中野区のリフォーム会社164選！事例・口コミも掲載

中野区におけるリフォームの特徴

中野区の住宅に関する理念・基本方針

中野区では「だれもが安全、安心に、そして健康に暮らし続けることができるまち・中野」を基本理念に、以下の6つの基本目標と住宅施策が推進されています。

• 多様な世帯のための住環境の整備
• 居住の安定の確保
• 健康で快適に暮らすための住環境の向上
• 安全・安心のまちづくり
• 空き家の適正管理および利活用の促進
• マンションの適正管理

参考：第4次中野区住宅マスタープラン

住宅環境を整えることに加えて、高齢者や子育て世帯などへの相談体制などの構築、サポートの充実、空き家などの管理や積極的な活用などが具体的な施策として展開されています。

中野区の景観条例にかかわるリフォームの制限

中野区では、中野区の自然資源や歴史・文化的資源を活かし、地域の活力やにぎわいを創出していくことを目的として中野区景観方針を定めています。

中野区が景観づくりを進める背景には、都市部への人口集中やライフスタイルの変化に伴う都市空間に対して求めるものの変化などが挙げられています。

中野区は東京都景観条例に準じており、神田川の区域及び神田川の両端からそれぞれ30ｍの陸上の区域を合わせた部分は「神田川景観基本軸」に、その他の区域は「一般地域」に位置づけられ、一定規模を有する建築物の新築、増築、改築若しくは移転、外観を変更する修繕等に届出義務と行為の制限が設けられています。

参考：中野区景観方針

中野区の地震の危険度や被害予想

東京都都市整備局では地震による、建物の倒壊危険度や火災危険度などの危険性のレベルをエリアごとに確認することができます。

危険性は、危険性が低いとされるランク1から危険性が高いランク5までで評価されています。

中野区においては、ほぼ全域でランク1〜3のエリアが広がっており、地震における建物の倒壊危険性や火災危険性はやや低い傾向にあることが読み取れます。

参考：東京都都市整備局 – 地震に関する地域危険度測定調査

中野区の掲げる耐震化への取り組みと現状

2020年度末の中野区の調査によると、中野区の住宅における耐震化率は90%とされています。

参考：中野区耐震改修促進計画

耐震化率の向上には所有者自らが取り組むべき問題という意識を高めることが大切だとし、普及啓発の推進や相談体制の強化などに取り組んでいます。

また耐震診断や耐震改修等についての助成、マンションの耐震化を進めていくために管理組合等に対する普及啓発活動や支援体制の強化なども重点的に行われています。

中野区で定められている防火地域のリフォームの制限

中野区では全域が防火地域、または準防火地域に指定されています。

火災の被害が起きやすい地域や、火災を防ぐために予防しなければならない地域は防火地域、準防火地域として定められています。

防火地域内の建物は、延べ床面積が100㎡以下の小規模なものを除き、耐火建築物にする必要があります。

準防火地域は防火地域の外側の地域に指定されることが多く、防火地域よりも制限は緩やかになっています。

準防火地域では、延べ床面積が1,500㎡以上、4階以上の建物の場合には耐火建築物、延べ床面積が500㎡から1,500㎡、3階までの建物の場合には、耐火建築物または準耐火建築物にする必要があります。

延べ床面積が500㎡以下で、建物の高さが1〜2階の場合には特に規制はありません。

参考：中野区用途地域図

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

中野区の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、練馬区が属する東京都からは1,885件の住宅リフォームに関する相談が寄せられました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022

中野区では、商品やサービスなどの契約における業者とトラブルなど、消費生活に関する消費者と事業者のトラブルについて相談することができる中野区消費生活センターを設置しています。

原則として相談できるのは被害にあった本人ですが、やむを得ない事情の場合には代理人の相談でも受け付けてもらえます。

まずは、電話で一度相談してみるといいでしょう。

参考：国民生活センター

中野区の住宅データ

中野区の人口は2022年12月時点の中野区の調査によると、約333,000人とされています。

参考：中野区-世帯と人口

中野区が属している東京都の持ち家率については、総務省統計局による2018年時点の住宅・土地統計調査によると、45%となっており、同年度の持ち家率の全国平均が61.2%であることを考慮すると、東京都の持ち家率は低めであることが分かります。

参考：総務省-情報統計局-平成30年住宅・土地統計調査

また中野区の属している東京都で最も新築の建築数が多かった年について、2022年1月に更新された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1990年から2021年の間で1990年が最も多く、221,686戸が建築されました。

参考：国土交通省 – 建築着工統計調査報告