武蔵野市のリフォーム会社123選！事例・口コミも掲載

武蔵野市におけるリフォームの特徴

武蔵野市の住宅に関する理念・基本方針

武蔵野市では、「誰もが安心して心地よく住み続けられる質の高い住まい・住環境づくりり」を基本理念としています。

基本理念を基に、3つの基本目標が定められています。

1. 誰もが安心して暮らし続けられる住生活の構築
2. 多世代にわたり活用され、継承していける良質な住宅ストックの確保
3. 安全で魅力ある、地域特性を活かした良好な住環境の維持・ 形成

引用：武蔵野市-第四次住宅マスタープラン

具体的な取組みとして、良質な住宅ストックの形成を行ったり、共同住宅の耐震化を行ったりしています。

また、空き住宅等の対応も含めた良質な住宅地の維持・誘導、老朽化した分譲マンション等の耐震化や再生に向けた支援なども行っています。

民間事業者や専門団体との連携を図りながら、良好な住環境づくりへの支援をしています。

武蔵野市の景観条例にかかわるリフォームの制限

武蔵野市では、武蔵野市まちづくり条例に基づいて武蔵野市景観ガイドラインが定められています。

武蔵野市の緑豊かで閑静な住宅地や昔ながらの農地や屋敷林、にぎわいを感じさせる商業業務地などを保護するために、武蔵野市景観ガイドラインが定められました。

武蔵野市景観ガイドラインでは、次の3つの地域別に景観まちづくりの方針が定められています。

1. 吉祥寺地域
2. 中央地域
3. 武蔵境地域

これらの3つの地域では、武蔵野市まちづくり条例に基づいて、一定規模以上の建築物の建築や開発行為等に対して協議を行っています。

参考：武蔵野市-武蔵野市景観ガイドライン

また、3つの地域では景観誘導基準が定められています。

景観誘導基準では、建築物の形態・意匠・色彩は周辺の建築物等と調和したものとなるよう にしたり、ゆとりある景観に配慮するようにしたりといった点が求められています。

武蔵野市の地震の危険度や被害予想

多摩東部直下地震が起こった場合、武蔵野市では最大震度6強と予想されています。

6強の地域は広範囲にわたります。

東京都は、都内全ての町丁目の直下の地盤に同じ強さの揺れが生じた場合の危険度を測定し、 相対評価によるランク分けを行っています。

地震による建物倒壊危険度は5段階にランク分けして公表されています。

武蔵野市では、ランク1や2が多いことから倒壊の危険度は低いといえます。

なお、揺れによる建物焼失棟数は1,649棟であり、建物倒壊棟数(全壊)は451棟と予想されています。

参考：武蔵野市-武蔵野市地域防災計画

武蔵野市の掲げる耐震化への取り組みと現状

武蔵野市より公表された「武蔵野市耐震改修促進計画」によると、2018年度末時点の武蔵野市内の住宅総数は約74,000戸あり、武蔵野市全体の耐震化率は91.9%となっています。

参考：武蔵野市-耐震促進改修計画

民間住宅耐震アドバイザーの派遣や、高経年・耐震性不足の分譲マンション建替えなどの促進を行ったりしています。

武蔵野市で定められている防火地域のリフォームの制限

武蔵野市では、防火地域と準防火地域が定められています。

防火地域には、武蔵境駅付近、中町1丁目、吉祥寺本町1丁目などが指定されています。

準防火地域には、桜堤1丁目、桜堤2丁目、関前5丁目、西久保2丁目、中町3丁目、吉祥寺北町3丁目、境南町3丁目などが指定されています。

防火地域も準防火地域も広範囲に指定されており、リフォームを行う際は注意が必要です。

参考：武蔵野市-用途地域等

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

武蔵野市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの住宅相談統計年報の資料によると、武蔵野市が属している東京都から住宅リフォーム・紛争処理支援センターに寄せられたリフォーム相談件数は2021年度で1885件ありました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022 資料編

武蔵野市消費生活センターでは、消費生活についての相談を受け付けています。

参考：国民消費者センター-武蔵野市消費生活センター

武蔵野市の住宅データ

2023年3月1日時点での武蔵野市の調査によると、武蔵野市の人口は約148,000人です。前年2022年3月1日時点の調査でも約148,000人であるため、横ばいとなっています。

参考：武蔵野市-統計資料

また武蔵野市がある東京都の持ち家率は2020年3月時点では45%となっており、2019年9月時点での全国の持ち家率の平均61.2％と比べると低めです。

参考：総務省-情報統計局-平成30年住宅・土地統計調査

東京都でもっとも新築の建築件数が多かった年は、2022年1月に更新された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1990年から2021年の間で1990年が最も多く、221,686戸が建築されました。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告