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2021年02月02日更新

格安・激安で外装・外壁塗装のリフォーム工事をするには?

普通に外壁リフォーム業者に依頼したらかかる費用をなるべく格安または激安に工事を行うためにはどのように工夫をすればいいのでしょうか。外装・外壁塗装のリフォーム工事にかかる工程を理解した上で、コストカット面がどこなのかを探ります。

外装・外壁塗装のリフォームの工程を理解する

格安・激安で外装・外壁塗装のリフォーム工事をするには?

ご自宅の外壁が元々サイティング(外装材)または外壁塗装仕上げのどちらの場合でも、外装リフォームの際に格安または激安で済ませたい時のおすすめの外壁塗装方法をご紹介します。

サイディングボードの場合は、張り替えの際に剥がす費用と新たなサイディングボードを購入する費用がかかるため、格安・激安リフォームで行うことは難しいのです。
まずは外壁塗装工事の順番を確認しましょう。

1.外壁の洗浄
2.窓や雨戸などの養生
3.下地処理
4.下塗り
5.中塗り
6.上塗り

外壁の洗浄

カビや藻、埃や油などの汚れを落とす。

窓や雨戸などの養生

養生シートと養生テープを使い養生を行います。

下地処理

外壁にクラック(亀裂)などがある場合、コーキング材などで補修します。

下塗り→中塗り→上塗り

下塗り→中塗り→上塗りにかけては塗料選びが重要です。

価格と耐久年数は比例し、以下のようになります。

アクリル塗料<ウレタン塗料<シリコン塗料<フッ素塗料<無機塗料<光触媒塗料

アクリル塗料の場合、価格は一番安いのですが、約3年~5年が耐久機能と防水機能の限界のため、これを過ぎると家に負担がかかる可能性が高くなります。

短期的に考えれば激安の方がうれしいのですが、中長期的に考えるとそれが本当に格安と言えるかどうかは疑問があります。

外壁塗装にかかる期間はどれくらい?

外壁塗装はプロが2人がかりで施工しても約10日以上かかるほど、作業工程の多い仕事です。足場の仮設に始まり、外壁の洗浄、下地作り、下塗り・中塗り・上塗りと時間をかけてコツコツと仕上げる作業が続きます。

天気にも左右されますので、天候が穏やかな時期を選び、時間的な余裕を持ちつつ準備を万端にして始めることをお勧めします。

外壁塗装を安く見積もるコツとは?

外壁塗装で安い見積もりを取るためには、優良企業に塗装を依頼することと、発注者側が受け身にならず気になることは質問をするといった姿勢が大切です。

それでは外壁塗装を安く見積もるコツを詳しくみていきましょう。

優良業者に見積もりを依頼する

外壁塗装を担う業者がたくさんある中で優良業者を選ぶのが、安い見積もりを取るための近道です。優良業者とは信頼関係も築きやすいため、安い見積もりを得られるだけではなく時間の節約にもなります。

複数の業者に見積もりを請求して比較する相見積もりを取れば、より納得できる見積もりを得ることができるでしょう。

見積もりを鵜呑みにしない

見積もりは、業者がお客様のために設定した施工プランを基にしています。ところが、その内容のすべてが自分にとって必要かどうかはわかりません。

見積もりを受け取ったら、まずは施工内容に自分にとって不要なものが含まれていないかどうかを確認しましょう。

外壁塗装の時期は業者にお任せ

外壁塗装の時期を業者に任せることで、より安い見積もりを取れることがあります。

梅雨の時期は外壁塗装は向かないのではないか、寒い冬は職人さんが大変そうなどと業者への気づかいから塗装時期を指定するよりも、業者の都合に合わせることで見積もりが安くなるケースもあります。

外壁塗装は値引き交渉できる?

業者から外壁塗装の見積もりを取ったけれども、思ったよりも高いこともあるでしょう。「安く見積もってもらったはずなのに、もう少しなんとかしたい」そのような場合には、値引き交渉をしても良いのでしょうか。

もちろん、値引き交渉することは問題ありません。ただ、間違った交渉をすると、施工不良となったり、業者さんとの関係が悪くなってしまうこともあります。

うまく交渉するには、ちょっとしたコツがあるのです。ここでは、そのコツについてご紹介します。

過度な値引きをしない

業者が出した見積もりには、多少なりの利益分が上乗せされています。業者との関係を良好にしつつ交渉をするなら、施工費用の約10%となる「諸経費」部分での値引き交渉をしてみると良いでしょう。

ただし、諸経費全てという交渉はしてはいけません。良い仕事をするためにも、業者にも利益が必要だからです。「何とか値引いてもらえませんかね」などと、業者と話し合いをしながら進めてみてください。

塗料のグレードを下げる

外壁塗装の仕上がりにこだわりがないのであれば、塗料のグレードを下げるのも一つです。メーカーにもよりますが、グレードを下げると約5~6%材料費を抑えることが可能です。

ただ、塗料のグレードを下げると、耐用年数が短くなります。塗り替えまでの期間が短くなるため、長い目で見るとより費用がかかることにもなります。

しかし、見た目はそれほど変わらないため、価格を抑えたいのであれば検討してみると良いでしょう。

工事の時期にこだわらない

外壁塗装の大幅な値引きはなかなか難しいですが、工事の時期にこだわりがなければ、値引きしてもらえる可能性もあります。

多くの業者では、閑散期となる1、2月、6~8月はスケジュールに比較的余裕があります。業者の都合に合わせてこの時期に工事をお願いすれば、値引きしてもらえる可能性があります。

時期にこだわりがないのであれば、閑散期に依頼すると良いでしょう。

外壁塗装を火災保険で賄い費用を安くする方法

条件次第では、外壁塗装を火災保険で賄うことができることをご存知でしょうか。
火災保険の種類と外壁塗装を賄う方法、そして保険が適用されるまでの流れや注意点を紹介します。

外壁塗装費用を補える火災保険とは

住宅用の火災保険には主に5つの種類がありますが、その中の「住宅火災保険」「住宅総合保険」そして「オールリスクタイプ」の保険ならば、外壁の塗装費用を保険の内容で補える場合があります。

ただし、経年や老朽化による劣化の場合は、どんな保険でも適用されないので注意が必要です。

住宅火災保険の適用範囲は火災から風災まで

「住宅火災保険」とは、火災や落雷、爆発、風災による損害を受けた場合の修繕費用などを補償する保険です。これらの損害によって外壁塗装を行う場合は補償が受けられるでしょう。

住宅総合保険は水害やいたずらによる破損も補償

住宅総合保険は、住宅火災保険の補償内容に加えて、集中豪雨や洪水などの水害、人的な破壊やいたずらなどによる破損も補償範囲内です。

オールリスクタイプの保険は補償範囲次第

オールリスクタイプの保険は、住宅総合保険よりも補償範囲は広くなり、契約者個人が補償内容を設定できる保険です。契約時に外壁損傷の原因となる項目を登録していたのならば、外壁塗装費用を補償してくれる可能性があります。

火災保険が適用されるための手順とは?

上記の火災保険に加入していた場合、どのようにして外壁塗装に火災保険を適用することができるのでしょうか。その手順を追ってみていきましょう。

損壊鑑定士による診断

まずはご加入の保険会社に連絡を取ります。すると、保険金が下りるかどうかの判断をするために、保険会社と契約を結んでいる損壊鑑定士によって損壊状況が診断されます。

その後、被害状況と算定された被害額が保険会社に報告され、保険会社は火災保険が適用されるかどうかを判断します。

書類の作成が難しいなら委託もできる

保険適用を受けるためには、保険金の請求書、被害に関する報告書、工事の見積書などの書類を提出しなくてはなりません。

しかし専門的な書類のためご自身で作成するのが難しい場合は、専門業者に委託することもできます。

保険金請求で注意すべきことは

保険金を請求するときに注意すべきことは、次の二点です。

一つ目は「事故後3年以内であること」です。被害を受けてから時間が経ちすぎていると、正当な理由があったとしても保険が適用されなくなります。保険法により「3年以内」という規定がありますので、被害にあってから3年以内に申請するようにしましょう。

もう一つのポイントは「免責金額が工事費用よりも上回っていないこと」です。免責金額とは自己負担金額のことで、保険契約時にいくらにするのかが設定されています。工事費用が免責費用金額以内であれば、保険金は支払われませんが、工事費用が免責費用を上回れば、その上回った分を保険金で補えます。

したがって、工事見積りと免責費用額を比較したうえで保険金の請求をしましょう。

外壁塗装によくあるトラブルを防ぐには?

悪質業者に依頼しない

施工不良によるトラブルを避けるためには、見積もりが安いといった理由だけで業者に依頼するのではなく、優良業者に外壁塗装を依頼することです。

悪質業者に外壁塗装を依頼してしまうと、壁面部の洗浄が不十分だとか、適切な下地処理ができない、または下塗りも不十分などさまざまな施工不良に悩まされるだけではなく、後から追加料金を請求されるなどのトラブルが絶えない可能性があります。

気持ちよく外壁塗装を終わらせるためにも、優良業者に依頼するようにしましょう。

格安と謳われる業者の見積もりチェック項目は?

見積もりが安いからといって、悪質業者というわけではありません。安く見積もりを出す優良業者もあります。それではどのように悪質業者かそうでないのかを見分ければよいのでしょうか。

業者から見積もりを受け取った時に次の項目をチェックしてみてください。悪質業者かそうでないのかの判断材料になります。

1. 見積もりに詳細が書かれているかどうか
詳細が書かれていない「工事一式」などの見積もりは見やすいものの、業者としては後々、追加請求をしやすくなります。

詳細が分からない場合は、何が含まれているのかを聞いて、追加請求のトラブルにつながる芽をなくすようにしましょう。

2. 大幅な値引きをしているかどうか
実際の価格は、値引き後の価格だったということもよく聞かれます。大幅な値引きをしてお得感を演出してくるような業者には注意が必要です。

また「キャンペーン価格は今月いっぱいなので契約はお早めに」のような口車に乗せて契約を急がせるのも、悪質業者の手口の一つです。

3. 不安を募らせない
これはよくない、あれも修繕すべきだと不安を掻き立てて、いろいろとオプションをつけさせたがるような業者には気をつけましょう。不必要な作業を負わせて利益を得ようとしているのかもしれません。

どんな塗装材を使うのか説明がない

どんな塗装材を使うのかを具体的に説明できない業者は、品質の良くない塗装材を使っていることが考えられます。

使用する塗装材の説明ができず、さらに見積もりに塗装材名の記載がないような場合には、業者に説明を求めるようにしましょう。

正しい下地処理を行わない

塗装の回数を3回から2回へと減らしたり、最初に塗った塗装材が十分に乾く前に次の塗装を始めたりして、工期を短くして利益を得ようとする悪質業者もいます。

こうしたトラブルを避けるためには、外壁塗装をしている現場に足を運んで時々チェックするなどの方法もありますが、あくまで大切なことは、手抜き工事をしない業者を選ぶことです。

工事を依頼する業者は慎重に選ぶようにしましょう。

外壁リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた外壁リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!

「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」

「複数社に何回も同じ説明をするのが面倒くさい...。」

そんな方は、簡単に無料で比較見積もりが可能なサービスがありますので、ぜひご利用ください。

大手ハウスメーカーから地場の工務店まで全国1000社以上が加盟しており、外壁リフォームを検討している方も安心してご利用いただけます。

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】ディバルコンサルタント株式会社 代表 明堂浩治

ディバルコンサルタント株式会社

明堂浩治

芝浦工業大学工学部建築工学科を卒業。大手建設会社で20年勤務した後、独立しコンサルタント業を始める。

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