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2018年11月30日更新

節水トイレは詰まる?メリット・デメリット紹介します!

近年耳にすることも増えてきた節水トイレ。水道代の節約になるとあって気になっている方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では節水トイレと普通のトイレは具体的に水量や機能はどう違うのか比較し、メリットやデメリット、リフォームするために知っておくべきことをまとめてみました。

節水トイレのメリット

節水トイレは詰まる?メリット・デメリット紹介します!

節水トイレのメリットは何といっても水量調整による水道代の節約です。機種によっても異なりますが、年間最大約1.5万円も節約することができると言われています。

トイレの平均使用年数は約10年~15年といわれていますので、約15万円~22万円水道代が節約できることになります。この額になるとお得に感じる方も多いのではないでしょうか。

また、多くの節水トイレは節電機能もついています。便座保温機能の自動オフや温水シャワーの温度調節機能により、年間4000円~7000円分の節電が期待できます。

さらに、掃除のしやすさもメリットでしょう。節水トイレは少ない水で流しやすくするために表面が滑らかな素材で作られているため、汚れを落としやすく、掃除が楽になります。

節水トイレのデメリットは?

一方で節水トイレは、1回で使用する水量が少ないため、やはり詰まりやすいのが最大のデメリットです。詰まり気味で何度も流すと、結局は節水にならない可能性もあります。

また、節水トイレへのリフォームは約15万円~30万円が相場です。一人暮らしや、トイレの使用頻度が低い場合は、節水して水道代を浮かせてもリフォーム費用の元を取ることが難しくなります。

節水トイレで詰まらないようにするための工夫

節水トイレを詰まらせないようにするためには、まず前提として、使用方法をきちんと守ることが必要です。トイレットペーパー以外の紙を流さない、一度にたくさん流さないなど基本的なことです。

また、洗浄水量を多めに設定することも有効です。洗浄水量を増やしたとしても、普通のトイレと比べれば水量は少なく、節水はできますので安心しましょう。

節水トイレが詰まったらプロに修理を依頼しましょう

もし詰まってしまったら、ラバーカップなどでつまりを直そうとせず、修理のプロに任せましょう。無理に自分で直そうとすると、トイレの水があふれてしまったり、水漏れの原因となります。

節水トイレを設置できる場所とできない場所はある?

節水トイレは詰まる?メリット・デメリット紹介します!

節水トイレは家の立地や排水口など、一定の設置基準をクリアしていることが必要です。水漏れや故障の原因ともなりますので、リフォーム前には必ず確認しておきましょう。

タンクレストイレは水圧が低く設置が難しいことも

タンクのないタンクレストイレは、タンク付きのトイレより水圧が低く設置できないことがあります。タンクレストイレにつながる水道の圧力が弱いと洗浄能力も低く詰まりやすくなるためです。

タンクレストイレでなくても、トイレへの水道の圧力が弱いとウォシュレット洗浄水の勢いが弱くなることも。低水圧に対応できる商品もありますので気になる方は問い合わせてみましょう。

床排水と壁排水では設置できる節水トイレに制限も

排水管を床に向けて設置する「床排水」と、排水管を壁に向けて設置する「壁排水」では節水できる水量が異なるので、設置可能な節水トイレに制限があることも注意しましょう。

築年数が高い建物では排水管の埋設状況が節水トイレに適さないことも。築年数は浅くても古い排水管を流用していることもあり、リフォーム前には排水管トラブルの点検をおすすめします。

また、リフォームをする際には、排水管の高圧洗浄などを同時に行い、排水管内部をきれいに清掃しておくと、将来的な詰まりを防ぐことができます。ぜひリフォーム会社に相談してみてください。

節水トイレトラブルの殆んどは詰まりです。一度詰まらせてしまうと修理費で節水費用の1年分位は消えてしまいます。

工事業者には最低2~3年保障を求めると同時に使用マニュアルはしっかり守ってください。

節水トイレは上手く活用すると水道代も節約できとても便利なものです。メリットとデメリットを比較し、ご自宅のトイレの設置条件を確認したうえで、賢く活用したいものですね。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】下久保彰

2級建築士。建築設計や施工業務を30年以上経験。最近は自営にて各種請負業務を行う。

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