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2019年12月27日更新

監修記事

外壁塗装リフォームの工期と流れ

外壁の美観が損なわれるような劣化が現れたら、そろそろ外壁塗装の時期だと言えます。では、外壁塗装はどのような流れで行われるのでしょうか。今回は外壁塗装の工期や流れ、外壁塗装にまつわるトラブル回避のポイントなどをご紹介します。

外壁塗装リフォームの工期は?

外壁 リフォーム 工期

外壁塗装を依頼した場合、一般的にはどれくらいの工期でリフォームが完了するのでしょうか。

外壁塗装リフォームの工期の目安と工期に影響する要因を見ていきましょう。

外壁塗装リフォームの工期の目安

外壁塗装リフォームを行う際には、足場の設置や養生などの塗装以外の作業や、塗料を十分に乾かす時間が必要になるため、リフォームの中でも比較的長期間の工期が必要です。

外壁塗装リフォームの工期は、一般的に10日〜14日が目安ですが、塗装する面積や屋根塗装も同時に行うのか否かによっても工期は変わってきます。

外壁塗装リフォームの工期に影響する要因とは?

外壁塗装リフォームの工期に影響する要因として、天候や季節が挙げられます。

雨や湿度、気温などの天候的な要因によって塗料が乾きにくくなるため、悪天候が続いたり寒い日が続いたりした場合は工期が延びる可能性があるのです。

また、雨季や冬季の場合も、雨や雪が降り続くことで湿度が高くなり塗料が乾きにくくなるため、他の季節よりも外壁塗装に時間がかかるとされています。

その他にも、光触媒塗料のような特殊塗料を塗装する際は、上塗り作業をしてからさらにコーティングをしなければならないため、一般的な外壁塗装の工期より長くなる可能性があるでしょう。

外壁塗装リフォームの流れと費用相場 【1】塗装準備

次に外壁塗装リフォームの塗装準備段階の流れと費用の相場をご紹介します。

足場の設置

外壁塗装を行うときは、基本的に足場の設置が必要です。なかには足場設置費用を浮かすために足場を設置しない業者も存在しますが、作業性や塗装の仕上がり具合に不安が残るため、足場の設置は依頼するようにしましょう。

  • 足場の設置費用相場:約20万円
  • 足場の設置工期:約1日間

高圧洗浄

足場が設置できたら、次は高圧洗浄で外壁の汚れを落としていきます。外壁塗装業者が行う高圧洗浄は業務用の高圧洗浄機を使用して、強力な高圧の水でコケや汚れをきれいに落とします。

  • 高圧洗浄の費用相場:約200円〜約250円/平方メートル
  • 高圧洗浄の工期:約1日間

養生・下地調整

養生とは、家の窓や玄関ドアなどに塗料が付着しないようビニール製のシート等で覆う作業のことを言います。

外壁塗装をする上で養生は欠かせない作業です。

一方、下地調整とは、塗料がきちんと外壁に付着するように塗装の下準備を行うことです。

この下地調整をしっかりしていないと、のちにひび割れや剥がれを引き起こす原因となってしまうため、重要な作業だと言えるでしょう。

  • 養生の費用相場:約300円〜約500円/平方メートル
  • 養生の工期:約1日間

 

  • 下地調整の費用相場:約300円〜約700円/平方メートル
  • 下地調整の工期:約1日間

外壁塗装リフォームの流れ【2】塗装開始

次に、塗装開始後の外壁塗装の流れを見ていきましょう。

下塗り

塗装の下準備が整ったら、いよいよ塗装開始です。

まずは下塗りを行います。

下塗りは一般的には1回とされていますが、外壁状況によって2回下塗りする場合もあります。

  • 下塗りの費用相場:約700円〜約1,000円/平方メートル
  • 下塗りの工期:約1日〜

中塗り

下塗りの次は中塗りです。

中塗りは上塗りと同じ塗料を使用しますが、中には専用の中塗り塗料を使用するケースもあります。

上塗りと同じ塗料を使用するため、悪質な業者の場合、中塗りの工程をせずに手抜き工事をすることもあります。

そうならないように作業日程表で中塗り期間として1日費やしているかどうか確認しておきましょう。

  • 中塗りの費用相場:約1,000円〜約2,500円(塗料の種類によって異なる)
  • 中塗りの工期:約1日間

上塗り

最終段階である上塗りは、外壁の美観を左右するため職人の腕が試される工程です。

中塗りと同じ塗料の場合は、色を少し変えることで塗った場所が確認しやすくなり、塗り忘れをなくすことができます。

  • 上塗りの費用相場:約1,000円〜約2,500円(中塗りと同じ)
  • 上塗りの工期:約1日間

外壁塗装リフォームの流れ【3】仕上げ

外壁の塗装が完了したら、仕上げ作業に入ります。

外壁塗装の仕上げ工程の流れを見ていきましょう。

付帯部分の塗装・修正

付帯部分とは雨樋・破風板・軒天・ベランダなどの部分のことで、この付帯部分にも塗装を施します。

塗料などによって付帯部分の塗装タイミングが異なるため、順番が前後する可能性もあるでしょう。

また、業者によっては雨樋を持ち帰り会社で塗装する場合もあります。

  • 付帯部分の塗装の工期:約半日〜約1日間

足場撤去・片付け・清掃

全ての塗装が完了したら、塗り残しがないか確認し足場を撤去します。

足場を撤去してから塗り残しを見つけても再塗装しづらくなってしまうため、施主自らも塗装のチェックをしておきましょう。

片付けや清掃を行うときに塗料の空き缶が残っていると思いますが、塗料の缶の数によって契約通りの量を使用しているかどうかが分かるため、塗料の缶を数えておいたり写真を撮っておくといいでしょう。

  • 足場撤去、片付け、清掃の工期:約1日間

外壁塗装リフォームで手抜き工事をされないためには?

外壁塗装で手抜き工事が行われないようにするためには、どのようなことに注意すればいいのでしょうか。

短すぎる工期に注意する

契約を結ぶ前に業者から提出される工程表を必ず確認しておきましょう。

他の業者より工期が短すぎる場合は、塗装工程や作業が手抜きになる可能性があるため注意が必要です。

施主としては工期が短く済む方が望ましいですが、きちんと施工してもらわないと後で塗膜が剥げたりひび割れを起こしてしまう恐れがあります。

作業を確認する

日程通りに進んでいるのか作業を確認することも大切です。

ただ、頻繁に確認しに行くと作業の邪魔になってしまう可能性があるため、作業する人の迷惑にならない範囲で作業を確認しましょう。

外壁塗装リフォームのポイント

外壁 リフォーム 工期

外壁塗装リフォームのポイントをご紹介します。

近所への挨拶を忘れない

外壁塗装リフォームをするときは、車や人の往来や機材などの騒音、塗料のにおいなどで近隣の住宅に迷惑をかけてしまうことが予想されます。

あらかじめ近所への挨拶は忘れないようにしましょう。

屋根塗装も一緒がおすすめ

外壁塗装リフォームを行うときは、屋根も一緒に塗装を行うことをおすすめします。

外壁リフォーム時には足場が組まれますが、いずれ屋根も塗装するのであれば、同時に塗装を行うことで足場の設置が1回で済みます。

足場の設置費用分、割安にリフォームできるでしょう。

外壁リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた外壁リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

この記事で大体の予想がついた方は見積もり比較のステップへ行きましょう!

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】タクトホームコンサルティングサービス

タクトホームコンサルティングサービス

亀田融

一級建築施工管理技士、宅地建物取引士。東証1部上場企業グループの住宅部門に33年間勤務。13年間の現場監督経験を経て、住宅リフォーム部門の責任者として部分リフォームから大規模リノベーションまで2,000件以上のリフォームに関わる。2015年に退職して現在は、タクトホームコンサルティングサービス代表として、住宅診断を行う傍ら、住宅・リフォーム会社へのコンサルティング活動を行っている。

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