目次
タイル外壁にリフォームするメリット
タイル外壁にリフォームすると、高級感のある外観を演出できるなどのメリットが得られます。
タイル外壁にリフォームするメリットを理解して、思わず自慢したくなるような外観にリフォームしましょう。
【メリット1】高級感のある外観を演出できる
石や粘土などの自然素材でつくられたタイルは、自然な風合いを感じられるため、高級感のある外観を演出できます。
たとえば、ニッタイのマジカルライトストーンという商品は、石の自然な風合いがただよう高級感も魅力です。
このようにデザイン性も高いタイルを採用すれば、高級感だけでなく、おしゃれな雰囲気も演出できるでしょう。
【メリット2】変色を起こしにくい
タイル外壁は、土などの自然素材を高温で焼き固めてつくられるため、変色を起こしにくいのもメリットです。
たとえば、表面を塗膜で保護している窯業系サイディングは、塗膜が紫外線などの影響で劣化し、変色してしまう場合もあります。
そのため、外壁が全体的に変色してしまった場合は、建物の美観を損ねてしまうおそれもあります。
一方、タイル外壁は紫外線などを原因とする変色が起きにくいため、美観を維持しやすいでしょう。
【メリット3】選べるデザインが豊富
タイル外壁は、色や寸法などのバリエーションが多いため、選べるデザインが豊富な点もメリットです。
たとえば、LIXILのストーンタイプコレクションという商品は、同じ商品でも13色のバリエーションがあります。
そのため、理想の外観のイメージにあわせて、タイルの色を選べるのが魅力です。
このようにタイル外壁はデザインが豊富であるため、さまざまな建物の外観にあわせやすいでしょう。
【メリット4】メンテナンス費用を抑えやすい
タイル外壁は耐久性が高いのも魅力であるため、メンテナンスにかかる費用も抑えやすいのがメリットです。
耐用年数が40年以上であるタイル外壁は、張り替えや部分補修を必要とするタイミングが、ほかの外壁材よりも長い傾向にあります。
そのため、外壁を張り替えるなどのリフォームの回数を減らし、外壁のメンテナンスの費用も節約できるでしょう。
タイル外壁にリフォームするデメリット
タイル外壁にリフォームすると、耐震性が低下するケースもあるなどのデメリットがある点に注意しなければいけません。
ここではタイル外壁にリフォームするデメリットについて学び「耐震性の向上が期待できる外壁材を選べばよかった」などの後悔を防ぎましょう。
【デメリット1】リフォーム費用が高くなりやすい
タイル外壁は、サイディングなどの外壁材よりも商品価格が高い場合も多いため、リフォームにかかる費用も高くなる傾向にあります。
たとえば、タイルに張り替える場合の費用は、1平方メートルあたり1.3万〜3.5万円が目安。一方、窯業系サイディングは0.4万〜0.7万円が目安です。
外壁の種類 | 費用相場 (1平方メートルあたり) |
---|---|
タイル | 1.3万〜3.5万円 |
窯業系サイディング | 0.4万〜0.7万円 |
しかし、リフォーム費用が高くなりやすいタイルには、デザイン性が高いなどのメリットもあります。
タイル外壁のメリットとデメリットのどちらも理解した上で、リフォームでタイルを採用するか検討してみましょう。
【デメリット2】耐震性の低下するケースがある
タイル外壁は、金属サイディングなどと比べて重いため、建物全体の重量が増すことで、耐震性の低下するケースがあります。
重い外壁材に張り替えたことで耐震性が低下するのは、地震で建物が揺れたときに、建物全体の重量が重いと、建物を支えきれなくなるリスクが高まることも理由として挙げられます。
そのため、建物の耐震性を向上させたいなら、軽い外壁材への張り替えが必要です。
もしタイル外壁のリフォームにおいて、建物の耐震性に不安がある場合は、業者に耐震診断をしてもらうなどして、耐震性について検討しましょう。
タイル外壁で見られる経年劣化の症状
タイル外壁では、はがれ・浮きなどの経年劣化の症状が見られます。
ここではタイル外壁の経年劣化でどのような症状が見られるのかチェックして、リフォームすべきタイミングであるかを検討しましょう。
【症状1】白華現象(エフロレッセンス)
タイル外壁で見られる「白華現象(エフロレッセンス)」は、タイルの目地やモルタルなどの主成分であるカルシウムが雨水に溶けて、白い粉が外壁についてしまう現象のことをいいます。
白華現象は、タイルの目地やモルタルが硬化する前に、雨水にさらされてしまったことなどが原因として挙げられます。
そのため、タイルの目地などの内側に雨水が入っている可能性もある点に注意しなければいけません。
また、タイル外壁についた白い粉は、放置していると硬くなるため、建物の美観を損ねるおそれもある点に注意しましょう。
【症状2】はがれ・浮き
外壁に張ったタイルの接着が弱くなると、タイルのはがれや浮きが発生する傾向にあります。
タイルのはがれや浮きを放置した場合、タイルが落下して人に当たってしまうなどの事故を起こすリスクもあります。
また、タイルの落下によって外壁面が欠損すると、建物の雨漏りを起こすリスクも高まるため、早めにタイルのはがれや浮きを解消するリフォームが必要です。
【症状3】ひび割れ・欠損
地震や経年劣化などが原因で、外壁に張ったタイルにひび割れや欠損が発生すると、タイルの内側に雨水が入り込みやすくなってしまいます。
タイルの内側に雨水が入ると、タイルや目地の劣化の原因になり、ひび割れや欠損が広がってしまうおそれもあります。
そのため、タイル外壁にひび割れや欠損が発生した場合は、早めに部分補修をするなどして対処しておくことが大切です。
【症状4】目地のひび割れ・はがれ
タイル外壁の目地が劣化すると、ひび割れやはがれを起こし、外壁の内側に雨水が入りやすくなります。
一般的に外壁の内側には防水シートが張られているため、必ず建物で雨漏りが起きるわけではないものの、雨漏りが起きるリスクは高くなるでしょう。
そのため、タイル外壁の目地にひび割れやはがれが起きた場合は、早めに打ち替えなどのリフォームが必要です。
タイル外壁のリフォームにかかる費用
タイル外壁のリフォームにかかる費用は、外壁をタイルに張り替える場合で200万〜400万円が目安です。
リフォーム方法 | 費用相場 (30坪の場合) |
---|---|
張り替え | 220万〜270万円 |
外壁塗装 | 100万〜150万円 |
目地の打ち替え | 30万〜45万円 |
部分補修 | 5万〜10万円 |
上記の費用には、足場の設置や外壁の下地の補修にかかる費用は含まれていません。足場を設置する場合などには、追加で費用が発生するため注意しましょう。
【1】張り替え
外壁をタイルに張り替える場合の費用は、30坪の建物で220万〜270万円が目安です。
ただしデザイン性の高いタイルなどを採用するなら、タイルへの張り替えにかかる費用が400万円以上となる場合もあります。
- デザイン性や機能性の高いタイルを採用する
- サイズの小さいタイルを張る
また、タイルは1枚ずつ外壁に張る必要があるため、一般的なタイルよりサイズが小さい場合は、リフォームに時間がかかります。
そのため、サイズが小さいタイルを外壁に採用すると、リフォームの費用も高くなりやすいでしょう。
【2】外壁塗装
タイル外壁の塗装にかかる費用は、30坪の建物で100万〜150万円が目安です。
タイル外壁は、耐久性・耐候性などが高いため、基本的に塗装の必要はありません。
しかし、タイルの商品などによっては、建物の美観を損ねてしまう場合もあるため、そのような場合には塗装によるリフォームが必要です。
- 経年劣化で建物の美観が損なわれている
- 汚れの付着が気になる
タイル外壁を塗装し、建物の美観やタイルの防汚性を取り戻しましょう。
【3】目地の打ち替え
タイル外壁の目地の打ち替えにかかる費用は、30坪の建物で30万〜45万円が目安です。
タイル外壁の目地とは、タイル同士やタイルと窓枠などとの隙間をうめるクッション材のことをいいます。
目地は耐用年数が10年ほどであるため、耐用年数が40年以上であるタイルよりも、はやくリフォームが必要になる傾向にあります。
タイル外壁の目地の割れなどを放置すると、割れた箇所などから雨水が入り、建物で雨漏りが発生するかもしれません。
建物の雨漏りなどのトラブルを回避するために、定期的に目地を点検し、打ち替えを検討してみましょう。
【4】部分補修
タイル外壁の部分補修にかかる費用は、5万〜10万円が目安です。
1箇所あたり・1枚あたりの費用相場は安いものの、タイル外壁を補修する箇所が多い場合などには、費用が数万円かかる傾向にあります。
補修内容 | 費用相場 |
---|---|
タイルの浮きを改善 | 700〜1,000円/箇所 |
タイルの一部を張り替え | 1,000円〜2,000円/枚 |
また、上記の費用相場には足場の設置にかかる費用や諸経費が含まれていないため、それらも追加でかかる点に注意しましょう。
タイル外壁のおしゃれなリフォーム事例
外壁をタイルにリフォームした、おしゃれなリフォーム事例を紹介します。
どのようにタイル外壁にリフォームしたのかチェックして、商品選びなどの参考にしてみましょう。
【事例1】アクセントにタイル外壁を採用


リフォーム費用 | 約150万円 |
工期 | 1.5か月間 |
建物タイプ | 一戸建て |
施工箇所 | 外壁 |
隣家のリフォームがきっかけで「我が家もリフォームをすべき時期なのでは」と思い、外壁のリフォームの相談をいただいた物件の施工事例です。
外壁に経年劣化が見られたため、外壁全体のリフォームを提案しました。
一度外壁全体を塗装でメンテナンスしたのち、道路側の外壁の一部をタイルで仕上げ、高級感のある外観に仕上げています。
【事例2】タイル外壁のはがれや浮きをリフォームで改善


リフォーム費用 | 約130万円 |
工期 | 1週間 |
建物タイプ | マンション・アパート |
施工箇所 | 外壁 |
「地上にタイルが落ちてきた」とご相談があり、タイル外壁をリフォームした施工事例です。
タイル外壁の既存の状態を点検したところ、タイルの浮きが見られたため、張り替えを提案しました。
【事例3】タイル外壁の一部を張り替え


リフォーム費用 | 約620万円 |
工期 | 1週間 |
建物タイプ | マンション・アパート |
施工箇所 | 外壁 |
建物の外壁において、一部タイルの劣化が見られたため、張り替えを提案しました。
また、外壁塗装と部分補修によって、外壁全体をメンテナンスして、美観を維持しやすい状態に仕上げています。
【事例4】タイル外壁を専用塗料で塗装


リフォーム費用 | 約103万円 |
工期 | 8日間 |
建物タイプ | 一戸建て |
施工箇所 | 外壁 屋根 |
「タイル外壁の目地の割れや、タイル表面のくすみが気になる」とご相談をいただいた、一戸建てにおけるリフォームの施工事例です。
タイルの種類が陶磁器であったため、陶磁器タイル専用の塗料での塗装を提案しました。
タイル外壁のリフォーム後には、お客さまから「新築のようになった」と喜びの声をいただきました。
リフォームでタイル外壁を選ぶ際のポイント
リフォームでタイル外壁を選ぶ際には、理想の外観にあうデザインかなどのポイントをチェックすることが大切です。
ここではリフォームでタイル外壁を選ぶ際のポイントについて学び「リフォームの仕上がりがイメージと違う」などの失敗を回避しましょう。
【ポイント1】理想の外観にあうデザインか
タイル外壁は、商品によって色や大きさなどが異なるため、理想の外観にあうデザインを選んで採用しましょう。
たとえば、石目調のデザインを採用すると、かっこいい雰囲気の外観を演出できます。
タイル外壁とあわせて、玄関ドアや窓もかっこいいデザインを採用すると、建物全体をおしゃれに仕上げられるでしょう。
このように、建物における理想の外観をイメージした上で、イメージにあったデザインのタイルを選択することが大切です。
【ポイント2】予算にあう商品であるか
タイル外壁は、採用する商品によって価格が異なるため、予算にあう商品を選ぶことも大切です。
たとえば、LIXILの外壁用のタイルであるサイモンは、平方メートルあたりの商品価格が16,100円。一方、同じLIXILのタイルの釉文は、商品価格が21,500円です。

商品名 (LIXIL) | 商品価格 (平方メートルあたり) |
---|---|
サイモン | 16,100円 |
ストーンタイプコレクションボーダーL | 18,100円 |
釉文 | 21,500円 |
このように、外壁用のタイルは商品によって価格が異なるため、その商品を採用した場合に、リフォーム費用が予算におさまるかも検討しておきましょう。
【ポイント3】メンテナンスの費用を抑えられるか
汚れがつきにくいタイルなど、耐久性や美観が維持しやすい商品を選ぶと、メンテナンスの費用を抑えられる傾向にあります。
たとえば、名古屋モザイクの「ハイドロテクトタイル」は、太陽の光と雨の力で汚れを落ちやすくする効果が期待できる商品です。
そのような効果が期待できるハイドロテクトタイルは、一般的なタイルよりも汚れの洗浄などにかかる費用を節約できるでしょう。
もしタイル外壁にリフォームするなら「リフォーム後にかかる費用が予想よりも高い」と失敗しないように、メンテナンスの費用についてもあわせて検討しておくことが大切です。
タイル外壁にリフォームする際の注意点
タイル外壁にリフォームする際には、施工不良でタイルが落下するトラブルもあるなどの点に注意しなければいけません。
ここではタイル外壁にリフォームする際の注意点について理解して「業者と施工不良が原因でトラブルになった」などの失敗を回避しましょう。
【注意点1】外壁リフォームに採用できないタイルもある
タイル外壁にリフォームする際には、吸水率が高いなどの理由で、外壁材として不向きなタイルもある点に注意しましょう。
たとえば、吸水率が50%以下の陶器質は、磁気質やせっ器質より吸水率が高いのも特徴です。
タイルの素材の種類 | 吸水率 |
---|---|
磁器質 | 3%以下 |
せっ器質 | 10%以下 |
陶器質 | 50%以下 |
外壁材に吸水率の高いタイルを使うと、雨水を吸って、割れなどの症状がでてしまうおそれもあります。
タイルが割れるなどして、リフォームのやり直しが必要になるトラブルを起こさないように、外壁材として採用できるタイルであるかを確かめておくことが大切です。
【注意点2】塗料によってはタイルの風合いが変わる
タイル外壁を塗装する際、色がついた塗料を使うと、タイルの風合いが変わってしまうおそれもあります。
高温で焼いてつくるタイルは、土や石などの自然素材の風合いを楽しめるのも魅力です。
そのようなタイルの風合いをリフォーム後も残したい場合は、色のないクリア塗料の採用を検討しましょう。
【注意点3】固定資産税が増える場合もある
固定資産税は、建物の外壁の種類などによって金額が変動する場合もあるため、タイルに張り替えた際に増額となるかもしれません。
固定資産税の税額は、建物の箇所ごとの評価点数をもとに計算される「評価額」によって算出されます。
建物の外壁における評価点数は、外壁の種類によって異なり、タイルはもっとも高い点数に設定されています。
外壁の種類 | 評価点数 |
---|---|
タイル | 14,470 |
サイディング | 9,770 |
板張 | 8,740 |
そのため、タイル外壁にリフォームした場合、固定資産税が増えてしまうおそれもある点を注意しましょう。
参照元:固定資産評価基準(総務省)
【注意点4】施工不良でタイルが落下するトラブルも
タイル外壁にリフォームする際、コンクリートの目荒らしが不十分であったなどの理由で、タイルが落下するトラブルを起こす場合もあります。
コンクリートの目荒らしとは、モルタルでタイルを外壁に張る際、モルタルの密着度を向上させるために、コンクリートに傷をつける作業のことをいいます。
このような作業が不十分であった場合、モルタルの密着度が低下して、タイルが落下するリスクも高まるでしょう。
そのため、施工不良によるトラブルを回避するには、タイル外壁のリフォームの施工実績が豊富な業者に依頼することも大切です。
【注意点5】目地などのメンテナンスは必要
タイル外壁は耐用年数が長いのも魅力であるものの、タイルとタイルの隙間をうめる目地などのメンテナンスは必要です。
タイル外壁の目地の耐用年数は、10年ほどが目安。前回の外壁のリフォームから10年を目安に、目地の打ち替えや増し打ちが必要です。
そのため、定期的に外壁の状態を点検する必要がある点も覚えておきましょう。
【注意点6】外壁まわりの付帯物を脱着するケースもある
リフォームで外壁をタイルに張り替える場合、タイルの寸法や厚みによっては、外壁に設置しているガス給湯器や換気扇などの脱着が必要な場合もあります。
ガス給湯器や換気扇の脱着には、専門業者の作業が必要になる場合も多く、業者の手配などで費用がかかってしまうこともあります。
また、ガス給湯器などの付帯物の経年劣化により、脱着する際に破損して、再利用できないおそれもある点に注意しなければいけません。
そのように再利用できない場合は、新しい商品への交換が必要になり、追加で費用が発生する場合もあるでしょう。
タイル外壁のリフォームでおすすめしたいメーカー
タイル外壁のリフォームでおすすめしたいのは、LIXILや名古屋モザイク工業などのメーカーの商品です。
ここではタイル外壁のリフォームでおすすめしたいメーカーについてチェックして、リフォームで採用する商品を選ぶ際の参考にしてみましょう。
【おすすめ1】LIXIL
LIXILのタイル外壁は、きれいな状態を維持しやすい、防汚性の高いタイルが販売されているのも魅力です。
水分と結びつきやすい特徴をもつ膜が外壁の表面にあるため、空気中の水分や雨水などのちからで、タイル外壁についた汚れをきれいにしてくれます。
そのため、タイル外壁に汚れがつきにくく、建物の美観を維持しやすいでしょう。
【おすすめ2】名古屋モザイク工業
名古屋モザイク工業のタイル外壁は、タイルのデザイン性の高さと選べるデザインの多さが魅力です。
都会的なかっこいい雰囲気のタイルから、レトロでかわいい雰囲気のタイルまで、さまざまなデザインの商品がそろっています。
そのため、理想の建物の外観にあった、最適なタイル外壁を選択しやすいでしょう。
【おすすめ3】日東製陶所
日東製陶所のタイル外壁は、高級感のあるデザインが魅力です。
たとえば、日東製陶所のピアーナというタイル外壁は、薄い石を積み重ねたようなモダンなデザインが特徴の商品。ピアーナを採用すれば、上品な雰囲気がただよう外観に仕上げられます。

もしタイル外壁のリフォームで高級感を重視したい場合は、日東製陶所のタイル外壁の採用を検討してみましょう。
【おすすめ4】アドヴァン
アドヴァンは、海外から仕入れたタイル外壁を販売しているため、海外の住宅のようなデザインに仕上げたい場合におすすめのメーカーです。
海外で製造されたタイル外壁は、国内のタイルとは素材や焼き方などが異なる場合もあり、独特の風合いを楽しめるでしょう。
【Q&A】タイル外壁のリフォームに関するよくある質問
- 外壁をリフォームするならタイルとサイディングのどちらがおすすめ?
-
外壁のリフォームで外壁材を選ぶ際、耐久性の高さを重視して選ぶならタイル、価格の安さを重視するならサイディングがおすすめです。
タイルとサイディングのどちらを採用するか迷った場合は、リフォームにかかる費用やデザインなどを比較して検討しましょう。
- タイル外壁の寸法に種類はある?
-
外壁で使うタイルの寸法には、二丁掛けや50角などの種類があります。
タイル外壁の種類 寸法
(単位:mm)小口平 108×60 二丁掛け 227×60 50角 45×45 45二丁 95×45 45三丁 45×145 45四丁 45×195 タイルの寸法によってデザインが異なるため、理想の建物の外観をイメージして、リフォームで採用するタイルを選びましょう。
- タイル外壁のリフォームで火災保険は活用できる?
-
タイル外壁のリフォームで、火災保険が活用できる場合もあります。
火災保険が活用できるのは、おもに自然災害が原因で、タイル外壁に割れやはがれなどが発生したケースです。ただし、加入している火災保険によって、保険が適用となる条件も異なる点に注意しましょう。
火災保険で屋根は修理できる?適用条件や請求方法、注意点などを解説 – 保険 – ハピすむ台風や大雪で屋根が壊れてしまったら、修理費がどれくらいかかるのか心配になりますよね。「火災保険で支払えないの?」と悩んでいる方も多いのではな… - タイル外壁をメンテナンスしなかった場合のリスクは?
-
タイル外壁をメンテナンスしなかった場合には、タイルの落下や建物の雨漏りが起きるリスクもあります。
タイル外壁をメンテナンスしなかった場合のリスク- タイルがはがれて落下する
- 建物の雨漏りで木材や断熱材が腐食する
- タイル外壁の張り替えが必要になる
建物を支える木材などが雨漏りで腐食した場合、大規模なリフォームが必要になるかもしれません。そのような大規模なリフォームは、費用も高額になる傾向にあります。「建物の雨漏りの修繕にかかる費用が高額になってしまった」と後悔しないように、定期的にタイル外壁をメンテナンスしておきましょう。
- タイル外壁の劣化を調査する方法は?
-
タイル外壁の劣化を調査するには、赤外線調査などの方法があります。
タイル外壁の劣化を調査する方法- 赤外線調査:サーモグラフィで外壁を撮影し、タイルの劣化の有無を調査する方法
- 打診調査:ハンマーなどでタイル外壁をたたいて、タイルに浮きがないか確かめる方法
タイル外壁の劣化の様子などによって調査方法を選び、どのようなリフォームが必要かを判断します。
- タイル外壁にリフォームする流れは?
-
タイル外壁にリフォームする具体的な流れは、以下のとおりです。
タイル外壁にリフォームする流れSTEP足場を設置するSTEP既存の外壁材を撤去するSTEP外壁の下地を補修する外壁の下地に腐食やひび割れなどがある場合は、下地を補修します。
STEPタイルを外壁に張るSTEPコーキングを注入するSTEP仕上がりを確認するSTEP足場を撤去する - タイル外壁のリフォームで活用できる補助金・助成金制度はある?
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国や自治体における補助金・助成金制度のなかには、タイル外壁のリフォームで活用できる制度もあります。
タイル外壁のリフォームで活用できる補助金・助成金制度- 子育てエコホーム支援事業
- 長期優良住宅化リフォーム推進事業
- 既存住宅における断熱リフォーム支援事業
【2024年度】リフォームの補助金・助成金制度の最新情報を徹底解説 – リフォームの補助金・助成金 – ハピす…リフォーム予算を少しでも削減するためには、補助金や助成金制度の活用が欠かせません。しかし多くの人が「どの制度が使えるのかわからない」という理…ただし外壁のリフォームで補助金・助成金制度を活用するには「断熱改修」がおこなわれることも条件とされている傾向にあります。
そのため、タイル外壁のリフォームで補助金・助成金を活用したい場合は、交付の条件などをあらかじめ確かめておくことが大切です。
- タイル外壁のリフォームを依頼する業者選びのポイントは?
-
タイル外壁のリフォームを依頼する業者選びは、タイル外壁のリフォームの施工実績が豊富であるかなどのポイントをチェックすることが大切です。
タイル外壁のリフォームを依頼する業者選びのポイント- タイル外壁のリフォームの施工実績が豊富であるか
- 建物や外壁に関する専門資格をもっているか
施工実績が豊富である業者などを何社か選び、見積金額も比較してみた上で、どの業者にタイル外壁のリフォームを依頼するか決めましょう。
外壁リフォームの業者選びで後悔しないために
必ず相見積もりを複数取って比較しましょう!
なぜならリフォームの費用・工事方法は、業者によって大きく異なるからです。
とはいえ「信頼できる業者が分からない」「何度も同じ説明をするのが面倒」と踏み出せない方もいらっしゃると思います。
そのような方こそハピすむの一括見積もり比較を活用しましょう!
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