所沢市のリフォーム会社120選！事例・口コミも掲載

所沢市におけるリフォームの特徴

所沢市の住宅に関する理念・基本方針

所沢市では、“安心・安全、絆と未来（あす）へつなげる住まいと暮らし”を理念に掲げています。

この理念を基に住環境に関する課題を解決するため、下記の4つを主軸にして住まい・まちづくりに取り組んでいます。

1. 子供と未来（あす）を育みます
2. 安心と安全、絆を紡ぎます
3. 良質な住宅ストックを形成します
4. 多様な住まい方を支援します

参考：所沢市-所沢市住生活基本計画

所沢市の住宅政策のため、4つの目標を明確にして、計画的に取り組むことが目的です。

所沢市の景観条例にかかわるリフォームの制限

所沢市には「所沢市ひと・まち・みどりの景観条例」が定められており、地域の特性を活かした所沢らしい良好な景観の実現への取り組みがあります。

所沢市の全域は景観計画区域に定められており、景観の特性によって3つのゾーンに分けられています。

• 住居系市街地景観ゾーン
• 商業系市街地景観ゾーン
• 農地・丘陵地景観ゾーン

上記の景観計画区域において、住居系市街地景観ゾーンと商業系市街地景観ゾーンは、西武線やJRの主要な駅周辺に定められています。

これらの地域では一定規模以上の建築物や工作物を新たに建設する場合や、外壁塗装や屋根塗装、リフォームに関しても所沢市への届出が必要です。

参考：所沢市-景観条例におけるゾーン区分と用途地域との関係について

所沢市の地震の危険度や被害予想

所沢市で建物の倒壊・焼失の危険性が高いと想定されている地震は、立川断層帯地震です。
M（マグニチュード）7.4、最大震度は6強と想定されています。

所沢市内において、震度6強が想定されている地域は次の通りです。

上記の地域以外でも震度5強、6弱に想定されている地域が多く、建物倒壊の危険性は高いと考えられます。

参考：所沢市-防災ガイド・避難所マップ

所沢市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2021年4月に所沢市より公表された「所沢市建築物耐震改修促進計画」によると、2021年3月末時点での所沢市内における住宅の耐震化率は94.8％となっています。

現状でも、所沢市の住宅の耐震化率は高く、2025年度までには、ほぼ100％に近い耐震化率を達成できると想定されています。

さらに住宅の耐震化率を高めるために無料の簡易耐震診断や耐震相談会を実施しており、耐震化への補助事業、相談窓口の設置、啓発事業に取り組んでいます。

参考：所沢市-所沢市建築物耐震改修促進計画

所沢市で定められている防火地域のリフォームの制限

所沢市では、西武線やJRの主要駅周辺が防火地域・準防火地域に指定されています。

所沢市の防火地域は所沢駅東口および西口周辺、東所沢駅北側の一部、新所沢駅西口周辺、小手指駅の北側など主要な駅の周辺が指定されています。

準防火地域は上記の防火地域に隣接している地域のほかに中富南4丁目の一部、北秋津の一部、上新井3丁目、4丁目、狭山ヶ丘駅周辺が主な地域です。

防火地域では2階建て以下で延べ面積が100㎡以下の建築物は、耐火建築物または準耐火建築物にすることが原則です。

準防火地域では必要に応じて耐火建築物、または準耐火建築物にするなどの防火措置を施します。

参考：所沢市-所沢市の都市計画図

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

所沢市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年度の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの住宅相談統計年報の資料によると、所沢市が属している埼玉県から住宅リフォーム・紛争処理支援センターに寄せられたリフォーム相談件数は596件ありました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022 資料編

また所沢市在住の方を対象に所沢市消費生活センターが開設されており、事業者との契約についての相談、悪質商法による被害の相談、商品やサービスについての疑問点など、消費生活にかかわる不安な要素を生活相談員に相談することができます。

参考：国民生活センター-所沢市消費生活センター

所沢市の住宅データ

2022年11月時点での所沢市の調査によると、所沢市の人口は約344,000人です。
前年2021年時点の調査では、人口は約343,600人であったため、比較すると400人の増加となっています。

参考：所沢市-最新の人口について（令和4年11月末日現在）

また所沢市がある埼玉県の持ち家率は、2018年10月時点では59.8%となっており、2018年10月時点での全国の持ち家率の平均61.2％と比べると少し低めです。

埼玉県で最も新築の建築件数が多かった年は、2018年9月に公表された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1992年から2021年までの過去30年の期間において、1993年が最も多く104,205戸が建築されていました。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告