2024年08月02日更新

監修記事

【2024年】稲沢市のリフォーム補助金・助成金一覧と受け取る方法の解説!

稲沢市では2024年、住宅購入や耐震化等を行う場合、補助金制度を利用することが可能です。最大で2,000万円の補助金を受け取ることができ、リフォームの負担が大幅に軽減されます。
各補助金の詳細はもちろん、申請から受け取るまでの流れ、申請に必要な書類についても詳しく説明します。

リフォーム補助金・助成金の一覧(稲沢市 2024 最新)

以下では、稲沢市で受けることができる、リフォーム関連の主な補助や助成金制度などについて紹介します。

稲沢市のリフォーム補助金制度の一覧

補助金の制度名対象となる工事補助金の上限額申請期限
勤労者の住宅資金融資制度・住宅の新築、購入、増改築2,000万円随時
住宅耐震化事業補助金・木造及び非木造住宅耐震改修100万円 2024/11/29(金)
稲沢市住宅用地球温暖化対策設備設置費補助事業・省エネ機器導入、省エネ機器設置の新築住宅購入住宅用リチウムイオン蓄電システム:5万円予算の範囲内
介護保険 住宅改修費支給・小規模バリアフリー改修20万円随時
身体障害者住宅改修費の給付・バリアフリー改修20万円随時
稲沢市のリフォーム補助金一覧 ※2024年7月31日現在

詳細はご利用前に稲沢市までお問い合わせください。

稲沢市のリフォーム部位別 補助金早見表

リフォーム部位と、本記事で紹介する補助金制度の対応早見表です。トイレ等、気になる箇所が補助金の対象になっているか分かります。簡易的なものですので、必ず個別に確認してください。

リフォーム部位
【水回り】トイレ・風呂・キッチン・洗面
【外回り】外壁・外構・屋根・庭
【内回り】玄関・階段・壁紙・床・窓
【バリアフリー】手すり・段差解消等
【耐震化】診断・耐震改修等
【エコ・断熱】二重窓・太陽光等
○:補助金の対象となる可能性あり、-:対象か未確認

補助金①勤労者の住宅資金融資制度

自ら居住するための住宅を、市内で新築や購入、増改築する場合などに、市内に居住する勤労者なら、2,000万円を限度として、店頭表示金利より年0.1%低利な利率での融資を利用できます。

対象者は、現在の勤務先に1年以上在職して引き続き勤務する方で、前年税込み年収が150万円以上400万円以下の自営業でない方などの要件があります。

申込先は、東海労働金庫一宮ローンセンターです。融資期間は35年以内で、保証料はろうきんが負担し、原則として保証人が不要です。

500万円以内で20年以内に返済する場合は、無担保で借りることもできます。

なお、市の窓口は、商工観光課中小企業グループです。

詳しくはこちら:勤労者の住宅資金融資制度(稲沢市)

補助金②住宅耐震化事業補助金

市内にある住宅において、市が実施する耐震診断の結果に基づいて耐震改修や耐震シェルターの設置、除却を行う場合、所有者なら、耐震化費用の一部に関して補助が利用できます。

耐震診断の結果、倒壊する可能性がある、または高いと判定された木造住宅、あるいは、安全でないと判定された非木造住宅を耐震改修する場合は、100万円を上限とする補助が支給されます。

また、判定値が0.4以下の木造住宅に耐震シェルターを整備する場合は30万円を限度として、1.0未満の木造住宅を除却する場合は20万円を限度として、それぞれ補助が支給されます。

事前申請が必要で、受付は補助の予定数の範囲で先着順に行われます。

詳しくは、市の建築課住宅グループにご相談ください。

詳しくはこちら:住宅耐震化事業補助金(稲沢市)

補助金③稲沢市住宅用地球温暖化対策設備設置費補助事業

市内の住宅に太陽光発電システムや蓄電システムなどの設備を一体的に導入する場合、または、システムが設置された新築住宅を購入する場合、自ら居住する方なら、設置費用の一部について補助を利用できます。

設備は、住宅用太陽光発電システム、住宅用リチウムイオン帯電システムまたは電気自動車等充給電設備(V2H)、家庭用エネルギー管理システム(HEMS)が対象で、これらを新たに一体的に導入する場合が補助の対象です

それぞれ対象の機器ごとに要件が定められています。

補助は、太陽光発電システムとリチウムイオン蓄電システムとHEMSを一体的に導入した場合で、14万円を上限として支給されます。

また、自ら居住する市内の自宅に、家庭用燃料電池システム(エネファーム)や住宅用リチウムイオン蓄電池システムなどを設置する場合にも、定額5万円の補助が支給される制度があります。

設置工事の前に申請が必要です。詳しくは市のホームページや環境保全課環境管理グループでご確認ください。

詳しくはこちら:稲沢市住宅用地球温暖化対策設備設置費補助事業(稲沢市)

補助金④介護保険 住宅改修費支給

市内に在宅で要介護または要支援の認定を受けた市民の方なら、自宅での日常生活を容易にするために小規模なバリアフリー改修を行う場合、20万円を上限に、改修費の9割から7割相当について支給を利用できます。

改修は、廊下や階段、浴室などへの手すり取り付け、段差解消用スロープの設置、移動を円滑にする床材への変更、利用しやすい扉や洋式便器への取替えなどが対象です。

介護保険の利用者負担割合に応じ、費用の3割から1割は利用者の負担となります。

事前申請が必要で、ケアマネジャーや福祉住環境コーディネーターなどへの相談が必要です。

なお、市の窓口は高齢介護課介護保険グループです。

詳しくはこちら:介護保険 住宅改修費支給(稲沢市)

補助金⑤身体障害者住宅改修費の給付

市内の自宅で生活する、視覚や下肢、体幹機能に1級から3級の障害がある方なら、自宅での自立した生活の維持や拡大を図るために住宅を改修する場合、20万円を限度として改修費用の9割について給付を利用できます。

改修は、市と契約を締結している業者が行うもので、床や通路面を移動しやすい材料へ変更する工事、引き戸や洋式便器への取り替え、手すり取付け、段差解消などが対象となります。

原則として1割を利用者が負担します。

事前に、市と契約を締結した業者の見積書を添付した申請書を提出する必要があります。

詳しくは市の福祉課障害福祉グループにご相談ください。

詳しくはこちら:身体障害者住宅改修費の給付(稲沢市)

「稲沢市」の補助金申請の流れと必要書類

リフォーム工事への補助金の申請方法とその流れは、補助金制度を実施する地方自治体や公共団体、または特定の制度によって異なりますが、一般的な申請手続きは以下の通りです。

補助金の申請方法とその手順

最初に補助金制度の詳細を確認する

まず、補助金制度の詳細を確認し、どの工事内容のリフォームが補助の対象になるのか、補助金の上限額や申請期限などを確認します。

補助金制度は、国や地方公共団体、団体などが提供しているため、詳細はそれぞれの公式HPや資料で確認しておきましょう。

見積もりを作成してもらう

次に、リフォームを行う業者に見積もりを作成してもらい、リフォーム計画を作成します。この段階で、補助金の要件に適合するリフォームの工事内容になっていることを確認します。

補助金申請書の提出を行う

リフォーム業者から見積もりとプランを受け取ったら、補助金申請書を提出します。業者が申請する場合や、申請を代行する場合もあります。

申請書にはリフォームの工事内容の詳細と日程、見積もり、および必要に応じて関係書類を添付します。補助金の申請書は、補助金を提供する団体の公式HPや窓口で入手できる場合もあります。

審査・承認を経てリフォーム工事に着手

申請書を提出した後は、審査が行われます。審査に通った場合、補助金の受け取りが承認され、リフォーム工事へと着手できます。

補助金の受け取り

リフォームが完了したら、最終的なリフォーム費用の明細書とともに、補助金の受け取りを申請します。一部の補助金制度では、リフォーム工事完了後に工事費用の領収書や写真などの証拠を提出する必要があります。

なお、ここで説明した手続きは一般的なもので、補助金制度によっては、それぞれの手続きの詳細や順序が異なる場合があります。

そのため、補助金を申請する前に、該当の補助金制度の具体的な要件と手続きを確認しておくことが大切です。

リフォーム補助金の申請時の必要書類

リフォームの補助金を受ける際に必要な書類は、具体的な補助金制度によって異なります。ここでは、一般的な必要書類を解説していきます。

補助金申請書

これは補助金を提供している団体や公的機関から提供され、一般的にはHPや窓口で入手できます。

見積書

リフォーム業者から提供されるもので、リフォームの工事内容と費用が記載された見積書が必要になることがあります。

リフォーム計画書

「リフォーム計画書」とは、リフォームの詳細な計画を示した書類のことです。リフォーム箇所、工事内容、期間等が記載されている書類が必要になる場合があります。

建築図面

補助金の申請時には、既存の建物の図面やリフォーム後の図面などが必要となる場合があります。

所有者の同意書

建物の所有者が申請者でない場合、リフォームを行うことに同意していることを示す書類が必要となることがあります。該当する場合は、所有者の同意書を用意しておきましょう。

証明書類

補助金申請では、申請者が補助金制度の対象要件を満たしていることを証明するための書類が必要となることもあります。例えば、収入証明書や年金受給証明書などがこれに該当します。

リフォーム後の報告書

報告書はリフォーム完了後に提出するもので、工事が計画通りに行われたことを示すための書類です。完成したリフォームの写真や、業者からの最終的な請求書などが添付されることがあります。

なお、ここで紹介した書類は一般的なもので補助金制度によっては必要な書類や詳細が異なります。補助金を申請する前に、リフォーム業者に問い合わせるか、補助金制度を取り扱う市町村などの窓口で、詳細をしっかり確認しましょう。

稲沢市のリフォーム会社の選び方

稲沢市では、住宅の購入・リフォーム資金の低利融資、耐震改修、太陽光発電システムの導入、バリアフリー化などに対する補助や助成制度を利用できます。

このような補助や助成、融資などの制度を利用したい場合、制度やそれらの対象となるリフォームに詳しい会社を選ぶことがおすすめです。

稲沢市近郊の愛西市やあま市、一宮市なども含めて選ぶと、リフォーム会社や業者の選択肢が増えます。

また、自宅から近い地元のリフォーム業者の場合は、費用を抑えたリフォームも期待できます。

ただし、リフォームの部位別には得意不得意もあるため、口コミも含めて、依頼を検討しているリフォーム業者や会社が何を得意としているか、事前に把握することが大切です。

下記の「稲沢市で評判のリフォーム会社一覧」では、稲沢市にあるリフォーム会社・業者を紹介しています。

会社選びでは、必ず複数の相見積もりを比較しましょう。一方、会社が多すぎても迷ってしまいます。「3社」が比較検討もしやすくオススメです。 ハピすむでは、稲沢市対応のリフォーム会社を最大「3社」ご紹介します。全て厳正な審査を通過した会社です。安心してお任せください。

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ここまで「自治体」からの補助金について説明してきました。

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リフォームする際のポイント

もしリフォームを実際に行うとなった際には、ぜひお近くのリフォーム会社に一度ご相談することをおすすめします。

リフォーム会社に相談する時に一番気になるのは「いくらかかるのか」という金額の部分かと思います。

正確なリフォーム金額を知るためには、リフォーム前に「現地調査」を受ける必要があります。

その際に、損をしないリフォームを実現するために重要なことが一点あります。

それは、リフォーム会社1社のみに現地調査と見積もりをお願いするのではなく、複数社に依頼して、必ず「比較検討」をする!ということです。

複数の会社に依頼する時のポイントは「同じ条件」で依頼することです。バラバラの条件で依頼をすると、正しい比較ができません。

このポイントをきちんと押さえ、複数の会社の提案を受けることでご希望のリフォームの適正価格が見えてきます。

「色んな会社に何度も同じことを伝えるのがめんどくさい…。」という方はカンタンに複数社を比較検討できるサービスもございますので、ぜひご利用ください。

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】國場絵梨子

りこ行政書士事務所

國場絵梨子

行政書士、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP、測量士補。行政書士試験合格後「りこ行政書士事務所」を開業し、補助金申請や融資、遺言、相続といった相談とサポートを行っている。

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