2024年01月29日更新

監修記事

最適なキッチンの選び方は?レイアウト別にポイントを解説します!

「キッチンの選び方がわからない」

「キッチンの型について知りたい」

このような悩みを抱えている方はいませんか。

マイホームで生涯使用し続けるため、キッチン選びは間違えたら一大事です。

この記事では

・キッチンの選び方をレイアウト別に紹介

・システムキッチンのメリット及びデメリット

・交換リフォーム費用

等について解説します。

この記事を読めばキッチンの選び方について理解できますので、ぜひ最後までご覧ください。

システムキッチンとは?4つのレイアウトのメリット・デメリットについて解説します

特徴
I型キッチンシンクとコンロがI型で一直線になっているキッチンです。
キッチンが直線のため余計なスペースを取りません。
L型キッチンシンクとコンロの設計によりL型になっているキッチンです。
利用者の移動距離が短くなります。
ペニンシュラ型キッチンキッチンの1つの側面が壁に面しているキッチンです。
リビングにオシャレな雰囲気を出すことができます。
アイランド型キッチンペニンシュラ型キッチンに対し、左右どちらも壁に面しておらず、四方に何もない島(アイランド)のようなキッチンです。
コミュニケーションを取りやすいメリットがあります。

システムキッチンには次の4種類があります。

・I型キッチン

・L型キッチン

・ペニンシュラ型キッチン

・アイランド型キッチン

以下でそれぞれについて詳細に説明していますので、キッチン選びの参考にしてください。

I型キッチン

メリット・シンプルで使いやすい
・キッチン自体が直線なため幅を取らない
・他のキッチンと比べると安い
デメリット・移動距離が長くなる
・ワークスペースが狭い

シンクとコンロが横一直線になり、I型になっているキッチンのことをいいます。I型キッチンは最も有名な型であるため、多くの住宅やアパートで導入されているのです。

価格も他のレイアウトキッチンと比べると安価な傾向があります。

また、キッチン自体がコンパクトなため設置時にスペースを取らない利点もあります。

デメリットとしては「横幅を広くするとその分移動距離が長くなる」「コンパクトすぎるため調理するワークスペースが小さい」等があります。

L型キッチン

メリット・移動距離が短い
・ワークスペースが広い
・収納スペースが広い
デメリット・比較的高価である
・キッチン自体でスペースをとる
・L字の角の使用が難しい

L型キッチンとは上から見たときに、シンクとコンロがL字で設計されているキッチンです。

利用者の移動スペースが短く、調理器具も簡単に取り出せるメリットもあります。

しかし、L字の角を上手く利用できない問題があり、角の使用の仕方が重要です。

また、キッチンを設置するために広いスペースが必要なデメリットもあります。

ペニンシュラ型キッチン

メリット・リビングの幅を取りすぎない
・キッチンを設置しやすい
・コミュニケーションが取りやすい
デメリット・匂いや煙が充満しやすい
・油や水が周りに飛ぶ危険がある
・収納スペースが限られる

キッチンのどちらかの角が壁に面しており、半島(peninsula)の形になっているキッチンです。

ペニンシュラ型キッチンは「幅を取りすぎない」「オシャレに見える」等の利点があります。

このためリビングでの移動経路等を確保しやすいです。

しかし、リビングとの距離が近く、リビング全体に「水や油が飛び散りやすい」「匂いや煙が充満しやすい」等のデメリットがあります。

アイランド型キッチン

メリット・複数人で調理ができる
・閉鎖感がない
・コミュニケーションが取りやすい
デメリット・匂いや煙が充満しやすい
・高価な傾向がある
・収納スペースがかなり狭い

アイランド型キッチンは四方が壁に面しておらず、島のように周りが何も囲まれていないキッチンです。

複数人で快適に作業ができたり、キッチンでの移動が快適だったり等の長所があります。

しかし周りに壁も無いため、ペニンシュラ型よりも匂いが充満しやすいです。

また、キッチンが独立しているため吊戸棚が無く、収納スペースもかなり限られてしまいます。

システムキッチンと他のキッチンの違いとは?

システムキッチンとはシンクやキャビネット、コンロ等が1つに繋がっているキッチンのことです。

非常に扱いやすくオシャレなキッチンです。全て繋がっていてつなぎ目や段差が無いからです。

システムキッチンは非常に見栄えが良く、機能面でも申し分ないため、強い人気を誇っているキッチンになります。

一方で、他のキッチンはワークトップが一体化されていません。

実際につなぎ目や隙間、段差がシステムキッチン以外では生じてしまいます。

近年ではシステムキッチンの人気が強く、7割近い家庭で導入されていると言われているのです。

キッチンのサイズの選び方

キッチンの最適な奥行きの選び方とは?

一般的なキッチンの奥行きは60〜65cmになります。しかし、これよりも短い55cmの奥行きも設計することができます。

最適な奥行きのキッチンを設置するためには、今使用しているキッチンの奥行きを測定してみましょう。

自分で確認して自分に合った奥行きの長さを決めるのが確実だからです。

また、これからキッチンを設置する場所に対して奥行きが長すぎないかも確認しましょう。スペースに対して奥行きが長すぎて、移動経路が狭くなってしまったら、生活に支障が生じます。

自分で今使用している奥行きを測定し、1番使いやすいと思う設計にしましょう。

キッチンの最適な高さの選び方は?

キッチンの最適な高さの選び方は「利用する人の身長÷2+5cm」です。

身長160cmの女性が使用する場合は「160÷2 + 5」で85cmが最適な高さと言われています。

しかし、キッチンの高さも自分にあった高さに調整し設計するのがいいでしょう。

高さが合っていなければ腰や肩を痛める可能性があるからです。

上記の高さを目安にしてあなたが1番快適に感じるキッチンにしましょう。

システムキッチンに使われる素材とは?部位別に紹介

ワークトップシンク
人工大理石
人造大理石
天然石
ステンレス
メラミン
セラミック
タイル
ホーロー

上記の表がシステムキッチンに使用される主な素材の使用可否の一覧になります。

以下でそれぞれの部位別のおすすめ素材について詳細に紹介していますので、ぜひご覧ください。

ワークトップ

ワークトップではステンレス・人工大理石・天然石が適していますが特におすすめな素材がステンレスです。

ステンレスは衛生的にもよく、耐久性や耐水性・耐熱性にも優れている素材だからです。また、価格自体も安価な傾向にあります。

実際に多くのプロの料理人はオールステンレスの素材を使っていると言われています。

素材選びに困っている方はステンレスを選べば間違い無いでしょう。

シンク

シンクにはステンレス、人造大理石、ホーローがおすすめです。

これらの素材は傷みにくく、高級感が出て見栄えもいいからです。

シンクは水を流すので使用頻度が高いですが、耐久性が高く毎日使っても長持ちします。

この3点の中から使いやすい素材を選択するのがいいでしょう。

キッチン扉のおすすめな素材は、メラミンやホーロー・ステンレスです。

これらは衝撃に強く、調味料や油を弾く性質も持っているからです。

特にメラミンはキッチン扉にとても適している素材になります。

メラミンの欠点は色の種類が少し乏しいだけです。

したがって、キッチン扉の機能面ではメラミンがとても優れている素材になります。

おすすめのキッチン設備の選び方は?最新便利機能ついても解説

キッチンには一緒に設置してあると料理のクオリティがかなり上がる設備があります。

それが次の6箇所です。

  • 照明
  • 壁紙
  • 水栓
  • コンロ
  • ワークトップ
  • 収納器具

以下でそれぞれの設備について詳細に説明していますので、ご覧ください。

照明

画像出典:Panasonic-LED照明の紹介ページ

キッチンの照明を選ぶときは天井に埋め込むタイプであるダウンライトの照明がおすすめです。

ダウンライトであれば冷蔵庫や収納庫の開け閉めをするときに、照明とぶつかることが無く、不自由無く使用することができるからです。

実際に他の天井に吊るすタイプの照明だと、扉の開閉時に照明とぶつかってしまいキッチン利用に不快感を感じてしまいます。

したがって、照明を選ぶときはダウンライトの照明を意識するようにしましょう。

壁紙

画像出典:トクラス-壁付けキッチンの紹介ページ

壁紙は火災を引き起こさないためにとても重要です。

不燃材料の壁紙をなるべく選択するようにしましょう。不燃材料は1番火事になりにくい素材だからです。

材料の不燃効果が無くなるまでの時間は下記の表のとおりになります。

材料素材の耐熱性が無くなるまでの時間
不燃材料加熱から約20分
準不燃材料加熱から約10分
難燃材料加熱から約5分

また難燃材料は火災が起こると有毒ガスを発生させる恐れがあります。

万が一のためにも壁紙は不燃材料を選ぶのが無難です。

水栓

画像出典:Housetec-キッチン用水栓の紹介ページ

水栓には「タッチレスのセンサータイプ」、「浄水機能」、「水栓が湾曲しているグーネックスタイプ」等のさまざまな機能があります。

この中で特におすすめなのが「センサータイプ」と「浄水機能」になります。

「センサータイプ」であれば、両手が塞がっていても水道を使うことができますし、コロナ禍の現代にも非常に適しています。

また「浄水機能」付きの水栓であれば、いつでも手軽に原水と浄水を使い分けることができます。

「センサータイプ」と「浄水機能」付きの水栓を意識して選択するといいでしょう。

コンロ

画像出典:タカラスタンダード-コンロの紹介ページ

最新のIHコンロは熱している食材の温度を測定します。温度や加熱する時間を自動で調整したり、裏返すタイミングを教えてくれたりと非常に優れているのです。

グリル等を焼くときは、中まできちんと火が通っているかわからないときがあるでしょう。

しかし、最新のコンロであればそういった悩みを自動で解決してくれるのです。

そして最適な焼き加減で自動で温度を調整します。

優れたコンロを使用すれば調理の時短になること間違い無しです。

ワークトップ

画像出典:生活堂-ワークトップの紹介ページ

最新のワークトップの素材にはクォーツストーン(人造石)がおすすめです。

この素材は汚れや水をほとんど染み込ませず、耐久性が高いため器具をぶつけてもヒビや凹みが簡単にはつきません。

また、色柄のジャンルが多くデザイン性も優れているのです。

実際に近年の素材では人気が高まっています。

悩んでいましたら、ワークトップの素材に人造石を検討してみてはいかがでしょうか。

収納器具

画像出典:Panasonic-キッチン収納器具の紹介ページ

収納器具も意識すると作業の効率が劇的に変わります。

最新の収納器具には吊戸棚の高さを調整できたり、フロアキャビネットの中が収納しやすいように囲いで分別されていたり等の機能があるからです。

分別する場所が決まっていれば作業を効率化することができるでしょう。

システムキッチンの交換リフォーム費用は?

価格内容
約50万円以下・コンロや換気扇、水栓等の部分的な修繕・アパートのコンパクトキッチン等でれば 全体を修繕できる可能性あり
約51〜150万円以下・キッチン全体の工事(修繕する箇所や新しく導入する素材等により価格が上下します)
約151万円以上・キッチンの位置を移動する工事や高級な素材を使用した修繕

キッチンの交換リフォーム費用は、修繕内容によってさまざまですが、約100万円~約300万円の間でリフォームが行われることが多いです。

自分の工事がどれくらいかかるのか業者に見積もりをもらうのが1番正確です。

システムキッチンの施工事例の紹介

システムキッチンの具体的な施工事例7点を紹介します。

工事後のイメージやお気に入りのキッチンが見つかるかもしれませんので、ぜひ最後までご覧ください。

間取りや向きをリフォームしたキッチン

パナソニックで修繕したペニンシュラキッチン
リフォーム費用約120万円
施工期間5日間
リフォーム箇所キッチン・台所

キッチン変更の際に向きや間取りをリフォームしました。施工期間は5日間でリフォーム費用は約120万円です。

ペニンシュラキッチンにしたことでオシャレに見え、家族とのコミュニケーションも取りやすくなっております。

キッチンの部分リフォームにより調理のクオリティも上がりました。

ブルータイルを使用した夫婦2人で協同できるキッチン

キッチンや壁紙等を修繕したペニンシュラキッチン
リフォーム費用約123万円
施工期間2.5ヶ月
リフォーム箇所キッチン・台所、壁紙・壁、床・フローリング、和室、リビング、ダイニング

可愛いブルータイルをブラックアイアンの窓でデザインしたキッチンです。

夫婦2人で料理を楽しめるキッチンをご希望でしたので幅を広く取っています。

キッチンの他に壁紙や床、フローリング等も修繕したため全体が明るく綺麗に見えます。デザインの変更により見栄えもよくなりました。

高身長の奥様に合うように高さを変えたキッチン

玄関を一段床上げし、長い廊下に手すりを設置したキッチン
リフォーム費用約135万円
施工期間約7日
リフォーム箇所キッチン・台所

高身長の奥様に会うようにキッチンの高さをリフォームしました。

玄関を一段床上げしたり、長い廊下に手すりを設置したりしたため、快適で便利な日常生活が送れるようになっています。

完成後、お客様から「リフォームをして本当によかった」と好評を得ています。

奥様の身長に合わせてワークトップを5cm低くしたキッチン

食洗機やレンジフード、昇降式の吊戸棚を新しく設置したI型キッチン
リフォーム費用約146万円
施工期間3日
リフォーム箇所キッチン・台所、洗面台・洗面所、外構・エクステリア

白を基盤とした木目調のキャビネットに変更し、キッチンパネルも同じ色に張り替えたことで明るい印象があります。

ビルトイン食洗機を新しく取り入れたほか、レンジフードもフロントキャッチ方式で掃除が楽です。

このレンジフードのフィルターは丈夫なステンレス素材で食洗機でも洗えます。

照明を多く配置した明るい北欧モダンなキッチン

吊戸棚の扉を明るくし、照明を多く配置したL型キッチン
リフォーム費用約200万円
施工期間2023.04
リフォーム箇所キッチン・台所

吊戸棚の扉を明るくし、照明を多めに設置できるようにリフォームしました。

全体に名古屋モザイク製のタイルを貼り、窓には白のロールスクリーンを貼り付けています。

無駄な袖壁を取り除くいたことで、キッチンが広く動きやすくなっております。

明るさとデザイン性も向上しているのです。

孫が遊べるようにダイニングを広くしたキッチン

カウンターで仕切ることで収納力が上がったキッチン
リフォーム費用約250万円
施工期間2週間
リフォーム箇所キッチン・台所

仕切られていた壁を撤去し、カウンターで間仕切ったダイニングキッチンです。

窓を透明にしたことで外の景色も見れるようになり、明るさと快適性が増しています。

広い空間で料理ができるようになりました。

また、お孫様が来たときに空間を広く使うことができ、家族での食事の時間も充実するようになっています。

収納扉や壁紙を白にし上品さが感じられるキッチン

LIXILのリシェルで設計したアイランド型キッチン
リフォーム費用約248万円
施工期間1.5ヶ月
リフォーム箇所キッチン・台所、ダイニング

フローリングをホワイトオークにし、収納扉や天井・壁も白に統一しています。

上品さが感じられるのはキッチンの後ろにアクセントクロスがあるからです。

食器棚や調理家電等を3連動引き戸の大きなスペースに収めており、オシャレさが増しています。

お料理がしやすくなったキッチンで、家族全員での調理にも適しています。

キッチン選びにおけるおすすめメーカーとは?

キッチン選びのおすすめメーカーは次の3選です。

・リクシル(LIXIL)

・クリナップ

・タカラスタンダート

あなたにとって最良のメーカーが見つかるかもしれませんので、ぜひ参考にしてください。

リクシル(LIXIL)

画像出典:リクシル(LIXIL)-公式サイト

キッチン選びにおいてリクシルはとてもおすすめです。

リクシルはシステムキッチンではシェア率No.1を誇る会社であり、多くの人に支持されているからです。

収納容量や使い勝手が優れているキャビネットが特に好評で強い人気があります。

またデザインや価格が幅広いのもリクシルが人気の理由なのです。

したがって、リクシルはキッチン選びにおいてかなりおすすめになります。

クリナップ

画像出典:クリナップ-公式サイト

クリナップも、キッチン選びにおいてはとても優れています。

キッチンの材料の最もメジャーであるステンレスの質が非常に高いからです。

実際に「ステンレスと言えばクリナップ」と言われることがあるほどです。

ステンレスキャビネットや美コートシンクで構成されているSTEDIAというキッチンは、中級価格の人気キッチンランキングで1位になっています。

ステンレスに関心のある方はクリナップがいいでしょう。

タカラスタンダード

画像出典:タカラスタンダード-公式サイト

タカラスタンダードはホーローを使用したシステムキッチンが有名です。

ホーロー素材の性質は割れやすいですが、タカラスタンダードではそのデメリットを軽減しています。耐久性に非常に優れており長く利用することができるのです。

また、ホーロー性はマグネットがくっつくため、キッチンの工夫がしやすいといった評判もあります。

高品質なキッチンが利用できますので、ぜひ検討してください。

まとめ:キッチンの選び方を知って最適な暮らしを実現しよう

キッチンの選び方について理解できたでしょうか。

システムキッチンは他のキッチンと比べて調理に非常に優れています。

ワークトップやコンロ等が1つに繋がっていて使いやすいからです。また、見た目もデザインジャンルが豊富で申し分なく、さまざまなレイアウトがあり自分に合った機能を選択できます。

実際に現在はシステムキッチンが強い人気があるのです。

迷っているようでしたらシステムキッチンを検討するのがいいでしょう。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】SD住宅相談室 一級建築士事務所 花沢 雅樹

SD住宅相談室 一級建築士事務所

花沢 雅樹

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