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2019年10月01日更新
独立型キッチンの特徴やメリットを解説!オープンとの違いは?
キッチンにはいくつか種類がありますが、独立キッチンは使い勝手の良いメリットが多いことをご存知でしょうか?近年対面型キッチンが人気ですが、使いやすさは独立キッチンの方が優れていることもあるようです。今回は独立キッチンの特徴などをご紹介します。
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- 監修者樋田明夫
独立型(クローズド)キッチンとは?

独立型キッチンは、別名「クローズドキッチン」とも呼ばれます。リビングやダイニングなどの居住空間から壁などで区分けされており、キッチンが1つの部屋として独立している間取りのことを言います。
クローズドキッチンの対義語として、「オープンキッチン」「セミオープンキッチン」と言う言葉があります。オープンキッチンとは、対面型吊戸などで区切られることなく空間が繋がっており開放的なつくりになっている点が特徴です。
また、セミオープンキッチンとはコンロの前に壁があったり、キッチンの上部に吊戸棚がありあり、窓のような開口部でダイニングやリビングが見通せるようになっているキッチンのことを指します。
独立型キッチンは昔から一般的な住宅に多いレイアウトですが、近年では対面型などのオープンキッチンが主流になっています。
しかし、独立型キッチンには大容量の収納スペースを設けることができたり、キッチンが人目につかないなど、オープンキッチンにはないメリットがたくさんあります。
今回は、そんな独立型キッチンのメリット・デメリットをまとめてみましたので、見ていきましょう。
使い勝手の良い独立型キッチンのメリット
使い勝手の良い独立型キッチンのメリットにはどのようなことがあるのでしょうか。それぞれ見ていきましょう。
急な来客に対応可能
オープンキッチンだと常にきれいな状態にしていない限り、急な来客時に汚れたキッチンが気になってしまうことがあるでしょう。
しかし独立型キッチンであれば、リビングやダイニングなどの居住スペースからキッチンが見えないため、急な来客があっても気にせず対応できます。
煙やにおいを抑えられる
独立型キッチンはひとつの部屋のように独立しているため、調理中の煙やにおいがリビングやダイニングなどの生活スペースまで広がることを抑えることができます。
オープンキッチンであればためらってしまうような煙やにおいが気になるメニューでも、独立型キッチンであれば思う存分調理できるでしょう。
自分好みにキッチンをデザインできる
独立型キッチンは壁で囲まれているため、自分好みにキッチン回りの収納や冷蔵庫などをレイアウトできる点もメリットです。
例えば棚の位置や調理家電の配置を工夫して使い勝手のよいレイアウトにしたり、好みの調理器具を見せる収納にしてインテリアにこだわったりと、自由にデザインすることができます。
圧倒的な収納の多さがある
独立型キッチンは壁に囲まれた空間であるため、壁の部分に収納スペースを設けることで大容量の収納を確保することができます。
コンロやシンク下の収納スペースだけではなく、壁面の上部や、キッチン設備の反対側の壁面にも棚を設置することができます。
調理器具や調理家電などをたっぷりと収納できるスペースを設けることができるため、特に料理好きな方には独立型キッチンがおすすめです。
独立型キッチンのデメリット
次に独立型キッチンのデメリットについて見ていきましょう。
煙や臭いがこもりやすい
独立型キッチンは、煙や臭いなどがリビングなどの居住スペースに広がりにくいというメリットがある反面、キッチン内にこもってしまいやすく、換気に工夫が必要な点がデメリットだといえるでしょう。
家族とのコミュニケーションが取りづらい
オープンキッチンの場合、リビングにいる家族とコミュニケーションを取りながら調理できますが、独立型キッチンではリビングにいる家族の様子が見えにくく、調理しながらのコミュニケーションが取りづらい点がデメリットです。
キッチンの掃除がおろそかになりがち
オープンキッチンの場合は、リビングなどからキッチンが見えるため急な来客時にも対応できるように常に掃除に気をつかうことが多いでしょう。
しかし、独立型キッチンはリビングなどの人が集まる場所から見えづらいがために、キッチンの掃除がおろそかになる可能性もあります。
料理を運ぶのに手間がかかる
キッチンからダイニングまでが一つの空間のようになっているオープンキッチンに対し、独立型キッチンはダイニングまでの距離が少し長くなる傾向にあります。
対面式キッチンであれば、料理をキッチンからそのままダイニングに手渡すこともできますが、独立型キッチンの場合は料理をダイニングまで運ばなければならないため、家族が多かったり料理の品数が多いの家庭の場合は、手間に感じられる場合もあるでしょう。
独立型キッチンがおすすめな人は?
調理器具や調理家電をたくさん所有している場合、独立型キッチンであれば大容量の収納が可能になるため置く場所に困ることはないでしょう。そのため、収納を求めるのであれば独立型キッチンがおすすめです。
急な来客が多く、あまりキッチンを見られたくない人や、時間が取れず常にきれいに掃除することが難しく片付けがあまり得意でない人、キッチンは個性的なデザインにしたいという人にも独立型キッチンはおすすめだと言えます。
また、調理に集中したいという方にも、壁で囲まれている独立型キッチンはおすすめです。
独立型キッチンへのリフォーム価格や費用相場
ここでは独立型キッチンへのリフォーム価格や費用相場をご紹介します。
まず、既存のキッチンが独立型で間取り変更はなく、キッチン本体をシステムキッチンに交換したり内装を新しくする場合の費用は、約100万円前後が相場です。
一方で、既存のキッチンが対面型キッチンなどで、独立型キッチンに変更したい場合は間取り変更が伴うため、費用も高額になります。
間取り変更を伴う独立型キッチンへのリフォーム費用は上記の費用にプラスして約50万円〜約100万円ほど多くかかるでしょう。
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール

株式会社フレッシュハウス
樋田明夫フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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