも、あらかじめ業者にスケジュールを確かめておきましょう。

トイレのリフォームと修理は最終的にどちらがお得?

トイレのリフォームと修理は、最終的にリフォームのほうがお得な傾向にあります。トイレの設置から10年以上が経過していると、配管などの劣化によって、何度も修理が必要になる場合もあります。なかにはトイレの修理にかかる費用が高額になる場合もあるため、新しいトイレに交換したほうが費用を抑えられることもあるでしょう。そのため、トイレのリフォームと修理のどちらをするか迷っている場合は、業者に費用の見積もりをしてもらった上で、どちらがお得かを検討するのもおすすめです。

マンションでもトイレをリフォームできる?

マンションでもトイレをリフォームできます。ただし、マンションの管理規約でリフォームの可能な範囲や内容が決められている場合もあります。また、なかにはトイレをリフォームできないマンションもあるため、あらかじめマンションの管理規約を確かめておきましょう。

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トイレリフォームの業者選びで後悔しないために

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