リフォーム費用、詳しくは金額をクリック!
部位別に費用相場を見てみましょう。
目次
キッチンリフォームの費用相場
システムキッチンのリフォーム費用相場は65万~130万円です。詳細は以下の通りです。
※システムキッチンとは、作業台・シンク・コンロ・収納が一体になったキッチンを指します。
グレード | 費用 |
スタンダード | 65万〜90万円 |
ミドル | 85万〜100万円 |
ハイ | 105万〜130万円 |
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グレードが高いほど標準仕様の機能が豪華になり、選べるオプションの数も増えます。
システムキッチンのリフォームには、解体工事・取り付け工事・配管工事・電気工事・諸経費が必要となり、合計で15万〜20万円がかかります。
諸経費とは、設備の運送費用や工事を行なうための現場管理費用などのことで、工事費用の9%〜15%が一般的です。
以下は、システムキッチンのオプション機能の一例です。
オプション | 費用 |
食洗器 | 約30万円 |
浄水器付き水栓 | 約3万円 |
レンジフード (吊り天井タイプ) | 約3万円 |
システムキッチンのリフォームについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
お風呂リフォームの費用相場
お風呂場のリフォームとしては、浴室のユニットバスリフォームのほか、脱衣所の洗面台リフォームや、シャワールーム設置リフォームなどがあります。
>>>お風呂のリフォームの費用は、こちらの見積もりシミュレーションで把握できます!
ユニットバスのリフォーム費用
ユニットバスのリフォーム費用相場は95万~165万円です。詳細は以下の通りです。
グレード | 費用 |
スタンダード | 約95万円 |
ミドル | 約115万円 |
ハイ | 約165万円 |
ユニットバスのリフォームには、既存浴室の解体・ユニットバス取り付け・給排水管工事・電気配線工事・換気扇工事・浴室ドア周辺の補修工事・防水処理・産廃処分が必要となり、合計で約35万円が本体価格に上乗せされます。
既存浴室が在来工法タイプの場合、約10万円ほど割高になることが多いです。
以下は、浴室のオプション機能の一例です。
オプション | 費用 |
浴室暖房乾燥機 | 約30万円 |
ミストサウナ | 約20万円 |
断熱天井 | 約5万円 |
LED照明 | 約2万円 |
浴槽素材交換 | 約10万円 |
ジェットバス | 約20万円 |
ユニットバスの価格・交換についてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
洗面台のリフォーム費用
洗面台を交換する時は、洗面台の本体価格に加え、洗面台の取り付け工事費用のほか、必要に応じて、脱衣所の内装リフォーム費用も加わります。
>>>洗面台のリフォームについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
洗面台の本体価格
洗面台にもキッチンやお風呂と同様、グレードが存在しますが、洗面台の本体価格は主に、機器の幅で決まります。洗面台は鏡のサイズや収納のタイプ、照明の数などによっても価格が変動します。
サイズ | 費用 |
600mm | 5万〜10万円 |
750mm | 7万〜15万円 |
900mm | 10万〜30万円 |
洗面台の取り付け費用
洗面台の取り付けには、・既存洗面台解体処分・洗面台取り付け・給排水管工事・電気配線工事が必要で、合計すると約10万円です。
洗面台の追加費用・オプション
床の補修や壁クロスの張替えといった内装工事を行う場合は、10万〜20万円の追加費用が必要になることがあります。
オプション | 費用 |
LED照明 | 約2万円 |
ツインラインLED照明 | 約5万円 |
鏡の曇り止め機能 | 約1万円 |
収納扉をスライド引出しに | 約1万円 |
洗面ボウルを人造大理石に | 約2万円 |
間口のサイズアップ | 約2万円 |
シャワールームの設置費用
シャワールームとは、シャワーと洗い場のみが付いたスペースのことで、浴室以外のスペースに単体で設置することができます。シャワールームの価格は15万~50万円です。
ほとんどのシャワールームは、幅90cm×奥行90cm×高さ200cmサイズが一般的です。幅が150cm近い大きいタイプになると、約80万円の価格になることもあります。
・簡易組み立てタイプ:15万円
・ユニットタイプ:30万円〜50万円
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シャワールームの取り付け費用は、単独で設置できる据置タイプであれば、10万円前後の価格に収まります。そのため、リフォーム費用は40万〜60万円となります。
一方、壁に組み込むユニットタイプのように、シャワールームを設置するスペースが必要なものになると、壁の新設費用や内装工事が約10万円追加で発生し、50万〜70万円のリフォーム費用となります。
シャワールームのリフォームについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
トイレリフォームの費用相場
トイレのリフォームは、約20万円が費用相場です(洋式トイレ単体の交換の場合)。
ただし、トイレスペースがない箇所に新たに増設するリフォームでは、複数の追加工事が発生するため、費用も高額になる可能性があります。
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和式トイレから洋式トイレへのリフォーム費用
既存のトイレが和式の場合、便器の処分費用や床工事など、多くの工事費用が発生します。
和式トイレは通常、トイレの中に設けられた段差の上に取り付けられています。この段差を解消し、床を張り替えるための工事に、7万〜10万円の費用が発生します。
トイレの増設費用
トイレがないスペースに、新たにトイレを増設する時は、内装工事の有無によって費用が変動します。
壁を解体・新設して新たにトイレスペースを作る場合は、内装工事費用として、20万〜40万円が発生し、リフォーム費用は合計で30万〜50万円となります。
2階に既に洗面所などがあり、その近くにトイレを設置する場合は給排水管の延長工事や防水工事も最小限で済みますが、新たに手洗い場も新設する場合は、約10万円のリフォーム費用が追加で発生します。
ウォシュレットの取り付け・交換費用
洋式トイレに新たにウォシュレットを取り付ける場合は、機器の価格として、5万〜7万円が必要です。
脱臭機能や、ノズルの自動洗浄機能、節電機能など、メーカーによってウォシュレットの特徴が異なりますが、既存のトイレに合うサイズかどうかを確認したうえで選ぶよう注意が必要です。
また、ウォシュレット付きトイレの機器の交換であれば、工事費用は機器の交換費用約1万円のみで済みます。
しかし、既存のトイレにウォシュレットを新たに取り付ける場合は、電気配線工事やノズルの配管工事が必要となり、合計で2万~3万円の工事費用が発生します。結果、ウォシュレットの取り付け費用は、以下のようになります。
リフォーム内容 | 費用 |
交換 | 6万~10万円 |
取り付け | 7万~11万円 |
ウォシュレットの取り付けについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
トイレのリフォームについてはこちらの記事でも詳しく解説しています
水回りリフォームの費用相場
リフォームにおける「水回り」とは、キッチン・お風呂・洗面台・トイレの4つの設備を指します。
これら4つの設備は、同じタイミングで故障しやすいため、まとめてリフォームが行われることも多く、定額制のパック型リフォームを用意しているリフォーム会社もあります。
水回りのリフォームについてはこちらの記事でも詳しく解説しています
水回りのリフォームパックの費用
リフォームパックには「4点リフォームパック」と「3点リフォームパック」があります。
4点リフォームパックの費用相場は、100万~250万円です。これは、キッチン・お風呂・洗面台・トイレをすべて行うリフォームのことです。
3点リフォームパックの費用相場は、50万~100万円です。リフォーム会社によって扱う水回り商品の種類が異なりますが、ほとんどの場合、キッチンとお風呂はセットに含まれており、洗面台とトイレのどちらか1種類が含まれます。
マンションのリフォームパックでは、戸建て住宅用のプランに比べると、費用相場が10万~50万円安くなる傾向にあります。
水回りのリフォームパックについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
水回りの修理費用
水回りの修理には、以下のようなものがあります。
・機器の交換
・排水管工事
・水漏れ補修
壊れてしまったお風呂やキッチンを交換する場合は、先ほど解説した、それぞれの交換費用が必要です。
排水管の不具合が生じた場合は、配管の接続不良や詰まりの解消など、簡易な工事や清掃で済むものであれば、約5千円で解消することができます。
水洗金具の経年劣化や、パイプの破損など、機器そのものの破損によって水漏れが起きている場合は、1万~3万円の費用になることもあります。
水回りの移動リフォームの費用
水回り設備の移動リフォームの費用相場は、40万~250万円です。具体的には以下のとおりです。
※給排水管を延長することができない場合は、リフォームを行うことができません。
リフォーム箇所 | 費用 |
キッチン | 40万~220万円 |
浴室 | 100万~250万円 |
トイレ | 30万~80万円 |
洗面台 | 20万~70万円 |
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水回りの移動リフォームについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
クロス張替えリフォームの費用相場
壁紙の張替え費用
壁紙のクロスの張替え費用は、約2,000円/㎡が相場です。なお、クロスの価格と施工費用を合算したものです。
オーソドックスなビニールクロスであれば、1,000~1,500円/㎡で張替えることができます。
一般的な8畳の部屋であれば、約5万円で張替えができます。
撥水加工の紙クロスや輸入クロス、不織布の布クロスなどになると、最低でも2,000/㎡が相場で、8畳の部屋に施工した時の費用は約10万円です。単価の差がわずかでも、全体に施工した時は大きな差が生じるため注意が必要です。
トイレのクロスの張替え費用
一般的なビニールクロスは約1,000円/㎡、撥水加工タイプのクロスは1,500~2,000円/㎡が、施工費用の相場です。
約1畳の平均的なトイレであれば、約4万円が施工費用の相場ですが、カウンターや手洗い場が設けられているような、2畳前後の広いトイレは、5万~7万円の張替え費用になることもあります。
トイレのクロスの張替えについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
天井のクロスの張替え費用
クロス張替え費用の相場は、1,000~2,500円/㎡です。
一般的な天井の広さは、8畳の部屋で約13平方メートルです。天井のみを張り替える場合は、1万5,000~3万円のリフォーム費用となります。
ただし、工事費用が約3万円以下になる場合は、施工費を一律2万円としているリフォーム会社もあります。天井のクロス張替えは、できるだけ壁とセットで行うと良いでしょう。
天井のクロスの張替えについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
床リフォームの費用相場
床には、フローリングや畳など、部屋によって張られる部材が異なります。また、張る部材の種類によってもリフォーム費用が異なります。
床の張替えリフォームについてはこちらの記事でも詳しく解説しています
フローリングの張替え費用
フローリングの張替え費用は、3,000~4,000円/㎡が相場です。なお、天然の木材でできた無垢フローリングになると、5,000~7,000円/㎡と、少々高額になります。
オーソドックスなフローリング材で、16畳の床を張り替える場合、施工面積は約26平方メートルですので、張替え費用は8万~10万円となります。
既存のフローリングを剥がさず、新しい部材を上から張る「重ね張り」工法を選ぶことも可能です。廃材処分費用が発生せず、手間賃も少ないため、張替えに比べると約1万円割安になります。
フローリングの張替えについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
畳からフローリングへのリフォーム費用
畳の部屋をフローリングにリフォームする場合は、8万~13万円が費用相場です(6畳の和室)。8畳なら10万~18万円です。
フローリングを張る費用のほか、畳の処分費用も発生します。また、畳を撤去した分、床が低くなるため、下地の造作リフォームも発生します。
オプション | 費用 |
畳の処分 | 1,000~3,000円/㎡ |
フローリング張替え | 3,000~7,000円/㎡ |
床下地造作 | 8,000~1万2,000円/㎡ |
畳からフローリングへの張替えについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
トイレの床材張替え費用
約1畳のトイレの場合、クッションフロア張替えリフォームの費用相場は、2万~6万円です。
クッションフロアの張替えそのものは、約3,000円/㎡です。既存の床材の処分費用として約1万5,000円、トイレスペースに合わせてクロスを加工する費用や養生費用などが追加されます。
水気や汚れに晒されるトイレは、無垢の木材やカーペット等は適さず、クッションフロア・タイル材など、耐水性のある床材を使います。
タイル材はクッションフロアよりも部材価格が割高で、2万~4万円/㎡ほど費用が高くなります。
約1畳なら、6万~10万円ほどの予算を準備しておくと良いでしょう。
トイレの床の張替えについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
窓リフォームの費用相場
窓のリフォームは、単純にガラスやサッシ、網戸などを交換するだけではなく、二重窓にして断熱性を高めたり、開口部を増設して通気性を高めたりする目的で行われることもあります。
窓のリフォームについてはこちらの記事でも詳しく解説しています
二重窓の取り付け・リフォーム費用
二重窓へのリフォーム費用は、窓1カ所につき7万~12万円です。ただし、リビングの掃き出し窓などサイズが大きい窓になると、12万~17万円となります。
二重窓とは、開口部にサッシが2つ重なっている窓のことで、窓と窓のあいだに空間ができることによって、高い断熱性を発揮します。二重窓には、既存の窓枠を残したまま取り付けできるタイプがあり、工事費用を最小限に押さえることができます。
ただし、1カ所の窓を二重にしただけでは、大きな断熱効果は期待できません。
複数の窓取り付けを同時に行った方が、運賃や大工の人件費などの施工費用がまとめられ、値引きも期待できます。複数箇所まとめてリフォームするのがおすすめです。
内窓・二重窓の取り付けリフォームについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
網戸の張替え・取り付け費用
既存の網戸を新しいものに張り替える場合、1枚あたり1,000~4,000円が費用相場です。掃き出し窓に取り付けるものなど、大きな網戸になるほど価格は高額になります。
なお、総リフォーム費用が1万円以下の場合は、現場出張費を別途請求されることがあります。できるだけ複数箇所の網戸をまとめて交換した方が良いでしょう。
また、網戸がない窓に新たに取り付ける場合は、サッシの枠に網戸の枠が必要になるため、サッシごと交換しなければなりません。
網戸の取り付けが可能なサッシに交換する場合は、10万~25万円の費用が必要になります。
網戸の張替え・取り付けについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
窓の後付け・増設リフォームの費用
部屋に窓を増設工事は、窓1カ所の増設につき12万~25万円が費用相場です。窓の本体価格、取り付け費用のほか、壁の解体工事が含まれます。掃き出し窓などサイズが大きい窓を増設する場合は、約5万円ほど割高になります。
注意点として、新たに窓を増設すると、壁の耐久性が落ちることがあります。
家の壁のうち、窓にできる割合は決まっていますので、リフォーム前に設計を確認して家の耐久性が失われないことを確認しなければなりません。
窓の後付け・増設リフォームについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
外構リフォームの費用相場
外構とは、玄関や庭、カーポートなど、屋外設備のことを指します。エクステリアと呼ばれることもあります。
外構のリフォームについてはこちらの記事でも詳しく解説しています
フェンスのリフォーム費用
全長6mのアルミフェンスであれば、リフォーム費用の相場は8万~15万円です。支柱の埋め込みが発生しない据え置きの木製フェンスであれば、5万円以下に収まることもあります。
(フェンスは風の抵抗を受けやすく、倒壊によってケガや事故の恐れがあります。しっかり支柱をコンクリートで支えておくと良いでしょう。)
フェンスは部材の素材によって本体価格が異なります。
素材 | 費用 |
アルミ系 | 2万~4万円 |
木製 | 約3万円 |
また、取り付けには支柱1カ所につき5,000~2万円の工事費用と、フェンスの組み立てやカットに約2万円の費用が加わります。
そのほか、既存のフェンスに塗装する場合は、塗装費用に加えて、周辺の養生費用や、フェンスの汚れや錆びを落とす作業が発生します。
フェンスの塗装費用の相場は、約6mのもので6万~8万円ですが、古い金属製フェンスの場合、サビが本体の深部まで達していると、塗装前の下地処理が大規模になり、リフォーム費用も高額になってしまうことがあります。
塗装前の処理が高額になる場合は、フェンスごと交換するリフォームも検討するとよいでしょう。
フェンスのリフォームについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
カーポートのリフォーム費用
カーポートの商品価格相場は、1台用で約30万円です。車の収容可能台数が増えるほど、高価格になります。
また、遮熱仕様の屋根に変更した場合は、プラス1万~20万円のオプション費用が加わります。
さらに、カーポートを新たに設置する場合は、設置箇所の地面がコンクリートか否かで費用が異なります。
コンクリート地面にカーポートを設置する場合、カーポートの支柱を埋めるために、コンクリートに穴を開けるはつり工事を行わなくてはなりません。
また、駐車場にコンクリートがない場合は、コンクリート打設工事が必要です。コンクリート打設は、約2万円/㎡が相場ですが、広範囲にコンクリートを打設する場合は、コンクリートの割れを防いでおかなくてはなりません。
割れ防止の方法としては、草目地や砂利目地などを追加する方法があります。草目地は約3,000円/㎡、ピンコロ目地は約6,000円/㎡が相場です。
カーポートのリフォームについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
玄関アプローチのリフォーム費用
約10平方メートルの玄関アプローチであれば、基礎工事費用も含めてリフォーム費用相場は約20万円です。
※玄関アプローチとは、門から玄関までの通路の部分を指します。
玄関アプローチをタイル張りにする場合は、約1万5,000円/㎡が相場です。レンガを敷き詰める場合は、水平に施工する手間がタイルよりもかかるため、約3万円/㎡が費用相場です。
玄関アプローチのリフォームについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
庭リフォームの費用相場
庭では、ウッドデッキを設置したり、一面を芝生や砂利にしたり、コンクリート敷きにしたりするリフォームを行うことができます。
庭のリフォームについてはこちらの記事でも詳しく解説しています
ウッドデッキのリフォーム費用
ウッドデッキを設置する費用相場は、20~30万円です。
ウッドデッキの本体価格相場は、15万~20万円です。現在、住宅用で一般的に使われるデッキは、雨水や汚れに強い人工木タイプのウッドデッキです。
一方、天然の木材を使用したウッドデッキは、約2万円/㎡で設置することができますが、傷や汚れ、雨水に弱く、メンテナンスの頻度が高いため、一般住宅に設置されることは少なくなりました。
ウッドデッキを新たに設置するためには、本体価格に加えて、デッキを設置する基礎工事が発生します。取り付け費用は、5~10万円ですが、ウッドデッキが大きなものになるほど、支柱設置工事が増えるため、費用は割高になります。
ウッドデッキのリフォームについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
人工芝生や砂利を使った庭リフォームの費用
芝生は、大きく分けると天然芝と人工芝の2種類があります。
天然芝は、約3,000円/㎡で施工できます。庭に敷いた後も成長し続けるため、維持管理のため芝刈りや水やりといった手入れが必要になります。
人工芝の施工費用は約6,000円/㎡です。天然芝の2倍です。樹脂で作られた、芝のような素材です。枯れることがなく、耐久性も高いため、長持ちさせることができますが、
手入れの頻度が少ない素材を希望するのであれば、砂利を敷き詰めるという選択肢もあります。
庭に砂利を敷き詰める場合は、約4,500円/㎡の施工費用が発生しますが、玉砂利などデザイン性が高い素材を選ぶと、費用が約1.5倍ほど割高になります。
庭を人工芝生や砂利にするリフォームについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
庭にコンクリートを打設するリフォーム費用
庭にコンクリートを打設する場合は、約7,000円/㎡の費用が発生します。この金額には、コンクリートの価格と施工費用が含まれています。
約20平方メートルの庭にコンクリートを打設するのであれば、約14万円という計算になります。
そのほか、全く整地されていない土地であれば、下地調整費用が発生し、残土処分費用も高額になるため、約5,000円/㎡の追加費用が発生します。
庭をコンクリートにするリフォームについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
外壁リフォームの費用相場
外壁のリフォーム方法は、外壁材の交換と、外壁への塗装の2つに分かれます。
あるいは、外壁の断熱性能を高めるリフォームが行われることもあります。
外壁塗装・外装リフォームについてはこちらの記事でも詳しく解説しています
外壁の張替え・塗替え費用
外壁の張替えには、新たに外壁材を張る費用と、既存の外壁材を撤去処分する費用が必要です。
なお、外壁材は種類ごとに費用相場が異なります。
外壁の素材 | 費用 |
窯業系サイディング材 | 約4,000円/㎡ |
金属系サイディング材 | 約6,000円/㎡ |
ガルバリウム鋼板 | 約5,000円/㎡ |
トタン | 約3,000円/㎡ |
タイル材 | 約9,000円/㎡ |
外壁材の施工以外に発生する工事の単価は、以下の通りです。
工事内容 | 単価 |
足場設置 | 約1,500円/㎡ |
養生 | 約300円/㎡ |
既存外壁材撤去 | 約2,000円/㎡ |
約100平方メートルの外壁を窯業系サイディング材に張替えた場合、リフォーム費用は約80万円です。
外壁の張替え・塗り替えについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
サイディング外壁の塗装費用
サイディング材は価格が比較的安価で、かつ施工性も高く、デザインやカラーも豊富なため、一般住宅で主流の外壁材です。
サイディング材を長持ちさせるためには、約10年に1度、表面の塗装リフォームが必要です。
塗装工事は、使用する塗料のグレードと、外壁材の状態によって費用が異なります。
塗料には、以下4種類のグレードが存在します。ハイグレードな塗料になるほど施工費用が高くなりますが、その分、耐久性も高くなります。
素材 | 費用(概算) | 耐用年数 |
アクリル | 2,000円/㎡ | 5~8年 |
ウレタン | 3,000円/㎡ | 8~12年 |
シリコン | 5,000円/㎡ | 12~15年 |
フッ素 | 6,000円/㎡ | 15~20年 |
これらの塗装費用に対し、足場の設置費用、養生費用、高圧洗浄費用、下地調整費用などが加わって、塗装リフォームの総費用となります。
・足場設置費用:約1,500円
・養生費用:約300円
・高圧洗浄費用:約200円
・下地調整費用:約1,000円
例えば、住宅の平均的な外壁面積は100~120平方メートルです。この大きさの外壁に、シリコン塗料で外壁塗装リフォームを行うと、総費用は80万~96万円と推測することができます。
なお、サイディング外壁を塗装する時は、外壁材の点検も同時に行われます。サイディング外壁の点検として最も多いものは、目地に使われているコーキングの打替えです。
コーキングとは、サイディング材同士の目地に充填する、ゴム製の部材のことです。コーキング、またはシーリングと呼ばれ、外壁材よりも劣化が早く、約5年に1度は点検が推奨されています。
コーキングの打替えは、1カ所あたり約1,000円が相場です。
サイディング外壁の塗装についてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
外壁の断熱リフォーム費用
外壁の断熱には3種類の方法があり、施工費用の相場は3,000~8,000円/㎡です。
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「断熱塗装リフォーム」は、断熱性の塗料で外壁表面を塗装するもので、3,000~6,000円/㎡の費用が発生し、足場設置費用などが加わります。
「充填断熱工法」は、屋内側の壁に断熱材のグラスウールを吹き付けたり、断熱パネルを敷き詰めたりするもので、施工費用は、内装工事も含めると、約5,000円/㎡が相場です。
屋内の内装をいったん剥がす工事も必要になります。
「外張り断熱工法」は、外壁材を一度剥がし、外側から断熱材を施工するもので、約8,000円/㎡が相場となっており、断熱リフォームの中では最も高額です。
外壁全体が断熱材で包まれるため、より強固に家の温かい空気が外に逃げにくくなります。
外壁の断熱リフォームについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
屋根リフォームの費用相場
屋根は、家の中でも特に、紫外線や熱、雨や風などによるダメージが蓄積されやすい箇所です。
屋根材や屋根塗装の劣化、雨漏りなどが起きていたり、断熱性を向上させたい場合は、屋根のリフォームを適宜行うことで、家の耐久性を大きく高めることができるでしょう。
屋根のリフォームについてはこちらの記事でも詳しく解説しています
屋根の瓦の葺き替え費用
日本瓦の屋根は、非常に耐久性の高い屋根材ですが、時が経てば瓦の割れや剥がれなどが目立つようになります。
屋根材全体を交換するリフォームのことを「葺き替え」と言います。
日本瓦から日本瓦に葺き替える場合、既存の瓦の処分費用と、新しい瓦の施工費用で、高額なリフォームとなります。
日本瓦の施工費用は、約9,500円/㎡です。さらに、既存の屋根瓦の処分費用、足場設置費用、屋根下地調整費用などが加わります。
約80平方メートルの屋根であれば、日本瓦への葺き替え費用は、約150万円がリフォーム費用の相場になります。
日本瓦を別の屋根材に葺き替えると、約10年に1度、屋根材の塗装リフォームが必要になります。
屋根の瓦の葺き替えについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
屋根の断熱リフォーム費用
「断熱」とは、熱の移動をカットするはたらきのことです。似た用語に「遮熱」がありますが、こちらは熱を防ぐ働きのことで、断熱とは意味が異なるので区別が必要です。
屋根の断熱には、屋根の外側から行うものと、屋根の内側から行うものの2種類があります。
屋外から行う断熱リフォームとしては、断熱塗装を40万~60万円、断熱性の高い屋根材に葺き替えるリフォームを50万~250万円で行うことができます。なお、金額は平均的な約90平方メートルの屋根を想定しています。
また、屋内から行う断熱リフォームは、15万~50万円で、屋根の裏側に断熱材を充填する作業が行われます。
屋根の断熱リフォームについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
屋根の防水リフォーム費用
スレート屋根や瓦屋根には、屋根材の下に「ルーフィング」と呼ばれる防水シートが敷かれています。
このルーフィングが破れてしまうと、いくら上等な屋根材や屋根塗料で表面をカバーしても、雨漏りに繋がってしまいます。
ルーフィングを張り替える費用は、1,000~2,000円/㎡ですが、屋根材をいったん剥がす費用や現場管理費用などが発生するため、20万~30万円の予算を立てておくと良いでしょう。
屋根の防水リフォームについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
天井リフォームの費用相場
天井には、屋根裏からのホコリや虫が室内に入らないようにする役割があります。必要に応じて天井のリフォームを行なうことによって、より快適な住まいを手に入れることができるでしょう。
天井のリフォームについてはこちらの記事でも詳しく解説しています
点検口の取り付け費用
天井に点検口を設置する費用は、1カ所につき3万~5万円が相場です。これは、点検口本体の価格や、天井の穴開け工事費用などを含めた総費用です。
点検口のサイズアップを行うと、1万~3万円追加されます。
点検口の取り付けについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
天井を高く・低くするリフォーム費用
天井の高さを変更するリフォームの費用は、約30万円前後が相場です。
また、天井を取り払い、吹き抜けにする場合は、150万~200万円が必要になります。
住宅の居室の天井高さは、210cm以上確保することが、建築基準法で定められています。天井の高さが210cmよりも低くなる場合や、吹き抜けにして延床面積が減少する場合は、建築確認申請の提出が必要になり、10万~20万円の追加費用が発生します。
天井の高さ変更リフォームについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
ダウンライトの取り付け費用
ダウンライトの設置費用は、1カ所につき約1万2,000円が相場です。調光機能や人感センサー付きの機器は、0.1~1.5万円ほど割高になります。
天井の空きスペースにダウンライトを追加する場合、内装工事・電気配線工事・本体価格が必要です。
ダウンライトの取り付けについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
進化する塗料市場で屋根外壁を守る
屋根や外壁用塗料の施工費は、2,000~4,000円/㎡です。
日光などの刺激から守るだけでなく、遮熱やセルフクリーンなどの多機能が搭載されています。
また、ラジカル塗料と呼ばれるコストパフォーマンスに優れた塗料も人気です。アクリル樹脂やシリコン樹脂をベースに、高耐候酸化チタンや光安定剤を配合しており、長い耐用年数を実現しています。耐久性が高く汚れが付きにくいだけでなく、施工も簡単です。
玄関リフォームの費用相場
玄関は家族が毎日出入りする空間です。また、玄関はお客様を最初にもてなす空間でもあります。
明るく開放的で、収納も充実した玄関を手に入れることによって、家での暮らしもより快適にすることができます。
玄関のリフォームについてはこちらの記事でも詳しく解説しています
玄関扉を引き戸にする費用
玄関ドアの引き戸へのリフォームは、20万~40万円で行うことができます。
玄関ドアをスライドドアにする際には、壁を壊してスペースを新たに作らないといけない場合があり、別途工賃が10万~50万円かかります。
玄関ドアを引き戸にするリフォームについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
玄関への風除室の設置費用
シンプルな風除室を設置する場合、約15万円がリフォーム費用の相場です。
ただし、建物の角を利用して設置する「L型」は約20万円、3面ガラス張りの「C型」を設置する場合は約40万円のリフォーム費用になることがあります。
玄関屋根・庇の後付け費用
玄関屋根は、簡易な庇タイプであれば、3万~10万円で後付けすることができます。雨の日、玄関ドアを開けるたびに手元や足元が濡れずに済みます。
玄関の屋根・庇の後付けについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
階段リフォームの費用相場
階段は上手く利用することによって、収納量アップや家事の快適さ向上などをもたらす効果がありますが、家の耐久性に深く関わる設備でもありますので、リフォームの前に、しっかり耐久性を確認しておきましょう。
階段のリフォームについてはこちらの記事でも詳しく解説しています
階段下の収納の設置費用
階段下がデッドスペースになっている場合は、収納として再利用することができます。
背の低い小物を入れる、観音開き扉の簡易な収納であれば、5万~10万円で取り付けが可能です。
手すりの設置費用
手すりは、1.5万~2.0万円/mが取り付け費用の相場です。そのほか、手すり設置のために設置箇所の補強工事が発生することもあるため、約6mの手すりであれば、10万~15万円が費用相場となります。
階段の位置を変える費用
階段の位置変更は、2つの方法があります。
1つ目は、既存の階段をいったん解体し、別の場所に流用するリフォームです。こちらは40万~50万円で行うことができます。
もう1つは、既存の階段を撤去・処分し、新たに別の階段を設けるリフォームです。この場合、上記の方法に対し、廃材処分費用として約8万円が追加され、新しい階段の部材価格も必要になります。
階段部材は15万~20万円ですので、新しい階段を1から作るリフォームは、60万~80万円の費用が必要です。
階段の位置変更リフォームについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
フルリフォームの費用
フルリフォームとして行われるものには「リノベーション」と「スケルトンリフォーム」があります。両者には厳密な違いはありませんが、スケルトンリフォームは、基礎と構造体以外のすべての設備を解体するという特徴があります。
これらの仕分けについては建築基準法上の定義はなく一般的な総称です。
また、元の建物を再利用するフルリフォームに対し、建物を構造体ごと全て解体し、新しく立て直す「建て替え」もあります。
この項目では、それぞれの工事内容や費用を、建物タイプごとに比較しています。
建物タイプ別のリノベーション費用
リノベーションとは、再生、つまり「建物に新しい価値を与える」ことです。
設備の交換や不具合の修理など、単に元に戻すだけのリフォームに対し、間取り変更などによって、建物の使い方を大きく変える工事などをリノベーションと呼ぶことがあります。
リノベーションについてはこちらの記事でも詳しく解説しています
マンションリノベーションの費用
約7坪のワンルームマンションのリノベーションは、300万~600万円が費用相場となっています。
一方、部屋数が多い、約21坪の3LDKマンションでは、間取り変更工事を行うことも多いため、リノベーション費用は700万~1,200万円となります。
マンションのリノベーションについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
戸建て住宅リノベーションの費用
戸建て住宅のリノベーション費用は、700万~1,000万円が中心価格帯です。
この費用には、間取り変更のための内装工事のほか、水回り設備の交換費用などが含まれます。
屋根や外壁にも手を加える場合は、追加費用が必要になります。
追加工事もすべて行った場合のリノベーション費用は、1,500万~2,000万円になることもあります。
戸建て住宅のリノベーションについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
古民家リノベーションの費用
現在の建物とは造りが異なる古民家は、大きな内装工事が発生します。
さらに、建築面積が広いものが多く、解体する廃材の量も増え、断熱改修工事や耐震補強工事も行わなければなりませんので、リノベーション費用は高額になります。
古民家リノベーションの費用相場は、2,000万~3,000万円が相場となっています。
古民家のリノベーションについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
建て替えとフルリフォームの費用比較
フルリフォームの費用は、1,300万~2,000万円が相場です。
外装や外構に手を加えなければ、1,500万円以下で行えることがあります。
また、建物の保存状態が良く、再利用できる設備が多く残っていれば、1,000万円以下のローコストリフォームも可能です。
フルリフォームが2,000万円を超えるパターンとしては、屋根や外壁の張替えを行うケース、外装・内装の8割以上を解体するような大規模なケース、建物全面に耐震・断熱改修が必要なケースなどが考えられます。
一方、建て替えの費用は、1,500万~2,300万円が相場となっており、フルリフォームに比べると割高です。
理由として、建て替えは元の建物をすべて解体するため、解体・撤去費用が発生すること、建物をいったん無くし、新たに建てるために建築確認申請費用が発生することなどが挙げられます。
建て替えとリフォームの費用比較についてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
スケルトンリフォームの費用
先ほども軽く触れましたが、スケルトンリフォームとは、建物の構造体のみを残し、水回り設備や内装、間仕切り壁などをすべて撤去し、新たに作り替えるリフォームのことです。
マンションのスケルトンリフォーム費用
マンションで行われるスケルトンリフォームは、500万~1,500万円が費用の相場となっています。
高額なリフォームになりにくい理由として、一戸建てに比べて解体する設備が少なく、さらに屋根や外壁、窓やベランダなどの共用部に手を加えられないことなどが挙げられます。
なお、中古マンションを購入する費用は上記の金額には含まれていません。
マンションのスケルトンリフォームについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
戸建てのスケルトンリフォーム費用
マンションに比べると自由にプランニングが行える戸建て住宅は、スケルトンリフォームの費用も、600万~1,800万円と割高になります。
600万~1,000万円で行えるのは、面積が小さい平屋や、狭小住宅などが多く、約40坪の2階建て住宅では、約1,000万円に押さえることは難しいと言えるでしょう。
また、中古の戸建て住宅を購入し、スケルトンリフォームを行う場合は、物件購入費用が加わって、1,500万~4,000万円の高額な費用が必要になることがあります。
戸建てのスケルトンリフォームについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
目的別のリフォーム費用
リフォームは、不具合の修理や壊れた設備の交換だけではなく、ある一定の目的のために行われることがあります。
耐震リフォームの費用相場
耐震リフォームは、50万~150万円の費用が発生します。耐震補強工事の費用と、建物の耐震性を調べる耐震診断費用を合算した金額です。建物の強度や素材ごとに、様々な工法がします。
既に補強が十分行われている家であれば、補強金物を部分的に取り付ける、約20万円の工事で済むこともあります。
しかし、建物全体に補強が必要な家では、複数の補強工事を同時に行う必要があるため、100万円以上の費用になる恐れがあります。
介護リフォームの費用相場
高齢者や介護が必要な人が過ごしやすい家にする方法は沢山ありますが、介護保険制度で指定されている介護リフォームは、種類が決まっています。
リフォーム内容 | 費用 |
和式トイレから洋式トイレへの変更 | 30万~60万円 |
段差の解消やスロープの設置 | 5万~20万円 |
滑りにくい床材への変更(6畳) | 5万~10万円 |
手すり取り付け | 5万~10万円 |
軽い力で開け閉めできる扉に変更 | 15万~25万円 |
階段昇降機取り付け | 50万~150万円 |
なお、これらに付随して行われる補修や補強工事も、介護リフォームの一部とみなされます。
防音リフォームの費用相場
防音リフォームは、壁・床・窓それぞれの防音性を高める工事が行われます。
壁の防音リフォーム
壁や天井に遮音シートを埋め込むリフォームであれば、1面につき約15万円で行うことができます。
6畳の部屋であれば、80万円以内で行うことができます。遮音だけではなく、吸音効果も併せ持つシートを使うと、10万~20万円ほど割高になることがあります。
床の防音リフォーム
壁や天井と同様に、床も遮音シートや吸音材を入れて、防音性を高めることができます。
費用相場は6畳であれば10万~30万円ですが、より防音性を高めたい場合は、表面の床材も防音機能が付いたものに張り替えると良いでしょう。
防音機能付きの床材は、オーソドックスなフローリングやクッションフロアに比べると割高になりますが、15万~25万円の追加費用で、階下への音漏れや振動に強い床を手に入れることができます。
床の防音リフォームについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
窓の防音リフォーム
防音効果を持つ複層ガラスに取り替えることでも、部屋の防音性は高くなります。
窓の交換リフォームは、1カ所につき7万~12万円になりますが、複層ガラスにも、防音性に特化したタイプなどがありますので、予算に問題がなければそちらのタイプを選択すると良いでしょう。
窓の防音リフォームについてより詳しく知りたい方はこちらの記事へ!
断熱リフォームの費用相場
断熱リフォームには、屋内で行うものと、屋外で行われるものがあります。
リフォーム内容 | 費用 |
断熱カーテンに交換 | 5,000~8,000円/1カ所 |
床下の段熱 | 3,000~5,000円/㎡ |
天井の断熱 | 2,000~8,000円/㎡ |
複層ガラスに交換 | 7万~12万円/1カ所 |
リフォーム内容 | 費用 |
充填断熱 | 0.5万~1万円/㎡ |
外張り断熱 | 約3万円/㎡ |
断熱塗装 | 5,000~8,000円/㎡ |
防水リフォームの費用相場
防水リフォームは、外壁や屋根で行われます。
ひび割れが起きやすいモルタル外壁では、割れからの浸水を防ぐために、弾性塗料による防水リフォームが行われます。費用は5,000~6,000円/㎡ですが、塗装前の洗浄や下地調整費用なども加わります。
また、漆喰やコンクリート外壁では、内部の湿気を外に逃がしやすくするために、浸透性塗料による防水リフォームが行われます。費用は、約3,000円/㎡が相場です。
そのほか、コーキングと呼ばれる樹脂製の目地材が劣化すると、ひび割れや剥がれが生じて、雨水の浸水が起きやすくなります。劣化したコーキングを剥がし、打ち替える費用は、1カ所あたり約1,000円が相場です。
既に雨漏りしている場合は漏水カ所の特定や補修が優先され1万~3万円は必要です。
防犯リフォームの費用相場
防犯リフォームは、主に窓の強化がメインで行われます。ガラスを複層にして耐久性を高める方法だけではなく、ルーバーやシャッターを取り付けて、侵入者が寄り付きにくい見た目にする方法も効果的です。
リフォーム内容 | 費用目安 |
二重窓に変更 | 5万~10万円 |
防犯ガラスに変更 | 3万~20万円 |
ルーバー格子取り付け | 8万~30万円 |
雨戸の取り付け | 3万~11万円 |
手動シャッター取り付け | 7万~10万円 |
電動シャッター取り付け | 18万~30万円 |
そのほか、玄関ポーチや門まわりに、人感センサー付きの照明を設置しておくと、より防犯性を高めることができるでしょう。
また自分のスマホや警備会社に連動した防犯カメラの設置も大変有効な防犯対策です。
・外構に照明を設置:1万~3万円
・防犯カメラの設置:3万~10万円
最後にリフォームの費用相場を再掲します。
リフォームの業者選びで後悔しないために
必ず相見積もりを複数取って比較しましょう!
なぜならリフォームの費用・工事方法は、業者によって大きく異なるからです。
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