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- トイレの増設費用は?工期やメリットも解説
目次
トイレの増設にかかる費用
トイレの増設について検討するとき、多くの方がまず気になるのはどの程度の費用がかかるかということではないでしょうか。
トイレの増設にかかる費用は、住宅を増築するかどうかによっても大きく異なるため、それぞれのパターンについて知っておくとよいでしょう。
増築なしでトイレを設置する場合、増設にかかる費用相場は約50万円~100万円です。
一方、トイレの増設のために住宅を増築する場合は約70万円~200万円が相場となります。
増築するかどうかによって約20~100万円の差額が生じるという点については留意しておきましょう。
トイレの増設費用には、給排水管の工事の規模や内容も影響します。
特に2階にトイレを増設する場合は注意が必要で、1階と比べて給排水管の工事の規模が大きくなるため費用も大きくなりがちです。
他にも、トイレ本体のグレードなどによっても費用は異なります。
トイレの増設にかかる工期
トイレの増設にかかる工期は、工事の内容や方法によって変わります。
近年はSFAポンプを活用することにより、従来よりも短い工期で建物へのダメージを最小限に抑えて、トイレの増設を実現することができるようになりました。
SFAポンプを活用する場合とそうでない場合とで、工期にどの程度の差があるか見ていきましょう。
まず、従来の方法でトイレを増設する場合の工期について、それぞれの状況ごとに工期の目安を紹介します。
増設に必要な配管と既存の配管の位置が近く、間取りの変更も行わない場合の工期は約5日かかります。
増設するトイレが既存の配管から離れており、配管を延長したり新設したりする必要がある場合では、工期は約1週間かかります。
間取りの変更をする場合は約2週間、屋外へトイレを増設する場合は約3週間かかると言われています。
このように床や間取りに大きな変更を加える工事を行う場合、どうしても数日から数週間の工期がかかってしまいます。
しかし、SFAポンプを利用することによって工期を大幅に短縮することができます。
SFAポンプを活用すれば従来は必要であった床への大掛かりな工事が不要となる場合が多く、ほとんどの場合は約1~2日の工期で済むのです。
また、SFAポンプの活用によって工期だけでなく費用も抑えることができます。
具体的な金額はトイレの種類や設置場所によって異なりますが、材料費込みで約30~40万円という低価格でトイレの増設が可能となります。
トイレを増設するメリットとは?
トイレは各住宅に1つあれば十分であると考える人も多いでしょう。
しかし、トイレが1つしかないと、朝の混雑時や夜間のトイレ、来客対応など、様々な場面で不便さやストレスを感じてしまうこともあるかもしれません。
トイレを増設することによって、生活の快適性が増し、ストレスから解放されるといったメリットがあります。
たとえば、トイレが2つあればトイレの混雑が減り、トイレ待ちの状況を回避することができるでしょう。
また、寝室に近い位置にトイレを増設すれば、夜中にトイレに行きたくなった際にトイレに行きやすくなります。
トイレが2つ以上あれば、来客時もお客さんに気兼ねせず家族がトイレを使うことができます。
他にも、家族のライフスタイルやライフステージに合わせて、バリアフリーに対応したトイレを作ることもできます。
トイレを増設することによって、より快適な暮らしを実現することができるでしょう。
トイレの増設する場所の例
トイレを増設を検討していても、自宅にトイレ用として使える広い余分なスペースが無いと言って諦めてしまうケースもあるかもしれません。
しかし、トイレの増設には必ずしも余っているスペースが必要というわけではありません。
トイレの増設に必要なスペースはさほど広くはないため、既存のスペースを有効活用することによって新たにトイレを設置することも十分に可能です。
それでは、たとえばどのような場所にトイレを増設できるのかといった例をいくつか紹介します。
まずよくあるのは、階段下にトイレを設置するというケースです。
階段下であれば2階にいる場合でも比較的短い移動距離でトイレまで移動することができます。
他には押し入れをトイレに改装するというケースもあります。
押し入れは元々壁や柱によって他の部屋とは隔離されたスペースとなっています。
そのため、押し入れをトイレに改装することができれば大幅な間取り変更などが不要となり、工事を必要最小限に抑えることができます。
もし余っている部屋があるのであれば、部屋の中に壁を設置してトイレを増設するという方法もあります。
階段下や押し入れなどといった狭い空間と比べて、バリアフリー設計など比較的自由度の高いデザインのトイレを増設することができるでしょう。
あとはトイレを増設するために増改築を行うという方法もあります。
予算は他のケースよりも多めに必要となるものの、既存の間取りによる制限を受けることが少ないでしょう。
トイレを増設する際に注意するポイント
トイレを増設する際はいくつか注意が必要なポイントがあります。
特に、トイレを増設する場所によっては音や臭いなどが問題となる場合があるので注意しましょう。
たとえば、2階にトイレを設置する場合、階下の部屋がどのような使われ方をしているかについて留意する必要があります。
トイレの水音は階下に響くため、1階を寝室や応接室として利用している場合は適切な場所であるとは言えないでしょう。
また、寝室の近くにトイレを設置する場合にも注意が必要です。
寝室付近にトイレがあれば、夜中にトイレに行きやすくなるというメリットはあります。
しかし、音や臭いが気になる可能性もあるため、あまりに寝室に近すぎるというのも考え物です。
トイレを新設する際には既存の配管との接続が必要となります。
たとえば2階にトイレを新設するとして、1階の既存のトイレと位置が離れすぎてしまうと配管工事費が多くかかってしまうでしょう。
場合によっては希望する位置にトイレを新設すること自体が難しいといったケースもあるかもしれません。
ただし、SFAのポンプを使用すればこれらの問題を簡単に解決することができます。
SFAポンプは、排水を上に圧送することができる為、床下への工事をせずに任意の場所にトイレを増設することが出来ます。またポンプの通気口には脱臭用カーボンフィルターを採用しているため、周囲に悪臭を放つ心配がほとんとありません。
ポンプの機器によっては動作音も55~60dBで、作動時間も3~5秒程度となっており、気にするほどの音の大きさではないでしょう。
SFAのポンプとは
SFAポンプとは、フランスのSFA社が作っている排水圧送ポンプのことをいいます。
SFA社は1958年にフランスで創立され、これまで60年以上も排水圧送ポンプの製造実績があり、更には世界95か国で1000万台以上の販売実績を持ちます。
このSFA社のポンプを使うことによって、従来よりも簡単に、そして安価に水回りの増設・移設をする事ができるようになります。
従来の水回り工事では、排水勾配をとりながらの配管工事が必要であったため、床のかさ上げ等大掛かりな工事が必要となるケースが多々ありました。
そのため、工事のために多くの人員と時間が必要となり、工事費も高額となってしまう傾向がありました。
しかし、SFAポンプを使用すれば排水圧送ポンプの力によって、床のかさ上げやはつり工事が不要となるため、工期の短縮や工事に必要な人員の削減が可能となり、結果として水回り設備の工事費用を安く抑えることができるようになります。
このSFAポンプにはいくつかのラインナップが用意されており、トイレやキッチン、シャワーなどの様々な水回り設備で利用することが可能です。
たとえば、「サニアクセス3」という商品はトイレで使用することができるモデルの粉砕圧送ポンプです。
壁排水、排水芯155タイプの市販のトイレと接続して使用することができ、トイレに加えて2カ所の流入口から雑排水の接続・合流が可能です。
他にも、「サニコンパクトプロ」という粉砕圧送ポンプ内蔵の水洗トイレもあります。
サニアクセス3の粉砕圧送ポンプを小型化したポンプが内蔵されており、汚物を粉砕し、小口径の配管で床や天井へも排水を圧送していく事が可能です。
SFAのポンプの価格
SFAポンプの日本での商品ラインナップは上記2機種のほかに、「サニスピードプラス」、「サニシャワープラス」、「サニキュービック2クラシック」などがあります。
これらの商品は、ポンプの性能やポンプ自体の用途が異なり、それぞれ価格も異なります。
薄型設計かつ省スペースという特徴からトイレの増設でよく利用される「サニアクセス3」は、メーカー希望小売価格が税込みで161,700円となっています。
大型商業施設等の排水や複数の仮設トイレなど、大容量の排水が出る場合は、ポンプが2台搭載された「サニキュービック2クラシック」を利用できます。
こちらの「サニキュービック2クラシック」の価格は税込みで437,800円となっています。
ポンプ自体の価格は高価と感じるかたもいらっしゃるかもしれませんが、トイレの増設費用まで含めてトータルで考えるとSFAポンプを導入する方が安く済むケースが多いでしょう。
SFAポンプは価格、性能の両面から新しいトイレの増設方法としておススメの方法なので、トイレの増設を考えている場合は是非一度検討してみると良いでしょう。
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