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  5. 浴室・ユニットバスのお風呂リフォーム費用と事例、おすすめメーカーを紹介

2022年09月02日更新

浴室・ユニットバスのお風呂リフォーム費用と事例、おすすめメーカーを紹介

この記事ではユニットバスへのリフォームについて、ケースごとの事例や費用を踏まえて解説しています。リフォームのポイントを網羅していますので、現在ユニットバスへのリフォームを検討している方にとって、おすすめの内容です。ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事では、ユニットバスへのリフォームや浴槽交換を事例を踏まえて詳しく説明しています。

せっかくリフォームする場合には、できるだけ安く、満足度の高いリフォームにしたいところです。

予算を抑えて満足度の高いリフォームにするための近道は、複数の業者から同じ内容の見積書をもらって見比べることです。

ハピすむでは信頼できる業者を集めており、なおかつ無料で見積もり比較を行うことができます。

価格を抑えて、満足度の高いリフォームとなる可能性が高まります。

ぜひこの記事を最後まで読んでいただき、お風呂リフォームの知識をしっかり身につけた上で、ハピすむを活用してみてください。

浴槽・浴室リフォームの費用と工期

お風呂リフォームは、お風呂全体のリフォームだけではなく部分的なリフォームを行う場合も多いため、内容が非常に幅広いです。

それを踏まえて費用相場を見てみると、10万円以下〜500万円となっており、中でも50万円〜200万円が7割近いシェアを占めているのがわかります。

次項からケースごとのリフォーム費用、部分的にリフォームする場合の費用について紹介しているため、ここでは詳細を割愛しますが、概ね費用相場は約50万円〜約200万円といえるでしょう。

また、工期についても次項で詳細を解説していますが、目安は約1日〜約1ヶ月です。

まずは工事の内容によって費用、工期ともに大きく変動するということを覚えておきましょう。

ケースごとのお風呂リフォーム費用

お風呂リフォームは大きく4つのケースが考えられます。

ここではその4つのケースを具体的な費用と工期を紹介しながら解説していきますので、ご自宅の状況がどのケースに当てはまるのか確認してみて下さい。

在来浴槽から在来浴槽への交換リフォーム

在来浴槽から在来浴槽へのリフォームは、いわゆる昔ながらの浴室や、こだわり抜いて作った浴室の浴槽のみを交換するリフォームです。

使用する浴槽の価格によって費用は大きく変わりますが、約10万円〜約50万円の価格帯でリフォームすることができます。

使用される浴槽には大きく分けて以下の3種類があり、タイプによって工期が変わります。

据置型浴槽

浴室の床の上に設置するタイプで、床の解体を伴わないため施工費が安価で、基本的には約1日で作業が完了します。

埋め込み型浴槽

浴槽を完全に浴室内に埋め込んで設置するタイプの浴槽です。

場合によっては床の解体を伴うため、工期は約2日〜約3日かかります。

半埋め込み型浴槽

浴槽の半分を浴室内に埋め込んで設置するタイプの浴槽です。

埋め込み型浴槽同様に床の解体を伴う場合があるため、約2日〜約3日の工期がかかります。

まとめると、在来浴槽から在来浴槽へのリフォームは費用約10万円〜約50万円、工期約1日〜約3日で行うことができます。

在来浴室からユニットバスへのリフォーム

在来浴室からユニットバスへの交換リフォームは費用が約70万円〜約150万円、工事期間は約1週間〜約10日が一般的とされています。

費用は浴室の広さや解体範囲によっても変わりますが、大きな要因としてはユニットバスの商品費用です。

選ぶグレードによっては紹介した費用よりも高価な商品があります。

工期については浴室の広さや解体範囲によって変わります。

また床部分にコンクリート工事を伴うため、寒い季節はコンクリートが固まるまでに追加で約1日〜約2日かかることがあります。

ユニットバスからユニットバスへの交換リフォーム

ユニットバスからユニットバスへの交換リフォームの場合、費用は約50万円〜約150万円が目安となりますが、グレードや浴室暖房などの設備をどの程度導入するかで大きく変動します。

工事は一般的に約1日〜約3日で完了しますが、現場の状況によってはコンクリート工事などの付帯工事が必要になる場合があり、工期が延びる可能性があります。

浴室の拡張・移動リフォーム

浴室の拡張・移動のリフォームは現場の状況によって費用、工期ともに大きく変動する恐れがあります。

給排水配管設備、拡張・移動する部分のコンクリート工事、電気工事など、必要な工事内容が現場によって大きく異なるためです。

その中で目安となる費用は約100万円〜約250万円、工期は約2週間〜約1ヶ月となります。

ただし、前述した通り現場の状況による判断が大きいため、あくまでも目安となりますのでご了承ください。

部分的なお風呂リフォームの費用

お風呂は全体をリフォームすると、いくら費用を抑えても高額になってしまう場合が多いです。

そこでよく行われるのが部分的なリフォームです。

ここでは、部分的なお風呂リフォームを4つの部分に絞って解説します。

目安の費用や工期も紹介していますので、参考にしてみてください。

浴槽交換

浴槽交換は在来浴室、ユニットバスいずれの場合にも行われる内容です。

浴槽にヒビが入ったり、浴槽が割れたりしたためにお風呂に入れない場合など、迅速に対応しなければならないケースがあります。

そんな時に費用や工事期間を抑えて、対応できる内容が浴槽交換です。

費用相場は約10万円〜約50万円、工事期間は約1日〜約3日です。

ドア交換

浴室ドアは、形状を変更しようとすると大きく解体する必要がある場合があります。

また、システムバスの場合には、形状の変更自体ができない場合もあります。

そのため、浴室ドアの交換とは、基本的に現在と同じ形状のドアに交換することを意味します。

現在の形状で問題がない場合にはドアのみ、もしくはドア+外枠の交換対応が可能です。

費用相場は約3万円〜約15万円で、工事期間は約1日〜約2日が目安となります。

水栓交換

浴室の水栓交換は洗い場のシャワー水栓の場合と浴槽水栓の場合がありますが、どちらも商品が合えば交換することができるため、お風呂の部分リフォームの中では代表的な内容ともいえます。

費用相場は約1万円〜約5万円で、交換工事は約半日〜約1日で完了します。

費用と工期の両方を抑えることができるため、急を要する場合にも対応可能です。

床と壁、それぞれタイル張り替え

床、壁それぞれのタイルを張り替えた場合の費用相場は約15万円〜約25万円です。

しかし、選ぶタイルの大きさによって費用が変わるほか、機能性を備えたタイルを使用する場合には価格が高くなります。

また、工事は約1日〜約3日で完了しますが、下地の傷み具合によってはさらに時間がかかる場合があります。

あまりにも傷みがひどい場合にはそもそも張り替えができない可能性もあるため、注意が必要です。

お風呂のおすすめメーカーと人気商品

ユニットバス工事の中で特に大切で難しいのが商品選びです。

ユニットバスは数多くのメーカーがさまざまな特徴を持った商品を展開しているため、どの商品を選んだら良いのか迷ってしまいます。

ここではユニットバスを展開している6社のメーカーそれぞれの特徴と人気商品を、商品価格の目安を踏まえて紹介していきます。

自分にあったユニットバス選びの参考にしてみてください。

TOTOのお風呂の特徴

一度はCMで見たことがあるかもしれませんが、やわらかいクッション性のある床材を使用したり、断熱性にこだわった浴槽を使用したりと、とにかく快適性を追求しているのがTOTOのユニットバスです。

TOTOの商品で特におすすめの商品を2つ紹介していきます。

サザナ

サザナはTOTOならではの機能を存分に実感することができるユニットバスです。

価格帯としては中価格帯の商品であるため、価格を抑えながらも機能性の高いユニットバスをプランニングすることができます。

商品代:約70万円〜約120万円

シンラ

シンラは戸建住宅用だけではなく、マンション用の商品も展開している高価格帯の商品です。

戸建住宅用とマンション用で対応できるオプションや機能が異なるため、一部注意が必要です。

しかし、標準仕様に快適性や清掃性を向上させる商品が搭載されているため、プランニングをする際に欲しい機能が抜けてしまったという事態を避けやすい商品といえます。

商品代:約120万円〜約200万円

LIXIL(リクシル)お風呂の特徴

リクシルの特徴は、なんといっても掃除のしやすさをどの商品でも追求しているところです。

くるりんポイ排水口やキレイドア、キレイサーモフロアなど、掃除がしやすく、使い勝手の良い機能が充実しています。

こちらではリクシルのおすすめ商品を2つ紹介します。

スパージュ

スパージュはリクシルの中で、最高級のユニットバスです。

そのため、オプションの選択肢も高級感のあるものが多くあります。

具体的には、アクアフィールという肩から首にかけてお湯が流れる設備や、天井からシャワーが降り注ぐオーバーヘッドシャワーが挙げられます。

浴室を非日常な空間に仕上げてくれるでしょう。

機能性、デザイン性ともに優れた商品です。

商品代:約110万円〜約300万円

ソレオ

ソレオはデザイン性が高く、カラーバリエーションが豊富な商品で、スパージュ同様にデザイン性だけではなく使い勝手も追求されています。

また、マンションなどの集合住宅向けの商品であるため、戸建用の商品よりも規格の数が多いのも魅力の1つです。

商品代:約90万円〜約250万円

パナソニックお風呂の特徴

パナソニックは、清掃性の高い独自素材を取り入れており、とにかくメンテナンスが簡単な商品を豊富に出しています。

また、家電メーカーならではの技術力で、設備機器の性能が高く、酸素美包湯などのリラックス効果を追求した機能を持ち合わせている商品が多いです。

パナソニックのユニットバスで、特におすすめできる2つの商品を紹介していきます。

オフローラ

オフローラはパナソニックのシステムバスの中では低価格帯から中価格帯に位置する商品です。

汚れが付きにくく掃除のしやすい独自素材であるすごピカ素材を水栓や浴槽などさまざまな部分に標準採用しているため、メンテナンス性に優れた商品となっています。

価格を抑えつつ、掃除がしやすい浴室にしたい方におすすめです。

商品代:約110万円〜約180万円

Lクラス

Lクラスはリゾート空間を意識したデザインと機能を搭載している最高級のユニットバスです。

戸建住宅だけではなく、マンション用の商品もラインアップしているため、現在の住まいの状況に左右されず、希望通りのシステムバスを実現することができます。

設備機器やデザイン性ともに嗜好性の高いものが集まっていますので、とにかくお風呂空間にこだわりたい方におすすめの商品です。

商品代:約180万円〜約300万円

タカラスタンダードお風呂の特徴

タカラスタンダードのユニットバスは、独自のホーロー素材をユニットバスのさまざまな部分に取り入れているため、耐久性や保温性に優れており、掃除のしやすい商品です。

そんなタカラスタンダードの商品を2つ紹介していきます。

プレデンシア

プレデンシアは、浴槽にホーローを採用しているため、浴槽自体が熱を蓄え、お湯と浴槽の両方から身体を温めてくれます。

また、人造大理石のカウンターなどもラインアップされているため、温かさとデザイン性の両立ができる商品となっています。

商品代:約130万円〜約200万円

伸びの美浴室

伸びの美浴室はマンションや戸建住宅の2階向けに作られている商品です。

価格ごとに6つのグレードが用意されており、グレードごとに対応できる商品が異なるため、欲しい機能と予算の折り合いを付けやすくなっています。

商品代:約50万円〜約150万円

クリナップお風呂の特徴

クリナップは保温に特化した商品展開を行っています。

約1分で床の温度を25度まで上昇させる床夏シャワーや、湯船の温度低下を抑える高断熱浴槽など、お風呂に入る前から入浴中まで、常に暖かい空間を維持してくれます。

ここではそんなクリナップのおすすめの商品を2つ紹介します。

アクリアバス

アクリアバスは、冒頭で紹介した床夏シャワーや高断熱浴槽を採用しており、とにかくお風呂の暖かさを追求している商品です。

また、転倒防止のための手すりや、床表面に凹凸を設けて滑らないような工夫をしているなど、安全性も重視されています。

商品代:約100万円〜約180万円

画像出典:クリナップ

ユアシス

アクリアバス同様ユアシスも暖かさを追求している商品で、高断熱浴槽と浴室まるごと保温が標準採用されています。

また、カウンターを外すことができたり、ドアや壁のパッキンをなくし、汚れやカビを付きにくくしていたりと、掃除の手間を最小限に抑えています。

費用を抑えて暖かさと掃除のしやすさを求めている方には、特におすすめです。

商品代:約60万円〜約120万円

画像出典:クリナップ

トクラスお風呂の特徴

トクラスはお風呂を長く安心して使うための機能を充実させ、なおかつ掃除のしやすさにもこだわっています。

水回りの寿命は約15年〜約20年といわれる中で、20年先も安心して使用できるような材質を使用しているのです。

ここではそのようなトクラスのおすすめ商品を2つ紹介します。

YUNO

YUNOはトクラスの高級ユニットバスです。

最高級人造大理石をプランに組み込めたり、壁パネルにもデザイン性の優れた商品を選んだりすることができます。

長期間安心して使用ができ、デザイン性にもこだわっているため、どのような方が設置しても満足度の高い商品です。

商品代:約100万円〜約250万円

VITAR

VITARはマンション用のシステムバスでありながら、人造大理石の浴槽が標準採用されている商品です。

汚れが付きにくく落としやすい商品を中心にプランすることができるため、掃除がしやすく、日々のメンテナンスを楽にできる魅力的な商品です。

商品代:約70万円〜約200万円

ユニットバスの浴槽を交換した事例

ここでは、部分的なリフォームの項目で紹介した、ユニットバスの浴槽を交換した事例を見ていきます。

ユニットバスの浴槽にヒビが入ってしまい、浴槽のみ交換を行いました。同じメーカーの浴槽があり、対応することができたため、費用を抑えてリフォームできました。

リフォーム費用約16万円
工期約1日
建物マンション
リフォーム内容浴槽の交換

約50万円~100万円のお風呂リフォーム事例

約50万円〜100万円という低価格帯でリフォームを行った事例を2件紹介します。

価格を抑えたリフォームを検討している方には特に参考になる内容です。

ユニットバスのリクシル「BW」を施工した事例

ユニットバスからユニットバスへの交換リフォームです。とにかくシンプルなプランを作成してリフォームをしたことで、脱衣所のクロス張り替えをしても非常に安く仕上げることができています。

リフォーム費用約72万円 (脱衣所のクロス張り替え込み)
工期約6日
建物マンション
メーカー名リクシル
商品名BW 110㎝×160㎝

ユニットバスのリクシル「アライズ」の施工事例

ユニットバスからユニットバスへの交換リフォームです。既存の窓サッシを再利用しているため、高級感のある壁パネルにグレードアップしても費用を抑えてリフォームができました。

リフォーム費用約86万円 (脱衣所のクロス張り替え込み)
工期約5日
建物戸建て
メーカー名リクシル
商品名アライズ 160㎝×160㎝

約100万円~150万円のお風呂リフォーム事例

ここでは約100万円〜150万円という中価格帯でのリフォーム事例を紹介します。

在来工法からユニットバスへの入れ替え事例もありますので、ぜひ参考にしてみてください。

在来工法の浴室からリクシル製ユニットバス「リノビオ」にリフォーム!

在来工法の浴室からユニットバスへのリフォームです。

マンション用のサイズでのリフォームとなったため、費用も工期も抑えてリフォームすることができています。

リフォーム費用約104万円 (脱衣所のクロス張り替え込み)
工期約7日
建物戸建て
メーカー名リクシル
商品名リノビオ 110×160cm

人工大理石浴槽のTOTO「サザナ」にリフォームした事例

1620サイズのユニットバスへ交換リフォームの事例です。

人造大理石の浴槽は高級感ある印象を与えており、清掃性も良い浴室へ仕上がっています。

リフォーム費用約146万円 (脱衣所のクロス張り替え込み)
工期約7日
建物マンション
メーカー名TOTO
商品名サザナ 160㎝×200㎝

約150万円以上のお風呂リフォーム事例

ここでは約150万以上という高価格帯でのリフォーム事例を3つ紹介します。

現場の状況が特殊だった事例や最高級グレードの商品を導入している事例などさまざまです。

タカラスタンダードの「レラージュ」にリフォームした事例

在来浴室からユニットバスへの入れ替え現場です。

在来浴室の寸法が特殊だったため、2.5cm刻みで寸法を調整できる商品を使用し、スペースを無駄なく活用しています。

リフォーム費用約188万円 (脱衣所のクロス張り替え込み)
工期約8日
建物戸建て
メーカー名タカラスタンダード
商品名レラージュ 100cm×160cm

肩湯・ジェットバス付き!TOTO「シンラ」にリフォームした事例

TOTOの最高級ユニットバスへの交換事例です。

CMでもよく見る肩湯やジェットバスなどの機能が付いており、非常にリラックスできる空間に仕上がっています。

リフォーム費用約202万円 (脱衣所のクロス張り替え込み)
工期約7日
建物戸建て
メーカー名TOTO
商品名シンラ 160cm×160cm

多機能なパナソニック「Lクラス」にリフォームした事例

ユニットバスからパナソニックのハイグレードユニットバス「Lクラス」への入れ替え事例です。

ジェットバスや暖房換気扇などの設備を充実させ、人造大理石のカウンターと浴槽が高級感のある印象を与えています。

リフォーム費用約233万円 (脱衣所のクロス張り替え込み)
工期約7日
建物戸建て
メーカー名パナソニック
商品名Lクラス 160cm×180cm

在来工法浴室とユニットバスの違い

さて、この記事内でも何度か在来浴室という言葉を使用していますが、実際に在来浴室とユニットバスにはどのような違いがあるのでしょうか。

ここでは、在来浴室、ユニットバス、ハーフユニットバスの3つに分けてそれぞれの特徴を紹介していきます。

特徴を見比べて、どのような違いがあるか把握していきましょう。

在来工法浴室

在来工法の浴室はいわゆるオーダーメイドの浴室で、間取りに合わせて作られている場合が多いです。

そのため、スペースを無駄なく活用できるほか、限られたスペースの中にも浴室を作ることができるため、浴室のスペースを自由に合わせることができます。

防水性を考慮しながら施工しているため、基本的にはモルタルとタイルで仕上げられています。

特に床や壁にタイルが使用されている場合も多いため、断熱性が低く、外気を取り込みやすいです。

在来工法の浴室は、暖房換気扇を設けるなどの対処をしない限り、冬場は非常に寒さを感じやすいお風呂といえます。

ユニットバス

ユニットバスは在来工法浴室とは異なり、工場で浴槽や壁パネル、天井パネルなどのお風呂となる部品を全て製造し、現場で組み立てて完成させる浴室です。

ユニットバスは在来工法浴室と比べると工事期間が短く、また、パネルに断熱材が貼られているものもあるため、断熱性にも優れています。

また、パーツが一体化されているため、目地が少なく汚れが溜まりにくいことで掃除がしやすいのも大きな特徴です。

メーカによっては2.5cmという範囲で寸法をオーダーして作成ができる商品もありますが、基本的には規格が決まっています。

そのため、在来浴室からリフォームする場合にはデッドスペースができてしまったり、今までの浴室より狭くなってしまう可能性があります。

ハーフユニットバス

ハーフユニットバスは、全てのパーツが1セットになっているユニットバスと異なり、浴槽、洗い場、壁の下部のみがセットになっています。

壁や天井に好きな材質を使用して施工していく浴室です。

防水が必要な下部のみ一体にすることで十分な防水性を確保しているため、安心して使用することができます。

ハーフユニットバスは天井が斜めなどに変形している状態でも、状況に合わせて施工することができるため、天井高さが問題でユニットバスを設置できない場合にも設置が可能です。

また、壁や天井は好みの素材で組み上げることができるため、よりデザイン性を追求した浴室を作ることができる点も魅力といえます。

しかし、ハーフユニットバスはユニットバスと比較すると扱っているメーカーの数が少ないため、浴槽や洗い場の商品の選択肢が限られてしまいます。

また、壁や天井の素材にこだわってしまうと、リフォーム費用が高額になる恐れがありますので、予算をしっかり決めて活用することをおすすめします。

浴槽の種類と素材の特徴

浴槽に使用されている素材は大きく分けて5つあり、それぞれの素材は明確に特徴が分かれています。

ここでは、費用、メリット、デメリットを踏まえて、浴槽に使用されている材質の特徴を解説します。

FRP

FRP浴槽とは強化プラスチックを用いた浴槽で、費用やメリット、デメリットは下記の通りです。

  • 費用…約1万円〜約30万円
  • メリット…価格が安い。防水性が高く、軽くて丈夫。補修がしやすい。
  • デメリット…汚れが付くと目立ちやすく、他の浴槽の素材よりも耐久性が劣る。

FRP浴槽は基本的に塗装で仕上げられているため、防水性が高く補修もしやすい素材です。

しかし、汚れが付いたり塗装が剥げたりしてしまうと、補修するまで非常に目立ってしまいます。

人工大理石

人工大理石は、メーカーによって材質が異なりますが、水晶やクオーツなどの石を砕いたものを樹脂に混ぜ込んで固めたものです。

費用やメリット、デメリットは下記の通りです。

  • 費用…約30万円〜約100万円
  • メリット…高級感がある。汚れや傷が付きにくく、掃除やお手入れが簡単。
  • デメリット…価格が高い。追い炊き機能などの後付けが難しい。入浴剤などの使用で変色する可能性がある。

人工大理石は石がメインの素材であることから、汚れや傷が付きにくいです。

しかし設置後の加工が難しいため、追い炊きなどの機能が欲しい場合には、前もって組み込むと良いでしょう。

ホーロー

ホーローは、金属素材の表面にガラス質のうわぐすりを焼き付けた素材で、水回りによく使用される素材です。

費用、メリット、デメリットは以下の通りです。

  • 費用…約10万円〜約110万円
  • メリット…保温性に優れている。耐久性が高く寿命が長い。カビが生えにくい。
  • デメリット…劣化が進むと傷が付き、着色汚れや錆が発生する。重量が非常に重い。価格が高い。

ホーローは金属が下地であることから非常に耐久性が高いですが、寿命を迎えてしまうと金属ならではのデメリットが現れます。

また、重量が他の浴槽よりも重いため、2階などの階上に設置する場合には注意が必要です。

ステンレス

ステンレスは鉄にクロムやニッケルなどの材質を加えて錆びにくくした合金で、ホーロー同様水回りによく使用されています。

費用やメリット、デメリットは下記の通りです。

  • 費用…約5万円〜約30万円
  • メリット…耐久性が高い。磨くことでメンテナンスが可能である。ホーローよりも軽い。
  • デメリット…水垢や傷が目立ちやすい。機能性を持たせにくい。錆びる場合がある。

ステンレス製浴槽は、合金を使用しているため耐久性が高く、白くくすんでも磨くことできれいな状態に戻ります。

しかし、浴槽自体に機能性がある商品がなく、ジェットバスなどの機能を後付けする場合にも加工部から水漏れを起こす可能性があり、難しいです。

檜(ひのき風呂)

温泉施設などによくある、香りがよく、湿気に強い檜を使用している浴槽です。

費用、メリット、デメリットは下記の通りです。

  • 費用…約30万円〜約50万円
  • メリット…香りが良く、リラックス効果が高い。湿気に強く腐食しにくい。
  • デメリット…定期的なメンテナンスが必須である。カビや変色が起こりやすい。

檜風呂は香りが良く非常にリラックス効果の高い浴槽ですが、木材であることから他の浴槽に比べて劣化が早く、定期的なメンテナンスが必要です。

メンテナンスを怠ってしまうと、カビが生えたり水垢によって変色してしまうため、注意が必要です。

ユニットバスのオプションと費用

ユニットバスにはバリアフリー化や快適性の向上を目的としたさまざまなオプションがあります。

この項目では、ユニットバスによく設置されるオプションを具体的に6つ、費用を含めて紹介していきます。

手すり

ユニットバスにおける手すりは、動線上に設置することで移動をスムーズにします。

さらに、浴槽をまたぐ際に掴める位置に設置することで、転倒などの事故を防げます。

バリアフリー化の対象にもなる手すりですが、設置する本数や長さ、形状によって費用が増減します。

設置に必要な費用は、約3万円〜約6万円が一般的です。

テレビ

テレビを見ながらお風呂に入ることで、より快適なお風呂時間を過ごすことができます。

設置するためには、電気工事の他にアンテナ工事が必要になりますので、通常の設置に加えて付帯工事が発生します。

また、壁掛けタイプを設置するか埋め込みタイプを設置するかで、大きく費用が異なります。

それを踏まえた上での一般的な費用相場は約12万円〜約30万円です。

浴室暖房乾燥機

浴室暖房乾燥機は、冬でも浴室を暖かい空間にしてくれるだけでなく、乾燥機能を使用することで、湿気を効率よく除去しカビの発生を抑えてくれます。

冬になると必ず話題になるヒートショック予防にも絶大な効果を発揮してくれるため、ユニットバスにする場合には導入する方も多い設備です。

暖房乾燥機を設置する際には、専用電源を必要とする場合もあるため電気工事が必要となり、暖房乾燥機の性能によって費用が増減します。

それらを鑑みた上での費用の目安は、約10万円〜約25万円です。

ジェットバス

身体の疲れをしっかり癒してくれるジェットバスに憧れを持っている方も多いのではないでしょうか。

ジェットバスは、既存のお風呂に対して設置する際には大掛かりな工事が必要なため、設置するために大きな費用がかかります。

しかし、新たに設置するユニットバスにオプションとして組み込む場合には、設備費用として約15万円〜約30万円の費用で追加することができるのです。

そのため、設置しなかったことを後悔する可能性がある場合には、事前に組み込んだ方が良いオプションといえます。

追い炊き

リモコンでボタンを押すだけでお湯張りが終わり、冷めても再度ボタン1つでお湯を温めてくれる非常に便利な機能が追い炊き機能です。

基本的にはボイラーの機能ですが、ユニットバス工事と密接な関連があります。

具体的には、浴槽に循環金具を設置するための穴加工を施したり、追い炊き用の配管を敷設したりするなどの工事が必要で、どれもリフォーム後に行うと、最初に導入するよりも手間がかかります。

費用相場は給湯器交換なども含めると約20万円〜約60万円ですが、給湯器の種類や、配管の長さによって上下します。

また、後から追い炊き機能を設置しようとすると、追加で約10万円〜約20万円の費用がかかる上、場合によっては対応できず設置できないこともあるので、注意しましょう。

引き戸

ユニットバスの標準的なプランでは2枚折戸を採用していることが多く、引き戸はオプション扱いになっています。

引き戸は開口を大きく取ることができるため、出入りがしやすく、手すりを使いながら簡単に開け閉めできることから、高齢の方やお子様も使いやすいです。

面材やフレームの材質によっては上記の費用よりも前後することがありますが、基本的には約5万円〜約10万円の費用で引き戸に変更することが可能です。

お風呂リフォーム中のお風呂はどうするの?

お風呂のリフォーム中は基本的にお風呂を使用することができません。

工事期間によって対応方法は変わりますが、概ね以下の2通りの方法で過ごす場合が多いです。

最寄りの銭湯や親戚に頼る

工期が約1週間〜約2週間の場合には最も一般的な方法です。

リフォーム業者によっては工事期間中に銭湯の入浴券をプレゼントしている場合もありますので、一度相談してみると良いでしょう。

簡易的なシャワールームや、浴室を仮設してもらう

工期が長い場合や近くに銭湯などがない場合には、少し費用がかかってしまいますが、自宅のスペースの一角にシャワールームや浴室を仮設してもらう方法があります。

必要なスペースの確保や給排水設備工事が可能かどうかの確認が必要ですが、基本的に在宅したままでリフォーム期間を過ごすことができるため、精神的な負担を減らすことにもつながります。

お風呂リフォームに活用できる補助金・助成金

お風呂リフォームは場合によって補助金や助成金をもらえる可能性があります。

ここでは、お風呂リフォームに活用できる可能性がある補助金・助成金を3つ紹介しますので、リフォームを検討されている方は参考にしてみて下さい。

省エネリフォームの優遇制度

省エネリフォームを行うことで受けられる優遇制度があることをご存知でしょうか。具体的に2つ紹介します。

1つ目は、所得税や固定資産税の減税です。

こちらの減税額は工事金額や既存の浴室の税額に由来するため、どの程度減税になるのかは状況次第です。

しかし各種申請を済ませれば減税することができるので、リフォーム業者に確認するようにしましょう。

2つ目は、中古物件を購入して、要件を満たす工事をした場合にローンの金利がお得になる制度です。

住宅金融支援機構が実施している施策ですので、興味がある方は問い合わせてみてはいかがでしょうか。

各自治体(市区町村)による補助金

各自治体ごとにリフォーム補助金などの名称で補助金制度を設けている場合があります。

これは省エネリフォームやバリアフリー化リフォームなど各自治体ごとに定められている要件を満たした工事になる場合に、申請を行うことで補助が受けられるという制度です。

一例を上げると工事費の10%、最大10万円の補助が出る自治体もあります。

しかし、補助金額は自治体ごとに大きく異なるため、詳細については現在お住まいの市役所や町役場の担当部署に概要を問い合わせるようにしましょう。

自治体によっては市報やホームページにて情報を開示していることもありますので、そちらを確認してみるのも良いかもしれません。

介護保険を活用したバリアフリー化リフォーム

お風呂を利用する方が介護認定を受けている場合、介護保険を活用することができる可能性があります。

介護保険を活用するためには、お風呂を利用しやすくなるためのリフォームのプランをケアマネージャーと検討した上で、施工業者に見積書を作成してもらって契約を結ぶ必要があります。

また、各自治体に、申請書や理由書などの申請書類を提出して工事を行い、完了後にも、ビフォーアフターの写真や領収書などの書類を提出しなければなりません。

手間はかかりますが、支給の割合が大きい制度です。支給額は20万円を限度として、費用の1割が自己負担となります。

つまり、20万円の工事を行った場合には、介護保険から18万円が支給され、実際の自己負担は2万円で済むのです。

主に浴室に手すりを取り付ける、段差解消を行うなどのバリアフリーリフォームが対象になりますが、詳しくはケアマネージャーやリフォーム業者に相談することをお勧めします。

お風呂リフォームのポイント

ここではお風呂リフォームをする際に気を付けたほうが良いポイントを6つ紹介します。

数が多いですが、いずれも満足度の高いリフォームをする上で重要な内容になります。

給湯器は交換の時期になっていないか

お風呂リフォームと給湯器工事は配管設備工事の兼ね合いからも密接な関係にあります。

そのため給湯器が交換の時期に差し掛かっている場合、お風呂リフォームと同時に交換をした方が、配管を新しくすることができトラブルを防止することにつながるのです。

また、給湯器に追い炊きやお湯張りの機能がなく不便に感じている場合にも、お風呂リフォームのタイミングで給湯器を交換すると希望通りの給湯器を入れやすくなりますので、覚えておきましょう。

浴槽や浴室は掃除しやすいか

浴槽や浴室の掃除は、お風呂の寿命を延ばし、きれいに保つために必要なことです。

そのため、浴槽や浴室に掃除しにくい箇所がある場合には、その部分から劣化が始まり、寿命を縮めてしまいます。

浴槽や浴室を選定する際には、機能や使い勝手のほかに、掃除がしやすいかどうかも考慮に入れるようにしましょう。

家族にとっても使いやすいか

浴室は家族全員が使用する空間です。

そのため、選定する方たちだけではなく、高齢者の方やお子様が安心安全に使うことができ、さらに使い勝手が良いことが大切です。

ほとんどのメーカーは、手すりや浴槽の小上がりなど、バリアフリーやお子様向けの機能を備えた商品を出しています。

このような商品を取り入れながら、可能であれば家族全員でメーカーのショールームに足を運び、実際に使用している状況をイメージすると良いでしょう。

必要な機能は備えているか

「あの機能があれば良かった」という後悔の言葉は、お風呂リフォームに限らず、さまざまなリフォームにおいて非常によく聞かれます。

特にお風呂リフォームに関して例を挙げると、浴室暖房乾燥機を付ければ良かった、給湯器も交換して自動掃除機能や追い炊き機能を付ければ良かったなどの後悔が挙げられます。

機能によっては後から付け足すこともできますが、最初に入れるよりも費用が嵩む場合がほとんどです。

そのため、リフォーム前に必ずどのような機能が欲しいか書き出し、費用が高くなったとしても、欲しい機能は盛り込んでリフォームすると満足度の高いリフォームになります。

狭すぎないか

浴室は閉鎖的な空間であるため、洗い場や浴槽が狭い場合、窓を設置したとしても圧迫感を感じやすくなります。

リラックスの場でもある浴室が、入るたびに圧迫感を受けてしまうような空間では、ストレスを感じてしまうため、よくありません。

費用を抑えるために浴室を小さくする方法もありますが、圧迫感を感じる浴室にならないよう、事前にショールームに足を運んで確認するなどして、狭さを感じないか確認することをおすすめします。

夜間や冬の浴室は冷えすぎていないか

冬になるとテレビやラジオなどさまざまなところでヒートショックの話題が出ますが、実際にヒートショックが発生しやすいのは温度差の激しい浴室です。

暖かい部屋から寒い脱衣場、浴室に入ることで血圧が急上昇し、湯船に浸かることで血圧が急に下がりヒートショックが発生します。

そのため、浴室が冷えすぎている場合には、ヒートショックが起きる可能性が高いといえます。

現在の浴室が冷えすぎている場合には、暖房換気扇を取り入れるなどして温度差を小さくする工夫をしましょう。

お風呂・浴室リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきたお風呂・浴室リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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