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2019年07月08日更新

外壁塗装におすすめの季節は?各シーズンのメリットデメリットもご紹介

外壁塗装は季節によって最適な時期とそうでない時期があるのをご存知でしょうか。季節によっては工期が伸びたり、のちに外壁のひび割れなどの原因となることもあります。今回は外壁塗装のおすすめの季節と季節ごとのメリットデメリットなどをご紹介します。

  • 【監修者】株式会社KURODA一級建築士事務所 坂田理恵子
  • この記事の監修者
    株式会社KURODA一級建築士事務所
    坂田理恵子

戸建てやマンションの外壁塗装に適した季節とは?

戸建てやマンションの外壁塗装は基本的に屋外で行われ、天気に左右されやすい工事になるため、戸建てやマンションの外壁塗装には適した季節とそうでない季節があります。

外壁塗装におすすめの季節とふさわしくない季節をそれぞれ見ていきましょう。

外壁塗装におすすめの季節

まずは、外壁塗装におすすめの季節です。一般的におすすめの季節は春(4~5月)と秋(9~10月)です。この時期は、雨も少なく晴天も多いことから外壁塗装に適した季節だと言われています。

外壁塗装にふさわしくない季節や月

外壁塗装にふさわしくない季節や月は、一般的に雨が降ったり塗料の乾きが悪い時期のことを指します。

一方、地域によっては外壁塗装にふさわしくない季節や月の見積もり時にコストダウンにつながるなどのメリットになることもあります。

雨季(6月)

外壁塗装工事は雨に弱いため、雨が降りやすい雨季は外壁塗装を避けたい時期になります。

なぜなら、塗装したあとに雨が降ってしまった場合、乾燥していない部分が流れてしまったり、塗料の乾燥が不十分なため施工不良になり後にサイディング外壁などのひび割れや膨れなどの原因となるからです。

その他にも、雨の影響で塗料がなかなか乾燥しないため、工期が長引くこともあります。このような事情により、雨季である6月は外壁塗装を避けた方がいい季節と言われています。

冬場

冬場は乾燥しているため、一見外壁塗装に向いているように思いますが気温が低い状態が続くため、塗料が乾燥するのに時間がかかります。

また、積雪地帯では雪が降るため、冬場はサイディング外壁などの塗装にふさわしくないとされています。

しかし、雪が多く降る積雪地域以外は乾燥して冬晴れの日も多いため、塗装することも可能です。しかも、塗装業界では閑散期となるため施工日程の調節がしやすかったり、見積もり時に割引などの対応をしている塗装業者もあるようです。

冬場に外壁塗装する場合は、地元の天気を良く知り経験豊富な塗装業者を選ぶようにしましょう。

外壁塗装をするときの季節ごとのメリットとデメリット

次に、外壁塗装をするときの季節ごとのメリットとデメリットを見ていきましょう。

春(3~5月)

外壁塗装をするときの「春」のメリットとデメリットは以下の通りです。

【メリット】
雨が少なく、湿度も低めで塗料が乾きやすい季節。

【デメリット】
繁忙期なため予約が取りづらい可能性がある。

夏(6~9月)

外壁塗装をするときの「夏」のメリットとデメリットは以下の通りです。

【メリット】
6月を過ぎると塗装しやすい期間になり、気温も高いため塗料もよく乾く。梅雨の期間は見積もり時に割引してもらえる可能性もある。

【デメリット】
6、7月は雨期で外壁塗装は避けたい期間。雨で工期が伸びてしまう可能性がある。

秋(10~11月)

外壁塗装をするときの「秋」のメリットとデメリットは以下の通りです。

【メリット】
気温も湿度も少し下がり、塗料がよく乾くため塗装に適した季節。

【デメリット】
「春」同様、繁忙期のため早めの予約が必要。

冬(12~2月)

外壁塗装をするときの「冬」のメリットとデメリットは以下の通りです。

【メリット】
作業日程が調節しやすかったり、割引が可能な場合もある

【デメリット】
気温が低いと塗料が乾かないことがある。1日の施工時間が短くなり、工期が長引く可能性もある。

外壁塗装で季節・天候以外の注意したいポイントとは?

外壁塗装をするときに、季節や天候以外にも注意したいポイントがあります。どのようなポイントがあるのか詳細を見ていきましょう。

ポイント1:湿度と温度

外壁塗装は季節や天候だけでなく、湿度と温度も大切なポイントになります。塗料メーカーでは、湿度が約85%・気温が約5度以下の場合は塗装ができる環境ではないという決まりになっています。

塗装業者はきちんとした施工をするために、この決まりを守らなければなりません。季節や天候以外にも、湿度と温度に条件があることを覚えておきましょう。

ポイント2:塗り替えの必要性がある場合

最適な季節に外壁塗装することが望ましいですが、例外として外壁の年数が経っていて塗り替えの必要性がある場合は、できるだけ早めの塗装が望ましいとされています。

例えば新築時からある程度年数が経過していて、サイディング外壁などにひび割れや剥がれが生じ、下地部分が傷んでいたり雨漏りした状態の場合、塗り替えの必要性がありますので季節を待たずに早めに塗り替えをしましょう。

外壁塗装の際は業者選びが大切

最適な季節に依頼することも重要ですが、何よりもどのような塗装会社に依頼するのかが大切です。特に、地域によって天候パターンが変わってくるため、地元の天候をよく知る塗装業者がおすすめです。

また、天気の特性によって塗装方法なども変わってくるため、経験豊富で技術力のある塗装業者を選ぶと良いでしょう。とは言っても、優良業者を探すのはなかなか難しいと感じる方は、一括見積サービスを利用するのもおすすめです。

外壁塗装する目的とは?

しかし、そもそも外壁塗装は何のために行わなければならないのでしょうか?

外壁塗装の目的はまず、外壁の外観を改善するということでしょう。外壁の塗膜が劣化すると、苔やカビなどが生えやすくなったり汚れが付着しやすくなります。しかし、外壁塗装をすることで建物の美観を維持することができます。

もうひとつは、本来外壁が持っている機能を高めることです。

劣化した塗膜は水を弾くことができず雨水が外壁材内部へと浸透して雨漏りの原因となることがあります。しかし、塗装をすることで外壁の機能が高まり建物を保護できるため、結果的に建物が劣化しづらくなるのです。

外壁塗装の塗り替え時期

外壁塗装には塗り替えを検討すべき時期があります。では、具体的にどのような症状が見られたら外壁の塗り替えを検討したほうがよいのかを見ていきましょう。

塗り替えを検討すべき劣化状況

チョーキング

チョーキングとは、触ると手にチョークのような白い粉が付着する現象のことで、塗膜の劣化によって発生します。

チョーキング現象が現れている場合は防水機能がほとんどないため、外壁材が雨水を吸い込んでしまう状態となります。そのため、チョーキング現象が現れた場合は、早めに外壁塗装を行いましょう。

クラック

クラックとはひび割れのことですが、塗膜にクラックが発生した場合は塗膜の経年劣化または施工不良が原因の可能性があります。

塗膜にクラックが発生すると、クラック部分から雨水や湿気が入り込み、塗膜の劣化をさらに進行させてしまったり、壁内部の木材を腐らせてしまう恐れもあります。クラックを発見したら、放置せずに早めの補修や塗装を計画しましょう。

コーキング材のひび割れ

コーキング材とは、外壁のつなぎ目やサッシの周りに充填するゴムのような充填材のことです。コーキング剤の耐用年数は外壁よりも短いため、塗膜よりも早く劣化します。

コーキング材がひび割れていたら、ひび割れ部分から雨水などが侵入する可能性があるためコーキング剤のみがひび割れている場合は、コーキング材の打ち増しや打ち替えを行いましょう。

塗膜の剥がれ・膨らみ

塗膜の剥がれや膨らみは、施工不良や経年劣化によって発生します。施工不良による塗膜の剥がれは、適切な下地剤を選ばなかったり、乾燥不足などが原因で起こります。

また、経年劣化による剥がれや膨らみの場合は、耐用年数を超えていたりクラックを放置したことなどが原因で引き起こされます。

塗膜が剥がれているということは、外壁材や内部が露出している状態であるため、放置すると構造部が傷んでしまう恐れがあります。そのため、塗膜の剥がれや膨らみが見つかったら、できるだけ早急に外壁塗装を行いましょう。

塗り替え時期の目安

外壁の塗り替えは塗料の種類やグレードによって異なりますが、基本的に築10年以上が目安となります。また、各部位の塗り替え時期の目安は以下の通りです。

  • 外壁の塗り替え時期の目安:約10年〜15年
  • 屋根の塗り替え時期の目安:約8年〜12年
  • 木部の塗り替え時期の目安:約5年〜8年
  • 鉄部の塗り替え時期の目安:約5年〜8年
  • コーキングの打ち替え目安:約8年〜10年

上記のとおり、木部や鉄部の塗り替え時期は比較的短くなる傾向にあります。

ベランダや戸袋、雨樋などは早めの塗り替えが必要となるため、外壁塗装と時期を合わせるなどタイミングを考慮した上で計画していくといいでしょう。

外壁塗料の耐用年数

次に、外壁塗料の種類別の耐用年数をご紹介します。塗料別の耐用年数は以下の通りです。

【外壁塗料別の耐用年数】

  • アクリル系塗料:約4年〜約7年
  • シリコン系塗料:約8年〜約15年
  • ウレタン系塗料:約6年〜約10年
  • ラジカル系塗料:約8年〜約15年
  • フッ素系塗料:約15年〜約20年
  • 無機系塗料:約15年〜約20年
  • 遮熱系塗料:約15年〜約20年

外壁塗装を計画する際は、上記の塗料の耐用年数を参考に予算と照らし合わせながら塗料を決めていくといいでしょう。

リフォームする際のポイント

もしリフォームを実際に行うとなった際には、ぜひお近くのリフォーム会社に一度ご相談することをおすすめします。

リフォーム会社に相談する時に一番気になるのは「いくらかかるのか」という金額の部分かと思います。

正確なリフォーム金額を知るためには、リフォーム前に「現地調査」を受ける必要があります。

その際に、損をしないリフォームを実現するために重要なことが一点あります。

それは、リフォーム会社1社のみに現地調査と見積もりをお願いするのではなく、複数社に依頼して、必ず「比較検討」をする!ということです。

複数の会社に依頼する時のポイントは「同じ条件」で依頼することです。バラバラの条件で依頼をすると、正しい比較ができません。

このポイントをきちんと押さえ、複数の会社の提案を受けることでご希望のリフォームの適正価格が見えてきます。

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