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2018年12月25日更新

監修記事

トイレのドアを引き戸にリフォームするメリットとデメリットは?

高齢者施設にも多い引き戸は、バリアフリーとして挙げられる代表的な方法です。引き戸のメリットは開閉時にスペースを必要としないことで、トイレのドアには最適です。開き戸と比べてのデメリットも知った上でリフォームを検討してみてはいかがですか?

将来を見越してバリアフリーにリフォームを

高齢者の介護が必要になったとき、住まいもバリアフリーにリフォームすることが必要になります。介護だけでなく、自分が高齢になった時のことを考えれば、早めのバリアフリー化を検討したいですね。

トイレのドアを引き戸にリフォームするメリットとデメリットは?

バリアフリーは、手摺りの設置や段差解消などがありますが、開閉と出入りがしやすい扉も重要なポイントとなります。毎日使用するトイレも、バリアフリー化を優先したい場所のひとつです。

引き戸タイプのメリットは?

扉の開閉方法はいくつかあります。開き戸タイプ、引き戸タイプ、引き違い戸、吊り折り戸が代表的です。バリアフリーを考えた時、どのタイプのドアが適していると思いますか?

開き戸タイプのドアの開閉は扉を手前に引いたり奥側に押したりしなければなりませんが、住宅用のトイレは室内が広くないことから、手前の廊下側に開くドアが多く、開閉のための空間はデッドスペースになってしまいます。

その点、引き戸タイプのドアならスライドするだけなので、車椅子での出入りがしやすいですね。開き戸の間口が充分であれば、スムーズに出入りすることができるでしょう。

高齢者施設や病院に引き戸が多いのも、車椅子の使用を考えて設計されているためです。

引き戸タイプのデメリットは?

引き戸タイプは、戸の引き込み先に戸が収まる分の壁が必要になるので、間取りによっては設置できない場合もあります。

例えば廊下の突き当たりに開き戸タイプのトイレがある場合など、間口が廊下と同幅のため、引き込み先のスペースを確保することができません。

引き戸にドアリフォームする際には、トイレの位置と間取りを確認してみましょう。

開き戸タイプは扉の開閉でデッドスペースができてしまうのに対し、戸袋のスペースさえあれば良い引き戸の方が空間を広く使えます。但し、扉枠が設置される側の壁には物を置くことができないデメリットがあります。

引き戸タイプのドアの種類は?

引き戸タイプにはアウトセットタイプ、戸袋タイプ、引き込みタイプなどがあります。

アウトセットタイプの引き戸は開口部と引込のスペースさえあれば壁の上下にレールを設置するだけなので、簡単にリフォームできることがメリットです。扉側にはデッドスペースができるのと、廊下側やトイレ内に取り付ける場合は扉が壁から出てしまう点に注意が必要です。

戸袋タイプは壁の厚み内に扉が収まるため、狭い廊下やトイレ内に扉があっても、室内幅に影響しないとういうメリットがあります。戸袋部分の工事が必要となりますので、アウトセットに比べると工事が大がかりとなりますが、よくある引き戸タイプの1つです。

引き込みタイプは扉を開けた時、壁の中に収められるので、外側・内側ともデッドスペースがなくなり、壁に物を置くことが可能になりますが、アウトセット方式に比べると一旦壁を撤去し、壁を作り直す工事が必要となります。また、壁の厚みによっては施工できない場合があります。見た目はとてもすっきりとしていますが、扉の納まる壁内部の掃除が難しいというデメリットもあるので、よく長所と短所をよく理解することが大切です。

いずれのタイプも一長一短なので、予算や設置するトイレの状況によって選ぶと良いでしょう。

介護トイレにリフォームする費用はこちらの記事で説明しています

介護トイレのおすすめメーカーはこちらの記事で説明しています

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社KURODA一級建築士事務所 坂田理恵子

株式会社KURODA一級建築士事務所

坂田理恵子

一級建築士、一級施工管理技士。和歌山市で設計事務所に勤務。住宅のリフォームや新築を中心に携わり、女性目線で、家事や掃除、片付けがしやすく暮らしやすい家の提案を行う。

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