稲城市のリフォーム会社111選！事例・口コミも掲載

稲城市におけるリフォームの特徴

稲城市の住宅に関する理念・基本方針

稲城市では”緑と水につつまれ　人とふれあうまち　稲城”を理念に掲げており、以下8つの住宅施策の方針を示しています。

• 障害者や子どもから高齢者まで誰もが暮らしやすい住環境づくり
• 脱炭素社会の実現に向けた環境へ配慮した住まいづくり
• 安全で長く快適に暮らせる住まいを選択できる環境整備
• 良好なマンション・住宅団地等の管理・再生への支援
• 防災と防犯に優れた住宅市街地の推進
• 空き家の発生予防と有効活用の促進
• ユニバーサルデザインに配慮されたまちなかづくり
• 誰もが利用しやすい公共公益施設

参考：稲城市-稲城市都市計画マスタープラン

稲城市の住宅事情の変化や「新しい日常」「ゼロエミッション」「カーボンニュートラル」などをふまえ、環境に配慮した安全で長く快適に暮らせる住まいづくりへ向け、新たな課題に対応した施策の構築を図っています。

また「新しい日常」に対応した住まいづくりを推進するとともに、住宅市場の活用や既存住宅のリフォームにあたって、子育て世代から高齢者まで安全で長く快適に暮らせる住まいづくりを推進しています。

稲城市の景観条例にかかわるリフォームの制限

稲城市の景観は、多摩丘陵の緑や多摩川・三沢川の水資源、多摩ニュータウンなどの街並みで形成されています。

稲城市の景観を保全・形成するために制定された景観計画において、東京都景観条例に基づき「丘陵地景観基本軸」または「一般地域」に区分されて行っています。

稲城市の西側ほぼ全域と、よみうりランドの周辺地域など、丘陵地の山裾から概ね500メートルの範囲が丘陵地景観基本軸の地域に指定されており、一般地域も含め一定規模以上の建築行為を行う場合は東京都への届出が必要です。

丘陵地景観基本軸の地域では、高さ10メートル以上、一般地域では高さ45メートルまたは延べ面積15,000平方メートル以上の建築物の新築、改築などの行為において東京都への届出が必要となります。

参考：東京都景観計画の概要

稲城市の地震の危険度や被害予想

稲城市に被害を及ぼす影響が大きいとされる地震は、多摩直下地震（M7.3）が挙げられており、多摩直下地震が発生した場合の震度は、稲城市全域で震度6以上と想定されています。

参考：東京都都市整備局-地震に関する地域危険度測定調査

東京都都市整備局で公表されている「地震に関する地域危険度測定調査」によると、稲城市内全域で建物の倒壊危険度及び火災危険度が5段階中1とされており、地震による被害は低いと想定されています。

しかし地震への備えとして住宅の耐震化や不燃建築物へのリフォームは検討しておく必要性は高いです。

不安な方は、お近くのリフォーム会社に相談してみましょう。

稲城市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2019年に稲城市が行った調査によると、稲城市内における木造住宅の耐震化率は90.5％と推計されており、目標値の90％をクリアしている結果となっています。

参考：稲城市-稲城市環境白書

稲城市における木造住宅の耐震化率は非常に高い水準となっていますが、引き続き耐震診断及び耐震改修補助事業による耐震改修促進を継続して実施しています。

また住宅耐震化に係わる取り組みを位置付け、進捗状況を把握及び評価するとともに、プログラムの改善を図り、住宅の耐震化を強力に促進することを目的として「住宅耐震化緊急促進アクションプログラム」を策定しています。

稲城市で定められている防火地域のリフォームの制限

稲城市では都市計画に基づいて防火地域・準防火地域が指定されています。

稲城市内の防火地域は、稲城駅北口周辺地区、若葉台駅北口周辺地区です。

準防火地域は、防火地域や稲城市内のゴルフ場のある地域を除いた地域で広範囲に渡って指定されています。

防火地域、準防火地域では、建築物の構造に制限があり、以下の規模以上の建築物では耐火建築物または準耐火建築物としなければなりません。

参考：稲城市-稲城市都市計画図

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

稲城市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年に住宅リフォーム・紛争処理支援センターが行った調査によると、稲城市が属している東京都のリフォームに関する相談件数は1年間で1,885件ありました。

参考：住宅リフォーム・分勝処理支援センター-住宅相談統計年報2022 資料編

また稲城市で開設している「稲城市消費生活センター」は、稲城市に在住・在勤・在学している方が対象で、住宅リフォームにおける契約トラブルや、訪問販売、不当請求などに関する相談ができます。

稲城市消費生活センターの概要は以下の通りです。

参考：稲城市-稲城市消費生活センター

稲城市の住宅データ

2023年4月時点での稲城市の調査によると、稲城市の人口は約93,000人です。

前年2022年4月時点の人口も約93,000人であったため、人口はほぼ横ばいで推移しています。

参考：稲城市-稲城市の人口及び世帯数

また2018年時点の稲城市の持ち家率は、総務省住宅・土地統計調査によると55.8％であり、全国平均の61.2％をやや下回っています。

参考：総務省統計局-平成30年住宅・土地統計調査

稲城市が属している東京都で新築の建築件数が多かった年は、2021年1月に公表されている国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1992年から2021年までの過去30年間で2003年が最も多い年で、新築の建築件数は192,427戸でした。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告