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2022年09月22日更新
外壁塗装のお金がない時に試したい方法!リスクや塗装会社の選び方を解説
「外壁塗装をしたいけれどお金がない…」とお悩みではありませんか?外壁塗装の劣化を放置すると、より高額な費用が必要になることがあるので、早めに対処しましょう。この記事では、お金がないときに試したい方法や、信頼できる外壁塗装会社の選び方などを紹介します。
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- 監修者久田麻里子
「外壁塗装をしたいけれどお金がない…」とお悩みではありませんか?
外壁塗装は高額な費用が必要になることが多いですが、できることならなるべく費用を抑えてリスクの少ない方法で補修工事をしたいものです。
お金がないからと外壁塗装の劣化を放置すると、より高額な費用が必要になるかもしれないので、早めに対処するようにしましょう。
この記事では、お金がないときに試したい方法や、外壁の劣化を放置したときのリスクなどを解説しています。
信頼できる外壁塗装業者の選び方も紹介しているので、外壁塗装で失敗したくない方は参考にしてみてください。
外壁塗装を行うためのお金がないときに試したい方法
外壁塗装を行うためのお金がないときは、以下の方法を検討してみましょう。
リフォームローンを活用する
リフォームローンは、住宅の修繕や増改築などのリフォームをするときに利用できるローンです。
住宅ローンに比べると審査基準が低く、担保がなくても借りられるという特徴があります。
ただ、金利は約3〜4%と住宅ローンよりやや高い傾向があり、返済期間も住宅ローンに比べると短いので、借入額によっては月々の返済額が高額になる可能性があることを覚えておきましょう。
リフォームローンは手元にまとまったお金がなくても、分割して支払う能力があれば利用できるので、お金を借りて外壁塗装をしたい場合に便利です。
火災保険や総合住宅保険など、保証範囲内ではないか調べる
外壁の破損の原因によっては、火災保険や総合住宅保険などの保険が使えることがあります。
火災保険は、火災だけでなく台風や雪害などにより損害を受けた場合にも適用されます。
総合住宅保険はさらに適用範囲が広く、水害による破損などにも対応しています。
ただ、利用にあたって細かい条件が定められているため、必ずしも適用されるとは限りません。
また、保険が使えたとしても外壁塗装費用の全額を補うのは難しい場合が多いので、足りない分をどうやって支払うかを考えておく必要があります。
保険の対象になるかは自己判断が難しいので、保険会社やリフォーム業者に相談するといいでしょう。
助成金や補助金を利用する
外壁塗装では、助成金や補助金が使えることがあります。
国や各自治体によって適用条件が異なりますので、お住いの自治体などのホームページなどで確認してみましょう。
利用できる条件や上限額も、自治体によりそれぞれ異なっています。
自治体により助成金や補助金制度を設けている理由はさまざまですが、主に以下の3つの目的で設けられていることが多いです。
- 地域経済の活性化や住環境の向上
- 省エネ対策
- 定住人口の増加
なお、助成金や補助金制度には期限が定められており、予算の上限に達し次第終了することがあります。
助成金や補助金制度を利用したい場合は、対象期間も忘れずに確認しましょう。
※2022年8月時点での情報です。
外壁塗装の見積もりを比較して安い業者に依頼する
外壁塗装の工事費を抑えたいときは、複数業者に見積もりを依頼して安い業者に依頼するという方法もあります。
業者により塗装費用が異なるだけでなく、対応しているサービスにも違いがあるので、1社の見積もりだけを見て工事を決めるのは危険です。
とはいえ「複数の業者に連絡して何度も見積もりをとるのはめんどくさい」という人も多いでしょう。
そんなときにおすすめしたいのがハピすむです。
ハピすむは、居住地や予算などを入力するだけで、地元の優良業者3社の見積もりを比較できます。
業者を探したり見積もりを依頼したりする手間が省けるので、忙しい人にもぴったりです。
無料で利用できるのでぜひハピすむの活用を検討してみてください。
部分的に塗装する
破損が部分的な場合は、破損部分だけを塗装することで費用を抑えられます。
ただ、いずれは別の場所も同じように劣化してくる可能性が高いです。
その都度、部分補修をくり返しているとトータルでは割高になるので、最初に外壁全体の劣化状態を適切に見極める必要があります。
まずは、業者に実際の状態を確認してもらいましょう。
外壁塗装費用を抑える際の注意点
外壁塗装費用を抑えたいときは、目の前の費用ばかりを気にしてしまいますが、長期的に見ると実は損をしているかもしれません。
外壁塗装費用を抑える際の注意点を解説します。
塗料のグレードを落とすと耐用年数も短くなる恐れがある
塗料にはさまざまな種類があり、価格や耐用年数が異なります。
塗料ごとの塗装費用と耐用年数は以下の通りです。
基本的に、安い塗料は耐用年数が短いです。
そのため塗り替える間隔が短くなり、長い目で見ると割高になります。
外壁の塗装費用はただでさえ高額なので安い塗料を選びたくなりますが、耐用年数も考慮しながら長期的に考えてコストが抑えられる塗料を選びましょう。
なお、こちらの記事に記載の金額はあくまでも一例です。
詳しくは業者による現地調査が必要となります。
また、業者によっても金額は変わってくるので、複数業者に見積もりを依頼し、比較検討するようにしましょう。
傷んだ個所を放置すると様々なリスクが生じる恐れがある
「今はお金がないから…」と外壁の劣化を放置していると、外壁が腐食したり、家の構造部分まで劣化したりと様々なリスクが生じる恐れがあります 。
劣化が激しくなると修理費もより高額となるので、早めに対処しておくことが大切です。
とくに、家の内部まで劣化すると大がかりな工事が必要となり、費用が大幅に膨れ上がる可能性があります。
少しでも外壁の劣化が見られたら、修繕を検討しましょう。
とにかく安い業者を探す
外壁塗装の費用を抑えようと思うと、とにかく安い業者に目が行きがちです。
しかし、安い業者には安いなりの理由があります。
下地処理を怠っていたり、人件費を削減して手抜き工事をしていたりと何か落とし穴があるかもしれません。
とくに、外壁塗装の塗料の品質や作業工程は素人目には判断しにくく、手抜きされていても気づきにくいことがあります。
そのため、複数業者から見積もりをとったうえで適正価格を見極め、安すぎる業者は避けたほうが安心でしょう。
DIYで自身での修理を試みる
外壁の塗料はホームセンターなどでも簡単に入手できるため、DIYでの修理を検討している人もいるかもしれません。
しかし、どうしてもプロのクオリティには及ばず、安全性の確保も難しいのでDIYは避け、業者に依頼しましょう。
小さなひび割れ程度なら応急処置としてDIYでも対応できるかもしれませんが、修理箇所が広範囲だったり高所だったりすると、素人には難易度が高く、危険がともなう場合もあります。
どうにか塗装できたとしても、適切な方法で塗装できていないと耐久性が維持できないので、数年ではがれ落ちる可能性があります。
最初からプロに相談したほうが結果的には費用が抑えられるでしょう。
外壁塗装の劣化を放置した際のリスク
外壁塗装が劣化していても生活にあまり影響がないので放置しがちですが、そのまま放置し続けるとさまざまな影響が見られるようになります。
外壁塗装の劣化を放置した際のリスクを解説します。
腐食による建物本体と外壁へのダメージ
外壁塗装が劣化したまま放置していると、腐食により建物全体がダメージを受ける可能性があります。
また、外壁材によっては防水性が低いものもあるので、外壁自体もどんどん劣化していきます。
断熱性の低下
外壁が劣化して内部の木材や下地にもダメージが及ぶと、家の断熱性が低下するおそれがあります。
断熱性が低下すると、外気の影響を受けやすくなるので、特に夏場や冬場は過ごしにくくなるでしょう。
冷暖房の効きも悪くなるので、光熱費の増加にもつながります。
リフォーム費用の増加
外壁塗装の劣化を放置すると、ダメージが広範囲に及びリフォーム費用が増加します。
最初は外壁の塗装だけで済んだものが、放置することで外壁の張り替えが必要になり、さらに放置し続けることで家全体を建て替えなくてはいけなくなる可能性があります。
劣化がひどくなるにつれて補修費用が高額となるので、劣化の程度が小さいうちに適切な対処をしておくことが大切です。
室内にも劣化が及ぶ
外壁塗装が劣化したまま放置していると、室内にも劣化が及ぶかもしれません。
劣化を放置することにより外壁塗装の防水性が低下すると家の内部に水が入り込みます。
その結果、雨漏りなどが起こり室内にも劣化が及ぶ可能性があります。
外壁塗装の劣化のサイン
外壁塗装の劣化にはいろいろな種類があり、それぞれ緊急度が異なります。
ここでは外壁塗装の劣化のサインを解説します。
ひび割れ
外壁塗装が劣化すると、ひび割れが起こることがあります。
ひび割れには、経過観察でいいものとすぐに対処したほうがいいものがあります。
幅0.3mm未満の細いひび割れは、塗装面のかたさが原因である可能性が高く、一般的には経過観察で問題ありません。
一方、幅0.3mm以上のひび割れは、建物の内部にひび割れが起こっている可能性があるため、早めの対処が必要です。
チョーキング
チョーキングは、外壁の表面が劣化して粉状になる現象で、手で触ると白い粉がつきます。
外壁が保護されていないのと同じ状態なので、放置すると劣化がどんどん進んでいきます。
チョーキングが見られたら、外壁塗装を検討し始めましょう。
塗装の剥がれ・浮き
チョーキングを放置すると、外壁に目立ったひび割れが見られるようになり、さらに放置すると塗装の剥がれや浮きが起こります。
剥がれや浮きは、外壁の内部に水が入り込んで起こるので、外壁の防水性がすでに失われている状態といえます。
そのため、そのまま放置すると家の構造部分や内部にも影響が出始めるでしょう。
また、内部の木材が腐食するとシロアリが発生しやすくなるリスクもあります。
剥がれや浮きが起こっているときは、表面の塗装だけでは補修しきれないので、外壁の部分的な張り替えが必要になるでしょう。
コーキングの劣化
コーキングは、外壁同士のすき間を埋めているゴム製の樹脂です。
コーキングが劣化すると、ひびが入ったり裂けたりするようになります。
さらに劣化が進むと、コーキングが剥がれて下地が見えることもあります。
コーキングが劣化すると外壁の防水性能の低下につながるので、早めに補修しましょう。
信頼できる外壁塗装会社の選び方
外壁塗装は、業者により仕上がりや作業工程に差があるため、信頼できる外壁塗装業者を見つけることが大切です。
信頼できる外壁塗装業者の選び方を解説していきます。
しっかり建物の状態を見てくれる
建物の状態をしっかり見て適切な提案をしてくれる業者は、信頼できる可能性が高いでしょう。
逆に、築年数を聞いただけで「今が塗り替え時」と言ったり、小さなひびに対して「今すぐ補修しないと危険」「塗装ではなく張り替えが必要」などと言ったりする業者は危険です。
実際に外壁を見て本当に補修が必要なのか、どんな補修方法が適切なのかを提案できる業者を選びましょう。
正確な見積もりを出してくれる
見積書も、業者の質を確かめるために重要なものです。
正確な見積もりを出してくれる業者は、信頼度が高まります。
正確な見積もりを出せているかどうかは、以下のポイントを確認することで判断できます。
- 塗料のメーカー名や商品名まで記載されているか
- 「その他」「一式」などあいまいな表現がないか
- 塗料代と工事代の項目が分かれているか
- 塗装面積と塗料の缶数が記載されているか
詳細な工事内容がないと信頼性に欠けるうえ、ほかの業者との比較もできません。
必要な情報がしっかり記載できているか確認しましょう。
アフターフォローがある
工事完了後の保証や定期点検などのアフターフォローの有無の確認も大切です。
外壁は、雨風や直射日光にさらされているので、しっかり塗装をしてもらったとしても不具合が起こることがあります。
耐用年数より前に不具合が起こるときは、施工ミスの可能性もあるかもしれません。
工事保証がついている業者なら、塗装後に不具合があった際も無償で対応してもらえることがあります。
また、1年点検・3年点検など定期的にメンテナンスしてくれる業者もありますので、契約する前に、工事保証の内容やアフターフォローの有無をしっかり確認しておきましょう。
コミュニケーションが取りやすい
コミュニケーションの取りやすさも信頼できるかどうかを見極めるポイントの一つです。
質問には具体的に答えられるか、丁寧に対応してくれるかなどが判断のポイントになります。
逆に、契約をせかされたり、メリットしか説明しなかったりする外壁塗装業者は要注意です。
自社の利益しか考えていない可能性が高く、満足できる工事をしてもらえないかもしれません。
まとめ
この記事では、外壁塗装の費用の抑え方や、外壁の劣化のサインを解説しました。
金銭面を理由に外壁が劣化した状態で放置すると、より多額の費用が必要になることが多いです。
信頼できる業者を見つけ、補助金制度などやリフォームローンなども活用しながら早めに外壁塗装工事を行いましょう。
外壁リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた外壁リフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!
「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」
「複数社に何回も同じ説明をするのが面倒くさい...。」
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後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
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この記事の監修者プロフィール
2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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