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2020年12月04日更新

必読!あなたにとって最適なキッチンのサイズ・寸法教えます!

快適にキッチンを使うために、キッチンの最適なサイズや寸法を知ることは大切です。サイズや寸法が合わないと、せっかくのシステムキッチンが使いづらく後悔する可能性もあります。キッチンの最適なサイズと寸法を知って、キッチン選びに役立てましょう。

  • 【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫
  • この記事の監修者
    株式会社フレッシュハウス
    樋田明夫
    営業戦略室 室長

使いやすいキッチンの高さとは?

必読!あなたにとって最適なキッチンのサイズ・寸法教えます!

まず、キッチンで作業する人にとって、キッチンの高さはとても重要になります。キッチンの高さが合わないことで、腕や首が痛くなったり腰痛の原因になる可能性もあるからです。

まずは、高さが重要となる「ワークトップ」と「ウォールキャビネット」について見ていきましょう。

ワークトップの高さ

キッチンのワークトップの高さは基本的にJIS規格で定められています。規定されている高さは以下の通りです。

  • 80cm
  • 85cm
  • 90cm
  • 95cm

上記の4通りの高さがありますが、ほとんどのメーカーは希望の高さに調整することが可能です。

また、最適な高さは身長によって異なります。ワークトップの最適な高さの算出方法を見ていきましょう。

【身長160cmの場合】
身長(160cm)÷2+5cm=キッチンの高さ(85cm)

身長160cmの人のワークトップの最適な高さは85cmとなります。また、上記の計算式で算出された身長別の高さは以下の通りです。

  • 身長150cmの場合:80cm
  • 身長155cmの場合:82.5cm
  • 身長165cmの場合:87.5cm
  • 身長170cmの場合:90cm

算出された数字はあくまで目安ですので、リフォーム時にキッチンを選ぶときはできるだけショールームなどへ行き、ワークトップの高さを体験するといいでしょう。

そのとき靴などを脱いで実際に使う時と同じ条件にして洗い物をしたり料理したりする姿勢をとってみるとよいでしょう。

ウォールキャビネットや吊戸棚の高さ

ウォールキャビネットや吊戸棚の高さは、システムキッチンの設備などによってそれぞれ違いますが、基本的に使う人の目の高さに収まるようにすると、使いやすいと言われています。

・ウォールキャビネットの目安:床から目線までに使用頻度が高いものが置けるようにする
・吊戸棚の目安:目線に吊戸棚の底があるように設置する

リフォームする時に、どこに何を収納したいのかを考えておくと、ウォールキャビネットや吊戸棚がさらに使いやすくなるでしょう。


キッチンサイズを合わせるためのポイント

前述の通り、キッチンで料理をする上でキッチンサイズは重要になってきます。

では、キッチンサイズを合わせるポイントはなんでしょうか?キッチンサイズは収納の量に大きく影響してきますので、ポイントをふまえて家にあったキッチンサイズを選びましょう。

キッチンレイアウト

まずはキッチンの間取りに合わせたレイアウトが必要になります。

キッチンの広さや天井の高さ、ダイニングの位置関係等を考慮したキッチンのサイズを選ぶ必要があります。例えば、ダイニングと一体型の間取りの場合、キッチンが広すぎるとダイニングの広さが取れないため、快適な食事ができません。

メーカーによって選べるサイズは違いますが、デッドスペースを作らないように上手にキッチンサイズを選びましょう。

使用者の体格

使用する方の体格もポイントです。身長に合わせてキッチンの高さを選ばないと、疲れの原因になります。高さだけでなく、奥行きも体格に合わせたサイズを選ばないとキッチンを上手く利用する事ができません。

また、吊戸棚の高さにも留意が必要です。身長に合ったものを選ばないと、せっかくきれいに収納しても出し入れする事が難しくなります。

特に高さは取り出しやすさと収納量に大きく影響してきますので、サイズが合わない場合は高い部分には昇降機を付けたり低い部分を扉ではなく引き出しにする等の工夫をする必要があります。

使いやすいキッチンの広さとは?

次に、使いやすいキッチンの広さを見ていきましょう。調理や作業するスペースの確保は、調理の作業効率を上げるためにも重要になります。

キッチンの調理スペースの間口

一般的に、システムキッチンの調理スペースの間口は、それぞれ下記の寸法を目安にしています。

  • 準備スペース:30cm~75cm
  • シンク:60cm~120cm
  • 調理スペース:60cm~90cm
  • 配膳スペース:30cm~90cm

上記は目安ですので、使用する予定の人数やそれぞれのスペースの使用頻度によって広さが異なる可能性があります。

仮に、十分にスペースがとれなかったとしても、調理スペースと使用頻度の高いシンクは優先的にスペースを確保するようにしましょう。

キッチンの調理スペースの通路幅の広さ

キッチンの調理スペースの通路幅の広さも、使いやすさにおいて重要な点になります。今後使用する予定が1人の場合は約90cm、2人で使用する予定ならば約120cmの幅が必要になると言われています。

キッチンでは、振り返って物を取ったりお鍋を移動させるなど、調理中はキッチン内での移動が多くなるので、上記の通路幅は確保するようにしましょう。

家族で食事スペースの人数別の寸法

近年の間取りで多いDKやLDKの場合、キッチンとリビングが一続きになっているため、キッチンのほかに食事スペースを確保しなければなりません。

特にダイニングテーブルと椅子を使用して食事をしたい場合、家族揃って食事をする広さをあらかじめ確認することによって、キッチンに使えるスペースが分かりやすくなります。

では、人数別で必要だと言われているダイニングテーブルの最小寸法を見てみましょう。

【四角形のテーブル】
・3人家族の場合:1050×1050㎜~
・6人家族の場合:1050×2000㎜~
【円形のテーブル】
・4人家族の場合:90cm径~120cm径

ダイニングテーブルの最小寸法は上記の通りですが、ダイニングテーブルの幅にプラスして、通路、椅子を引くスペースとして最低でも約60cmの幅を確保することが必要になります。

LDKに設置するダイニングテーブルを選ぶ際は、これらのことを考慮した上で食事スペースの間取りの確保をしていきましょう。

キッチンでの作業動線の距離「ワークトライアングル」

ワークトライアングルとは、シンク・コンロ・冷蔵庫の距離を線で結んでできる三角形のことです。

このワークトライアングルが正三角形に近づくほど、作業効率が上がり理想のキッチンに近づくようになると言われています。それぞれの距離の目安は以下の通りです。

  • シンクと冷蔵庫の距離:120cm~210cm
  • 冷蔵庫とガスコンロの距離:120cm~270cm
  • ガスコンロとシンクの距離:120cm~180cm

これらの距離の合計が360cm~600cmの範囲であることが理想とされています。このワークトライアングルが正常かどうかで、作業動線がスムーズにいくかをチェックすることができます。

ワークトライアングルの特徴とタイプ別キッチンでのメリット、デメリット

ワークトライアングルはキッチンのタイプ毎によっても違います。それぞれのタイプ毎のメリット、デメリットを紹介していきます。

I型キッチン

I型のキッチンはコンロ、シンク、冷蔵庫が一列に並ぶ事が多いです。

使いやすさだけで考えればコンパクトにするのが一番ですが、ワークトライアングルばかり意識して手の届く範囲を重視しすぎると、収納や作業スペースが狭くなります。全体的なバランスを考えてキッチンの幅や間取りを決める必要があります。

L型キッチン

L型キッチンでは、ワークトライアングルを小さくして動線を短くする事が可能です。

キッチンを大きくしてもワークトライアングルの距離は保ちやすい形ですが、キッチンを大きくしすぎるとダイニングスペースが小さくなりますので、キッチンとダイニングのトータルで考えることが必要です。

Ⅱ型キッチン、アイランドキッチン、U型キッチン

この3つのタイプのキッチンは、ワークトライアングルのバランスが非常にとりやすい形です。家族や友人など、複数人で一緒の作業もしやすい形になっています。

しかしコンロとシンクのバランスを考えないとキッチン内で人がぶつかってしまう事がありますので、その点を気をつけましょう。

レイアウト別キッチンの最適なサイズと寸法

ここでは壁付けキッチンのI型、対面キッチンのペニンシュラ、アイランド、Ⅱ型、L型キッチンのレイアウト別にキッチンの対応サイズと理想的なキッチンの寸法をご紹介します。

壁付けキッチン:I型

【特徴】
ベーシックなI型キッチンの壁付けタイプ。幅広い住宅に使用され、価格が比較的安価なものが多いのが特徴です。

【対応サイズ】
・奥行:主なものは65cmまたは60cm、55~75cmの間で既成品が用意されています。
・間口:160cm~360cm ほとんどが15cm刻みで設定があります。

【理想的なI型キッチンの寸法】
・間口:215cm~255cm

対面キッチン:ペニンシュラ、アイランドキッチン

【特徴】
対面キッチンのペニンシュラタイプとは、左右の端の片側のみが壁に接しているタイプのキッチンです。前面に遮るものがないため、居住スペースを見渡すことができます。全面に壁を設置せず、吊戸なく対面します。リフォーム時によく選ばれる傾向にあります。

一方アイランドキッチンは、壁に一切接していないタイプのことです。どの方向からでもキッチンに出入りでき、おしゃれなデザインが多いのが特徴です。

【対応サイズ】
・奥行:70cm~105cm
・間口:200cm~280cm

【理想的なペニンシュラ型とアイランド型の寸法】
・約3.1畳のスペースに設置すると良い
・ペニンシュラ型 間口:280cm~
・アイランドキッチン 間口:360cm~
・キッチンと収納スペースの間
ー主に1人で作業する場合:約90cm
ー主に2人で作業する場合:約120cm

対面キッチン:Ⅱ型

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【特徴】
シンクとコンロが2列に分かれている対面キッチン。2列に分かれているため作業スペースが広く、複数人で同時作業が可能です。

【対応サイズ】
・間口:120cm~225cm、150cm~225cm
・奥行:70cm~105cm、60cmまたは65cm

【理想的なⅡ型キッチンの寸法】
・約2.4畳のスペースに設置すると良い
・間口:200cm~
・キッチンと収納スペースの間
ー主に1人で作業する場合:約90cm
ー主に2人で作業する場合:約120cm

L型キッチン

【特徴】
L型キッチンは、片側が壁に接していて作業スペースが広いタイプのキッチンです。2人以上が同時に作業することが可能です。

【対応サイズ】
・間口:165cm~270cm×180cm~300cm

【理想的なL型キッチンの寸法】
・2.6畳のスペースに設置すると良い
・195cm×180cmまたは165cm×210cm

タイプ別のキッチンのサイズと特徴

キッチンにはそれぞれタイプがあることはこれまで述べてきた通りです。それでは最後に、タイプ別のサイズに関する特徴をまとめましたので紹介します。

I型キッチン

I型は広いスペースが無くても設置が可能です。横に広がっていく形ですので平行移動だけで済み、作業効率もいいことが多いでしょう。

しかしI型キッチンは作業スペースが少なくなってしまうというデメリットもありますので、その点は注意をして配置をしていきましょう。

L型キッチン

L型キッチンは、対面キッチンにするケースもよくあります。対面型にする場合はダイニングとのバランスを考える必要があることから、ある程度のスペースがないと設置が難しいでしょう。

またワークトライアングルの距離は少なくできて作業効率は良いですが、L字の部分で収納のデッドスペースが生まれがちです。L字の部分を上手く活用できる配置や収納になっているかどうかが重要になります。

Ⅱ型キッチン

Ⅱ型キッチンも対面キッチンとして使用されることが多く、ダイニングと一体の場合はダイニングとのバランスを考慮して設置をする必要があります。

ワークトライアングルの距離も少なくて済みますし、作業スペースも多く取れるのが特徴です。

デメリットとしては二人以上で作業をする場合、通路が狭くなることも多いので、その点に注意が必要です。またレイアウトに必要なスペースも広くなります。

アイランド型キッチン、ペニンシュラキッチン

アイランド型キッチン、ペニンシュラキッチンは作業スペースも広く、ワークトライアングルの距離も短くできるなどレイアウトを比較的自由に決めることができることが最大のメリットです。

ただし、島(アイランド)のように設置するため四方に通路が必要になり、キッチンのスペースを広く必要とすることから、ダイニングやリビングとのバランスを考える事が難しくなってきます。

また、アイランドキッチンは開放感が最大の特長となるため、吊戸棚がない場合が多く、収納も考えておく必要があります。

まとめ

キッチンサイズは、家の間取り、日常的に使うかたの体格等から合ったものを設置することが重要です。しっかり検討をせずに設置してしまうと、作業効率が悪くなったり、日常の使い勝手が悪いものになったりして、満足度が低くなってしまうことがあります。

新築時でもリフォーム時でも、具体的な利用シーンをイメージしながら家族内でしっかりと話し合って、よりよいキッチンを設置していきましょう。

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