寒川町のリフォーム会社95選！事例・口コミも掲載

寒川町におけるリフォームの特徴

寒川町の住宅に関する理念・基本方針

寒川町はまちの将来像として「目指す暮らしぶりと町のすがた」を掲げて、誰もが快適で安全に暮らせる住まい・まちづくりに取り組んでいます。

具体的に策定されているものは、以下のとおりです。

• こころ穏やかに暮らせるまちづくり

ー自然環境の保全
ー住環境の整備

• 安全・安心に暮らし続けられるまちづくり

　　　ー安全・安心な住環境の充実

• のびのびと元気な子供を育てられるまちづくり

ー子育て環境に適した住まい環境の充実

参考：寒川町‐寒川町都市マスタープラン

住環境の整備としては、地域における環境美化の推進や景観や快適性に配慮した住まい・まちづくりを推進しています。また寒川町の特性でもある豊かな自然環境と住環境との調和を目指しています。

安全・安心な住環境の充実としての取り組みは、地震や水害などの自然災害に強い住まい・まちづくり、高齢者や障害者の方でも安全・安心に暮らせる住環境づくりの推進です。

寒川町のまちづくり協定にかかわるリフォームの制限

岡田1・2丁目、および宮山地内を含む寒川駅北口地区では「寒川駅北口地区まちづくり協定」が策定されています。

寒川町の玄関口であり、まちの中心となる寒川駅北口地区の建築物や公共施設などを、質の高い形態・色彩・デザインとして整備し、秩序ある建築物の景観を作ることが目標です。

また寒川町の歴史的環境や自然的環境の調和に配慮した、住宅などの建築物の立地誘導に取り組んでいます。

寒川町北口地区の計画地区としては、中心商業地A・B地区、周辺商業地C・D地区、住宅専用地区、複合住宅地区に分けられます。

これらの地区で住宅地で建築・改築・増築などをおこなう場合は、居住環境を阻害するような建築物を排除し、良好な居住環境を形成することが必要です。

住宅専用地区においては建築物の高さとして軒高12mを最大限度とし、主に2〜3階建てにしなければなりません。また屋根の形状はなるべく陸屋根を避け、勾配屋根を用いて周りの建築物との調和を図るようにしましょう。

屋根や外壁は派手な色合いを避け、明度や彩度を抑えた落ち着きのある色彩を用いる必要があります。

参考：寒川町‐地区計画について

寒川町の地震の危険度や被害予想

　
寒川町に今後、大きな被害をもたらす地震として予測されているのは、東海地震、神奈川西部地震、神縄・国府津ー松田断層帯地震があります。

地震の震源地、予測震度、建物の被害予想は以下のとおりです。

参考：寒川町‐寒川町耐震改修促進計画

寒川町の掲げる耐震化への取り組みと現状

2022年3月に改訂された寒川町耐震改修促進計画によると、2014年の寒川町の住宅総戸数は約18,000戸で、そのうち約15,000戸が耐震性を満たしており耐震化率は約85%でした。

参考：寒川町‐寒川町耐震改修促進計画

寒川町では更なる耐震化促進のために、情報提供と普及・啓発活動、窓口相談の充実、各種支援の実施をおこなっています。

情報提供と普及・啓発活動は、資料やホームページでの情報提供、各種イベントと連携した普及・啓発活動、防災マップの整備などです。

窓口相談の充実としては、町民相談窓口を設置して対応したり、建築士事務所協会との連携があります。

各種支援の実施としては、住宅の所有者が耐震診断や耐震改修工事費用の各種支援のほか、国・県の支援事業の活用や寒川町で実施している支援事業、税制優遇などがあります。

寒川町で定められている防火地域のリフォームの制限

寒川町において防火地域に指定されているのは、寒川駅前の商業地域とされる地域のみです。
寒川町で準防火地域に指定されている地域は「岡田1・2丁目」「岡田4・5丁目」「小谷」「一之宮1～3丁目」「一之宮4・5丁目」「一之宮7・8丁目」「中瀬」「JR相模線倉見駅と倉見桜緑道沿線」「倉見」「宮山」「県道45号線沿いの一部」「大曲1～4丁目」となっています。

参考：寒川町‐都市計画情報の提供について

これらの防火地域および準防火地域に指定されている地域では、多くの建物が耐火構造・準耐火構造、および防火構造で建てられています。

これらの地域で建物を建築・改築およびリフォームをおこなう場合は建物の構造に合わせた施工が必要です。

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

寒川町の住宅リフォームに関する相談件数

住宅リフォーム・紛争処理支援センターの2022年の住宅相談統計年報の調査によると、寒川町が属している神奈川県から住宅・リフォーム・紛争処理支援センターに寄せられたリフォーム相談件数は約3,500件でした。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター‐住宅相談統計年報2022　資料編

寒川町では消費生活全般に関する相談窓口を開設しています。

事業者との契約内容についての不安や心配事、悪徳業者とのトラブルなど消費生活に関する相談を消費生活相談窓口の相談員に相談できます。

参考：寒川町‐消費生活相談

寒川町の住宅データ

寒川町の調査によると、2023年4月時点での寒川町の人口は約49,000人でした。前年の2022年4月時点での人口も約49,000人だったので、人口の増減はほぼなく横ばいの状態でした。

参考：寒川町‐人口の推移

2018年の総務省統計局による住宅・土地統計調査によると、寒川町が属する神奈川県の持ち家率は59.1%と全国の持ち家率の61.2%より若干少なめです。

参考：総務省統計局‐平成30年　住宅・土地統計調査

2023年1月に公表された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、寒川町が属している神奈川県において新築の建築件数がもっとも多かったのは、1990年から2021年の約30年間の間で1990年がもっとも多く約140,000戸でした。

参考：国土交通省‐建築着工統計調査報告